陽明経病
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/10/30 07:40 UTC 版)
伝統中国医学における陽明経病(ようめいけいびょう)は、六経病の一つで太陽経病が進んで次に起こる外感性疾病。三陰三陽病では陽明病である。陽明経(大腸経、胃経)に外邪が侵襲、陽明経が主るのは肌肉であり、その経絡は鼻をはさんで目に連なっている。そのため目が痛み、鼻が乾き、安臥することができなくなる。次に少陽経病に移行する。
三陽経病が病を受けても、未だ臓に侵入しないものは、発汗によって治癒しうる。
参考文献
- 教科書執筆小委員会著・社団法人東洋療法学校協会編 「東洋医学概論」医道の日本社 1993 ISBN 4-7529-5038-3
関連項目

外部リンク

陽明経病と同じ種類の言葉
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