二拍動詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 20:13 UTC 版)
二拍動詞では、「着く」「吹く」「伏す」「付く」などは共通語では「つく」のように尾高型のアクセントを持つが、上伊那方言ではいずれも「つく」のように頭高型のみになる。これは母音の無声化が起こらず、アクセントの山が移動しないためである。また、「切る」「食う」「降る」「来る」が付属語「て」「た」をともなう場合、共通語では「きって」のように尾高型を持つが、上伊那方言では「きって」のように頭高型のみである。そのほか、「織る」は共通語では「おる」だが、上伊那方言では「おる」、「行く」は共通語では「いく」であるが伊那市高遠町三義で「いく」。
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