空・海とは? わかりやすく解説

くうかい 【空海】

平安初期真言宗開祖醍醐天皇よりの贈号弘法大師讃岐香川県佐伯氏の出。幼名真魚。京で学び一八歳で仏門志した以来四国奈良修行勉学し、二四歳の時、儒教・仏教道教比較をした『三教指帰』を著す。三一歳に入唐し二年して帰り高雄山寺高野山東寺などで密教弘め学校綜芸種智院開き高野山寂した。能筆三筆一人とされ、『十住心論』他著書多数。ほぼ全国教化伝説がある。高野大師。(七七四~八三五

空海―勤念のかなた

作者澤田ふじ子

収載図書風浪の海
出版社広済堂出版
刊行年月2001.11
シリーズ名広済堂文庫


空海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/15 05:23 UTC 版)

空海(くうかい、774年宝亀5年〉- 835年4月22日承和2年3月21日〉)は、平安時代初期の諡号弘法大師(こうぼうだいし)。真言宗の開祖。俗名佐伯 眞魚(さえき の まお[1][2]




「空海」の続きの解説一覧

空海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/29 04:00 UTC 版)

15の春」の記事における「空海」の解説

佐伯真魚(空海の幼名)は15歳世間知らず少年で、一族期待背負い勉強いそしむ毎日だった。彼の唯一の楽しみ身分が違う少女ヨモギと会うことだった。

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空海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 14:27 UTC 版)

風信帖」の記事における「空海」の解説

詳細は「空海」を参照 中国では五筆和尚日本では入木道の祖と仰がれ、その書流は大師流、また嵯峨天皇橘逸勢とともに平安時代初期第一能書家として三筆称された。まさに日本王羲之ともいうべき不世出能書家である。 書は在唐中、韓方明に学んだが、唐の地ですでに能書家として知られ殊に王羲之書風影響多く受けた。また顔真卿、徐浩の書を習ったといわれるが、その当時中国素晴らしいものを迅速に消化して、これをさらに日本的な姿に発展させている。入唐前の24歳著述聾瞽指帰』は王羲之風ながら、帰国後の『灌頂歴名』、『風信帖』などは顔真卿書風看取される。 篆書隷書楷書行書草書飛白のどんな体にしてもそれぞれ他に類のない逸品残し、『風信帖』はその完成され書風の一頂点を示すものとして名高い

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空海(くうかい)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 06:56 UTC 版)

蒼天の拳」の記事における「空海(くうかい)」の解説

日本真言密教もたらした大阿闍梨。拳志郎が見る過去時代ビジョンにおいて登場する。唐における密教修行終えた時、空海は師の恵果の命によって、北斗神拳使い手である三兄弟伴って日本に帰国する。

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空海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)

仁王2」の記事における「空海」の解説

平安時代初期仏僧。唐に渡って密教学び日本に帰国後真言宗開いたことで知られる紀伊国高野山真言宗道場整備し、また庶民のための学校設立するなど、一僧侶に留まらない幅広い活躍結果仏法弘め衆生利益与えたとして“弘法大師”と尊称されるに至った。また“大師流”と呼ばれる書流を生んだ能筆家で“弘法、筆を選ばず”など、今に伝わる慣用句中にも名を残す守護霊朱雀

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空海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/01 03:05 UTC 版)

空海の風景」の記事における「空海」の解説

本作主人公真言宗開祖讃岐国多度郡郡司務め佐伯氏出身で、俗名は「佐伯真魚」(さえきのまお)。幼い頃より利発さを謳われ官界栄達することを期待した両親望まれ桓武天皇皇子伊予親王侍講であった叔父阿刀大足薫陶受けて大学寮入学するが、己の生と世界の成り立ちへの探求心強さから学業放り出して私度僧となり、遊行始めてほどなく密教を知る。超自然現象感応する呪術者的な体質とともに、それとは相反する高度な理論構築する論理的才能併せ持つ既存仏教宇宙本質穿っていない「顕教」と断じ宇宙胎内入って真理との一体化目指す密教こそが真の仏教考え仏教呪術分野として多分に雑多な状態にあった密教教義矛盾解消して狂いのない結晶体にまとめ上げインドにおいてそれぞれ個別成立した智(精神原理)を説く金剛頂系と理(物質原理)を説く大日経系という二つ体系融合させ、本家インド中国にもなかった独自の思想体系作り上げた

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空海(そらうみ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 04:03 UTC 版)

DOG DAYS」の記事における「空海(そらうみ)」の解説

フロニャルドの上空、雲の上にある。浮島の間にあるその空間には生き物精霊たち居り独自の生態系存在する到達するには厚い雲の層突き抜ける必要があり、シンクたちはシャル乗ってきた火竜ロープ固定し、それに掴まって行くこととなる。 星(ほしくじら) 空海を浮遊する山脈より大きい空飛ぶ精霊。国も領土もない空海の平穏司る存在で、人間神竜たちより以前からフロニャルド生きている。年に数度程度地上からも泳ぐ姿が見られる口を開けたときの吸引力は、火竜でさえも抗えないほど。 体内には空の巫女、空人(そらびと)と呼ばれる小柄精霊、そして星の民がいる。 星は、空海に漂う悪い成分を含む空気瘴気)を飲み込んで体内浄化する働きがある。空の巫女は星鯨の声を訊き、星の民癒しの歌祭りの歌を歌うことで星体調保たれ体内環境豊かになる瘴気は星体内病魔という形で現れ通常星の民歌の力により浄化される。しかし、病魔浄化しきれず体外溢れ出てしまうと、空海の島々地上にまで災厄が及ぶ可能性がある。 かつてアデライドたちも空人の里を訪れている。 ファリーヌ 声 - 高垣彩陽 星中にいる、星地上を繋ぐといわれる空の巫女。元々地上にいた土地神一族身体がとても大きい(正座したとき膝までの高さがシンクたちの身長とほぼ同じ)。右手には打撃部分がついたメリケンサック様の武器を、左手には数珠装備している。 普段水鏡使い、星体内だけでなく体外地上も観ている。千切った自身髪の毛から小さな分身生むことができ、シンクたちの誘導火竜捜索を担う。 グリ ファリーヌ使える黒いマスコットシャル使いであるペガと仲良し巨乳好きかもしれない。(ジェノワーズ3人を乳比べしてベール谷間飛び込んだファリーヌ分身とともにシンクたちを星の民が住む里へ案内する騒動終了後地上と空海の友好の証として三国連合贈られガウル託される幻獣呼ばれるペガと同種の生き物で、真の姿は羊の角が生えたグリフォンのような姿をしている。

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空海(くうかい)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 01:56 UTC 版)

聖☆おにいさん」の記事における「空海(くうかい)」の解説

弘法大師の賜号で有名な日本仏教界の偉人ショムジョ代表選手一人ブッダイエスショムジョ引退した入滅したため、2人ショムジョプレイしているところを見たことがなかった。

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空海(そらみ)

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女犯坊」の記事における「空海(そらみ)」の解説

竜水復活時、念仏寺法景手籠めにされていた大学生

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空海

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 12:49 UTC 版)

人名

 くうかい

  1. 日本史》 平安時代初期密教で、真言宗(wp)教祖開祖1.)にして真言八祖(wp)の八祖。774年宝亀5年) - 835年承和2年)。俗名(wp)佐伯真魚(さえきのまお)(うち、真魚幼名(wp))。法号空海灌頂(wp)・密号は遍照金剛諡号弘法大師の名でも知られ一般に「大師」「御大師おだいしさま」「お大師さんといえば、空海を指す。「弘法様」「弘法さん」とも呼ぶ。能書家としても著名で、中国では五筆和尚(wp)一人日本では入木道(wp)とされ、三筆(wp)筆頭にも挙げられる。
  2. 日本史》 室町時代(wp)戦国時代(wp)茶人東山流。通称は島右京

由来

室戸岬御厨人窟修行(wp)んでいた24彼の口に、明星飛び込んできて、そのとき悟りいたといわれるが、洞窟の中から見た景色だけであったため、それ以後、空海と名乗るようになった伝えられる。

諺・格言

解釈人間は、生まれて死に死んで生まれて何度も転生するが、生まれた始め無明(wp)真理などせず、死にんではの闇にあって真理解すには遠い人間というものは、いったい何度生まれ変われば生と死真理理解し得るのか。

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