遍照金剛

デジタル大辞泉

へんじょう‐こんごう〔ヘンゼウコンガウ〕【遍照金剛】

読み方：へんじょうこんごう

密教で、大日如来の名。光明があまねく照らし、金剛のように不滅であるところからいう。

空海のこと。

世界宗教用語大事典

へんじょうこんごう 【遍照金剛】

→ 密号

隠語大辞典

遍照金剛

読み方：へんじょうこんごう

1. 幾度も幾度も人に依頼することをいふ。大師信者が、「南無大師遍照金剛」を繰返して唱へるから起つたもの。遍照金剛は弘法大師の別名である。

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空海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/15 05:23 UTC 版)

空海（くうかい、774年〈宝亀5年〉- 835年4月22日〈承和2年3月21日〉）は、平安時代初期の僧。諡号は弘法大師（こうぼうだいし）。真言宗の開祖。俗名は佐伯 眞魚（さえき の まお）。

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遍照金剛

出典:『Wiktionary』 (2021/11/14 02:35 UTC 版)

名詞

遍 照 金 剛 （遍照+金剛　へんじょうこんごう）

1. 《仏教》　密教における、大日如来^(wp)の異名。大日如来の光は三千大千世界（仏国土）^(wp)(wp)を遍照（遍く照らすこと）し、その存在は金剛（仏典上で「最も硬い金属」といわれる物）さながらに不壊（堅固で壊れないこと）であることから。

翻訳

• 中国語 : 遍照金刚（遍照金剛）

人名

遍 照 金 剛 （遍照+金剛　へんじょうこんごう）

1. 《仏教》　空海の灌頂^(wp)名（密号）。遣唐使として渡った中国にて、師と仰いだ真言八祖^(wp)の第七祖・恵果^(wp)から授けられた。