燕温泉とは? わかりやすく解説

つばめ‐おんせん〔‐ヲンセン〕【燕温泉】

読み方:つばめおんせん

新潟県妙高(みょうこう)市にある温泉泉質炭酸水素塩泉硫酸塩泉硫黄泉など。


燕温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/04 16:06 UTC 版)

燕温泉
燕温泉の源泉
燕温泉
中部地方における位置
温泉情報
所在地 新潟県妙高市
座標 北緯36度54分07秒 東経138度08分48秒 / 北緯36.90189度 東経138.14667度 / 36.90189; 138.14667座標: 北緯36度54分07秒 東経138度08分48秒 / 北緯36.90189度 東経138.14667度 / 36.90189; 138.14667
交通 ETR妙高はねうまライン関山駅よりバスで約30分
泉質 含硫黄 - ナトリウム・カルシウム - 炭酸水素塩硫酸塩塩化物泉
泉温(摂氏 43.5 °C
液性の分類 中性
浸透圧の分類 低張性
宿泊施設数 5
テンプレートを表示

燕温泉(つばめおんせん)は、新潟県妙高市(旧越後国)にある温泉妙高戸隠連山国立公園区域内にあり、妙高高原温泉郷を構成する温泉地のひとつである。

泉質

温泉街

妙高山の東麓にある。妙高山周辺では最も高所にある温泉で、標高約1,100mの斜面に5軒の旅館と2軒の土産物屋が並んでいて、妙高山登山の東側の入り口になっている。バスの終点から登山道へ続く狭い道の両側に旅館などがひしめくように建っており、こぢんまりとした温泉街の情緒を醸し出している。

温泉街の奥に無料で入浴可能な2つの露天風呂黄金の湯」(男女別)と「河原の湯」(混浴)が存在する。両方とも妙高山の登山道沿い(別ルート上)に位置するが、「黄金の湯」の方が温泉街に近く徒歩約5分の所にあり、男女別で脱衣場も完備している。なお、冬期は積雪のため閉鎖しており入浴不可である[1]

「河原の湯」から数分歩いたところに日本の滝百選に選ばれた惣滝を展望できるポイントがある。近くには2004年冬まで燕温泉スキー場があったが、2005年冬から休止し、2007年3月に廃止が決定した。

野湯

燕温泉登山口より登山道(登り1時間20分、下り1時間)を登ったところに称明滝と光明滝があり、その滝壺に野湯「滝の湯」が燕温泉組合により整備されている(場所は 北緯36度53分54秒 東経138度7分48秒 / 北緯36.89833度 東経138.13000度 / 36.89833; 138.13000)。旅チャンネルの「野天湯へGo!」の第11回放送で山田べにこが訪れた。

歴史

温泉街として開発が計画されたのは1875年明治8年)からであるが、実際に温泉街が開かれたのは1895年(明治28年)である。1972年昭和47年)7月29日環境庁告示第11号により、関温泉と共に国民保養温泉地に指定された。

伝説

開湯伝説によれば、弘法大師の発見とされる。

アクセス

公共交通
自動車

脚注

  1. ^ a b 燕温泉 - 妙高観光ナビ(妙高観光局)
  2. ^ 関・燕温泉 国民保養温泉地計画書 (PDF) - 環境省、平成29年 (2017年) 9月
  3. ^ 妙高市市営バス”. 妙高市. 2025年9月4日閲覧。

関連項目

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「燕温泉」の関連用語

燕温泉のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



燕温泉のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの燕温泉 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS