風浪とは? わかりやすく解説

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ふう‐ろう〔‐ラウ〕【風浪】

読み方:ふうろう

風と波。

水面を吹く風によって起こる波。さざ波三角波など。風波


風浪

分野
波浪に関する用語
意味:
その場所で吹いている風によって生じた波で、個々の波は不規則尖っている発達した風浪ほど波高大きく波長周期長い

風浪(ふうろう)wind wave, sea

風によって起こされた波で、風域内で風の作用を受け続けている波をいう。これに対して域外出て峰が丸み帯びた波をうねりと呼ぶ。風浪は種々の方向に向かう、種々の波長周期)を持った波の集合で、個々の峰の尖った不規則な複雑な形をしており、その状態は正確に2次元スペクトル表される。しかし実用的に有義波や一次元スペクトルによる表現広く用いられる。風浪の大きさ支配するのは、風速と風の吹送距離連吹時間であり単純な条件下では、これらの値から有義波波高周期あるいは波のスペクトル予報することができる(SMB法PNJ法)。現在の予報では波のエネルギー方程式直接電子計算機で解く方法取られる

風浪

読み方:フウロウ(fuurou)

作者 木下順二

初出 昭和22年

ジャンル 戯曲


風浪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 03:04 UTC 版)

「波」の記事における「風浪」の解説

その場吹いている風によって引き起こされた波は風浪あるいは風波(ふうは、(かざなみ)と呼ばれる。風が海面に当たると、風と海水摩擦海面波立つ。風浪は波の上部が尖った三角形に近い形をしている。 風が強くなるほど風浪の高さは大きくなる傾向があり見た目形状変化する無風で波の無い状態の時は凪(なぎ)と呼ばれ海面質感はほぼ平坦になるこのような状態は「鏡のような海面」とも表現される。風がかすかに吹くと小さな波(さざ波)が立つ。風速が数メートル程度になると波頭なみがしら、(波の頂上部分)の風に飛ばされ視野広く見ると海面全体に白い部分チラチラピョコピョコ動いているように見える。日本では地域によってはこの状態を「兎が跳ぶ」と表現するこのような風と風浪の形状の関係を利用して、風浪から風速をおおよそ推定できる

※この「風浪」の解説は、「波」の解説の一部です。
「風浪」を含む「波」の記事については、「波」の概要を参照ください。

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風浪

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 05:39 UTC 版)

名詞

ふうろう

  1. 風と波。
  2. 風によって立つ波

発音(?)

ふ↗ーろー

「風浪」の例文・使い方・用例・文例

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