ふう‐ろう〔‐ラフ〕【封×蝋】
ふう‐ろう〔‐ラウ〕【風浪】
風浪(ふうろう)wind wave, sea
風によって起こされた波で、風域内で風の作用を受け続けている波をいう。これに対して風域外に出て峰が丸みを帯びた波をうねりと呼ぶ。風浪は種々の方向に向かう、種々の波長(周期)を持った波の集合で、個々の峰の尖った不規則な複雑な形をしており、その状態は正確には2次元スペクトルで表される。しかし実用的には有義波や一次元スペクトルによる表現が広く用いられる。風浪の大きさを支配するのは、風速と風の吹送距離・連吹時間であり単純な条件下では、これらの値から有義波の波高・周期あるいは波のスペクトルを予報することができる(SMB法・PNJ法)。現在の予報では波のエネルギー方程式を直接電子計算機で解く方法が取られる。
敷牢
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