風浪階級表とは? わかりやすく解説

風浪階級表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 21:00 UTC 版)

海況」の記事における「風浪階級表」の解説

世界気象機関WMO)の海況コードダグラス海況階級の定義を主に採用しWMO 3700として規格化されている。日本では風浪階級」と称し気象庁風浪階級表として告示されWMO 3700と同値となっている。下記に表を掲載する。これらの表の日本語訳上記告示等に従った次項うねり階級についても表を掲載する風浪階級は「海洋波を「風浪」と「うねり」に分けた場合の「風浪」の平均波高(1/3有義波高に相当)をクラス分けしたもの」であり、「うねり」については別の尺度存在するためである。どちらも0から9までの区分となっており、対照的に掲載する場合もある。 風浪階級(WMO Sea State Code) 波高(Wave Height)説明(Characteristics)00m 鏡のようになめらかである (Calm / glassy) 10.1m 未満 さざ波がある (Calm / rippled) 20.1m 以上 0.5m 未満 なめらか、小波がある (Smooth / wavelets) 30.5m 以上 1.25m 未満 やや波がある (Slight) 41.25m 以上 2.5m 未満 かなり波がある (Moderate) 52.5m 以上 4m 未満 波がやや高い (Rough) 64m 以上 6m 未満 波がかなり高い (Very rough) 76m 以上 9m 未満当荒れている (High) 89m 以上 14m 未満 非常に荒れている (Very high) 914m 以上 異常な状態 (Phenomenal) 「波の高さ」とは、観測している波浪系の中で比較大きな形の良い波を観測して得られる平均波高である。 丁度境界に当たる高さの場合は下のコード値とする。例えば、波高2.5mの場合にはコードは4とする。

※この「風浪階級表」の解説は、「海況」の解説の一部です。
「風浪階級表」を含む「海況」の記事については、「海況」の概要を参照ください。

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