なのる

デジタル大辞泉

な‐の・る【名乗る／名^▽告る】

読み方：なのる

［動ラ五（四）］

１ 自分の姓名・身分などを相手に告げる。「名を—・ってから話を切り出す」

２ 自分の名としていう。称する。「芸名を—・る」「二代目を—・る」

３ 売り物の名を呼ぶ。

「海老、鰯(いわし)、小貝やうの物、—・りて過ぐる事も明け暮れなり」〈鶉衣・七景記〉

[可能] なのれる

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

なのる

出典:『Wiktionary』 (2021/10/27 18:03 UTC 版)

語源

古典日本語「なのる」 < 「な」（名） + 「のる」（告る）

発音

• (東京) なの​る [nànóꜜrù] (中高型 – [2])
• IPA^(?): [na̠no̞ɾɯ̟ᵝ]
• (京阪) なのる (平板型)

動詞

なのる【名乗る、名告る】

1. 自分の名前や身分を相手に告げる。
2. 自分の名とする。称する。

派生語

• なのり

語源

「な」（名） + 「のる」（告る）

発音

三拍動詞一類^(?)

• 連体形

  (平安時代)なのる

  (南北朝時代)なのる

  (室町時代)なのる

  (江戸時代)なのる

動詞

なのる【名告る、名乗る】

1. 自分の名前（なまえ）や身分を告（つ）げる。
2. 称する。
3. （生き物が）鳴（な）く。

なの-る 動詞活用表（日本語の活用）

ラ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
なの	ら	り	る	る	れ	れ

諸言語への影響

• 現代日本語: なのる

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「なのる」の例文・使い方・用例・文例

• 平氏という,平の姓をなのる一族