荒岩家とは? わかりやすく解説

荒岩家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 15:47 UTC 版)

クッキングパパの登場人物」の記事における「荒岩家」の解説

福岡県福岡市東区花椎実在の地名香椎テレビアニメ版では福岡市中央区桜坂3丁目。テレビドラマ版では周辺ヤフードーム福岡タワー見え海沿いであった)に住む一家長男大学進学に伴い沖縄県在住後、就職に伴い大阪市在住作品開始当初アパート住まいだったが、第27巻COOK.268で2軒隣の一軒家引っ越した132巻で一軒家新築することになった立花山近くの、一味父親気に入った場所である。愛車三菱・デリカスターワゴン日産・セレナ。また連載初期で、日産・ダットサンバネットコーチを借りている。他にも一味通勤用として原付スクーターもある(ホンダ・イブスマイル→ホンダ・リード→まことからプレゼントされヤマハ・VOX)。 荒岩一味 - あらいわ かずみ(声:玄田哲章少年時代山口勝平〉 演:山口智充本作主人公連載開始時から登場初登場時31歳130巻現在40代中盤金丸産業営業二課課長(第96巻COOK.924以降)。 プロ級の料理の腕を持つサラリーマンありとあらゆるジャンル国籍料理菓子酒・飲み物も含めた)に対し深い知識とそれを作る腕前持ち人々様々な料理振る舞う時にレシピ教えたり料理作成陰ながら手助けしたりもする。 作るだけでなく食べる方も大好きで、かなりの大食漢。味に対してこだわりを持つが、それは初め食べ料理自身再現するために分析しつつ味わうという感じ他人に料理振る舞われた時は、批評求められた時以外はほぼ「うむ! うまい!」と笑顔食べ批判文句を口にすることは全くない。3人の家族美味しいものを食べた時の人々の笑顔何より愛する。プロ料理人目指さなかったのも、虹子笑顔を見るのが好きだった語っている。 また虹子ほどではないが酒豪である。二日酔いになることはたまにあるが、酒乱になることは全くない。 第130巻現在における家族構成は、妻・虹子長男・まこと、長女・みゆきの3名。また、ペットとして雑種ベイ飼っている。親族としては母・カツ代義父吉岡夫婦7歳違いの妹・味知と義弟根子田夫婦、その息子で甥の空吾と洋平がいる。他に久留米祖父祖母、味知夫婦結婚式の回で北九州従姉がいた事が語られている。 通称は「岩ちゃん」、虹子「あなた」あるいは「かずさん(主に結婚前回想シーン結婚20周年イタリア旅行の回)」、まこと・みゆきは「とうちゃん」、部下は「主任」→「係長」→「課長」(部下一部とその家族夢子ユミなど)はさん付け)と役職名で呼ぶ。 一人称普段は「オレ」、改まった席では「私」だが、初期ごくまれに「僕」であったことがある基本的に標準語で話す事が多いが、ドラマ版では博多弁用いていた。99巻など中学時代や味知の幼少時エピソードには博多弁で話す描写がある。 身長180cm、体重80kg(第1巻COOK.7時点)の堂々たる巨体持ち主体格相応に力が強く町内会相撲大会ではピンチヒッターながら大将務めたり、社内野球大会では特大ホームラン放ったりと、スポーツ方面でもそれを活かして活躍するが、反面走るのが非常に遅い。この一面まことに受け継がれており、小学校徒競走の際、虹子に「まこと遅いもんね、誰か似て…」と評されている。 トレードマークカツ代譲り巨大しゃくれたアゴ。それと併せて全体的な顔の印象は非常にいかつくヤクザすら一瞬怯ませるほど。幼い子供あやそうとうっかり顔を近づけると火がついたように大泣きする描写もあり、本人田中長男・元輝が生まれて間もなく田中宅を訪れた際、自身の顔を見て怖がらない元輝を見て「普通、1歳の子供は俺の顔見ると泣きだすんだがなあ」と夢子語っている。田中次男・結輝は特に、一味怖がる素振りはないが、第117巻で大阪出張中の田中代わりに一味節分の鬼に扮し場面ではその容姿大泣きする場面がある。 性格至って真面目、几帳面、かつ厳格面倒見がよくお人好し人情家でもあり、人望厚く友人も多い。 仕事には厳しく職場ではしょっちゅう自社ビル震えるほどに怒鳴りもするが、日常生活においては至って温和であり、家族に対して本気で怒ったり、手を上げたりしたことはほぼ皆無作中確認できる唯一の例外は、自分と約束破って一人海釣り行ったまことの頭を拳で軽く突いたこと(第39巻COOK.392)。アニメ版では声を荒らげて叱り尻を叩いている。しかしその際怒りっ放しではなく、その直後彼の釣り上げたチヌ指して、「このチヌ立派だでかしたぞ!」と、きちんとフォローをしている。怒鳴り対象である田中に対しても、後で家に食事招いたり、釣りに連れ出したりなどで労い励ましを送る良き上司である。 会議席上では堂々たる姿勢で臨むが、仕事が絡まない場面結婚式スピーチなど)で人前に立つのを苦手とするなど、基本的には目立つことを嫌うはにかみ屋である。また、気まずくなるとわざとらしく咳払いして誤魔化す癖がある。アニメ版ではカツ代に「晴がましい席で人前に立つと金縛りにあったかのように何も言えなくなってしまう」とまで言われ小学高校時代にそれで失敗した経験語られた。当初会社人間には自分料理をすることをひた隠しにし、料理用意する度に「○○別の人物)が作った」「買ってきた」「たまたま出来た」などと咳払いしながら誤魔化す事が定番となっていた。外部人間にも隠せる時は隠す事が多かった。これに関しては、作者が自ら語っているように、作品発表当時御時世の「なぜ男が料理するのか?」という雰囲気反映している。 しかし物語が進むにつれて徐々に周囲発覚していき、けいこに迫られた際に虹子後押し受けてようやく公開了承その後係長昇進契機周知され昇進祝いパーティーでは一味振る舞ってきた料理を皆がそれぞれ作って持ち寄る形で、それまで感謝の気持ち受けた(第51巻COOK.504)。 料理始めたきっかけは、6歳で父を亡くし多忙な母に代わって学業合間に味知の面倒を見る日々送っていた小学6年生の時、出来合い総菜嫌って泣く味知を慰めるため、思いつき余った食材使い適当に具沢山卵焼きこしらえた事から(第4巻COOK.37)。この時の彼女の笑顔触発され以降毎日のように台所に立つうち、次第料理のめり込み腕を日々磨いていった。それが実を結び博多大学福岡大学モデル)に進学する頃には既にプロ級の腕を持つに至りあちこちで腕を振るった結果、それが現在まで語られる同校「伝説」化した。 妻・虹子とは大学在学中当時新聞部副部長であった本に頼まれ出席した博多女子大新聞部との会合出会った(第43巻COOK.431)。たまたまその時博多女子大側の料理当番をしていた彼女に代わってカレー作り会合終了後酔い潰れた彼女を部屋まで送り届けたのが縁で交際始め金丸産業入社後初の給料日プロポーズし(第47巻COOK.467)、そのまま結婚。後にまこと・みゆきの二児授かった第21巻COOK.204)。 主任となって部下率い仕事家事没頭する日々送り連載中主任から係長に(第51巻COOK.504)、さらに営業二課課長に(第96巻)昇進している。 極度高所恐怖症飛行機恐怖症という弱点持ち遠方への出張の際はわざわざ朝早く電車新幹線利用してまで、飛行機に乗るのを避けようとする(第1巻COOK.9)。またIT機器扱いも非常に苦手で、携帯電話もつい最近まではメールすら打てなかったが、みゆきのために必死に習得(第84参照)し、みゆきからの初メール大事にしている模様。現在は携帯どころかスマートフォン持ちパソコンすら自在に使いこなせるまでになっている。他にカラオケも苦手(初挑戦はみゆきに習ったとなりのトトロ主題歌)で、ファミコン始めとするコンピュータゲームの類も、頭から否定するほどではないがあまり好きではないらしい(第4巻COOK.40)。 趣味料理始めとする家事全般釣りギター水泳ギター中学時に、隣に住んでいたノブさんから古いギター譲り受け始めた(第34巻参照)。水泳中学1年時に自力覚えクラスマッチ優勝した経験もある。まことが水泳始めてからは、毎年夏の終わりに親子競争している(劇中話)。まことが小学生のころは一味のほうが速かったが、まことが中学1年生時に初め敗北し息子成長喜んだ好物初期(第20巻前後)だとキノコ類で、手製弁当には必ず入れるほど。けいこほどではないが、タケノコも春が感じられるので好きらしい。嫌いな食べ物苦手な食べ物のある描写今のところ見られない。 母のカツ代共々この手料理人キャラとしては珍しい喫煙者であるが、日常的に吸っているヘビースモーカーではなく、現在では、あくまで稀に思い出したように時々嗜む程度喫煙しかしていないモデル前作大字・字・ばさら駐在所」の登場人物である「源さん」で、実在人物である。しかし、「大字・字・ばさら駐在所第3巻巻末掲載され実在本人写真を見る限りトレードマークの顎はしゃくれておらず、作者独自の脚色であることがわかる。 一味の変装 大学時代からの友人であるテレビ局のディレクター・酒本康喜に担当番組への出演番組内での調理頼まれることがある料理をしている事自体基本的に隠しているのと元々はにかみ屋なので自分自身正体テレビで暴露されるのを嫌ったからだとはいえ毎度毎度わけのわからない変装させられるため、彼自身はこの「出演依頼」を大変迷惑がっているが、酒本に拝み倒され周り人間(主に虹子)にのせられ挙句結局無理やり出演させられている。酒本が押しかけて来ただけでテレビ出演だと分かるようにもなってしまった。 変装内容及び登場巻・話数以下の通りデーモン岩第3巻COOK.27、第10巻COOK.98、第110巻COOK.1069) 架空のロックシンガー。番組内での紹介曰く、「博多のロックシンガー、料理の腕はプロ級」。 派手なヘアスタイル革ジャンサングラスと、普段一味からは想像不可能なロッカー・スタイルに身を固めている。アニメ版では髪にメッシュまで入れられており、より一層派手な姿になっている担当する番組出演予定料理研究家出演急にキャンセルされ困り果てた酒本が、代役として呼び出した一味部下スタイリスト頼んで本人わからないようハデに」変装させた結果誕生した姿。 あまりに意表突いた変装内容であるためかこの変装成功率はかなり高く同僚部下だけでなく初見では実の息子のまことですら見抜けなかった。田中至っては、本人面と向かって「まるでアホ」「主任をうんとガラ悪くした感じ」と酷評したほどであったが、虹子夢子両名にだけはさすがに一目見破られていた。また、135巻では深夜再放送されていたようで、頓田課長にもビデオ何度も見られ見破られた。アニメでは料理をしている事を隠していた時期ではあるが、まこととみゆきの他、東山常務にも見破られており、田中にも一時怪しまれたほどである。また、みつぐがファンになっている自身は、第10巻COOK.98の時点でこの変装について「だんだん気に入ってきた」と述べていたが、第26巻COOK.255では「あのカッコウはもうごめんだぜ」と述べていることから、前記台詞は彼なりの冗談であろう推測される。 現在は会社社員にはほぼ周知されている。その後素顔MHK「きょうのお料理」に出演することになり、司会後藤田後藤繁栄モデル)と料理をしている。稀にテレビ関係なくデーモン変装するシーン近年では見られ更には上記のようにかつては容姿酷評した田中が、暴走気味なノリ見せ場面ありながら「デーモンブラザーズ」と称して共演することもある。 コロッケ大王(第26巻COOK.255) 架空の人物番組内での紹介曰く正体不明、おいしいコロッケあるところどこにでも現れるアラビア風の衣装爪先反り返った靴、顎ヒゲ蓄え頭にはターバン巻きだめおしとして額にコロッケマーク貼り付けるという、極めてうさんくさい姿をしている。 花椎商店街にあるコロッケ専門店久保商店」を紹介する番組制作するため、その一環として一味出演決めた酒本が彼の配役として考案した姿。 一味番組台本読んでこの変装内容知りデーモン岩上の拒否反応示したが、例によって周り押し切られ結局これを承諾した収録日会社勤務日であり、やむなく社の昼休み出演した一味は、変装付けヒゲ付けたままの姿で社に戻ってしまい、田中始め部下同僚そのこと散々笑われる羽目になった荒岩虹子 - あらいわ にじこ(声:勝生真沙子 演:富田靖子一味の妻。旧姓不明連載開始時から登場。 第130巻現在、年齢40代中盤。ニチフク新聞文化部副部長(第129巻COOK.1259以降)。 メガネを外すとほとんど何も見えないほどの極度近視本人曰く両目とも0.01」)で、小学校高学年の頃から度の強い眼鏡をかけている(第4巻COOK.38においてメガネ壊してしまった際は、そのために会社大騒動巻き起こしている)。連載開始当初は瓶底メガネで瞳はメガネ外した時以外は見えなかったが、上述壊した回から徐々にメガネ越しでも瞳が描かれるようになりにメガネ越しに瞳が描かれるようになったメガネを外すと美人で、田中一瞬一味の妻である事を忘れて惚れており(第9巻COOK.83)、アニメではメガネ壊れて裸眼数日過ごした際には周囲話題になったほどである。40超えてからは自分の胸を差してぺったんこだから…」と呟き嘆くシーンもあるが、実際にはそんなこともなくプロポーションはかなり良い大学時代ポニーテールであったが、結婚しばらくしてひっつめ髪へと髪型変えた学生時代卒業旅行行ったあと、感動のあまり一味相手語りつくした挙句声が出なくなり耳鼻咽喉科行って医者診断は「しゃべりすぎですね」だった)しばらく筆談生活したこともあった。 ファッションについて家庭内ではそれなりにバリエーションがあるのだが、通勤就業時はスーツの上下にチェックブラウスというスタイルのみで通している。 運転免許所有しているが普段は全く運転せず、仕事でも家庭でも他人任せであるが、いわゆるペーパードライバーではなくまことの運転免許教習中の駐車練習のため、20年ぶりに会社駐車場まで自家用車運転し駐車の際の模範運転彼に見せていた。 4、5歳の頃に熊本県山中祖父母預けられ野性的な生活を送っており、男性記者怯むような辺境秘境でも平気で取材赴く行動力を持つ。また知的好奇心富み、何にでも関心持ち文化芸術全般造詣深く、常にプロ記者としての目を持って物事を見る。正しく新聞記者の鑑のような人物であり、深井文化部長を始め同僚部下信頼も厚いバリバリキャリアウーマンである。 その反面家事何をやらせて一切だめで、そのひどさたるや両親には完全にサジ投げられカツ代には「気持ちいいくらい何ひとつできんね」と大笑いされる(第103巻COOK.998)ほどであった。しかし一味自分料理をする事を隠していた頃は、一味料理数々虹子作ったという事になっていた為(あるいは周囲勝手にそう思い込む為)、周囲の人間には料理の達人思われていた。本人多少焦りつつもそれを受け入れていたが、アニメ版ではあまりにも平然と嘘を吐く一味困惑表情見せシーンもあった。料理以外の家事当初全て一味任せきりだったが、みゆきを授かった頃からは徐々にそれが改善され、現在ではごく普通に家事をこなせるまでになっている。ただそれ以前から、苦手ながらも料理に関してちょっとした思い付き偶然などで、美味しいものを作り上げることがたまにあり、その際センスのよさは一味にも感心されている。また、料理の腕前酷さは、一味知り合うきっかけにもなった学生時代のエピソードでも描かれカレー調理任され時にジャガイモの皮を剥かずそのままカットし友人たちから呆れられ、偶然居合わせた一味隠し味用いるなどして作り直したが、その際も、一味あくまでも虹子作ったもののように、参加者振る舞っていた。 夫と子供以外の親族両親健在上述祖父母祖母早く亡くなり祖父127巻COOK.1235で死去夫と子供たちへの愛情誰にも負けず明る性格から誰からも愛されている。連載当初一味から電話が来ると、その直前までキビキビ仕事をしていても急に甘ったるい雰囲気になって周囲ズッコケさせ、会話後は受話器何度もキスをしていた(一味の方は、電話口半ば呆れていた)。 煙草吸わない無類酒好きであり異常に強い。田中サシで酒を飲みまくった際、彼女だけがまだまだ飲めるような顔をしており、酔い潰れ気味の田中に対して意外に弱いのね」と述べ一味に「お前が強いの」と突っ込まれるほどの作中きっての大酒豪である。初期泥酔して帰宅することも多かったその後改善妊娠する逆に酒の匂い気分悪くなり、作中一味はそれでみゆきの妊娠知ったまことの時も同様のことがあったため)。 趣味に関して作中では特に語られてはいないが、子供の頃からスポーツ万能。特にテニスは、高校時代テニス部キャプテン務めた腕の持ち主であり、長いブランクにも拘らず未だにその腕は衰えておらず、金丸産業テニス大会ではそれを活かして大活躍した(第29巻COOK.285)。釣り一味やまこと同様に好きなようで、取材男女群島へ出かけた際にはイシダイ釣り上げている(第1巻COOK.5)。 好物松茸ウニ一味料理食べることが何よりも楽しみである(一味ヨーロッパ出張長期不在になったり、みゆき出産のために入院する際には、彼の料理がしばらく食べられないのが残念、と嘆いていた)。 好き嫌いは全くと言って良いほどないが、唯一レバーだけは苦手。みゆきを身ごもっている際に、においに敏感になる時期であるだけに余計に苦手になってしまったが、一味バー出た料理再現したレバーパテ」によって克服した(第18巻COOK.173)。また乳糖不耐症で、牛乳プリンなどに調理しないと摂れない。 明るムードメーカーのように描かれていることが多いが、少し生真面目すぎて悩むときはとことん悩み(特に記者として社会人として今の日本文化世相憂う時が多い)、他のことに手がつかなくなる(上の空になる)のが珠に瑕。産後うつ経験もあり、幼少時のまことを2階から突き落とそうとした心情陥ったこともある(第54巻COOK.532)。 荒岩まこと(荒岩誠) - あらいわ まこと(声:高山みなみ 演:花岡拓未) 一味虹子長男4月25日生まれB型1巻では「荒岩誠」表記であるが、その後は「荒岩まこと」表記運転免許証では「荒岩まこと」である。作者欄外に書くコメント表紙裏の作者のコメント文章でも「まこと」である。 連載開始当初小学2年生だったが、両親愛情受けてまっすぐに成長。「勉強したい学科がある」と沖縄県の琉国大学に進学し、第140巻で卒業専攻学科最後まで明かされなかった。大学卒業後は大阪市農人橋交差点近くにある大規模ビルに入るイベント会社「花浪企画」に就職。しかし、さなえとのデート訪れた京都市イタリア料理店イル ゴットーネ」の料理衝撃を受け、オーナーシェフ笹山直談判。花浪企画退職し厨房に入る事を目標ホールスタッフとして就職する(COOK.1501)。アニメ版では最後まで小学生のままであるアニメ終盤エピソードでは原作では中学生になっているものもある)。 一人称幼少期は常に「ボクであったが、中学3年くらいから「オレ」が大部分である。 言葉遣い標準語で、話し方おとなし方だが、一味向かって○○しような」や「だぜ!」など、たまに生意気とも取れ物言いをすることもある。九州弁はほとんど使わないが、東京行ってさなえと会うとつい出てしまう。沖縄方言が出ることもある。 料理上手何事にも頼りになる父・一味尊敬しており、小学生の頃から一味と共に台所に立つことも多かった。元々の料理センス悪くない上に持ち前器用さ上達早く、現在ではかなりの腕前である。それでも父の料理憧れ目標考えているようで、「とうちゃん料理にはかなわない」「やっぱりとうちゃん料理最高だ」等、度々口にしている(第55巻COOK.543の一味とのタコ料理勝負では勝ったが、あくまで最初からまこと贔屓であったみゆきの判定であり、まこと本人内心では父の方が上だと思っていた)。 大学生活時代は寮に住んでいて、先輩達から料理番任されていた。またひょんなことから沖縄居酒屋「まかい」で調理担当アルバイトとして雇われ日々腕を振るっていた。就職後の家は大阪市難波千日前道具屋筋商店街中華鍋など生活用品一式大量に購入して持って帰れるところにあるワンルームマンション一人暮らし、家の近くスーパー玉出がある。 性格真面目、積極的で、人見知りもせず常に前向き明るい。他人には親切で、世話好き。年の離れた妹・みゆきとは非常に仲が良く風呂入れたり、食事やおやつを作ったりと、共働き両親に代わってよく面倒を見ている。一緒にサイクリングに出かけたりゲーム対戦したりと、2人で遊ぶ事も多い。また親思いであり、就職してから母の日難波髙島屋プレゼント買って贈ったり、父の日にはわざわざ福岡帰ってオムレツ作っている。 アニメではまこと視点の展開も多く子供の視点から物語を追うもう一人主人公のような位置付けとなっており、ナレーション次回予告担当している。当初純真な子供として描かれていたが、みゆきが誕生してからは兄としての自覚芽生えた為か精神的な成長見られ、みつぐや田中奇行手厳しいツッコミ入れ場面見受けられるようにあった(声のトーン放送が続くにつれて若干低くなっている)。また、田中を「田中兄ちゃん」と呼んで原作以上に慕っており、田中が味知と結婚する思いこんだり自分アパート二階引っ越して来ると聞いた時には大喜びしていたほどで、田中手痛い失恋をした際には相手側の女性批難する事もあった。 学業成績はごく普通。一味似のがっちり型の体格のため力は強いが、父親同じく足は遅い。背丈は母・虹子追い抜いた大学生のまことが描かれイラストでは背丈一味とそう変わらない一味沖縄行ったときにはまことのTシャツ大きさ合っていた。 顔立ち整った好青年である上に性格的に女心擽るためか、本人が全く意識せずとも惚れられてしまう非常にモテるタイプであり、現在の彼女であるさなえは勿論、あゆみやえつ子にもかなり熱烈な想い寄せられている。初対面女性にも好印象持たれることが多く虹子とのデート117巻COOK.1139)前の待ち合わせ時で女性から誘われ所謂逆ナンパ)たり、その直後向かった先のカフェ女性店長にも褒められ店員の目がハートになっており、違う店で偶然鉢合わせした末田にも「イケメンと言われている。 スポーツ方面では一味影響からか水泳が得意で、水泳教室にも小学校から通い中学高校でも水泳部入っていた。中学3年県大会進出し、5位という成績残したまた、それでは別に中学生まで少年サッカーチームポジションフォワード)と子供会相撲参加していた。 趣味料理釣りギター本人基本的に一途であり、小学3年の頃から学校マドンナ吉永さなえと互いに好きあって、現在も継続中(さなえが初恋であるため失恋知らず本人もそれを認めている)。高校生時に大濠公園キスをしようとしてさなえに拒絶されケンカ状態になるものの、みつぐやえつ子助言仲直りしている(第92参照)。大学入学後にはさなえとキスをしているような描写見られるため、仲は順調に進展しているようである。えつ子からも好かれており、中学3年時告白されたが、その時点でえつ子はまことを諦めていた。しかし海水浴行った際、えつ子ナンパされそうになったとき「オレ連れなんで」といって男を追っ払ったまことにときめいてしまう描写があり、えつ子側はまだ恋慕割り切ることができていない好物エビフライ肉団子ピカタ辛子明太子ハムチーズ。父・一味同様に好き嫌いないようで、何でもよく食べる(本人曰くとうちゃん料理がおいしいから」とのこと)。また酒は結構強いほうで、よく飲酒する一味教育影響か、他人に比べて流行りものには晩生携帯電話初め入手したのは第92時点と、同級生のみつぐ・ヒロユキ・オサムなどに比べて非常に遅かった自宅ゲーム機があるのを確認出来るのも中学時代自分お年玉買った時(第48巻COOK.470)が最初である。 愛車沖縄購入したヤマハ・ジョグアプリオ→カツ代吉岡買ってもらったホンダ・モンキー荒岩みゆき - あらいわ みゆき(声:高山みなみ 演:櫻井詩月) 一味虹子長女美しの日に生まれたことから命名された。 第17巻虹子妊娠判明、しかし高齢出産であることから帝王切開による出産誕生した第21巻COOK.204)。第140巻現在は中学1年生で、小学6年生のとき他の女の子比べ遅かった初潮迎えた(第114巻COOK.1102)。 母に似て賑やかでワイルドな性格感動すると「うきゃー」と叫ぶ(虹子若いころ叫んでいた)。テレビゲーム女の子向けの遊び好まずヒーローもののテレビ番組相撲を好むという、多分にボーイッシュ部分がある。しかし女の子としての魅力がないわけではなく作中何人かの男の子異性として意識され想い寄せられていることが伺えシーンがある。 鈍足な父や兄とは違って俊足誇りソフトボール大会出場した際は、それを活かして大活躍した。またウインタースポーツ商店街面々やまことと一緒にスキー行っていたこともあり得意。スノーボードも得意である。第140巻では中学生になり、バドミントン部美術部入部する基本的にズボン着用し保育園卒園式(第63巻COOK.613)や小学校入学式(第63巻COOK.615)、音楽祭(第107巻COOK.1034)などを除いてスカートをはいたことがない髪型ショートカットで、男の子間違われたこともある(第75巻COOK.730)。 兄のまこととは10歳もの年齢差があるが、兄妹仲はとても良い。ほとんど標準語の兄と違いところどころ九州弁みられる。 わらび保育園生後半年ころから預けられ6歳まで通った保育園の頃は泥遊びと絵が大好きで、特に人の顔を描いてプレゼントすることを喜びとしていた。小学校授業では、図工スケッチ終わらず夢中でスケッチ続けて次の国語授業突入したこと(第64巻COOK.626)や道草をして給食時間学校到着した(第72巻COOK.707)ことなどがある。 アニメ版では最後まで無邪気な赤子幼児として描かれている。赤子らしい無邪気さ純真無垢さがほとんどのエピソードクローズアップされており、場を和ませたり登場人物の心を解きほぐす事が多く主役エピソード多数描かれたりと、家族温かさ象徴する存在としての役割強調されていた。また、髪型原作違ってタマネギのように逆立つになっており、ボーイッシュさはほぼ無くスカート日常的に履くなど、原作とは外見キャラクター性共に大きく変更されている。 好物タマネギで、牛丼では牛肉よりもこちらを好んで食べるほど(第36巻COOK.359)。母・虹子同じくレバーが苦手で、一味の「レバーパテ」すら敬遠してしまったが、田中花田考案した「トリレバーグ」だけは喜んで食べていた(第42巻COOK.420)。また、田中ハロウィンパーティ使ったカボチャマスク脅かしたため、一時期カボチャ食べられなかった(第65巻COOK.636)。 また一味やまこととは違い料理虹子譲りなのかあまり上手くはないことが多かった一部例外もあり、「白身魚シャカシャカ焼き」などは皆に好評だった)が、独創的な発想から料理を作る事が多い。95巻ではもんじゃ焼き缶コーヒー甘栗ゴーヤ洋ナシ無花果、アロエジャムなどを混ぜたりもしたが、96巻では大学入試控えたまことに「キンカングミ」を作り最近では魚料理まことの得意だったという大根入ったカレー作るなど(第135巻)腕前上達している。138巻では、腰を痛めたカツ代代わりアドバイスを受けながら、ゆべしを作っている。 ベイ(声:冬馬由美) 荒岩家の忠実な飼い犬小型雑種だが賢い。第30巻COOK.294で初登場田中ベイサイドプレイス博多埠頭で見つけてきたことから名づけた。当初肉まんをくれた田中付きまとっていたのだが、アパート暮らし田中飼えず、いくら追い払って離れなかった為にやむを得ずとばしたアニメでは真似をして吠えて追い払った)ことで田中離れた直後一味が「家族を飼おう」と考えている事を知った田中は、このを荒岩家で飼ってもらうおうと探すも見つからず途方に暮れていたが、たまたままことが自宅に連れて帰っていた為、そのまま荒岩家の一員となった田中も一応飼い主ということになっているアニメでは田中追い払われた後は、まことが連れ帰るまでもなく自ら荒岩家にやってきた。原作違ってこの時点では荒岩家はまだアパート住んでいた為に飼えず、吉岡家引き取られるとなった。一応、荒岩家が一軒家引っ越す際には引き取るになっていたが、次第吉岡愛着湧きいつしか吉岡家一員として定着していた。しかし平屋への引越し時にみゆきが前のアパート帰りたがってぐずるのを見兼ね吉岡譲り改めて荒岩家で飼われることになる。

※この「荒岩家」の解説は、「クッキングパパの登場人物」の解説の一部です。
「荒岩家」を含む「クッキングパパの登場人物」の記事については、「クッキングパパの登場人物」の概要を参照ください。

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