用語舞台とは? わかりやすく解説

用語・舞台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 15:10 UTC 版)

バイオハザード: ヴェンデッタ」の記事における「用語・舞台」の解説

A-ウィルス(Animality-Virus) アリアスロス・イルミナドス教団残党協力経て作り上げたウイルスプラーガ似た遺伝子構造持ち感染者ゾンビ)は敵味方区別ができる他、ラジコン操作したり、表情変化させるなど若干知能残されている。「Animality」とは「獣性動物性」という意味。 発症メカニズム複数種のウイルス分割しているのが特徴で、単体では発症しないメインウイルス活性機能有するトリガー組み合わさる事でゾンビ化引き起こしワクチンの接種発症抑制するワクチン発症抑制だけでなく、感染者攻撃対象から外させる敵味方識別装置としても機能するt-ウィルス等とは違い肉体的な損傷少なく、更に完全発症した後でワクチン投与すれば治療する事が出来る。 強化型A-ウィルス アリアスA-ウィルスレベッカ研究データ試作ワクチン投与したレベッカ血液元に強化したA-ウィルス臨床実験兼ねてレベッカ投与されたが発症する前にアリアス隠し持っていたワクチン投与(吸引)したため効果不明毒性強まった為に注射投与しなければならないという欠点を持つ。 試作型ワクチン レベッカアメリカ国内頻発して起こっていたゾンビ事件の原因に対して作成した試作ワクチン作成直後マリアによって換気口利用したバイオテロ起こりレベッカ感染したため自らに投与事なきを得る終盤において、レベッカクリスらに託した彼女の血液からさらに精製されワクチンが、ニューヨークバイオテロ対応に向かうクリスレオンシルバーダガーらに投与されている。いずれもA-ウィルス発症抑える効果はあるものの、敵味方識別装置としての効果持たない為、アリアスには不完全と評されている。 BSAA Bioterrorism Security Assessment Allianceの略。 バイオテロ情報収集予防制圧行なっている組織作中ではクリス・レッドフィールド筆頭少数精鋭の「シルバーダガー」の3名が登場ニューヨークでバイオテロ発生時は現地警察SWAT共同で対応にあたったが、感染者による被害規模大きさからシルバーダガーへのバックアップままならず支援軽装甲車とバイクの1台ずつのみで終始クリスシルバーダガーレオンらが事態の収拾当たっていた。 DSO Division of Security Operationsの略。 レオン・S・ケネディ所属する大統領直轄エージェント組織今作ではレオン以外の構成員はあまり登場しない本編開始前任務経緯映画本編小説版によって異なっており、本編ではSWATとの爆破テロ協同捜査小説版ではかつてディレック・C・シモンズ首謀者として引き起こしたトールオークスバイオテロにおいて、テロ組織側に情報流していたとされる上院議員スティーブン・エアーの捜査行っていた。しかし、どちらの媒体においても情報漏洩によってレオンを除くDSO職員多数現地特殊部隊壊滅捜査失敗してしまい、レオン自暴自棄陥るきっかけとなった洋館 メキシコ・ケレタロ州の山奥にある洋館アリアス拠点アリアス事前に罠を仕掛けており、クリスを除く突入部隊全滅した初代バイオハザード登場した洋館似た構造をしているが、ジョージ・トレヴァーによる設計であるかは不明シカゴの大学 レベッカ務めている大学正式な大学名不明マリア起こしたバイオテロによりレベッカを除くほぼ全ての職員A-ウィルス発症しゾンビ化突入したBSAAによって射殺された。なお、生徒長期休暇のために不在であったことが小説版にて判明している。 A-GUA(アグア)社 アリアス設立した企業本社のある五大湖周辺中心に全米飲料水販売している。 ニューヨーク市 終盤舞台となる都市アリアス計画によりA-ウィルス活性発症させるトリガー都市各所散布され都市全域大規模バイオテロ発生する

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用語・舞台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/09 07:10 UTC 版)

ホテル ヘルヘイム」の記事における「用語・舞台」の解説

冥界 本作の舞台のひとつ。様々な種族が暮らす世界協定存在するため、住民基本的に仲良しまた、天界地獄よりも広い世界で情報交換ができる交流地。 中でも冥界三層中継地であり、各界交流地で、中心に閻魔大王が住む閻魔殿があり、その周辺総じて中央」と呼ばれ、「冥界桃源郷」とも言われている。 天界 神や天使亡者の暮らす世界地獄 亡者や鬼、獄卒達の暮らす世界

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用語・舞台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 15:59 UTC 版)

バイオハザード: ザ・ファイナル」の記事における「用語・舞台」の解説

アンブレラ社Umbrella Corporationヨーロッパ拠点を置く、薬品製造販売における国際的ガリバー企業にして、世界最大多国籍民間企業21世紀初頭全米最大企業成長し米国において90%以上の家庭同社製品所持しているとされ、強大な政治的発言力、資金力を持つ。 創始者はアレクサンダー・ローランド・アイザックス博士とジェームズ・マーカス教授で、ジェームズ・マーカス教授亡くなった後は、所有する会社全体株式の約50%が娘のアリシア・マーカス継承された。 社名である「アンブレラUmbrella)」とは「雨傘」を意味し、傘を「庇護象徴」としてとらえており、「紅白八角形の浅張り傘」を会社エムブレムとしている。 表向きには「OUR BUSINESS IS LIFE ITSELF(私たちが扱うのは生命)」と謳い治療薬から美容液などの幅広い薬品製造販売するクリーンなイメージ企業として知られ多く社員もまたそれを信じていたが、それは仮初の姿である。 裏の顔として、多く社員にも極秘として行われてきたのは、T-ウイルス用いた低コストかつ、高利益兵器である「生物兵器有機生命体兵器)」の製造販売であり、道徳的社会規範無視した非合法な人体実験隠蔽しながら繰り返し、「核兵器」に代わる新し軍拡競争生み出す製品」として、米国ロシア中国日本など世界中売り出していた。 実写映画バイオハザードシリーズ作中では、アンブレラに関する実験施設として、本作と『I』と『II』に登場したラクーンシティ地下存在するT-ウイルス研究施設ハイブ」、『III』に登場した砂漠化したアメリカネバダ州の地下存在しアリスクローン製作してウイルスの治療方法模索していた研究施設アンブレラ北米支部」、『IV』に登場した日本渋谷スクランブル交差点地下存在するアンブレラ東京総本部」、及びロサンゼルス海上停泊していた船舶型の研究施設アルカディア号」、『V』登場したロシアカムチャツカ半島海溝存在する生物兵器シミュレーション評価テスト回帰テストを行う海中実験施設「アンブレラ・プライム」などが登場する原作ゲームシリーズ、及び実写映画シリーズ共に「バイオハザードResident Evil)」という作品代表する悪徳企業であるが、会社生い立ちや、経営陣会社最終目的などの設定が両シリーズ大幅に異なっている。特に両シリーズ世界観において転機となる、ラクーンシティにおける「T-ウイルス漏洩事件」によって市が壊滅し、市が合衆国政府ミサイル爆撃滅んだ後は、原作ゲームシリーズでは、アンブレラが行ってきた数々行いや、人体実験などが世間公表され組織弱体化し最終的に倒産してしまう。2004年発売された『4』以降は、アンブレラ崩壊後世界描いており、アンブレラ意思受け継いだ様々な組織人物暗躍したり、アンブレラ残したB.O.W.生物兵器)がブラックマーケット流れて世界中紛争地域使われるようになった世界で物語紡がれていく。そして後年ゲーム作品では、アンブレラ社自体過去回想などでしか登場しなくなったが、2017年発売されナンバリングタイトル『7』では、旧アンブレラ残したB.O.W.根絶目的に対バイオテロ専門PMC民間軍事会社)として再建され新生アンブレラ社登場し、再び物語表舞台登場するようになった一方で実写映画シリーズでは、市が合衆国政府ミサイル爆撃滅んだ後も、空気感染を防ぐことが出来ずT-ウイルス世界中拡散して文明社会崩壊するその後アンブレラ社は、地球上存在する唯一の企業として君臨しアリス始めとするキャラクター達と、アンブレラ社との生き残りをかけた戦い一貫して繰り広げられている。 T-ウイルス軍事転用して利益生み出すという目的持ちながら、自社開発したウイルスによって人類滅亡危機に陥り、戦争収益上げるどころでは無くなってしまったにも関わらずアンブレラ社何故か生物兵器T-ウイルス実験開発繰り返しており、それが実写映画シリーズ抱える謎の一つとして存在していたが、本作では全てアンブレラ社最終目的である「浄化作戦」を完遂するための布石であったことが明らかにされている。 T-ウイルスTyrant Virusアンブレラ社科学者であるジェームズ・マーカス教授によって、「プロジェリア」にかかり死を待つばかりの娘のアリシアを救うために開発されウイルス。名称の「T」とは暴君を表す英単語であるタイラントTyrant)に由来する死んだ細胞活性化させ、損傷した細胞即座に修復する効力持ち応用することで地球上存在するあらゆる病気老化現象ですらも治癒することが出来革新的な発明として、世の中知られるはずだったが、治験行っていた南アフリカケープタウンで、病気の治療用に実験中のウイルス投与され少年が、 テーブルマウンテンロープウェーの中で、気管食べ物を詰まらせて息を引き取った際に、人肉食らうアンデッドへと変貌してロープウェー乗客惨殺するという事件が発生し研究ストップする。 被験者死後ウイルス活発に作用し被験者の体を乗っ取ってしまうウイルスの恐るべき副作用発覚し、ジェームズ・マーカス教授研究打ち切り破棄宣言するが、アンブレラ共同出資者であるアレクサンダー・ローランド・アイザックス博士は、「人間アンデッド化」に関する部分興味持ち軍事転用し利益を得ることを考える。そのために邪魔なマーカス教授手下ウェスカー使って殺害するその後T-ウイルス研究は、愛娘難病というジェームズと同じ境遇悩んでいた映画二作目II』に登場したチャールズ・アシュフォード博士引き継がれ正式に完成する小説版ではアシュフォード博士引き継がれ完成する前は、単に「前駆細胞」と呼ばれていた。 アイザックス博士は後に「浄化作戦」を決行するための要の要素として、T-ウイルス用いることを上級幹部参加する役員会議で発表し計画実行移して七十人以上の人類をT-ウイルスによって殺害しアンデッドにした。 原作ゲームシリーズ実写映画シリーズ共に「バイオハザードResident Evil)」という作品代表するウイルスで、人間動物アンデッド化(ゾンビ化)させるウイルスとして作品名と共に抜群知名度誇っているが、出自効能などの細かい設定原作映画異なっている。 原作ゲームにおけるT-ウイルスは、初めから軍事利用生物兵器としてアンブレラによって生み出されたが、実写映画シリーズでは元は医療目的誕生し抱えていた重大な欠陥軍事転用した形となっている。 また、シリーズ登場するT-ウイルスには、通常のウイルスの他に、変異体変種体)と呼ばれるものが存在しいわゆるゾンビ映画の父ジョージ・A・ロメロ生み出したゾンビ特徴忠実な通常のアンデッドゾンビ)だけでなく、知恵があったり、走れたりするなどの特異な性質持ったアンデッド各シリーズ作品登場するが、こちらの設定異なっている。 実写映画シリーズ劇中では、『III』でアリス血液によって変異おこしたT-ウイルスによって凶暴性、敏捷性増したスーパー・アンデッド」が登場。『IV』や『V』、そして本作では、経年劣化によるT-ウイルス変異誕生した特異な性質を持つ「マジニ・アンデッド」や「ジュアヴォ・アンデッド」などが登場している。 一方で原作ゲームシリーズT-ウイルスには、「V-ACT」と呼ばれる変種体が存在し一度倒されゾンビ体内宿すウイルスが「V-ACT」と呼ばれる変種体に変異することがあり、この状態になると休眠期間を経て体組織再構築行い筋力スピード大幅に上昇したクリムゾン・ヘッド」と呼ばれる個体進化する。 「V-ACT」に変異しなくても、長期間T-ウイルスさらされ続けた個体は「長い舌」と「鋭い鉤爪」を持ったリッカー」と呼ばれる個体突然変異する。 風媒の(散布用)抗ウイルスワクチン(Airborne Antivirus) T-ウイルスを完全に死滅させる効力を持つ抗ウイルスワクチン。試験管から放出され外気触れると、風に乗って運ばれ世界隅々にまで行き渡るアンブレラ社の最高機密であり、存在知っているのはアレクサンダー・R・アイザックス博士浄化作戦概要把握しているアンブレラ上級幹部だけである。また、開発難しいため量産できず、存在するのはハイブで眠るアレクサンダー・R・アイザックス博士所持している一本のみで、全人類がアンデッド化した後に使用し地上世界浄化するために用いられる予定だった。 映画クライマックスでは、アリスによって人類滅亡直前使用され一握り人類残して世界浄化されたが、全世界行き渡るのには時間要するため、感染無くなる日までアリス戦い続けることを誓う。 映画版シリーズ初期作にも、T-ウイルス対する抗ウイルスワクチンは登場していたが、そちらは感染して間もない時期注射しないと効力はなく、アンデッド化した人間に対してはほとんど無力であったまた、III』で今までワクチン効かない変異したT-ウイルス感染したアンデッドである「スーパー・アンデッド」の登場皮切りにT-ウイルス時間経過によって変異続け、このワクチンは全く効果無くなり以降の『IV』と『V』では、効果がない為か、作中話題上がることすらなかった。 原作ゲームシリーズにおいてはT-ウイルス対すワクチンが、『3』や『OB』に登場しているが映画版シリーズ初期ワクチン同様に感染から時間が経つと効果得られないまた、現実においてウイルス兵器として用い場合味方への感染を防ぐために抗ウイルスワクチンの存在必須であり、特効薬存在しないウイルス兵器は、コントロールできない兵器となり、価値低くなる生物兵器/有機生命体兵器(Bioweapon/Bio Organic Weapon) 「生物兵器」の本来の定義解釈)は、エボラウイルス炭疽菌のような極めて致死性の高いウイルス細菌を「武器兵器)」として人や動物に対して用いることであり、これを使用して戦うことを生物戦Biological warfare)と呼びウイルス細菌生物兵器などによって引き起こされる被害のことを「生物災害」、英語で「バイオハザードbiohazard)」と呼ぶ。この「生物兵器」の使用は、人類の安全を脅かすために国際法ジュネーヴ議定書)で禁止されている。 一方で原作ゲーム、及び実写映画版のバイオハザードシリーズでの「生物兵器」の解釈は、上記の意味合い加え軍用動物兵器として人や動物に対して用い動物兵器生体兵器)の解釈交え発展させたものとなっている。 具体的には、アンブレラ社が、「T-ウイルス」に感染した人間動物を、動物兵器生体兵器)として運用する為に手術遺伝子操作施し感染広めるための様々な特性持ったクリーチャーミュータント)を生み出しているが、この感染広めるために人為的に生み出されクリーチャーのことを「生物兵器(Bioweapon)」と呼称している。 実写映画バイオハザードシリーズ『I』~『V』登場したアンブレラによって人為的に生み出されクリーチャーである「リッカー」、「ネメシス」、「スーパー・アンデッド」、「処刑マジニ(Axeman)」、「プラーガ・アンデッド」等や、本作登場するポポカリム」、「ケルベロス」、「ブラッドショット」がこの「生物兵器」に該当するウイルスの発生によって偶発的に生まれた通常のアンデッドゾンビ)」や「ゾンビ犬」、カラスの「クロウ」等は、この「生物兵器」には該当しない実写映画バイオハザードシリーズでは、アンブレラ社製の生物兵器しか登場しないが、原作ゲームシリーズでは、アンブレラ社以外にも様々な組織が、T-ウイルス始めとした様々なウイルス寄生生物用いて生物兵器」を生み出している。 また原作ゲームシリーズでは、クリーチャーのことを「生物兵器」と表記するほかに、「有機生命体兵器Bio Organic Weapon)」という造語表現しており、頭文字取ってB.O.W.」と表記され、こちらの名称の方がゲーム内において一般的に呼称される。 浄化作戦(The Cleansing operation実写映画シリーズにおけるアンブレラ社最終目的アンブレラ創始者一人であるアレクサンダー・ローランド・アイザックス博士によって、ハイブでのT-ウイルス漏洩事件17か月前に計画された。 旧約聖書『創世記』6章-9章)に登場するノアの箱舟」を参考にしており、地球温暖化世界的な食糧供給量の低下破滅を叫ぶ原理主義者台頭によって世界は近い未来滅び運命にあると考えたアイザックス博士は、どの道滅び運命にある人類を「T-ウイルス」によって自らの手計画的に殺害し人類全てアンデッド化した後は、「T-ウィルス感染者死滅させる風媒の抗ウイルスワクチン」によって地上世界浄化し、「知性」「技術」「血筋」に優れた選ばれ人間」のみが暮らせ楽園地球上創造する計画通称浄化作戦」を考案した。 この計画は、アイザックス博士と志を同じくする「アンブレラの上幹部」のみに知らされている計画であり、それ以外社員には知らされていなかったため、計画知らなかったIII』などに登場したクローンアイザックス博士や他のアンブレラ役員たちは、世界滅亡した後に、T-ウイルスの完全適合体である「アリス」を使ってT-ウイルス治療法アンデッド飼いならし方法を見つけ出そう躍起になっていた。 選ばれ人間の殆どが、ラクーンシティ地下研究施設ハイブ」に存在する低温生命維持装置の中で、冬眠して作戦完遂待ち続けた。 しかし、地上アンデッド生物兵器溢れてもなお、生き残っている生存者グループ世界各地存在し予定よりも作戦長引いてしまった為、アイザックス博士腹心であり、計画実働担っていたウェスカーと、自身こそがオリジナルであると信じているクローンアイザックス博士陣頭指揮執り作戦最終フェーズとして装甲車用いた生存者掃討決行する掃討円滑に進めるべく、ドク始めとしたアンブレラ側の人間諜報員スパイ)として、生き残っている生存者グループ送り込み掃討開始時に内部混乱起こす計画立てたが、アリス活躍によって、計画頓挫しアイザックス博士上級幹部地上浄化され前に箱舟である「ハイブ」中で全員死亡した本作はこの掃討作戦が行われる「48時間前」から物語開始し作戦完遂し人類が完全に滅亡するまでのタイムリミットとして、何度も残り時間描写される原作におけるアンブレラ社、及びその創始者であるオズウェル・E・スペンサー卿の最終的な目的も、「世界規模バイオハザード引き起こして選ばれ人類のみが暮らすことができる世界創造する」ことが目的であり、映画版浄化作戦似ているが、原作では散布するウイルス自体生き残るべき人間選別し優れたDNAを持つ人間ウイルスによって更なる進化遂げウイルス選ばれなかった人間クリーチャー化して自然淘汰されるという計画だった。また、原作ではアンブレラ最後残党であるアルバート・ウェスカースペンサー計画引き継いで世界中ウイルス散布する寸前まで計画進んでいたが、主人公たちの活躍により計画実行直前食い止められたため、映画とは異なり世界規模バイオハザード自体発生していない。 ラクーンシティRaccoon City原作ゲームシリーズ及び、実写映画シリーズの『I』と『II』、そして本作メイン舞台となるアメリカ中西部位置する架空都市市の名称の「ラクーン」とはアライグマの英名であるコモンラクーン(common raccoon)に由来する。 元々はアークレイ山地という山々囲まれアメリカ片田舎に過ぎなかったが、アンブレラ社大規模な工場プラント研究施設設置され、市がアンブレラから多額資金援助受けたことによって急速に発展遂げる。 所謂アンブレラ企業城下町として発展遂げたラクーンシティは、多くアンブレラ製品ラクーンの地で誕生していることを称えてHOME OF UMBRELLAアンブレラ故郷)」と呼ばれ、これは市の郊外設置されている、市への入り口を示す看板に「WELCOME TO RACCOON CITYようこそラクーンシティへ)」という文言と共に書かれている。 この入口看板は、原作ゲームDC』や『ORC』に登場した看板同じデザイン本作使われているほか、映画版ではさらに「CITY LIMITS POP.(市人口)」の文言付け足されている。この入口看板本作トレーラー映像や、劇中においてアリスや、アイザックス博士ラクーンシティ到着した際に、アンブレラ迎合して崩壊した町の象徴として印象的に描写されている。 『I』においてラクーンシティ地下研究施設ハイブ」からT-ウイルス流出し、『II』で「ハイブ」を解放したことによりアンデッド巣窟となったラクーンシティは、元合衆国政府ミサイル攻撃によって滅菌消毒され一部建物大きなクレーターが残るのみとなった本作ではアリスが「ハイブ」に存在する抗ウイルスワクチンを入手するために、『II以来ぶりにラクーンシティ訪れて、市にぽっかり空いた大きなクレーターの底にある「ハイブ」を目指すことになる。 原作ゲームシリーズ及び、実写映画シリーズ共に「バイオハザードシリーズ」を代表する架空都市であるが、核爆弾による滅菌後のラクーンシティ舞台となるのは本作が初となる。ただし、原作ゲームOB』で、崩壊後ラクーンシティ少しだけ描写されたことがあり、本作同様、一部建物大きなクレーターが残る様子描写されている。 また、小説版ではアリス滅菌による残留放射性物質危惧する描写があるが、10年月日流れていることに加え、もう間もなく抗ウイルス剤によって死ぬ運命にあることから大した問題ではないと考えている。 ワシントンD.C.Washington, D.C.実在都市にしてアメリカ合衆国首都全米中からアンデッド追われ逃げてきた人々ホワイトハウス集まっている。 前作人類宣戦布告仕掛けたレッドクイーンが、文明社会最後の砦であるホワイトハウス集まった生存者達を根絶やしするべくアンデッド生物兵器軍団ホワイトハウス仕向けた。 これに対抗するために、ホワイトハウス大統領代わり務めアルバート・ウェスカー陣頭指揮執りバイオテロ対策部隊「BSAA」始めとした武装部隊ホワイトハウス周辺に展開させて、アンデッド軍団戦わせたほか、ロシアにある実験施設「アンブレラ・プライム」に囚われていたアリスを、人類最後の切り札として使用するべく、自身派遣した救出部隊救出させて、彼女を戦い参加させたところで前作幕を閉じた。しかし本作冒頭で、ホワイトハウスでの戦いウェスカーの裏切りにより、人類側敗北幕を閉じたことが語られた。 文明社会最後の砦であるホワイトハウス陥落したことで、残る人類世界中の各都市に集まる4472人のみとなり、アンブレラ悲願である「浄化作戦」は最終フェーズ突入し、残る4472人を全員始末するまでの時間である「48時間」のカウントダウン開始した唯一ワシントンD.C.戦い生き延びたアリスは、D.C.攻撃黒幕とされていたレッドクイーン再会しアンブレラ凶行止めて欲しいと依頼されるBSAABioterrorism Security Assessment Allianceバイオテロ情報収集予防制圧行なっている組織で、原作ゲームでは『5』以降作品おなじみとなっている組織である。 本作において、映画序盤ワシントンD.C.アリス生物兵器の「ポポカリム」と交戦した際に、アリス乗り込んだ自動車(ハマー)の「ボンネット」と「フロントドア」と「リアバンパー」に略語である「BSAA」の文字と、正式名称である「Bioterrorism Security Assessment Alliance」の文字セット書かれているのが確認できる。 またレッドクイーンアリス会話をしていた部屋にはBSAA北米支部の旗が掲げられており、ここに駐屯していたと思われるBSAAナイフなどの装備アリス拝借している。 原作ゲームシリーズとは異なる展開を見せ実写映画シリーズ世界においても、ウイルス生物兵器脅威立ち向かうために組織されアンデッド生物兵器が群がるホワイトハウス守護するべく派遣されたのだろうが、本作荒廃したワシントンD.C.アリス以外の生存者見当たらないところを見るに、先の戦いで全滅し、車やクレイモア等の装備だけが残されたもの考えられるアリス計画PROJECT ALICE/PROGRAM ALICET-ウイルスと完全な適合見せた主人公アリス」を用いたさまざまな計画総称。及びアンブレラ側の人間アリス呼びかける際に使われる固有名詞でもある。『II』でアイザックス博士によって始動した初出の『II』では「PROGRAM ALICE」と呼称されていたが、『III以降は「PROJECT ALICE」の呼称統一された。 『I』でT-ウイルス汚染されハイブ生き残ったアリスマットの2名がアンブレラによってT-ウイルス研究実験材料にされた。このうちハイブT-ウイルス感染しながらもアンデッド化とは異な変異起こしていたマットは、「ネメシス計画NEMESIS PROGRAM)」と呼ばれる計画素体となった。こちらは素体であるマットクリーチャーネメシス」と化しこれ以上進化見込めないことから失敗終わったが、ハイブ感染なしで脱出したアリスは、T-ウイルス研究実験材料にされた後も、肉体的な変異遂げないまま、T-ウイルス適合し驚異的な能力発現させたことから、大量アリスクローン製造され以降作品様々な実験使われてきたほか、オリジナルとされるアリスと共に共闘してアンブレラ戦い挑んだこともあった。 大量クローンの、オリジナルとされる主人公アリスの「出生」と、ハイブでのバイオハザード発生する以前は「何をしていたのか」についての秘密語られていないことが、実写映画シリーズの謎の一つであったが、本作ではそれが明かされ主人公の「アリス」もまた、計画によって生み出されクローン一体に過ぎなかったことが判明するクローンCLONEオリジナルとなる生物同一遺伝子情報を持つ個体集団アンブレラ社以前からT-ウイルス研究同時にクローン研究にも力を入れており、現在では非常に高いクローニング技術有している。 主な用途生物兵器量産化目的であるが、好きな記憶植え付けオリジナル見分けつかないほど精巧な人間クローン製造できる技術有していることから、映画の『III』では、アンデッド飼いならしに有効な効果を持つアリス血液を得るために、アイザックス博士アリスクローン大量に製作した『V』登場したバイオハザードシミュレーション施設「アンブレラ・プライム」では、生物兵器餌食となる人間クローニング技術量産していたほか、かつてアンブレラ従事していたワンレインカルロス等の従業員クローン化し、施設警備使用していた。 本作においても、アンブレラ創業者であるアレクサンダー・R・アイザックス博士が、自身クローン製作して忠実な僕として使役している他、主人公アリス自身も「アンブレラ・プライム」等で量産されていたアリスクローンと全く変わらない存在であることが判明するなど、「クローン」は、実写映画バイオハザードシリーズにおける重要なファクターとなっている。 なお、原作ゲームシリーズにおいてもアンブレラ社は高いクローニング技術有しているが、「記憶植え付けのような現代科学では実現不可能な技術有しておらず、殆どがB.O.W.生物兵器)の量産目的使用されているのみである。人間クローン製作されているが、B.O.W.タイラントのようなウイルスに完全適合できる素体数少ないために、ウイルスに完全適合するアンブレラ幹部が、会社内での地位引き換えに、自身クローンB.O.W.製造用として提供しているのみであり、実写映画版程フィーチャーされた設定ではない。 ハイブ(The HiveT-ウイルス実験開発研究行っているラクーンシティ地下深く存在するアンブレラ社研究施設。名称のハイブとは、蜂の巣意味する英語であるビーハイブBee Hive)に由来し、その名の通り、「蜂の巣」を彷彿とさせる形状施設である。 総従業員数は約500名で、ハイブ管理するAIレッドクイーン」によって徹底的に情報秘匿ウイルスの流出防止対策施されている。 ハイブへの入構経路は2カ所あり、ラクーンシティ中心部存在する3基のシャフト組み合わさった高速エレベーター「エレベーター・カム」からハイブに向かうルートと、ラクーンシティ郊外設置され入り口から地下鉄道用いて侵入する経路である。 前者ルート映画II』と本作登場し、『II』では、ティモシー・ケイン少佐とサミュエル・アイザックス博士命令入り口解放されたが、これによってハイブ内のアンデッド生物兵器ラクーンシティ全域流出してしまった。本作では、アリスアイザックス博士から風媒の抗ウイルスワクチンを奪った後に、ハイブからの脱出高速エレベーター利用している。 後者ルートは「鏡の館LOOKING GLASS HOUSE)」、正式名称「バンクス・ドラクロワ邸(BANKS DELACROIX ESTATE)」と呼ばれるアンブレラ社所有する古い洋館が、入り口偽装工作として設置されており、主人公アリス映画の『I』でこの洋館警備担当していた。 かつてアリスと共に洋館警備担当していたスペンスが、T-ウイルス高値売れることを知ったことによって、人為的にバイオハザード引き起こされることになる。アリス映画一作目『I』でこの施設閉じ込められアンデッド生物兵器、そして人工知能レッドクイーン」と死闘繰り広げたハイブレッドクイーンによって徹底的に封じ込められたが、『II』でケイン少佐アイザックス博士によってハイブ解放され結果としてラクーンシティ滅んだだけではなく急速にウイルス世界中をめぐり、文明社会崩壊した本作では、世界ウイルスの脅威から救うことが出来抗ウイルス剤が、ハイブ存在することが判明しアリスは再びハイブへと赴くことになる。 本作では、映画『I』でハイブ最下層説明されていたレッドクイーン室&レーザートラップルームの手前の部屋置かれている端末に、パスコード入力することで隠され下層降りられることが判明する。そこには『I』の時に訪れことはなかった、アンブレラの上幹部が眠る低温生命維持装置大量に保管される部屋などが存在しアリス達は「ハイブ」が文字通り蜂の巣であり、多くはちのこたち(人間)が冷凍保存され眠り続けていることや、アンブレラ社真の目的である浄化作戦把握することになる。 また実写映画オリジナル要素ありながら、『I』で観客強烈なインパクト与え原作ゲームにも逆輸入された「レーザートラップルーム」も再び登場し、ここでアイザックス博士との最終決戦が行われる。 DVD&Blu-ray特典映像アンダーソン監督による解説によると、「レーザートラップルーム」を再建するにあたって、「ハイブ」がラクーンシティミサイル爆撃によって損傷し、「レーザートラップルーム」を施設内の埃や、ゴミ風によって流れる「吹き抜けになっているという設定考えレーザー照射されるガラスを「埃まみれ」にすることで、レーザー照射されるたびに、壁に埃が焼かれた跡が残るようにし、視覚的に面白映像になった語っている。 また、2002年公開された『I』の部屋再現した際のトラブルとして、2002年当時主流だった「壁掛け固定電話」と、「アスペクト比4:3PC用ディスプレイ」がすぐに用意できないこと判明し慌てて3Dプリンター用いて製作したことが語られている。 装甲車/輸送車Armored vehicles/Transporter) 開発経緯 アンブレラ社が、アンデッド生物兵器汚染され地上世界移動するために用いている大量重火器装甲取り付けた歩兵戦闘車両。 世界規模アウトブレイクによって世界人口のほとんどが死滅した後、少数生き残った人間最後一人まで絶滅させるためアンブレラ各地生存者がいる地域向けて部隊派遣しており、本車はその作戦のための専用開発である。通常より大型高車が高いの装甲車を主要戦力使用している。 武装 武装M61バルカン2基、ロケットランチャーAMOS連装自動迫撃砲1門である。これらの兵装を高度なベトロニクス管制し、FCS画像認識装置自動照準装置駆使しコントロールスティックタッチパネル操作盤によって操作する屋根大型アンテナ設置されており強力な無線使える防御力 装甲は寮車のM61バルカン側面から連続撃たれても、耐えたことから20mm口径弾までは優に耐える装甲になっている車内には自動消火装置設置されている。履帯車両底部異物入らないよう徹底的に防御されている。対NBS空調装置積まれ汚染のひどい地域でも活動できる操縦性 装甲車の運転は車外監視システム動力系制御装置GPS赤外線監視装置地形走査センサー駆使しタッチパネル液晶ディスプレイ1枚構成モニターを見ながらエレクトロニカ・コントローラーで昼夜問わず操縦できる操縦自体が高度に自動化されており操縦が非常に簡単な他、自律運転を行う事も可能である。 配備 劇中では三機登場する運用 本作ではアンブレラ社捕獲した生存者捕虜を餌として装甲車括り付け生存者マラソンをさせる形をとってアンデッド先導し生存者グループ隠れる各都市に向かわせている。アンデッド先導することにより、アンデッド移動できない高所建物逃げ隠れている生存者たちを、捕虜重火器使ってあぶり出し先導してきた大量アンデッド襲わせるという戦い方行っている。 劇中では、アリス抗ウイルス剤存在知っているのに気付いたクローンアイザックス博士が彼女に口を割らせるべく、手錠ロープ繋いだ状態で後部扉から外に出し後ろから追ってくるアンデッドにいつ噛まれもおかしくない状況下で「知っていることを話すまで走らせ続ける」という「拷問」も兼ねて行われたポストアポカリプス物のゾンビ映画ではおなじみ要素であり、著名な作品では「ウォーキング・デッド」やゾンビ映画の父ジョージ・A・ロメロ監督作品ゾンビ」のリメイク作品である「ドーン・オブ・ザ・デッド」等にも似たようなゾンビ対策施した装甲車登場している。 『IV』や『V』では、アンブレラが空を移動するために用いていたアンブレラ仕様オスプレイV-22)や、『V』登場した武器輸出用使用していたアンブレラ仕様潜水艦などが登場していたが、地上移動する乗り物本作が初となる。

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