用語・登場兵器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 09:23 UTC 版)
「Project BLUE 地球SOS」の記事における「用語・登場兵器」の解説
バグア遊星人 地球を狙う侵略者。人類を遥かに凌ぐ科学力を持つ。人間を虫けら扱いし捕虜を殺害し、その死体をゾンビ兵として操り自爆テロを起こす、気候を変動させ地球を寒冷化させる等、手段を選ばない方法で地球を攻撃し人類に降伏を求める。 昆虫の様な外見をしており、頭部には一対の複眼の様な目と触角、体には一対の手足が付いており、2足歩行で移動する。血液は人間同様赤く、外皮は頑強で全身が炎に包まれてもしばらくすると息を吹き返す。 その正体は、スチムソン博士が創造し宇宙に送り出した(人間そっくりの)人工生命体「インファーベル」。宇宙で突然変異して異形の姿になってしまい、また余命わずかとなってしまった彼らは本来の姿と生命力を取り戻すため、スチムソン博士の遺産「エレメントX」を入手しようとする。しかし、もはやエレメントXの力をもってしても彼らを救うことはできず、人間の姿を取り戻して安堵した直後に全員が肉体崩壊を起こして死亡してしまう。が、その屍山血河の中から、次世代のインファーベルの赤ん坊が一人産まれた。 エレメントX スチムソン博士が「シノニムの棲み家」に残したとされる物質。バグア遊星人はこの物質で種としての滅亡を避けられると考え、怪人が血まなこになって探している。 ヘルメットワーム バグア遊星人が使用している円盤状の飛行物体。推進装置は重力変更推進装置、武装は円が連なったような熱線を発射する熱線砲。プラズマ防御障壁やエアコンも装備している。最高速度はマッハ25。大気圏内の他、宇宙での運用も可能。空対空戦闘機、攻撃機、シャトルとしての役割の他、赤い触手の様なものを出して人や動物を機内に取り込むものも存在する。機動性能、攻撃性能共に国連軍の保有する戦闘機を凌駕し、熱線砲の威力は戦車や戦闘機を一撃で撃破できるほど。 スカイナイト 迷宮機関が対侵略戦闘用に開発した新型戦闘機。三基のG反応機関を有する大気圏内専用機で、機体の形状はF-104などのセンチュリーシリーズに類似している。既存の国連軍戦闘機と比較すると速力・運動性で圧倒的に優れ、ヘルメットワームと互角に戦闘を行うことが可能なほどの性能を持つ。武装として絶大な威力を持つ「G放電装置」を主翼に8基装備しており、広範囲に対する攻撃が可能。 トリックスター G反応機関のテストを目的とした国連空軍の試作戦闘機。最高速度はマッハ9以上で、高度9万8000フィートで巡航が可能。翼端に2基のG反応機関を有している。1995年にフロリダ上空での試験飛行中に消息を絶った。 スーパーモール ドリル掘削兵器。地中魚雷を発射できる。 インビンシブル号 迷宮機関が極秘に開発していた空中戦艦。垂直離着陸でき大気圏の他衛星軌道上での活動も可能。スーパーGX砲を持ち、シールドを展開できる。スカイナイトとスーパーモールを収納している。 ユニバースナイト スカイナイトの10倍の速力、50倍のパワーを持つ宇宙空間用の戦闘機。シールドを展開できる。武装であるスーパーGX砲はヘルメットワームや敵母艦を数百単位で破壊する攻撃力を持っている。 G反応機関 人類が手に入れた新しい動力源。絶対安全の小型の原子力発電か。航空機やロケットの動力はほとんどがこれに置き換わっており、全世界には電力供給用に約430基のG反応炉が存在している。キムラ重工が生産で大きなシェアを持っている模様。 フロンティア2号 G反応を動力としたロケットへの過渡期に製造されたもので、固形燃料と液体酸化剤で飛行するハイブリッド型ロケット。打ち上げ可能な状態でダイナソア博物館に産業遺産として展示されていたが、ビリーがインビンシブル号救助に使用するため、大金を使って借り上げ5人のクルーを乗せて打ち上げるが、直後3機のヘルメットワームによって撃墜される。 国連軍 国連の指揮下にある軍隊で、陸海空の3軍が登場した。司令官はホーナー。作中ではアメリカ軍(州兵以外)は国連軍に統合されており、各軍事施設もそのまま使用されている。保有兵器はM47パットン、F-86に類似した形状の後進翼にそれぞれ2発のミサイルを搭載した戦闘機、単装砲とミサイルランチャーを装備した駆逐艦、航空母艦、大型ミサイルを発射可能な潜水艦等。バグア遊星人の侵略に対しては、対応が後手に周り有効な手立てを取れなかった。
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