その他のボッケモン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:31 UTC 版)
「薩摩剣士隼人の登場人物」の記事における「その他のボッケモン」の解説
果樹神合体カジュカンサー(かじゅしんがったいカジュカンサー) 第一部四話から登場。果物の合体ボッケモン。名前の由来は果実の神様。 目がパッチリした「ボンタンどん」、小さな目の「タンカンくん」、タンカンくんとそっくりな顔をした「ポンカンくん」、目が細い「デコポンくん」、長いまつげのツリ目で赤い唇をした「温州みかんさん」、「キンカンキンカン」しか喋らない5人の「キンカンぼうや」、目が青く西洋かぶれな喋り方をする「ミスター・サワーポメロ」、目がパッチリして桃色の唇で上品な喋り方をする「レディ・甘夏」、喧嘩の仲裁に徹した「コミカンちゃん」の9種類の小柄な柑橘ボッケモンと、コミカンちゃんが連れてきた小柄な果物のボッケモンで、おっとりとした喋り方の「ビワちゃん」が種類の違いを超えて心がひとつになり「カンサーフォーメーション」の掛け声で合体して誕生したボッケモン。 重力をねじ曲げ、相手の動きを封じたり攻撃を止める「カジュウ念力」という超能力を使い、切った果物を差し出して、そのおいしさで争いを鎮める。第一部完結編では、大ンダモ支丹が放った暗黒波動弾をカジュウ念力で止め、身近な人々と共に、つんつんとコンコンへ声援を送った。「カジュカンサー」が口癖で、普通の会話も喋ることができるものの、この口癖のみを連発することも多い。背面の各箇所にはそれぞれ、合体したボッケモンの果実名が書かれているが、ひっとべ!で隼人が不思議がっていた。 GA★ラッパー(ガラッパー) 第一部五話から登場。ラップを好む川内川に住むガラッパ(河童)のボッケモン。名前の由来はガラッパ+ラッパー。ちなみに、樺太イーグルキックという技名や、GA★ラッパーの手足にワシを象ったデザインのアーマーが付いている理由は、GA★ラッパーが登場する薩摩川内市がカラフトワシの飛来する土地であることから。名前の星は色が特に決まっておらず、黒の星と白の星両方が用いられる。 第一部では、ヤッセンボーに騙され素手の隼人と激闘を繰り広げるが、誤解に気付き隼人と協力してヤッセンボーたちに立ち向かった。2012年2月放送のTV番組「デルフォイの神託」では、神社の境内でヤッセンボーとバトルを繰り広げるも、電流のようなものが走り行動を麻痺させる効果が付加されたヤッセンボーシールを額に貼られ動きを封じられてしまった。第一部完結編では2体の大ンダモ支丹を相手に奮闘し、身近な人々と共に、つんつんとコンコンへ声援を送った。 陽気だが気が短く、鹿児島の自然を汚す者を許さない。頭の皿にCDをセットして音楽が流せるようになっており、あらゆる生命の尊さや、鹿児島の自然の美しさ、自然環境と人間とのあり方などのラップやヒップホップを、セットしたCDの音楽に乗りながら歌い踊る。お正月スペシャルのボッケモンたちが集まった宴会の席では、ずっと歌い踊っていた。一人称は「俺」。英語交じりの独特な鹿児島弁を話す。好物は、しんこ団子。 川内大綱引に匹敵する怪力を持ち、ダンスを取り入れた素早い格闘アクションや相撲の技を得意としており、その多彩な技で隼人にも負けない強さを誇る。体を覆う装甲は、くぐり狐衆の銃弾も弾くほどの硬い強度を持ち、銃弾も腕のアーマーで弾いていた。綱の模様にも見えるような柄のベルトをしているが、なぜか川内大綱引の綱とはどの方向から見たものとも練り方が逆になっている。技名を口にしながら戦うクセがあり、両腕を広げて跳躍する「イーグルジャンプ」、ジャンプと共に張り手を食らわす「ガラッパー張り手」、回転しながら連続蹴りを放つ「樺太イーグルキック」、ロープで敵の武器を絡めとる「グレイトロープ」、緑のオーラをまとったストレートを放つ必殺パンチ「ガラッパンチ」、アッパーと共に緑の閃光を放ち複数の敵を吹き飛ばす必殺技「ガラッパーアッパー」を駆使する。 GA★ラッパー単独でのイベント出演も何度か行っている。また、おはらまつりと一緒にダンスDVDも発売している。 麺inカゴンマ(めんいんカゴンマ) 第一部六話から登場。鹿児島ラーメンのボッケモン。 世界中のラーメンを食べ歩き鹿児島に帰ってきた、鹿児島県内外のラーメン事情を知り尽くしているボッケモンきってのラーメン通。ラーメンブログで有名なボッケモンでブログの更新を日課としており、ブログの書籍化を目標としている。第一部では、とんこつラーメンしか認めないと店員に食って掛かるヤッセンボーに、鹿児島のラーメンについて長々と、うんちくを披露した。第一部完結編では、店内にいながら異変の気配を察し、身近な人々と共に、つんつんとコンコンへ声援を送った。 ラーメンのうんちくを、よく語り、常にラーメンのことばかり考え、鹿児島にある様々な種類のラーメンを心から愛しており、鹿児島ラーメンを通じ様々な個性を大切に思っている。森羅万象は鹿児島のラーメンにあり世の中のすべての物事は鹿児島ラーメンに例えて考えれば説明がつくと信じている。ラーメンそのものが好きでラーメンに好みは無い。特技は縄跳びをさせること。鹿児島ラーメンでできた体を持つ。 茶くれ爺(ちゃくれじじい) 第一部七話から登場。鹿児島茶のボッケモン。 第一部では、暗黒狐衆たちから襲われるが隼人に助けられ、つんつんたちに茶を勧めた。第一部完結編では、大ンダモ支丹の攻撃に対し身近な人々を避難誘導させており、その後、身近な人々と共に、つんつんとコンコンへ声援を送った。ひっとべ!では、綺麗な看板娘のいる茶屋によく行っている光景が描かれたが、看板娘からはボケが冗談なのか本気なのかわからないと思われている模様。いつもまわりに「茶いっぺくいやい(茶一杯ください)」と、お茶をせがんで、誰にでもお茶を振舞おうとするクセがあり、まったりと座っていることが多い。とにかくお茶が大好きで、お茶を自分が飲むのはもちろん、自分以外がお茶を飲んでいるのを見るのも好き。とても忙しそうな人たちであろうと、茶くれ爺がやってくると、いつの間にか、お茶を飲み和んでしまう雰囲気を持っている。暗黒狐衆に襲われたときは助けを求めていたが、同時に弱い女性は守ろうとする気概も見せた。 数あるボッケモンの中でも、かなりの高齢。年の功から、様々なボッケモンたちのご意見番にもなっている模様で、出現したンダモ支丹たちの名前も全て知っていた。一人称は鹿児島弁で俺を意味する「おい」。蓋が付き茶という漢字が書かれた大きな湯のみの体をしており、眼鏡をかけ、眉毛や頬はお茶になっている。 守護神怪獣イッシー(じゅごしんかいじゅうイッシー) 第一部九話から登場。未確認生物ボッケモン。池田湖に住む、巨大な怪獣の姿をした古(いにしえ)の神にして指宿の守り神。プリモゼや一部の一般人からは水神様と呼ばれている。 コンコンが幻魔鏡コンコンパクトを使い「水神召喚ヒンデレコンソワカ」と呪文を唱え呼び出した。指宿に住む他のボッケモンたちからも崇められており仲がいい模様で、第一部完結編冒頭では池田湖を訪れた観光客と仲良く戯れていた。「いーしっー」というかん高い愛らしい鳴き声を発する。4本足で歩く水色の巨大な体で、つぶらな瞳をしており澄んだ心の持ち主を気に入り、なつく。 コンコンの「狐一族に蓄えし怨念の力、今こそ解き放て。マッキレコンソワカ。いにしえの神に大いなる怒りの力を与えよ」という呪文により幻魔鏡コンコンパクトから闇の力を浴びせられ、凶暴な暗黒怪獣ダークイッシーへと変貌するとともに凶悪な顔へと変化し、鳴き声も「イッシー」という低く野太いものに変わり、低い唸り声をあげる。「怒りの力、解き放ちたまえ。ウッガレ(壊せ)コンソワカ」の呪文により光を放つ幻魔鏡コンコンパクトの力でコンコンに操られ、その巨体で指宿の街を暴れまわったが、プリモゼの歌や、つんつんらボッケモンたちと鹿児島の人々が行った想いを込めた呼びかけにより、元の姿へと戻り正気を取り戻した。 第一部完結編では、コンコンパクトの力で霧島神宮に強制召喚されたイッシーに、狐一族三種の神器の力を結集させ「狐一族に蓄えし怨念の力を持って、いにしえの神に大いなる暗黒の力を与えよ。マッキレ(狂え)コンソワカ」というヤッセンボーの呪文と共に闇の力を浴びせられ、ダークイッシーを超える究極怪獣デビルイッシーへと変貌。額には角が、背中には悪魔のような羽が生え、つんつんアタックも口で受け止める。闇の火炎弾を放つ「暗黒波動弾」、角から暗黒の雷を放つ「デビルサンダー」、尻尾でなぎ払う「デビルスピンアタック」、羽で強風を起こす「デビルウイングストーム」など多彩な技を繰り出し、町を破壊し暴れまわったが、ダイサイゴーに食い止められ、コンコンパクトの力で元に戻った。その後、ヤッセンボーにより何度も変身させられたことで変身癖がつき、地球温暖化促進マシンで冬の気候が暑くなり不快指数が上がったことで再び羽の無いデビルイッシーに変身しており、ヤッセンボーから「灼熱怪獣ヒートイッシー」と名付けられた。その後、つんつんとコンコンによりコンコンパクトの力で元に戻っている。 イッくん 第一部九話から登場。ぐりぶー物語にも3回から登場した。イッシーと似た姿をした2足歩行で歩く池田湖のキャラクター。雄。一人称は「僕」。ジュラ紀に誕生。温泉が大好きでマイペースな食いしん坊。特技は温泉卵の早食い。青と白の体で腕と背びれは緑であり、赤があしらわれた黒い中折れハットと赤い蝶ネクタイも身に着けている。イッシーを元の姿に戻すため、つんつんやコンコン、シーちゃんや、たまらん3兄弟、鹿児島の人々と共に、ダークイッシーへ想いを込めた呼びかけを行った。 シーちゃん 第一部九話から登場。イッシーと似た姿をした2足歩行で歩く池田湖のキャラクター。雌。一人称は「私」。ジュラ紀に誕生。甘党。性格は甘えん坊。好物はソラ豆スイーツ。桃色と白の体で腕と背びれは赤であり、ピンクのリボンが付き黄色があしらわれた黒い中折れハットと黄色の蝶ネクタイも身に着けている。 天ちゃん(てんちゃん) 番外編(パート1)から登場。ぐりぶー物語でも3回から登場。鹿児島中央警察署の警察官にして天文館治安対策マスコットキャラクター。普段は鹿児島中央警察署地蔵角交番、御着屋交番、及びその周辺で勤務しており、兄弟揃って治安対策活動とし様々なアピールを行っている。番外編(パート1)では隼人や妹の天子ちゃんと共に、うそ電話詐欺を仕組んだヤッセンボーを追い詰めた。 短髪で右の前髪が飛び出ているのが特徴。兄弟ともども、黄色い肌と緑の髪をしており、常に警帽をかぶり、頭からは黄色く丸い玉が付いた橙色の触角が生え、常にウインクをしている。兄弟2人とも制服を着ているが、法被などを着ることもある。 天子ちゃん(てんこちゃん) 番外編(パート1)から登場。ぐりぶー物語でも3回から登場。天ちゃんの妹。天ちゃんより後に治安対策活動へ加わるようになった。番外編(パート2)では兄の天ちゃんと共に、迷子になったコンコンをヤッセンボーの元へ送り届けた。赤い紐で髪を二つに束ねている。 イータ君(イータくん) 番外編(パート2)から登場。税金を司る精霊。術によりイータ君の力を封じられた期間、鹿児島は税金が無くなると同時に、あらゆる公共サービスの無い世界へと変貌してしまっている。 名前の由来は国税電子申告・納税システムe-Tax(イータックス)より。ちなみにイータ君は国税庁のキャラクターであり、2004年10月1日生まれ、東京都千代田区霞が関出身、身長約165cmで独身の男の子、パソコンが特技、空も飛べるという設定も存在している。 ホテルボッケモン ホテ京Z(ホテルボッケモン ホテきょうゼット) 第一部完結編一話から登場。ぐりぶー物語でも3回から登場。作中のホテル京セラは研究機関としての顔も併せ持っており、そこで進行中の「Z計画」により開発されホテル京セラ開業日と同じ1995年9月1日に生み出されたヒューマノイドのボッケモン。身長2m、体重100km。ひっとべ!では喋っているが基本的に無口で、性格はお人よし。設定上ではホテル京セラ別館アネックス1階に展示してあることになっているホテルの模型が変形して、本館の上部分がボディに、本館の下部分が足になり、3階の連絡通路部分は「ブリッジブレード」という剣になる。人知を超えた高出力と高い演算能力を実現した「セラミクス・ドライブ」というブラックボックスが内蔵されており、ホテル責任者による「ホテ京Z始動」の号令のもと、PC入力からの信号を受け始動する。ホテル内の一般人に襲い掛かるデビルイッシーの牙を剣で食い止めた。 後にデビルイッシーとの実戦データをフィードバックしたアップデートが行われ形状などが変更されており、ひっとべ!では、ブリッジブレードを使用してZの文字に斬りつけるファンクションZ「天撃斬」と、別館アネックスの建物部分が盾になった「アネックスシールド」も使用した。 伝承ボッケモン 大石兵六(でんしょうボッケモン おおいしひょうろく) 想像上の回想では第一部二話から、本格的には第一部完結編三話から登場。鹿児島の代表的文学作品「大石兵六夢物語」に登場する武士。第一部完結編において、伝承ボッケモンだったことが判明。一人称は「私」。第一部完結編でたまたま狐一族の前に現れ真実を語るが、重大な出来事を事も無く喋るなど飄々とした性格の人物。 コンコンが所持していた狐一族に伝わる「大石兵六夢物語」の本では、人々を困らせる吉野狐たちの変化を見破り、一人で一匹残らず滅ぼし死に追いやった人物として描かれていた。しかし第一部完結編において、実はあのとき村のみんなが吉野の狐を退治すると盛り上がっていたことから、兵六が狐の責任者を名乗るヤッセンボーと話し合った結果、外から人間が入れぬよう吉野狐が住んでいた世界と鹿児島の間に扉をつくり吉野狐が住む世界を封印してもらったと思い込んでいたことや、当時、村のみんなには自分が退治したと言っておいたということが真実であったと判明した。狐一族との誤解も解け、狐一族とも仲良くなれたその席で、ヤッセンボーの行った封印が、いたずらが発端となり村人たちが狐退治に張り切っていた事態から狐一族を守る結果になったことを指摘して去っていった。 ちなみに、元々の話である大石兵六物語は微妙に内容が異なる話がいくつか存在するが、江戸中期における薩摩藩士・毛利正直著作の鹿児島の郷土文学「大石兵六夢物語」は、通常の太刀より大きな太刀を扱うことができるため剣の腕に覚えがあり、お調子者で気が大きい大石は酒の席で吉野山に住む白狐達がいたずらをして人々を困らせているという話を聞き、自分一人で白狐を退治すると言い狐退治のため吉野山に向かうが、お化けが苦手で狐達が化けた妖怪を見てあまりの恐ろしさに逃げ出し、逃げる最中にも次々と狐達にだまされ続けるので、そのリアクションがあまりにも面白いため狐達が調子に乗ってしまい、大石は偶然2匹の狐を捕らえ退治する事に成功するという内容。 かごんまダスキング 番外編(パート5)から登場。ぐりぶー物語でも10回から登場。お掃除のボッケモン。番外編(パート5)では、しもべとなり掃除をしろと脅すヤッセンボーたちに隼人と一緒に立ち向かった。戦いのときにはモッピーが変身した掃除用の赤いモップ棒「ダスキンモップ」を使用する。綺麗好きで鹿児島を綺麗にするお掃除の使者を名乗っており、掃除を愛するあまり戦いの最中でも武器のダスキンモップで敵に付いた汚れを払い落とす。一人称は「僕」。身長2m。体重70kg。必殺技は「ダスキンモップ」の掛け声でモップを真横に薙ぎ払い、放った水色のオーラで敵を吹き飛ばして「クリーンロッド」と叫ぶ「ダスキンモップ クリーンロッド」。イライラした相手にはオモチャのような見た目の銃で黄色い光「リフレッシュシャワー」を浴びせて爽やかでスッキリした気持ちに変える。桜島生まれ。一人称は「ボク」。好物はミスタードーナッツのポンデリング。 モッピー 番外編(パート5)から登場。モップのボッケモン。体は小型で全身が真っ赤な毛に覆われており、宙を飛び移動する。泣き声は「モッピー」で言葉は話さない。掃除が大好きな人のところへ現れる。火山灰の掃除に適したダスキンの鹿児島オリジナルモップの棒に変身することができ、かごんまダスキングが使用する。 火縄銃のボッケモン 火縄銃兵衛(ひなわじゅうのぼっけもん ひなわじゅうべえ) 第二部二話から登場。ぐりぶー物語でも3回から登場。身のこなしは軽やかで、己の復讐心のため火縄銃を奪い取ろうとするアイくろをその素早い動きで翻弄した。銃の射撃に関しても達人並みの腕前を誇る。火縄銃、ロケットと、一歩間違えば恐ろしい力になるが夢と希望が詰まった、その時代で最新の科学技術が作られている種子島を例えに出し、降参したアイくろに「持つ者の心次第。この銃と共に歩み自分の心とよく向き合ってみればいい」と火縄銃を託した。一人称は「おい」。 火縄銃兵衛は、1543年9月23日(旧暦・天文12年8月25日)生まれで、普段は西之表市を中心に活動している。 南さつま市のボッケモン サンディくん(みなにさつましのぼっけもん さんでぃくん) 第二部五話から登場。ぐりぶー物語でも3回から登場。海亀のボッケモン。男。コノハナサクヤヒメに会わせろとくぐり狐衆から絡まれていたところを、つんつんが止めに入る。そのお礼に笠沙恵比寿の食堂でつんつんにタカエビ丼をご馳走した。日本三大砂丘の一つ、南さつま市吹上浜出身。砂や砂像が好きで砂を通じ町が賑やかになっていくことが夢だが砂像が崩れるという理由で雨は苦手。普段はおっとりした性格で甲羅が重く足は遅いが、体を動かすことが大好きでスポーツをするときは凄く活発になる。砂像づくりとダンスが得意で、好きな食べ物はかぼちゃ。1995年生まれ。スナミちゃんという妹がいる。 サンディくんは、吹上浜砂の祭典のマスコットキャラクターであり自然環境の大切さを伝える仕事をしている。 ルリー ひっとべ!ボッケモンランド35回から登場。奄美生まれ。ひっとべ!ではコンコンに日本エアコミューターを案内する役として登場した。番外編(パート8)では冒頭で番組内容を紹介したり、ぐりぶーたちを案内したりした。青い体で頭にはゴーグル。JACの白文字が入った赤い服を着ている。ルリーは2000年5月に、鹿児島の県鳥であるルリカケスをモチーフとしてJACがイメージできる日本エアコミューターのイメージキャラクターとして誕生している。 ぐりぶー ひっとべ!ボッケモンランド1回から登場。ぐりぶー物語では主役。つんつんとコンコンのボッケモン放送局 ON RADIOなどにも度々登場しており、ショーなどで隼人たちと出演する機会も多い。鹿児島県庁観光課の課長。詳細は「ぐりぶー」を参照 さくら ひっとべ!ボッケモンランド22回から登場。ぐりぶーの幼馴染。鹿児島県出身の女の子。天真爛漫な性格で、特技はぐりぶーダンス。ぐりぶー物語では鹿児島県の臨時職員として勤務。ぐりぶーとの結婚後は7つ子を産んだ。顔の周りに花が6本、尻尾の先に花が1本咲いており、ハイビスカスの髪飾りを耳に着けている。南から北上する桜前線のように色鮮やかな花や緑が鹿児島から広がって欲しいという願いから、さくらと名付けられた。 天城町のボッケモン あまぎくん(あまぎのぼっけもん あまぎくん) 番外編(パート8)から登場。番外編(パート8)で、ぐりぶーたちに観光名所を紹介をした。天城町の花ツツジの飾りを付けた闘牛のかぶり物を被り、青い海を表した前髪が特徴。トライアスロンの服を着ている。 天城町のボッケモン あまりん(あまぎのぼっけもん あまりん) 番外編(パート8)から登場。番外編(パート8)で、あまぎくんと一緒にぐりぶーたちに観光名所を紹介をした。特徴は、天城町の花であるつつじをあしらい天城町の特産品マンゴーをモチーフにした頭と、波の模様を表現した服装。 天狗とガラッパのボッケモン 天ガラもん(てんぐとがらっぱのぼっけもん てんがらもん) 第二部六話から登場。ぐりぶー物語でも3回から登場。八重山に暮らす天狗の父、甲突の池に暮らすガラッパ(河童)の母2人が恋に落ち誕生したボッケモン。山の神様からのお告げで天狗の「天」とガラッパの「ガラ」を取り「天ガラもん」と名付けられた。鹿児島市郡山出身地で、賢く元気いっぱいな性格。やんちゃだが親孝行で優しい心を持っている。特技は、おじゃこい隊のテーマソングにあわせたダンス。おじゃこい隊とともに「こいやま(郡山)」に幸せを運ぶ活動をしている。第二部では、人間の幼い男児に化け、覗いたキラキラスコープにつんつんが映り戸惑うアイくろに「それは恋だよ」と語りかけ手招きして山奥へと誘った。くぐり狐衆とも一戦交える。 頭には河童の皿、顔には赤くて高い鼻があり、背中に生えた白く大きな羽で空を飛ぶ。天狗の服装と高下駄を身に纏い。首から大きなお守りを下げ、腰には瓢箪をぶら下げている。大きな緑の葉っぱの団扇を手に戦い、団扇を手裏剣のように投げる「天ガラ団扇手裏剣」、つむじ風を起こし相手を吹き飛ばす「天ガラ大旋風」、頭突きを見舞う「天ガラ頭突き」、掴んで振り回し投げる「天ガラ大回転投げ」を駆使する。 天ガラもんのキャラクター名の由来となっているのは「お利口さん」、「感心な子」という意味の鹿児島弁「てんがらもん」。 こい山のボッケモン おじゃこい隊(こいやまのぼっけもん おじゃこいたい) 第二部六話から登場。森から来た妖精で恋の町「こいやま(郡山)」に幸せを運ぶ活動をしている。人間の女の子のような姿をしており、白い服にそれぞれ金、黄、赤、青、緑の薄布を羽織ったような姿をしている。くぐり狐衆やヤッセンボーたちに起こされた大平の獅子に襲われるが、隼人の破影の太刀で闇を払われた大平の獅子を取り囲み鎮めるのに一役買った。 ちなみに、おじゃこい隊は明桜館高校の女子高生が演じている。 大平の獅子(おおひらのしし) 第二部六話から登場。ヤッセンボー一味からの闇の力で無理矢理目覚めさせられた獅子舞のような黒い獅子たち。2本足の獅子が4体、4本足の獅子が1体の計5体が出現して低いうなり声を上げ、その大きな口で噛み付き襲い掛かる。隼人の破影の太刀で闇を払われた後、おじゃこい隊により鎮められ5体が集まり1つの光となり、こいやまに伝わる古の宝「ラブリーフルーレ」へと変化して恋心を抱くスイートポテトレディの手に収まった。 ちなみに大平の獅子は、9月に行われる秋の彼岸に鹿児島市の花尾神社で行われる奉納祭りで「大平の獅子舞踊り」として演じられている獅子舞。大平の獅子舞踊りは五穀豊穣、無病息災を祈願して踊られる狂言調の踊りで、親の敵討ちのため獅子と闘い獅子を討ち取る内容になっている。獅子舞発達の原初形態が見られる素朴で民俗学的に価値の高いものとして2005年には鹿児島市の無形民俗文化財に指定されている。 さつま町のボッケモン さつまるちゃん(さつまちょうのボッケモン さつまるちゃん) ひっとべ!ボッケモンランド33回から登場。ぐりぶー物語でも3回から登場。おしりがピカピカ光るホタルの妖精。第二部ではボロボロになった竹刀で戦いに赴こうとするつんつんに無茶だと訴えた。さつま町の営業課長兼、宣伝隊長のイメージキャラクターでもある。身長は132(さつまる)cm。好奇心旺盛で優しく穏やかな性格。魔法でさつま町のいろんなものを出すことが可能で、空を自由に飛ぶことも可能だが人前では飛べない。公式プロフィールは男の子(?)となっている。 たけのこのボッケモン たけんこっぽ/竹神様(たけがみさま) 第二部八話から登場。さつま町に住む筍のボッケモン。竹林の中で現れ、ヤッセンボーに負けて満身創痍になったつんつんたちを手招きして隼人たちがいる酒蔵へと誘った。その姿を見たつんつんからは、おいしそうと言われている。元に普段は竹の枝を振りながら「たけたけ」という口癖を口にして愛嬌を振りまいているが、相手を受け入れる寛容さを持ち、それゆえ折れぬ強き心で真っ直ぐに伸びてゆく「竹の心」をつんつんとコンコンに見いだし「竹の心見つけた」と叫び、頭部が長い竹の姿をした白髭を蓄えた竹神様へと正体を現した。 竹神様は、つんつんとコンコンを古の宝を再び託すに値する者と認め、2人が所持していた折れた竹刀をつんつんブレードとコンコンソードへと変える。その後は元のたけんこっぽの姿へと戻っており、何事も無かったかのように振る舞い暮らしている。子供の頃から一緒にいる女性も第二部で正体を現すまで全然気付かなかった模様。 夢を守るボッケモン ポニー(ゆめをまもるぼっけもん ぽにー) 番外編(パート9)から登場。子ども達の夢を守るボッケモン。修行のため鹿児島地区を担当しているサンタクロースの空飛ぶそりを引くトナカイの見習いをしているが、サンタとはぐれてしまう。女性から振られた腹いせのためクリスマスを中止にしようと企むヤッセンボーたちに囚われそうになるが、つんつんたちに助けられ、アイくろと協力して蹴りで立ち向かった。 サンタクロース鹿児島地区担当(さんらくろーす かごしまちくたんとう) 番外編(パート9)から登場。鹿児島地区を担当するサンタクロース。ポニーの頑張りを見ており鹿児島の子供たちにプレゼントを届けるため迎えに現れた。 アマンむすめ ひっとべ!ボッケモンランドの「アマンクロスのクロスすっが商店街」に登場。アマンクロスを師匠と崇める若い人間の女性のような姿をした「みん」、「のん」という2人組のボッケモン。アマン娘と漢字で表記されることもある。アマンクロスもたじろぐほどの異様に高いテンションで、アマンクロスと共に道行く通行人に黒酢を勧めまくる。番外編(パート5)「掃除をすっど!」では、窓を開けっぱなしにしたら駄目だとアマンクロスから何度も言われていたにも関わらず、アマンむすめがアマンクロスの会社の窓を開けっぱなしにしていったため、火山灰が吹き込んでザラザラになった部屋をアマンクロスが掃除していた。 アマンクロスのような黒い帽子にアマンクロスのような色の衣服とスカートを着用している。 オゴージョ 現在、ショーのみの登場。プリモゼを目の敵にする、人間の女性の姿をした、薩摩の美魔女を自称する、薩摩おごじょのボッケモン。一人称は「私」。手にした杖でプリモゼに突如襲い掛かった。プリモゼから、おばさん呼ばわりされ、若い女性への憎しみの力による暗黒エネルギーが出ていると言われている。ちゃんばら無刃剣十字丸を手にしたプリモゼが「おはらまつりダンシングフラッシュ」、「さつまきりこシャイニングハレーション」、「おおしまつむぎトロピカルストリーム」、「プリモゼトライアングルハーモニー」と技名を口にしながら放った斬撃により撃退された。目に蝶の形をした紫の大きな仮面、もしくは黒のマスクを付けており、黒い服に赤い帯とブーツ。武器は三又の杖。 アンドロメダ将軍(あんどろめだしょうぐん) スペシャル音楽SHOWに登場したアンドロメダ星の将軍。宇宙征服のためコノハナサクヤヒメの歌が発する無限のエネルギーを狙い部下を引き連れ地球へやってきた。「アンドロロロ~」という笑い声で笑う。独特の形状をした尖った金色のヘルメットを被り、地球人に似た顔面には隈取りのような模様がある。太った体型をしており、金色の六芒星が胸に付いており金色の肩当てなどがある服を身に纏い、音楽のエネルギーを集めるための巨大なマイクのような杖を手にしている。なお、引き連れてきた部下を含めアンドロメダ星の住人は美味しいことや楽しいことを知らないというショーでの設定はオモチャキッドでのアンドロメダ星人の設定を踏襲している。ちなみに、2014年10月に行われたKKB夢応援フェスタにも登場した。
※この「その他のボッケモン」の解説は、「薩摩剣士隼人の登場人物」の解説の一部です。
「その他のボッケモン」を含む「薩摩剣士隼人の登場人物」の記事については、「薩摩剣士隼人の登場人物」の概要を参照ください。
- その他のボッケモンのページへのリンク