カラフトワシとは? わかりやすく解説

カラフトワシ

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樺太鷲

読み方:カラフトワシ(karafutowashi)

ワシタカ科の渡り鳥

学名 Aquila clanga


カラフトワシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/16 07:30 UTC 版)

カラフトワシ
カラフトワシ Clanga clanga
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
 ワシントン条約附属書II類
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: タカ目 Accipitriformes
: タカ科 Accipitridae
: Clanga
: カラフトワシ C. clanga
学名
Clanga clanga Pallas, 1811
和名
カラフトワシ
英名
Greater spotted eagle
黄緑:繁殖地、青:越冬地
Clanga clanga

カラフトワシ(樺太鷲、学名:Clanga clanga)は、タカ目タカ科に分類される鳥類

分布

夏季にヨーロッパ東部からロシア南東部にかけての地域で繁殖し、冬季になるとインド北部、中華人民共和国南部、アフリカ大陸北部、東南アジアへ南下し越冬する。日本には越冬のためまれに飛来(迷鳥もしくはまれな冬鳥)する。鹿児島県には定期的な渡来地がある。

形態

全長オス67cm、メス70cm。翼開張158-182cm。尾羽は短い。全身が黒褐色や濃褐色、褐色の羽毛で覆われる。尾羽基部の上面(上尾筒)や尾羽基部の下面(下尾筒)の先端には白い斑紋が入る。

虹彩は暗褐色。後肢の色彩は黄色。

幼鳥は肩羽や雨覆に淡褐色の斑紋が入る。

生態

越冬地では農耕地やマングローブ林などに生息する。飛翔時には腕を上げ翼の先端を下げる。

食性は動物食で、小型哺乳類、鳥類、爬虫類両生類魚類などを捕食するほか、動物の死骸なども食べる。帆翔したり樹上で待ち伏せしたりして獲物を探すほか、地面を歩いて獲物に忍びより捕らえることもする。

平地や水辺の森林の樹上に営巣し、1-3個の卵を産む。抱卵日数は42-44日、巣立ちまでの日数は60-65日。巣立ち後、20-30日で独り立ちする。

関連項目

参考文献

外部リンク


カラフトワシ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/19 13:57 UTC 版)

名詞

カラフトワシ樺太鷲

  1. タカ目タカ科イヌワシ属属す猛禽類一種学名:Aquila clanga



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