カラフトヒョウモンとは? わかりやすく解説

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樺太豹紋蝶

読み方:カラフトヒョウモン(karafutohyoumon)

タテハチョウ科チョウ

学名 Clossiana iphigenia


カラフトヒョウモン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 07:10 UTC 版)

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カラフトヒョウモン
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: タテハチョウ科 Nymphalidae
亜科 : ドクチョウ亜科 Heliconiinae
: ヒョウモンチョウ族 Argynnini
: カラフトヒョウモン属 Clossiana
: カラフトヒョウモン C. iphigenia
学名
Clossiana iphigenia (Graeser, 1888)
和名
カラフトヒョウモン
英名
The Iphigenia Fritillary
亜種
  • C. i. sachalinensis (Matsumura)

カラフトヒョウモン(樺太豹紋、Clossiana iphigenia)は、チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ヒョウモンチョウ族に分類されるチョウの1種。日本では北海道だけに分布する小型のチョウである。

特徴

アサヒヒョウモンホソバヒョウモンとともに、日本では北海道に3種のみ生息する、寒冷地型の小型ヒョウモンである。翅は表裏ともに黄褐色で、とくに後翅裏は黄色が濃くなる。翅表の翅脈は黒色でいわゆる豹紋柄。

とくにホソバヒョウモンとよく似ており、しばしば混生する。いずれも黄色地の後翅裏に銀白色や橙色の模様が現れるが、それらが明瞭な境界をもつのが本種、ぼやけるのがホソバ。

年1化性で、成虫は低地では5月下旬、高地では7月ごろから発生を始める。ゆるやかに飛翔し、訪花、吸水などする。

食草はスミレ科ミヤマスミレ、ケタチツボスミレ。越冬態は4齢幼虫。

分布

北海道石狩地方以東。

国外ではロシア極東部およびサハリン

保全状況評価

カラフトヒョウモンClossiana iphigenia sachalinensis

環境省レッドリスト、2012年版)[1]

脚注・出典

[脚注の使い方]
  1. ^ カラフトヒョウモン”. 日本のレッドデータ検索システム. 2021年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月30日閲覧。

参考文献

関連項目



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