カラフトダイコンソウとは? わかりやすく解説

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樺太大根草

読み方:カラフトダイコンソウ(karafutodaikonsou)

バラ科多年草

学名 Geum macrophyllum var.sachalinense


カラフトダイコンソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 02:09 UTC 版)

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カラフトダイコンソウ
福島県燧ケ岳 2011年7月
分類クロンキスト体系
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
亜科 : バラ亜科 Rosoideae
: ダイコンソウ属 Geum
: Geum macrophyllum
変種 : カラフトダイコンソウ
var. sachalinense
学名
Geum macrophyllum Willd. var. sachalinense (Koidz.) H.Hara
シノニム

本文記載

和名
カラフトダイコンソウ(樺太大根草)

カラフトダイコンソウ(樺太大根草、学名:Geum macrophyllum var. sachalinense)は、バラ科ダイコンソウ属多年草。別名、チシマダイコンソウ(千島大根草)。

特徴

植物体全体に針のような黄赤色の長く粗い毛が生え、特にの下部に多い。茎は上部でまばらに分枝し、枝は横に広がる。根出葉は羽状複葉で、柄があり、頂小葉は円形で縁に不ぞろいな鋸歯があり、側小葉はごく小型で1-2対つく。茎につくは互生し、側小葉がなく、下部のものは卵円形で3浅裂し、上部のものは3中裂して側裂片が広く開き、先端はとがり、縁に粗い鋸歯がある。

花期は7-8月。花は径約15mmで、枝の先または柄の先にまばらに1個つける。花柄には密生する短毛のほか剛毛が生える。萼片は5個で花時には反り返る。花弁は黄色で5枚。雄蕊心皮は多数あり、離生する。集合果は球状で、痩果は紡錘形になり粗い毛がある。

分布と生育環境

日本では、北海道、本州中部地方以北に分布し、山地に生育する。世界では、樺太、千島に、種としては、北アメリカに分布する。

シノニム

  • Geum aleppicum Jacq. var. sachalinense (Koidz.) Ohwi
  • Geum japonicum Thunb. var. sachalinense Koidz.
  • Geum macrophyllum Willd. subsp. fauriei (H.Lév.) Vorosch.

参考文献



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