映り

デジタル大辞泉

うつり【映り】

読み方：うつり

１ （「写り」とも書く）影や映像が現れること。また、現れぐあい。「—のいい鏡」「写真—が悪い」

２ 色や物の取り合わせ、つりあい。調和。「この着物と帯は—がよい」

３ 光が当たって照り輝くこと。

「あかねさす日の—を見て、夜が明けたと思ひ」〈浮・一代男・二〉

日本語活用形辞書

映り

読み方：うつり

ラ行五段活用の動詞「映る」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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刀剣用語解説集

映り（うつり）

刃境と鎬の間に現われる地鉄の働き。鎌倉時代から室町時代の備前工に最も多い。影映り、地映り、棒映りがあり、性質の異なるものに白気映りがある。影映りは乱映りともいい、刃文の影が地に映ったように見える。地映りは刃境近くに白く霧がかかったように現われる。棒映りは直映りともいい、乱刃直刃を問わず刃文の焼頭に沿ってハバキ元から上部に向かい白く棒状に現われるもの。白気映りは室町時代の関物に多く見られるため、関の白気映りと呼ぶことがある。ぼうっと白く、はっきりせず、映り状に見えるものをいう。新刀では主に石堂一派に映りを多く見る。

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「映り」の例文・使い方・用例・文例

• この地域はテレビの映りが悪い
• どうも山陽テレビと教育テレビの映りが悪い
• テレビ映りのよい政治家
• ライブ映像がスクリーンに映り出されます。
• あなたの目にはそれはどう映りますか。
• このテレビ、チカチカしてどうも映りがよくないな。
• ここはテレビの映りがいい[良くない].
• この地区はテレビの映りがよくない.
• 人道的援助も交戦国にとっては利敵行為と映りかねない.
• 写真の映りが悪い
• 心に映りのハッキリした物は記憶に残る
• 赤と緑は映りが好い
• 紺地に金は映りが好い
• この絵は映りが好い
• (光や色が)映り合う
• 高山で日の出や日没時に太陽を背にして立つと,霧に自分の影が大きく映り,影の回りに色のついた光が現われる現象
• レマン湖の湖面に幻想的な光のショーが映ります。