茶屋とは? わかりやすく解説

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ちゃ‐や【茶屋】

読み方:ちゃや

製造・販売する職業また、その家。葉茶屋

旅人などに茶菓供し休息させる店。茶店(ちゃみせ)。「峠の—」

江戸時代上方遊里で、客に芸者遊女呼んで遊ばせた家。揚屋(あげや)より格が低かった

江戸時代江戸新吉原で、客を遊女屋などに案内することを業とした家。引手茶屋

芝居茶屋」に同じ。

相撲茶屋」に同じ。

茶屋の画像
京都島原で茶屋と置屋兼ね輪違屋わちがいや)

茶屋 (ちゃや)


茶屋

読み方:チャヤ(chaya)

(1)江戸時代私用旅行者休泊所。
(2)客に飲食または酒色供して遊興をさせるのを商売とした店。


茶屋

茶屋の画像 茶屋の画像
芸名茶屋
芸名フリガナちゃや
性別男性
生年月日1998/11/19
星座さそり座
干支寅年
血液型A
出身地秋田県
身長174 cm
体重53 kg
URLhttps://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=8103
プロフィール1998年11月19日生まれ秋田県出身お笑い芸人お笑いコンビ空前メテオ」として活動。趣味・特技は、映画鑑賞ゲームスマブラ今後活躍期待される
職種お笑い
趣味・特技映画鑑賞/ゲーム/スマブラ

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茶屋

読み方:チャヤ(chaya)

所在 石川県白山市


茶屋

読み方:チャヤ(chaya)

所在 鳥取県日野郡日南町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

茶屋

読み方
茶屋さや
茶屋ちゃや
茶屋ちやや

茶屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/17 10:06 UTC 版)

茶屋(ちゃや)は、中世日本の、客にを提供する商売、および近世にそれから派生した茶や食べ物や休息場所を提供する店、またさらにそこから分化派生し飲食に加えて遊興を提供した店。 茶店 ちゃみせとも言う。

時代ごとに形態がかなり異なるので、歴史順に説明する。

歴史

仏法僧が中国からチャの苗木を持ち帰って日本で喫茶の習慣が広まり、まず寺社や貴族、武士など支配階級で茶が飲まれたが、最初は茶屋は無かった。

室町時代前期
茶屋の原型が分かる図。左は天秤棒茶釜水桶などの道具を運び商売をする茶売人。此の図では「煎じ物売」。右は僧形の「一服一銭」が抹茶(粉茶)を勧めている。東京国立博物館本『七十一番職人歌合』二十四番。狩野養信雅信父子による模写(養信歿年にあたる弘化3年(1846年)の作)。

室町時代になって70年ほどすぎ、15世紀前期の応永年間になると、東寺の門前などで参拝客を相手に茶湯一杯を安価で供する「一服一銭」などと称される茶売人が現れ、[1][2]1403年(応永10年)の『東寺百合文書』には「南大門前一服一銭請文」があり、「茶売人」の文字が見え[3]、この「一服一銭」の茶売人が茶屋の最初期の形態や原型だと一般にされている。これは茶道具や水桶やござを天秤棒で持ち込んで立売する商売で、固定の店舗を持たないものであった。

室町中期(16世紀)

室町時代中期、1500年明応9年)頃の『七十一番職人歌合』では僧形の者が座ったままで抹茶を供しているが、安土桃山時代の『洛中洛外図』などでは立売の姿が描かれている[4]。また、16世紀の『富士見図屏風』と『釈迦堂春景図屏風』では、小腹を満たすための串刺しの焙りのようなものを商っている様子も描かれている[5]。後には社寺の門前に小屋がけをするようになり、このような掛茶屋は「一銭茶屋」と称されるようになった[4]

江戸時代の茶屋

東海道五十三次 鞠子 名物茶屋
江戸時代の重兵衛茶屋の跡(兵庫県丹波篠山市
江戸の町中の茶屋を再現したもの。へっついにくべて、茶を沸かしている。深川江戸資料館

江戸時代大坂における茶屋の分布や営業形態に関しては杉本厚典(2024)の『江戸時代大坂の茶屋・料理屋の分布』で分析されており、 17世紀後葉に遊山茶屋として登場し、17世紀末には遊山茶屋と新地茶屋に区分され、18世紀前葉には、堀江・道頓堀、新地、道頓堀のいろは茶屋、郊外の茶屋の四種類が大坂市街地を取り囲むように分布し、19世紀には芝居茶屋が道頓堀に密集したという。[6]

江戸時代には宿場町に水茶屋も広まり女性が給仕した。

江戸期の浮世絵に描かれた茶屋

江戸期の名所絵には茶屋を描いたものがあり、簡素な出茶屋も繁盛している大きな茶屋も描かれている。

  • 歌川広重東海道五十三次
    1. 「袋井」(通称「袋井 出茶屋」) :「袋井宿」。出茶屋が描かれている。
    2. 「大津」(通称「大津 走井茶屋」) :「大津宿」。名物「 走井餅 はしりいもち」を売る茶屋が描かれている。
  • 渓斎英泉および歌川広重 『木曽街道六十九次』(実質、中山道六十九次
    3. 「木曽街道 板橋之駅」 : 「板橋宿」。渓斎英泉 画。出茶屋を描く。
    4. 「木曽街道 上尾宿 加茂之社」 :「上尾宿」。渓斎英泉 画。神社近くの立場茶屋。
    5. 「木曽海道 高崎」 :「高崎宿」。歌川広重 画。
    6. 「岐阻街道 奈良井宿 名産店之図」 :「奈良井宿」。渓斎英泉 画。初めは峠道の険しさから切実に求められた立場茶屋であったろうものが、店としてずいぶん賑わって見える。
1. 『東海道五三次之内 袋井』
2. 『東海道五拾三次之内 大津宿』
3. 『木街道 板橋之
4. 『木曾街道 上尾宿 加茂之社』
5. 『木曽海道六拾九次之内 高
6. 『岐阻街道 奈良井宿 名産店之

種類

街道筋の宿場にある茶屋は「 水茶屋 みずぢゃや」「 掛茶屋 かけぢゃや」「 御茶屋 おちゃや」と呼ばれた。立場にあれば「 立場茶屋 たてばぢゃや」と呼ばれていた。また、茶の葉を売る店は「 葉茶屋 はぢゃや」と言う。店先では、縁台緋毛氈や赤い布を掛け、赤い野点傘を差してある事も多い。

料理茶屋 りょうりぢゃやは、料理も出す茶屋であり、料理茶屋の中には江戸時代に創業して現在も料亭として営業している店がある。 煮売茶屋 にうりぢゃやは、煮売屋でも茶屋でもある店。

近松門左衛門の心中物『心中重井筒』などの作品内では性風俗を売り物にする店は「 色茶屋 いろぢゃや」と呼ばれている。このほか、遊客を女郎屋に案内する茶屋は[7] 引手茶屋 ひきてぢゃや」といった。

また 待合茶屋 まちあいぢゃや 出会茶屋 であいぢゃや 相撲茶屋 すもうぢゃや、様々な営業形態の茶屋があった。

現代の茶屋

現代の日本では、主に観光地景勝地で営業しており、土産物屋を兼業している場合も多い。

現代日本では中世や近世の茶屋はノスタルジーの対象であり、観光業でこれを再現した店舗や観光施設はある。その他、屋号に郷愁を感じさせる「茶屋」を入れ「○○茶屋」とする都会の飲食店やスイーツ店もある。

茶屋の名を留める地名

金沢の「にし茶屋街」

脚注

  1. ^ 京都歴史こぼれ話-京都新聞連載コラム『雑学京都史』より- 特別展展示資料 解説集” (PDF). 2016年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月27日閲覧。
  2. ^ 日本の話 江戸時代編 第33話 嗜好品文化の普及過程で世に登場した「一服一銭」”. 2016年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月27日閲覧。
  3. ^ 御影供と弘法市”. 東寺. 2009年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年9月7日閲覧。
  4. ^ a b 永島福太郎 「一服一銭」 in 国史大辞典編集委員会 編 『国史大辞典 (昭和時代)』第一巻, 吉川弘文館, 1979年3月, p. 688. ISBN 978-4-642-00501-2
  5. ^ 源城政好 「特別展覧会『日本人と茶 -その歴史・その美意識ー』雑感」, 京都国立博物館よみもの No. 39. (京都国立博物館特別展「日本人と茶-その歴史・その美意識」 2002年9月7日 - 10月14日)
  6. ^ 江戸時代大坂の茶屋・料理屋の分布”. 杉本厚典. 2024年7月6日閲覧。
  7. ^ 引手茶屋』 - コトバンク
  8. ^ ひがし茶屋街の観光地図”. 金沢観光情報(ウェブサイト). 粟長醤油株式会社. 2010年4月11日閲覧。
  9. ^ ひがし茶屋街”. きまっし金沢. 2010年4月11日閲覧。
  10. ^ 主計町茶屋街”. きまっし金沢. 2010年4月11日閲覧。
  11. ^ にし茶屋街”. 写真紀行・旅おりおり. 2010年4月11日閲覧。

関連項目


茶屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 10:16 UTC 版)

中国の茶の文化」の記事における「茶屋」の解説

古代の中国学者たちは茶屋で学術的な話し合いをしていた。茶屋は政治忠実な場所であり、この中にいる時だけは社会的地位関わらず誰でも正直に合理的な会話をすることが好まれるゆっくりとを飲むことは互い礼節気分上げる。茶屋は中国の茶の文化副産物というだけでなく、中国歴史の証ともなっている。現在、人々北京市にある老舎茶館杭州市蘇州市揚州市南京市無錫市紹興市上海市など華東の茶屋で古典的な雰囲気感じることができる。これらの茶屋の雰囲気はまだ活気溢れている。

※この「茶屋」の解説は、「中国の茶の文化」の解説の一部です。
「茶屋」を含む「中国の茶の文化」の記事については、「中国の茶の文化」の概要を参照ください。

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