キリスト教 名称

キリスト教

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 06:13 UTC 版)

名称

キリスト教という名の中の「キリスト」は、日本伝来当時は「キリシト」であったが、江戸時代後期から「キリスト」となった。中国イエズス会士によって、音訳語「基利斯督」およびその略語「基督」がつくられ、日本においても明治初年から、「基督」が当て字として新教系の刊行物(片仮名表記「キリスト」を採用した邦訳聖書を除く)で用いられ、明治中期までには一般的表記法として確立した。耶蘇教(やそきょう)とも呼ばれる。

教義

キリスト教会の教え

キリスト教会は、イエス・キリストが『旧約聖書』で預言された救い主救世主)であると教えている。『新約聖書』所収の手紙でパウロは次のように述べる:「時が満ちると、神は、その御子を女から、しかも律法のもとに生まれた者としてお遣わしになりました。それは、律法の支配下にある者を購い出して、わたしたちを神の子となさるためでした」(「ガラテヤの信徒への手紙」4章4-5節)。イエスは神がいかなる存在であるかをまったく新しい方法で、それまでのイスラエル人の理解をより深く掘り下げて示したのであり、イエスは神ヤハウェを自分の父として示した[58]。イエスの中心メッセージは「神の国」の教えである(『マルコによる福音書』1:15他参照)。イエスはこの象徴的な表現をたとえ話によって豊かな内容で満たした。「神の国」は、人間の歴史の中に、そして歴史の終りにおいても神が現存することを教えている。

教えの源泉(特徴)

キリスト教における教えの源泉は、教派によって共通するものと異なるものとがある。全教派(カトリック教会聖公会プロテスタント正教会非カルケドン派アナバプテスト)に共通する教えは聖書旧約聖書新約聖書)である。しかしながら、聖書以外に教えの源泉を認めるかどうかについては教派ごとに相違がある。

正教会[59][60]、非カルケドン派[61]、カトリック教会[62]、聖公会[63][64]聖伝(「聖伝」とは言わず「伝統」とのみ言う場合もある)を認める。カトリック教会では、聖書と聖伝が教えの共通の源泉であるとされ、聖伝は「(聖書と)同じ謙遜と敬意をもって尊敬されるべきもの」とされる[65]。正教会でも「聖書と聖伝」と述べられることはあるが[66]、むしろ「聖伝がただ一つの源泉であり、聖伝の中に聖書が含まれるのであり、分離や対比は両者の価値を減じる」とし、「聖伝の中に聖書」[60]という捉え方もされる[67][68]

聖伝を認める教会の場合、教会の中にある全てのものが聖伝とされるのではない。カトリック教会では使徒たちに由来する聖伝と、神学・おきて・典礼・信心上の「諸伝承」が区別される[69]。諸伝承の中から異なる場所、異なる時代にも適応した表現を大伝承(聖伝)が受け取り、その大伝承に照合され、教会の教導権の指導のもとで、諸伝承は維持・修正・放棄される[69]。正教会では、「天上の永遠なる神の国に属する真の『聖伝』と、地上の人間的な暫定的な単なる伝統」が区別される[70]

一方、プロテスタントには、聖伝(伝統・伝承)を認める者と認めない者とがいる(「プロテスタント」は様々な教派の総称であり、内実は様々である)[注釈 26][注釈 27]。後者を表す宗教改革の原則の一つに「聖書のみ」がある[71][72]。ただし、聖書に優越する、あるいは並び立つ、ないし聖書を包含するといった意味での聖伝(伝統)を認めないプロテスタントであっても、「宗教改革の伝統」「改革派教会の伝統」といった用語がプロテスタントで使われる場合はある[73][74]

教えの源泉の、教派別対照表
西方教会 東方教会
カトリック教会 聖公会 プロテスタント[注釈 28] 正教会
聖書聖伝において解釈・理解されるべきである 聖書・伝統・理性の三本柱を大切にする 聖書のみ
◆ 聖書のほかに、伝統も認める
以上二類型の混在
聖伝の中に聖書が含まれ、聖書は聖伝の中で第一の位置を占める[59][注釈 29]

ニカイア・コンスタンティノポリス信条にみる信仰内容

ニカイア・コンスタンティノポリス信条の位置付け

ニカイア・コンスタンティノポリス信条は、381年に、第1コンスタンティノポリス公会議で定められたキリスト教の信条(教えを要約した定型文[75])である[76]東方教会西方教会のいずれでも、最も広く普遍的に、共通して使われる信条である[75][77][78]。「ニカイア信条[75]」「ニケヤ信経[79]」「ニケア信条[80]」「信経[78]」とも呼ばれる。一方、西方教会では広く使われている使徒信条は、東方教会はその内容は否定しないものの、信条としては使っていない[78][81]。このため、東西教会の両方に言及する本記事では、ニカイア・コンスタンティノポリス信条を骨格としつつも、必要な箇所では使徒信条の内容も必要に応じて補足して、信仰内容を詳述する。

なお、西方教会の一角を占めるプロテスタント諸教派の間では信条の使用に差異があり、ルーテル教会[80]改革派教会[82]メソジスト[83]はニカイア・コンスタンティノポリス信条を使用するが、バプテスト教会では信条の使用自体に議論が発生する[注釈 30][84]。しかしバプテスト教会内にも、信条の強制は否定するものの、その使用の意義は認める見解も存在する[84]

ニカイア・コンスタンティノポリス信条の全文

ニカイア・コンスタンティノポリス信条教派別対照表
西方教会 東方教会
カトリック教会
(日本カトリック司教協議会認可)
聖公会
日本聖公会 祈祷書より)
プロテスタントの一例[注釈 28]日本基督教団
改革長老教会協議会教会研究所訳)
正教会
日本正教会 時課経145頁より[注釈 31]
わたしは[注釈 32]信じます。唯一の神、全能の父、天と地、見えるもの、見えないもの、すべてのものの造り主を。わたしは信じます。唯一の主イエス・キリストを。主は神のひとり子、すべてに先立って父より生まれ、神よりの神、光よりの光、まことの神よりのまことの神、造られることなく生まれ、父と一体。すべては主によって造られました。主は、わたしたち人類のため、わたしたちの救いのために天からくだり、聖霊によって、おとめマリアよりからだを受け、人となられました。ポンティオ・ピラトのもとで、わたしたちのために十字架につけられ、苦しみを受け、葬られ、聖書にあるとおり三日目に復活し、天に昇り、父の右の座に着いておられます。主は、生者(せいしゃ)と死者を裁くために栄光のうちに再び来られます。その国は終わることがありません。わたしは信じます。主であり、いのちの与え主である聖霊を。聖霊は、父と子から出て、父と子とともに礼拝され、栄光を受け、また預言者をとおして語られました。わたしは、聖なる、普遍の、使徒的、唯一の教会を信じます。罪のゆるしをもたらす唯一の洗礼を認め、死者の復活と来世のいのちを待ち望みます。アーメン。[85] わたしたちは[注釈 32]、唯一の神、全能の父、天地とすべて見えるものと見えないものの造り主を信じます。また、世々の先に父から生まれた独り子、主イエス・キリストを信じます。主は神よりの神、光よりの光、まことの神よりのまことの神、造られず、生まれ、父と一体です。すべてのものは主によって造られました。主はわたしたち人類のため、またわたしたちを救うために天から降り、聖霊によっておとめマリヤから肉体を受け、人となり、ポンテオ・ピラトのもとで、わたしたちのために十字架につけられ、苦しみを受け、死んで葬られ、聖書にあるとおり三日目によみがえり、天に昇り、父の右に座しておられます。また、生きている人と死んだ人とを審(さば)くため、光のうちに再び来られます。その国は終わることがありません。また、主なる聖霊を信じます。聖霊は命の与え主、父と子から出られ、父と子とともに拝みあがめられ、預言者によって語られた主です。また、使徒たちからの唯一の聖なる公会を信じます。罪の赦しのための唯一の洗礼を信認し、死者のよみがえりと来世の命を待ち望みます。アーメン。[86]

わたしたちは、唯一の神、全能の父、天と地と、見えるものと見えないものすべての造り主を信じます。わたしたちは、唯一の主、神の独り子、イエス・キリストを信じます。主はすべての時に先立って、父より生まれ、光よりの光、まことの神よりのまことの神、造られずに生まれ、父と同質であり、すべてのものはこの方によって造られました。主は、わたしたち人間のため、またわたしたちの救いのために、天より降り、聖霊によって、おとめマリアより肉体を取って、人となり、わたしたちのためにポンティオ・ピラトのもとで十字架につけられ、苦しみを受け、葬られ、聖書に従って、三日目によみがえり、天に昇られました。そして父の右に座し、生きている者と死んだ者とをさばくために、栄光をもって再び来られます。その御国は終わることがありません。わたしたちは、主であり、命を与える聖霊を信じます。聖霊は、父と子から出て、父と子とともに礼拝され、あがめられ、預言者を通して語ってこられました。わたしたちは、唯一の、聖なる、公同の、使徒的教会を信じます。わたしたちは、罪のゆるしのための唯一の洗礼を、信じ告白します。わたしたちは、死人のよみがえりと来るべき世の命を待ち望みます。アーメン[87]

われしん(ひとつ)(かみ)(ちち)(ぜん)(のう)(しゃ)(てん)()()ゆると()えざる(ばん)(ぶつ)(つく)りし(しゅ)を。(また)(しん)(ひとつ)(しゅ)イイススハリストス・(かみ)(どく)(せい)()(よろづ)()(さき)(ちち)より()まれ・(ひかり)よりの(ひかり)(まこと)(かみ)よりの(まこと)(かみ)(うま)れし(もの)にて(つく)られしに(あら)ず、(ちち)(いつ)(たい)にして(ばん)(ぶつ)(かれ)(つく)られ(われ)人々(ひとびと)(ため)又我(またわれ)()(すく)ひの(ため)(てん)より(くだ)り、聖神及(せいしんおよ)童貞女(どうていぢよ)マリヤより()()(ひと)()(われ)()(ため)にポンティイピラトの時十(ときじふ)字架(じか)(くぎ)うたれ(くるしみ)()(はうむ)られ第三日(だいさんじつ)聖書(せいしょ)(かな)ふて(ふく)(くわつ)(てん)(のぼ)(ちち)(みぎ)()(くわう)(えい)(あら)はして()ける(もの)()せし(もの)審判(しんぱん)する(ため)()(きた)其國終(そのくにをは)りなからんを。

又信(またしん)聖神(せいしん)(しゅ)(いのち)(ほどこ)(もの)(ちち)より()父及(ちちおよ)()(とも)(おが)まれ()められ()言者(げんしゃ)(もつ)(かつ)()ひしを。又信(またしん)(ひとつ)(せい)なる(おほやけ)なる使徒(しと)(けう)(くわい)を。我認(われみと)(ひとつ)洗禮以(せんれいもつ)(つみ)(ゆるし)()るを。我望(われのぞ)()(しや)(ふく)(くわつ)(ならび)來世(らいせい)生命(いのち)を。「アミン」。

ギリシア語: Πιστεύω[注釈 32] εἰς ἕνα Θεόν, Πατέρα, Παντοκράτορα, ποιητὴν οὐρανοῦ καὶ γῆς, ὁρατῶν τε πάντων καὶ ἀοράτων. Καὶ εἰς ἕνα Κύριον Ἰησοῦν Χριστόν, τὸν Υἱόν τοῦ Θεοῦ τὸν Μονογενῆ, τὸν ἐκ τοῦ Πατρὸς γεννηθέντα πρὸ πάντων τῶν αἰώνων. Φῶς ἐκ φωτός, Θεὸν ἀληθινὸν ἐκ Θεοῦ ἀληθινοῦ γεννηθέντα, οὐ ποιηθέντα, ὁμοούσιον τῷ Πατρί, δι' οὗ τὰ πάντα ἐγένετο. Τον δι' ἡμᾶς τοὺς ἀνθρώπους καὶ διὰ τὴν ἡμετέραν σωτηρίαν κατελθόντα ἐκ τῶν οὐρανῶν καὶ σαρκωθέντα ἐκ Πνεύματος Ἁγίου καὶ Μαρίας τῆς Παρθένου καὶ ἐνανθρωπήσαντα. Σταυρωθέντα τε ὑπὲρ ἡμῶν ἐπὶ Ποντίου Πιλάτου καὶ παθόντα καὶ ταφέντα. Καὶ ἀναστάντα τῇ τρίτῃ ἡμέρᾳ κατὰ τὰς Γραφάς. Καὶ ἀνελθόντα εἰς τοὺς Οὐρανοὺς καὶ καθεζόμενον ἐκ δεξιῶν τοῦ Πατρός. Καὶ πάλιν ἐρχόμενον μετὰ δόξης κρῖναι ζῶντας καὶ νεκρούς, οὗ τῆς βασιλείας οὐκ ἔσται τέλος. Καὶ εἰς τὸ Πνεῦμα τὸ Ἅγιον, τὸ Κύριον, τὸ Ζωοποιόν, τὸ ἐκ τοῦ Πατρὸς ἐκπορευόμενον, τὸ σὺν Πατρὶ καὶ Υἱῷ συμπροσκυνούμενον καὶ συνδοξαζόμενον, τὸ λαλῆσαν διά τῶν Προφητῶν. Εἰς Μίαν, Ἁγίαν, Καθολικὴν καὶ Ἀποστολικὴν Ἐκκλησίαν. Ὁμολογῶ ἕν Βάπτισμα εἰς ἄφεσιν ἁμαρτιῶν. Προσδοκῶ ἀνάστασιν νεκρῶν. Καὶ ζωήν τοῦ μέλλοντος αἰῶνος. Ἀμήν.[88]

三位一体の神

左側は1210年頃に描かれた図式を抽出したもの。右側は20世紀末のプロテスタントの書籍に使われた図式[89]

ニカイア・コンスタンティノポリス信条は(そして使徒信条も)、父、子、聖霊の順に、三位一体について言及している。

キリスト教において、神は一つであり、かつ父・子・聖霊(聖神)と呼ばれる三つの位格があるとされる[90][91][92][93][注釈 33]。このことから、キリスト教において神は三位一体正教会では至聖三者[94])と呼ばれる(あるいはこうした理解をする教理を三位一体と呼ぶ[92][93])。

「父・子・聖霊」のうち、「子」が受肉(藉身)して、まことの神・まことの人(神人)となったのが、イエス・キリストであるとされる[95][96]

三位一体論が難解であることはキリスト教会においても前提となっている。例えばカトリック教会においては、神は自身が三位一体である事を啓示・暗示してきたが、神自身が三位一体であることは理性のみでは知り得ないだけでなく、神の御子受肉聖霊の派遣以前には、イスラエルの民の信仰でも知り得なかった神秘であるとされる[97]正教会においては、「三つが一つであり、一つが三つというのは理解を超えていること」とし、三位一体についても「理解する」対象ではなく「信じる」対象としての神秘であると強調される[78]

難解な三位一体論を説明するにあたり、「(いわゆる正統派における)三位一体論ではないもの」を説明する、いわば消去法のような形で、(いわゆる正統派における)三位一体論に接近する手法がある[90]

  • 「『子』と『聖霊』は、被造物(造られたもの)」ではない[90][98]
  • 「『父』、『子』、『聖霊』とは、時代によって神が自分を表す様式(mode)を変えていったもの」ではない[90][99][100]
  • 「一人三役のようなもの」ではない[90][99][100]
  • 「『父』だけが神であり、イエスに宿ったのは神の『力』に過ぎない」は誤り[99][100]
  • 「『父』『子』『聖霊』は、三つの神」ではない[90][101][102][103]

教派の概要

キリスト教諸教派の系統概略図

キリスト教は現代において多くの教派に分かれている。これを歴史的にみると、教義上の違いから325年に異端とされたアリウス派[104]などを別にすれば、まずは正教会に代表される東方キリスト教と、カトリック教会に代表される西方キリスト教に大きく分けられる[105]。これは古代にキリスト教を国教としたローマ帝国395年に東と西の2つの帝国に分離した[106]ことなどにその端を発する[105]。東方では451年カルケドン公会議を画期として正統とされた教会から異端とされた教会が分離した[107]。分離した教会は東方諸教会と呼ばれる[107]。カルケドン公会議で正統とされた教会においては東西でその教義に関して聖霊の発出[108]という神学上の問題などが原因となって中世に東方と西方のキリスト教会の亀裂が深まり、1054年に分裂した[109]。その後1204年第4回十字軍が東方キリスト教の中心地コンスタンティノープルを攻撃して占領・略奪し[110]分裂が決定的になった[111]。これ以降、東方の教会は正教会、西方の教会はカトリック教会となった[111]

西方では1077年カノッサの屈辱[112]として知られる事件に象徴されるようにカトリック教会やその首長である教皇が宗教上のみならず俗権においても国家や王を上回る権力を有するようになった[105]。カトリック教会はその後堕落や腐敗が問題にされるようになる[113]。カトリック教会を批判したフスはカトリック教会から異端とされて1415年火刑に処された[114]。16世紀になり、1517年ルター九十五か条の提題をきっかけとして始まった宗教改革によって西方においてはプロテスタントの教会が誕生した[113]。イギリスではイングランド王ヘンリー8世(在位:1509年 - 1547年)が自身の離婚問題をきっかけにしてイギリスの教会をカトリック教会から分離してイングランド国教会とした[115][116]。イングランド国教会の系統の教会は日本などでは聖公会と称する[117]。 その後プロテスタントの教会は分裂・分離を重ねて多くの様々な教派が現れた。すなわちルーテル教会改革派教会会衆派教会メソジスト教会バプテスト教会アナバプテストペンテコステ派セブンスデー・アドベンチストなどである。

西方教会・宗教改革諸派の系統概略図

関連項目


注釈

  1. ^ Χριστιανισμόςギリシア文字表記。仮にこれをローマ字で表記すればChristianismos.
  2. ^ カトリック教会[8]聖公会[9]プロテスタント[10][11][12][13]ビザンティウム正教会[14]東方諸教会[15]など。
  3. ^ 「御父」(おんちち〈新共同訳聖書ヨハネによる福音書』3:35〉)。
  4. ^ 「御子」(みこ〈新共同訳聖書『ヨハネによる福音書』3:35〉)、「子なる神」。
  5. ^ 日本ハリストス正教会では「三位一体」ではなく「至聖三者」と呼ぶ。
  6. ^ 「イエス」(ヘブライ語: יְהוֹשֻׁעַ‎, Yehoshúa/ギリシア語: Ιησούς, Iēsoûs)は「ヤハウェは救い」という意味のヘブライ語人名、「キリスト」(ギリシア語: Χριστός, Khrīstós)=「メシア」(ヘブライ語: משיח‎, mašīaḥ)は「油注がれた者」という意味。
  7. ^ カトリック (概念)」を参照。ただし、異論はある。異論は小田垣雅也『現代のキリスト教』講談社学術文庫、1996年、ISBN 4061592548、166頁を参照。
  8. ^ 新約聖書は神を固有名詞では呼ばず、単に「主」や「神」、「父」というように普通名詞で呼んでいる。固有名詞は特殊性を表現するが、普通名詞は普遍性を表現するということも、世界宗教として広がっていくうえで有利に働いた要素の一つである。(山我哲雄「神名」『岩波キリスト教辞典』2002年、608頁)
  9. ^ カトリック教会は、2013年に就任した教皇フランシスコが8世紀のグレゴリウス3世以来のヨーロッパ外出身者であるが、その間1000年以上にわたってヨーロッパ出身者が教皇を務めていた。
  10. ^ イエスは紀元元年には生まれていないと推定されている。
  11. ^ キリスト教の全盛時代でもあり、暗黒の中世とも言われる。ルネサンス#中世=暗黒時代観参照
  12. ^ アステカ帝国等、いくつかの帝国とその文明ならびに土着の宗教は滅んでいった。アステカ#植民地時代の人口減少参照
  13. ^ 1-4世紀の古代教会の内外に発生した「キリスト教グノーシス派」は、個々の人間のうちに宿る神的本質・心魂・肉体の三元を用いて啓示を解釈し、異端とされた。(岩波キリスト教辞典P332 グノーシスの項目 大貫隆)
  14. ^ プロテスタントの三大原理の中には、 聖書は神の言葉であり、信仰生活は聖書の啓示をよりどころとする「聖書のみ」がある[19][20]
  15. ^ 聖霊現象がいくつか記されている福音書等(使徒行伝2章)を含む新約聖書が神の言葉と考えられ、そこから神話・伝説の多い旧約もそのまま神の言葉と信じられていった。そのため現代においても天地創造の時期等で科学的見解と大きく異なる見解に導かれやすい部分がある。
  16. ^ 神の王国、メシア、最後のさばき、蘇り・復活などの観念は黙示的とされる[23]
  17. ^ 将来にユダヤを復興するメシア王を約束する『旧約聖書』を、キリスト教徒はイエス・キリストの出現を約束する救済史として読む。
  18. ^ ユダヤ教にとっては、旧約とは容認できない『聖書』は唯一の正典であり、現在も行動を律する文字通りの法である。民族の歴史を伝え、イスラエルの地を民族の故地とする精神的な基盤を与え、行為と歴史の両面において文化的な一体性を与える書でもある。旧約聖書#ユダヤ教を参照
  19. ^ パウロは、コリント第一の手紙15:5において弟子12人に、死んだはずのイエスが現れたことを記しているが、ルカはこの時点の「12人」を常に「11人」に修正している。その修正のないことは、イエス顕現の伝承が早い時期に成立したことを示唆している[32]
  20. ^ マルコ福音書の作者は、物語形式を用いることによって、イエス伝承を生々しい社会的現実の舞台に戻すことが出来たとされる[36]
  21. ^ ルカ福音書は、2-4世紀の「初期カトリシズム」の形成に大きく関与しているとされる。対内的には、伝統的な終末論的時間感覚をもはや共有しない異邦人キリスト教界に、新たな自己理解と歴史展開、そして教会理解を与えようとしたとされる[45]
  22. ^ イエスの系図は、イエスがヨセフの子であることを前提にしていて、マタイ1:18節以下の処女降誕伝承の意図と齟齬をきたしている。しかし、マタイ福音書の記者がその点を気にとめている様子はないとされている[49]
  23. ^ 執筆の主な目的は、再臨の時まで生き残るパウロたちに比較して、再臨前に死亡した信徒たちは何らかの不利益を蒙るのではないかというテサロニケの信徒たちからの問いに答えるためであった[28]
  24. ^ この手紙においてもテサロニケの手紙と同様に、再臨の時まで生き残るというパウロの確信が依然として表明されている[54]
  25. ^ この黙示録は、旧約預言に関連するイメージや文体によって、新しい神支配の経綸を象徴的に解釈開示している[55]
  26. ^ 聖伝(伝統)を認めないプロテスタント(この出典は改革派教会のもの)の例。What is Reformed?”. 2021年7月31日閲覧。より、"The Bible alone is the authoritative Word of God for our lives—not church tradition or what church leaders say." 「教会の伝統や教会の指導者が言う事ではなく、聖書だけが私たちの人生において権威ある神の言葉である。」
  27. ^ 聖伝(伝統)を認めるプロテスタント(この出典はメソジストのもの)の例。Theological Guidelines: Scripture”. 2021年7月31日閲覧。より、"The story of the church reflects the most basic sense of tradition, the continuing activity of God’s Spirit transforming human life." 「教会の来歴は、伝統の最も基本的な意義、すなわち神の霊が人間の生活を変える継続的な活動を反映している。」
  28. ^ a b プロテスタントは、ルター派(ルーテル教会)改革派教会バプテストメソジストホーリネス等の様々な派の総称であり、プロテスタントの一例が示されていても、それが全てのプロテスタントに当てはまる・適用される・使用されているとは限らない。
  29. ^ 「聖書と聖伝」という言い方も全くされないわけではない。
  30. ^ 例えば、南部バプテスト連盟の公式サイト内で「ニカイア信条」(Nicene Creed)を検索しても(検索結果”. 2016年3月13日閲覧。)、2016年3月13日現在、ヒットするコンテンツが無い。
  31. ^ 中黒・句読点はウェブ上の コンスタンティノポリ第二全地公会百五十人の諸聖父の信経 に従った。漢字とルビ、および改行は時課経記載の通りであるが、一部旧字体を新字体に変えている。
  32. ^ a b c 信条文が作成された際は1人称複数現在形(ギリシア語: Πιστεύομεν)であったが、現代のギリシャ正教会で使われている版においてはこのように1人称単数現在形(ギリシア語: Πιστεύω)である(Nicene-Constantinopolitan Creed - OrthodoxWiki)。カトリック教会におけるラテン語訳版でも1人称単数現在形(ラテン語: Credo)となっており1人称複数現在形(ラテン語: Credimus)ではない(SYMBOLUM FIDEI Nicaenum-Constantinopolitanum)。現代の日本におけるカトリック教会、および正教会日本正教会)では、1人称単数現在形の日本語訳となっている。一方で、上記における日本聖公会、および日本基督教団改革長老教会協議会教会研究所訳においては、公会議の際の1人称複数現在形を反映した日本語訳となっている。
  33. ^ 三位一体については、各教派ごとに様々な記述があり、それらはそれぞれ、背景にある様々な考え方を反映している。
  34. ^ 2022年刊の『The Oxford Dictionary of the Christian Church』第4版では「今日の」日本のキリスト教徒の数を約200万、総人口の1 %(Derek Massarella, "Japan, Christianity in", The Oxford Dictionary of the Christian Church, OUP, Oxford, p. 4186. Kindle版)としている。
  35. ^ ただし、ルターはうち4つ(ヤコユダヘブ)に疑問符をつけた。シリア正教会では古くは2ヨハ3ヨハ2ペトユダを除いていたが、現在ではこれらも正典に入れている。また非カルケドン派のTewahedo正教会英語版は通常の27書の他にさらに8書を「border cannon」として含める英語版)。
  36. ^ ただし、文書の区切り方が違うので、タナハでは全24書となっている。
  37. ^ 例えば『日本聖公会祈祷書』の「聖婚式」の章には接吻についての記述は一度も出てこない。
  38. ^ ガリレオは、ニコラウス・コペルニクス、ヨハネス・ケプラー、アイザック・ニュートンと並び、科学革命の中心人物とされている。
  39. ^ 異端排斥は天体科学への障害ともなっていた。異端尋問は、中世=暗黒時代観やジャンヌダルクの刑死とも関連が深い。

出典

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