黙示

デジタル大辞泉

もく‐し【黙示】

読み方：もくし

［名］(スル)《「もくじ」とも》

１ 暗黙のうちに意思や考えを表すこと。「—の意思表示」

２ 隠された真理を示すこと。特に、キリスト教で、神が人意を越えた真理や神意などを示すこと。啓示。

[補説] 書名別項。→黙示

もくし【黙示】

読み方：もくし

日本の文芸同人誌。辻亮一、八木義徳らが、早稲田大学在学中の昭和9年（1934）に創刊。同人には他に多田裕計、中村八朗など。

世界宗教用語大事典

もくし 【黙示】

（モクジとも）キリスト教で啓示のこと。『新約聖書』巻末に『黙示録』がある。小アジアで迫害されているキリスト教徒を慰め激励し、キリストの再来、神の国の到来と地上王国の滅亡、とを叙述する（ヨハネ黙示録）。他に正典に属さないユダヤ教・キリスト教の黙示録的な類書がある。また、終末時の神的秘密を象徴や幻などで啓示する文書を黙示文学と総称する。新約の『ヨハネ黙示録』や、旧約の『ダニエル書』がその典型で啓示文学とも。前二世紀−後二世紀のユダヤ教・キリスト教に多くある。→ 啓示宗教

短編小説作品名辞典

黙示

作者鮮于煇

収載図書火花―鮮于煇翻訳集
出版社白帝社
刊行年月2004.6

ウィキペディア

黙示

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/23 13:42 UTC 版)

黙示（もくし、古希: Ἀποκάλυψις、希: apocalypsis、アポカリプス）は、初期のユダヤ教およびキリスト教において、神が選ばれた預言者に与えたとする「異言」、またそれを記録したもの。黙示を記録した書を黙示文学（もくしぶんがく）という。黙示文学はユダヤ教・キリスト教・イスラム教の伝統において極めて重要である。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

黙示

出典:『Wiktionary』 (2014/01/20 02:24 UTC 版)

名詞

黙 示（もくし、もくじ）

1. 暗黙の内に意志を表示すること。
2. 啓示。

関連語

• 対義語:明示
• 熟語:黙示録

翻訳

語義1

• 英語: implication

語義2

• 英語: revelation

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「黙示」の例文・使い方・用例・文例

• ユダヤ正統派の主流から外れた部分においては、黙示録はある種の運動に対して、より成功を収めたのである。
• 黙示の意味
• 黙示教
• 黙示録
• 黙示の許可はあっても明示の許可は無い
• 特に明示されるまたは黙示されているような、状態またはさまの
• 黙示録の、または、黙示録に関する
• ヨハネの黙示録（黙示録の本のように）の聖書予言が現在遂行される途中にあると考える教理
• 黙示録で示されている千年至福期のキリスト教の教理
• ネブカドネザル宮廷での黙示録的見解とダニエルの経験について語っている旧約聖書
• 福音書、使徒行伝、パウロの書簡と他の使徒書簡、ヨハネの黙示録の本を集めた物
• アルファとオメガ、最初と最後、始まりと終わり−黙示録
• 「アルファとオメガ、最初と最後、始まりと終わり」―黙示録
• 黙示録（ヨハネの黙示録）の聖書予言が将来実現すると信じている神学者
• エゼキエルの本において、ゴグはメーゴグの土地の統治者であるがヨハネの黙示録では、ゴグとメーゴグはサタンの規則下の国である
• ヨハネの黙示録（黙示録）の聖書予言が今のところ成し遂げられていると考えている神学者
• 黙示録（ヨハネの黙示録）の聖書予言がすでに実現したと信じている神学者
• 黙示録では、イエスに忠実なものが1,000年間地球にイエスと共に支配すると予言される
• 戦争下において,明示または黙示の戦闘上の信頼を裏切る行為
• 黙示録という,神の啓示を記したキリスト教の宗教書