今作から登場するキャラクターとは? わかりやすく解説

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今作から登場するキャラクター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 01:34 UTC 版)

Fate/hollow ataraxia」の記事における「今作から登場するキャラクター」の解説

カレン・オルテンシア(Caren Hortensia) 声 - 小清水亜美 身長:156cm 体重:40kg スリーサイズ:B75/W54/H77(cm今作ヒロイン四日目の夜になると、魔獣たちを従えるように現れる謎の少女寡黙毒舌。士郎に対して意味深な言葉を残していく。再現され聖杯戦争鍵を握る人物前作黒幕として死亡した言峰綺礼代わりに「教会」から監督者として派遣され、現在は彼に代わってランサーギルガメッシュ従えている。「男性拘束する」という特性を持つ礼装マグダラ聖骸布」を持つ。 性格悪さ札付きサディスト一面がある一方、わが身を顧みず人を救おうとする聖女めいた部分もあるが、これは二面性というよりは性格が不安定であるため。 繰り返し4日間の中に存在し得ない言峰綺礼(どの平行世界でも『hollow』の時点で彼が生き残っている世界はないため)の位置自分存在滑り込ませた。故に依り代としてランサーギルガメッシュマスター演じているに過ぎないため令呪授かっていない。また本編の彼女は本体ではなく、カレン・オルテンシアという「情報にすぎない。彼女とのあるべき場所での出会いがこの物語本当始まりといえる。 「被虐霊媒体質といわれる周囲霊障をその身で体現するという先天的な能力持ち教会悪魔祓い悪魔探知する時に使われていた。しかし人の心には魔が差すものであり、他者のそれを絶えず体に投影する彼女は常に生傷絶えず、片目はほとんど見えず、走ることもできず、味覚も利かなくなっている(極端な味を好むのはそうでない感じとれないため)。しかし、それら全てあるがままに受け入れている。物語終盤、「天の逆月」に向かう衛宮士郎アヴェンジャー)に付き添う戦闘時衣装下半身晒したようなデザインスカート穿いていないと(作中でも指摘されている)話題になり、以降関連作品でも「はいてない」が度々ネタにしている。衣装自体肉欲憑かれた男性自身供する意味を含んでおり、また彼女は多く男性犯され経験がある(そもそも被虐霊媒体質」により、行為がなくても他者性欲が体に影響を及ぼすため、近づくだけで犯されるとも述べている)。 作中直接語られないが『Fate/stay night』に登場する言峰綺礼実の娘で、イタリアで生まれて母・クラウディア自殺後にすぐ父が日本向かったため施設預けられた。姓の「オルテンシア」は紫陽花の意味で、名は日本語ゲーム中、「父の国の言葉」との記述がある)。 もともとは『月姫2』に登場する予定キャラクターその際体質悪化しているらしく、魔が傍に居なくても人間離れした姿になっている。また「カプセルさーばんと」でもカプさばマスター一人として登場するが、赤ん坊の姿をしている。 なおキャラクターモデル『新世紀エヴァンゲリオン』綾波レイであり、イラスト担当である武内崇綾波レイ対す自分イメージだと述べている。また衣装プラグスーツ(ほかに王子様スタイル参考にとも述べている)を元にしている。 バゼット・フラガ・マクレミッツ(Bazett Fraga McRemitz) 声 - 生天目仁美 身長:172cm 体重:58kg スリーサイズ:B87/W55/H83(cm今作における本編「夜」の主人公にしてヒロイン8年前より魔術協会所属する封印指定執行者で、第五回聖杯戦争際し協会から派遣され参加者アイルランドの古いルーン魔術大家フラガ」の出身だが、一族で『時計塔』の門を叩いたのは彼女が最初であり、権威主義蔓延る時計塔で彼女が就けたのは態のいい便利屋として利用される道だった。男物スーツ身を固めている男装の麗人で、繰り返される四日間の中、夜の聖杯戦争戦い続ける。 生真面目融通利かない性格礼儀正しくクール装うも実はかなり短気で、少しの我慢出来ない人生経験偏っているためか、惚れっぽい一面も持つ。魔術師としては優秀で敏速な立ち振る舞いをするが、生命活動維持出来れば生活環境どれほど悪くて構わない考えるなど、人間としても女性としても「ダメ」な部分多々ある次回、何かの作品登場するときまでには、「ダメ」な部分克服して完璧になっているらしい。 「伝承保菌者(ゴッズホルダー)」の異名持ち人間ありながら神代から彼女の家系に代々受け継がれてきた数少ない現存する宝具」斬り抉る戦神の剣(フラガラック)」を有する。これは迎撃礼装呼ばれる類の宝具で、二つ名でもある「後より出で先に断つもの(アンサラー)」の詠唱によって待機状態に入り相手切り札として認識する攻撃宝具真名解放による一撃など)の発動反応してこちらも発動する攻撃自体ランクAありながら小石程度大きさの傷しか作らないが、急所貫通させれば致命傷となり、セイバー一撃で倒す。相手発動より明らかに遅れて発動しながらも、絶対に相手攻撃よりも先にヒットする。そして因果歪め、「相手よりも後から攻撃先に命中させた」を「相手より先に攻撃したという事実に改竄してしまう(「時間逆行する一撃」だが、実際に過去跳んでいるのではなく、「後から発動したが相手よりも先に攻撃当てたという事実を誇張して因果を歪ませている)。『相手を倒すことで相手切り札途中で終わらせる切り札殺しである。なお、相手の「切り札以外の攻撃に対して用い場合は当然特殊効果発揮されず、ランクはD~Cである。この宝具弱点は、一発ずつの使い捨てであるための数の制約である。そしてその特性故に相手攻撃発動しきった後にフラガラック発動し場合や、相手攻撃が「発動し時点命中確定するタイプゲイ・ボルク)だった場合相手攻撃キャンセルすることはできないまた、たとえ命中して致命傷ならない相手ゴッドハンド)とは相性が悪い。ただし十二の試練迎撃関係なくかつ何度も通用する有効性もある。 戦闘特化した武闘派魔術師であり、人間単体としての性能が非常に高い。素手での戦闘好み戦闘時には硬化ルーン刻んだ手袋をはめ、時速80kmのパンチ繰り出すプロボクサー時速40km程度)。サーヴァント・アヴェンジャーの能力低さもあって、本来とは逆にマスターが主に戦いサーヴァントサポートをするという戦闘スタイルを採っている。『トラぶる花札道中記EX』ではアームレスリング600万円稼ぐ豪腕ランサーの本来のマスターであり、ケルト英雄である彼はアイルランド出身である彼女にとって憧れでもあった。正反対ながら性格相性良かったが、聖杯戦争開始前旧知の仲だった言峰による騙し討ち合いランサー令呪左腕ごと)を奪われる。 死の寸前アヴェンジャーと再契約し彼の力によって仮死状態のまま生かされ続け、さらにその状態をカレン発見され一命取り留めていた。 繰り返し四日間は、生きて聖杯戦争継続したいという彼女の願いと、それを聞き届けようにも四日目までしか知らないアヴェンジャー限界第三次聖杯戦争において、アヴェンジャー四日目で敗退しており、五日以降知らない)によって発生した無限ループである。当初ランサー及び言峰に関する記憶自分への騙し討ちを含む)を失っていたが、記憶戻った後にも、自分がすでに死んでいると思っていたため、死への恐怖アヴェンジャーへの同情から、繰り返しが終わることを拒んだ物語最後にアヴェンジャー説き伏せられ、それによって彼との契約終わらせる聖杯崩れ行く中、自身生存していることを告げられ希望持って五日以降世界戻っていく。また「カプセルさーばんと」でもカプさばマスター一人として登場するカレン同様に元は『月姫2』に登場する予定キャラクターであり、その際完璧なキャラ成長し鮮烈な登場シーン予定しているとのこと。 なおスーツ姿が印象的な萌えキャラとなったことについて武内崇は、川尻善昭監督アニメ版妖獣都市』に登場するヒロイン麻紀絵より「スーツエロス」といった天啓受けたためと述べている。 アヴェンジャーAvenger) 声 - 寺島拓篤 第八クラス復讐者アヴェンジャー)」のサーヴァント。バゼットと契約している。真名アンリマユ。なお、アンリマユ自体は既に前作違った姿で登場している。今回事態の「」に位置する人物少年の姿で、全身に「この世全ての悪」を表す刻印なされている。 性格青臭いものの基本的に凶暴で、殺人衝動持ち この世全ての悪を肯定する反英雄。他のサーヴァントのように名を馳せた英霊でもなければ真名通りの神でもない古代のあるで、人間身勝手な願いによりその身にあらゆる悪業背負わされ、人間としての名を呪いによって世界から消され悪の化身アンリマユ」として蔑まれ疎まれ続ける中で「そういうもの」になってしまったただの人間である。 そのため、武芸秀でた訳でも魔術特殊な能力優れる訳でもなく、能力はあくまで普通の人間水準にすぎない自称するところによれば「世界中伝承見渡してオレより弱い英霊存在しない最弱英霊。しかし、理由詳細不明だが、英霊をも凌ぐ超人であろうと「人間相手なら世界最強」。使用武器ソードブレイカーのような「右歯噛咬(ザリチェ)」と「左歯噛咬(タルウィ)」。 宝具自身受けた傷を傷つけた相手の魂に一度だけ写す「偽り写し示す万象(ヴェルグ・アヴェスター)」。使いどころ難しい(軽いダメージ時に発動させても大した効果望めず、かといって死亡してしまえばそもそも発動自体不可能なので、瀕死の重傷受けた状態が最も効果的となる)宝具であるがバゼットの戦闘並びに彼女の宝具との相性抜群に良く、無数の繰り返しの中でついにはセイバーをも破る決め手となる。 その正体前回聖杯戦争時に破壊され聖杯中にいたアンリマユが、人々願いを叶える本物悪魔化し、それが衛宮士郎という殻をかぶって実体化した存在。もともとアンリマユは「虚無」であり人格持たないため、彼の性格衛宮士郎暗黒面現出したもの。彼かバゼットのどちらかが死ぬか、4日目の夜を経過した場合知性失ってアヴェンジャー妨害し永遠に四日間続けさせようとする「無限の残骸(アンリミテッド・レイズ・デッド)」の一つになる。 「死にたくない」と願う瀕死の状態のバゼットと契約し、彼女を仮死状態にして生かし続け繰り返し4日間の聖杯戦争を行うことで彼女の精神保っていた。夜の聖杯戦争がバゼットの願いなら、昼間の平穏は彼が夢見たのだった。まだ見ぬものに対す好奇心原動力繰り返し4日間をまわし続けたが、バゼットを目覚めさせるためにあらゆる可能性をつぶし、最後は「天の逆月」でバゼットを説き伏せることで繰り返し世界を終わらせた。バゼットに別れ告げた後、衛宮士郎の殻を脱ぎ捨て新しい何かを見つけるために「終わり」へと走り続けていく。 柳洞 零観りゅうどう れいかん) 声 - 志村知幸 一成の兄。一成葛木とともに尊敬している人物だが、弟と違い豪放磊落生臭坊主である。音子顔見知りで、度々酒を買っていたりさらには秘蔵酒をこっそり持ってきたりしている。 「冬木の虎」こと藤村大河交際申し込み藤村組の構成員病院送りにされたことがある柔道では全国大会にいったこともあるほどの猛者多少腕が衰え、さらに手加減しているとはいえ葛木宗一郎の技を紙一重いなしている。 美綴 実典(みつづり みのり) 声 - 増田俊樹 美綴綾子の弟。穂群原の一年弓道部期待の新人好意寄せているが、全く気付いて貰えない。 ぶっきらぼうながら基本的に礼儀正しいが、好意をよせている士郎に対して反抗的な態度をとる。 前作のあるEDでは名前のみちらりと登場している。 三枝 孝太(さえぐさ こうた) 三枝由紀香の弟。ギルガメッシュ取り巻きの子供たちの一人。下にもまだ数人弟がいる。 ゲロス 三枝孝太らの友人ある少年サッカー趣味で、ポジションゴールキーパー。もっとも本人はフォワード志望で、トリスタン憧れている。技術面では他のサッカー仲間にも劣る程度だがガッツ人一倍で、とある事件きっかけに「ゲロス」という不名誉なあだ名つけられている。 ミミ / ジロウ / カンタ / イマヒサ 三枝孝太とともにギルガメッシュ取り巻きをしている子供たちミミは後に、『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』にて、主人公のクラスメイトである美々の元となる。 オクタヴィア・レイランド 時計塔ノーリッジ学生寮受付嬢凛とルヴィア喧嘩巻き込まれ、この二人同席させてはいけないと警鐘を鳴らす。この騒動学生寮始まって以来最悪事件であったらしい。「〜ですの」が口癖山崎やまざき) / 藤木(ふじき) / 大脇(おおわき) / 佐藤(さとう) 声 - さいとうよしえ佐藤) 穂群原学弓道部部員。美綴や後輩山崎藤木男子大脇佐藤女子部員カレイドステッキ 声 - 高直子 遠坂凛所持している魔術礼装。遠坂家の大師父にあたるキシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ制作したと言われる礼装で、子供向け魔法の杖のような形をしている。またの名をマジカルルビー。 人工精霊内包されており、人間変わらない人格持ち、またある程度自由に動くことができる。その性格は『月姫』に登場したキャラクター琥珀」を彷彿とさせるものであり、人を食ったような態度にすぐおちゃらける明るさ持っている狡猾な面もあり、隙を見て少女契約して自分好み魔法少女像を植え付けようとしている。契約には「名前の認証」「体液採取」「直接接触」の条件を満たす必要があるふざけたような礼装だがその質はゼルレッチ謹製相応しいものであり、限定的に並行世界干渉する能力持っている過去に幼い凛と契約して魔法少女・凛を生み出したことがあったが、その痛々しい言動から友人失ってしまった凛はステッキ封印誓っており、ゼルレッチの宝箱仕舞い込んでいた。なおその当時記憶は凛には残っていない。 A氏 冬木市新都玄木坂にあるマンション11階2号室に住んでいた男性A氏は美綴による仮名で、本名不明。美綴の語る怪談登場する実在人物だが、美綴による脚色含まれているため、正確な所は不明心中事件1か月後に失踪したということは真実あるらしい年齢20歳春先冬木越してたばかり青年他人からの干渉を嫌うタイプであり、基本的にマンション自室ひきこもって生活していた。後に起きた隣室一家心中事件以降玄関から謎のノック音が聞こえるという怪現象悩まされ、夜を恐怖するようになったその後死んでいるはずの「赤ずきん」と邂逅果たしA氏行方不明になったという。後に彼をモデルとした人物が『Fate/strange Fakeプロト版の主人公、そして正式版主人公一つアヤカ・サジョウとして登場している。 赤ずきん 声 - さいとうよしえ 冬木市新都玄木坂にあるマンション11階1号室に住んでいた少女。「赤ずきん」はいつも被っている赤いフード見たA氏が仮につけたもので、美綴の語りでは氏名××*#と表記されている。実在人物だが、美綴による脚色含まれているため、正確な所は不明心中事件があったということは真実あるらしい両親から虐待受けており、顔には痣、肩の骨は折れて両腕は肩より上には上がらなくなってしまっている。そのためマンションエレベーターボタン一人で押すことができない。後に錯乱した母親によって父親ともども斬殺されてしまう。しかしなぜかその遺体警察の捜査でも見つかることはなかったという。

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今作から登場するキャラクター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 09:08 UTC 版)

歌月十夜」の記事における「今作から登場するキャラクター」の解説

レンLen) 声:水橋かおり アルクェイドの使い魔にして夢魔物静かな面持ち少女で、外見年齢十歳程度。黒いコート着て大きなリボンをしている。言葉発することは無いが、喋れない訳ではなく言葉使用しない」という決まり活動しているだけ(後の『MELTY BLOOD Re・ACT』では喋る姿を見る事が出来る)。普段黒猫としてアルクェイドの傍におり、月姫本編でもその存在だけ(アルクェイドが、ネロ倒したお礼志貴送った夢魔と)は示唆されている。ケーキが大好き。 交通事故意識不明となった志貴の命を繋ぎとめるため、アルクェイドの命令により志貴精神介入し本作世界を創り上げていた。しかしかつての創造者であるマスター亡き後新たな契約者を得なかったため(アルクェイドは彼女を「預かった立場であり、契約結んでいたわけではない)、その力は衰え、死を目前にしていた。彼女の力の衰えは「歌月」の世界綻び生じさせ、それに気づいた志貴解決乗り出す最終的にレン志貴契約新たなマスター得たことで彼女の命は永らえ、志貴もまた現実の世界目覚めるのだった七夜 志貴(ななや しき) 声:野島健児 遠野志貴が持つ「自身七夜の血から来る反転衝動飲まれ殺人鬼成り下がったかもしれない自分」という恐れ・不安が悪夢として現われた「遠野志貴という自己を殺す、殺人鬼としての遠野志貴」。その性質上遠野志貴を殺すだけのモノだが、レン世界ほころびにより本来持ち得ないはずの自我持ち自身境遇への不満から私怨遠野志貴襲い掛かる七夜血筋であり、里で幼い頃基本的な訓練受けた遠野志貴は、極限状態では人間離れした「殺すこと」に秀でた動き見せるが、志貴七夜暮らしていた時の記憶から“もし自分七夜暗殺者として殺人鬼になっていたら”という不安が生んだ悪夢でもある七夜志貴そういった時の志貴同等上のケモノじみた七夜体術ナイフ捌きを当然の如く使いこなし、「直死の魔眼」は持っていないが戦闘技術遠野志貴の上を行く。 前作の『月姫』では『プロローグ』で七夜の里で暮らしていた頃の「七夜志貴」と呼ばれていた頃の遠野志貴や、瀕死遠野志貴見た幻の中に和服着た子供の姿の「七夜志貴」が登場したり、ある展開では遠野志貴怒りにより魔を狩る七夜志貴」として覚醒するが、いずれもこの「七夜志貴」とは別物である。 『MELTY BLOOD』でも「七夜志貴」が登場するが、あちらは自分殺人衝動溺れることを恐れた遠野志貴の不安や、遠野志貴普段使われていない殺人鬼としての部分が“タタリ”として具現化した存在なので、厳密に殺人衝動陥った遠野志貴本人言わせれば、「志貴使われない行動原理」)と言う方が当てはまり、今作の「七夜志貴」とは共通する部分はあるものの若干異なった存在。 後に(『月姫2』の時期有間都古師匠となるパンダきぐるみ着た謎の人物パンダ師匠中の人である可能性もある(背中に「七つ夜」と書かれている事、七夜決め台詞喋っているイラストがある事、奈須きのこ曰く「(パンダ師匠中身は)幻であり、存在しないハズのもの」との事等から)。きぐるみなのでナイフ持てない本人言わせれば、「灯油入っていないストーブ」)。なお、奈須きのこ曰く遠野志貴帰還した時、喜ぶ都古の後ろにいたのは古ぼけたパンダきぐるみだけで、パンダ師匠中にいた人物は当然のように消えていた…との事。なお、漫画版MELTY BLOOD』の番外編ではレン前に姿を現すその時言動七夜そのものだった。 軋間 紅摩(きしま こうま) 声:小杉十郎太 遠野分家「軋間」の混血。軋間家の長男独眼大柄な青年。軋間家が彼を除いて断絶している為、正式な当主ではないのだが当主として扱われている。遠野槙久と共に七夜家を滅ぼした張本人であり、幼い頃にその姿を見た志貴にとっての「超えがたい死のイメージ」であり、レン作り出した世界の「死」が彼の姿・能力を纏って現われる。 特に戦闘訓練積んでいないので戦い方素人だが、肉体硬化する力と大木握りつぶす握力天性敏捷性持っており、その強さ鬼神とも例えられる紅赤よばれる人外現段階では完璧に紅赤になっていないが、それに近づいている)。 「軋間」は分家にも関わらず最も混血としての人外の血が濃く、紅摩はその中でも最も純度高かったため、産まれた時から幽閉され、さらに彼を恐れた一族の者に拳銃頭部撃たれショックで(無傷ではあったが)自制を失くし、自身一族滅ぼしたその後ある混血血筋屋敷監禁されていたが、十歳くらいの時にその屋敷襲撃した七夜黄理に右目を潰される。 彼自身物静かで生の実感持てず人知れず消え去るのをよしとしたが、遠野槙久によって七夜襲撃切り札として呼び出され七夜を滅ぼす。その際七夜黄理との戦いでそれまで人間としての感情がなかった彼は“生の実感”を得、使われていなかった最後スイッチ入って灼熱」の能力覚醒した。 『月姫』においても名前や姿こそ未登場であるものの、遠野志貴回想や、志貴遠野邸に呼び戻されるまで遠野邸に逗留していた軋間の長男として存在ほのめかされている。 時南 朱鷺恵(じなん ときえ) 琥珀姉弟子で、鍼治療達人過去志貴身体診察することもあった。ほんわかし雰囲気ながらも色っぽい年下殺しおねーさん。男をダメにする魔性の女(彼女と一緒になった男は人生勝ち組街道まっしぐら突き進むのだが、人間的に女に依存しきってしまうとのこと)。志貴の「初めて」の人らしい時南 宗玄(じなん そうげん) 遠野家専属医にして遠野志貴主治医薬学における琥珀師匠。だが遠野家寄りという訳ではなく、元は退魔組織の闇医だったのだが、遠野槙久が退魔組織協定結んだ時点監視役兼ねて遠野家専属になった七夜滅ぼされるまでは七夜主治医もしていた。 昔は混血監視する組織一員であり、元々は七夜黄理と同じ職種人間だったが、命を削りあうのは性に合わんと医者転職した。現在は隠居し、闇医まがいの生活をしている。結婚しているが、平然と何人もの妾を囲っている。 志貴曰く暴力医師マッドがつく方の医者妖怪ハッスルじじい、と呼ばれており、七夜黄理親子揃ってヤブ呼ばわりにされている。また志貴のことを気に入っており、会うたびに骨接ぎや鍼を打つ。志貴貧血どのようなものかを理解しており、東洋的医学志貴の健康を維持しているが、あくまで維持であり、治療ではない。そもそも志貴貧血治せるものではない。 口汚い義理堅い志貴有間家にいたころに何度志貴について時南医院行ったためか、有間都古とも面識がある一人娘朱鷺恵を溺愛するあまり、朱鷺恵と付き合う男どもをボコボコにしている。 乾 一子(いぬい いちこ) 有彦の姉。愛称いちごさん毎年職種の変わる謎の人物自堕落だが立派に自立している大人契約しているわけでもないのにななこが見えるほど霊感が強い。中学時代、乾家に入り浸っていた志貴可愛がっており、現在も彼を以前の姓である「有間」と呼ぶ。月姫唯一の喫煙者月姫 蒼香(つきひめ そうか) 秋葉の通う学院僚友男前性格で、秋葉相談役面倒見がよい。小柄セミロングだが髪を上げると男性のような外見になる(志貴最後まで男だと思っていた)。無類ロック好きで週に一度ライブハウスに通うほど。名字ゲームタイトルと同じ月姫だが、そのことに特に意味はないらしい。寺の住職娘。 三澤 羽居(みさわ はねい) 秋葉の通う学院僚友通称・羽ピンおっとりとして天然入った性格妙に器用で、年中内職」と称して小遣い稼いでいる。特に小物作りが得意。一方で整理整頓が苦手で、の上はいつもごちゃごちゃしている。蒼香とは最高のデコボココンビとして(あるいは秋葉加えてトリオで)周り見られている。女性キャラ中最も胸が大きい。 ななこ / セブンSeven) 声:戸松遥 第七聖典宿っている精霊見た目金髪に青いボディスーツ着た14歳ほどの少女。「ななこ」は有彦が名付けたシエル改造好きにほとほと呆れ人使い荒さ相俟ってシエルの元から家出してきた。でもシエルべったりという不思議な性格度重なる改造のためか性格変な方に歪んでおり、「ルックスだけなら人気投票上位狙えるのに」とはTYPE-MOONスタッフの言。手足の先が蹄状になっており、ドラえもん同じく持ちたいものがくっつくらしい。馬っぽい外見ゆえに人参好物。 元は人間少女だったのだが、家が貧しかったために一角獣人身供養捧げられ精霊になった本人微塵も後悔はしていないが、後悔のあまり衰弱死してしまった母にショック受けて1000年ほど現界した事は無かった現界させることが出来たのは膨大な魔力量を誇るシエル初めてらしい。 七夜 黄理(ななや きり) 志貴本当父親である、退魔の一族七夜」の最後当主。『歌月十夜』ではグラフィックがないが『月姫読本 Plus Period』の用語辞典モノクロではあるが顔が公開されている。なお、それ以前同人誌にて没デザイン載せられていた(『月姫読本 Plus Period』に再録)が、そのデザインは後の『Fate/stay night』のアーチャー引き継がれとのこと使用武器の撥。殴打器でありながら黄理の卓越した殺人技術により人体刃物切り裂いた様に解体する。また気配を消す術に長け優れた隠密行動が可能。空間立体的に使う様は、さながら巣を張った蜘蛛とも言われる。 また七夜一族に伝わる「ありえざるモノ視る」眼という超能力備え七夜黄理は「人の思念」がのように視え、いかに達人でも気配消せても思念消せないので暗殺者の黄理に相応しモノだったが、時南宗玄によるとそれは志貴の物と違って淨眼呼べないほど弱いものであったらしい。 鬼神といわれた殺人鬼だが殺人行為に酔うことなく幼い頃から「いかに巧く人体停止させるか」という殺戮技巧ひたすらに磨き続けた。そのため他にも当主候補居た彼の兄は殺人を愉しみ、妹は魔に過剰反応して怯えるという理由一つの事に打ち込む性質の彼が当主選ばれた。 一生殺し屋として生きていくと確信していたが、跡継ぎ問題のためだけに儲けた息子である志貴誕生憑き物落ちて「人間」らしい心を得てしまい、いつか今までツケとしての破滅が来ることを覚悟一族ごと退魔組織抜けたその後彼に殺されかけたことがある遠野槙久が黄理への恐れから六年後に七夜襲撃その際軋間紅摩交戦する壮絶な戦いの末彼を追い詰め“生の実感”を刻んだが、敗死した。 久我峰 斗波(くがみね となみ) 遠野分家久我峰の家の長男かつては秋葉婚約しており、遠野家滞在中に秋葉翡翠色目使っていた。見た目暑苦しいおっさんで、変態自認する外道実際に犯罪手を染めているわけではないが、趣味盗撮秋葉との婚約解消後はある程度改心したらしい。志貴には苦手意識持たれているが、自身好感持っている四条 つかさしじょう つかさ) 秋葉同級生何事もそつなくこなす優等生だが、さらに上を行く秋葉には劣等感抱いている。愛称イカ山瀬 舞子(やませ まいこ) 志貴学校の生徒だった少女一人称「僕」昨年吸血鬼騒動の際に、公園ネロ取り込まれ殺された。その後ネロの体を使って治療され志貴の体を媒介意識覚醒させる事になり、その衝動でもって殺人犯したその後志貴分離しこれ以上被害出さないために半ば自殺する形で志貴殺された。 山瀬 明美(やませ あけみ) 志貴学校の生徒舞子の妹。母子家庭という事もあって舞子にいつもくっついていた。舞子止められてからは「姉さん」と呼んでいるが、元は「お姉ちゃん」と呼んでいた。 吉良 義信(きら よしのぶ志貴クラスメート柔道部員で、がっしりした体格持ち主舞士間 祥子(まいしま しょうこ) 志貴クラスメート志貴の班の紅一点で、男勝りな性格常磐(ときわ) 志貴クラスメート少年義信同じく柔道部員で、独特の口調で話す。 環(たまき) 浅上女学院生徒秋葉友人で、寄宿舎自治会トップ。浅上女学院では生徒会自治会の仲は悪いらしいが、環と秋葉はそれを改善しよう結託している。 斎木(さいき) 斎木グループ呼ばれる財団トップ君臨する混血老人遠野槙久若い頃仕えていたが、その実久は退魔の組織繋がっており、久は斎木監視役だった。久の密告により七夜黄理急襲を受け、抵抗する間もなく殺害された。 安藤あんどう四条つかさ僚友安藤部屋二人部屋なので、つかさの他に同室はいない。つかさが情緒不安定になった際に、部屋追い出されてしまった。

※この「今作から登場するキャラクター」の解説は、「歌月十夜」の解説の一部です。
「今作から登場するキャラクター」を含む「歌月十夜」の記事については、「歌月十夜」の概要を参照ください。

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