ソードブレイカーとは? わかりやすく解説

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ソードブレイカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/01 09:17 UTC 版)

イギリス・ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館所蔵 全長は40cm弱

ソードブレイカー(英語:Sword Breaker)は、武器刀剣)の一種で普通の刃と櫛状の峰をもつ短剣

敵のレイピアサーベルなどの、比較的細身のもの)を峰の凹凸にかませて、(折るのではなく)その動きを制限することを主眼としている武器であったが、当時の技術では作成が困難であり、通常の短剣よりも重たかったため、短剣の軽快さという利点を損なっていた[1]

名前の由来は剣を折ることからといわれ、扱いは十手や琉球の古武術の武具にあるに近いが、より積極的に武器を破壊することが可能であり、相手を突くために先端は尖っている[2]。しかし、利き手と反対側の手に装備して使用することから、力が入りにくく、剣を破壊するのは困難であった。マンゴーシュと同様に盾の代わりに発展した。

16-17世紀にイタリアとドイツで使用された(ドイツ語:Degenbrecher、Degenはフェンシングのエペやサーベルなど小剣の意)。 20世紀初頭の文献では、fränkischer Haken とも呼ばれた[3][4]

出典

  1. ^ 長田龍太『続・中世ヨーロッパの武術』新紀元社、107ページ
  2. ^ 市川定春『武器辞典』新紀元社、90-91ページ。
  3. ^ ブロックハウス百科事典 kleinen Schwestern(姉妹版)第5版、第1巻 Leipzig 1911., S. 605 [1]
  4. ^ マイヤー百科事典, Band 6. Leipzig 1906, S. 842 [2]

ソードブレイカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 22:29 UTC 版)

アサルト・ドラグーン」の記事における「ソードブレイカー」の解説

肩部に6機装備した自動誘導可能な攻撃ユニット射出する攻撃ユニットは鋏のような形状をしており、展開してレーザーを撃つほか、ユニット自体目標打突することも考慮されている。スプラッシュブレイカーと並びいわゆる『ガンダムシリーズ』におけるファンネル位置占め武装。この戦闘アニメーションは、『R』ではエクサランス・コスモドライバーのフェアリー、『D』ではジェアン・シュヴァリアーのブレード・ビットそれぞれ流用されている。『OG2』においても、ほぼ同じ動き再現された。

※この「ソードブレイカー」の解説は、「アサルト・ドラグーン」の解説の一部です。
「ソードブレイカー」を含む「アサルト・ドラグーン」の記事については、「アサルト・ドラグーン」の概要を参照ください。

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