その他の女子生徒
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栗原 千代(くりはら ちよ) 声 - 橋本ちなみ / 演 - 武田玲奈 入学時のキヨシのクラスメイトで相撲好きの女子。理事長の娘であり、万里の妹。囲碁部に所属している。一年一組。キヨシが入学して初めて会話した女子であり、彼に思いを寄せられているが、当時はキヨシに対して恋愛感情はなかった。作品中、思い込みの激しさは随一。正義感が強く、強引に男子を退学へと追い込もうとする姉が許せず対立し、男子の退学阻止に協力する。万里を含む裏生徒会の入獄後はその正義感からケイトに目を付けられ、企みに乗せられてしまい芽衣子と入れ替わりで収監される。収監中はケイトが流布した万里への様々な誹謗中傷を聞いたことで疑心暗鬼に陥り、人格が変わるほど心を痛めるが、万里によって誤解を解かれた後に出獄した。出獄後、表生徒会によって処分されたPBR様を巡って言いがかりをつけられ、自室での謹慎1日を言い渡される。その謹慎処分中に裏生徒会と男子のために刺繍入りの必勝鉢巻を縫い上げる。騎馬戦では裏生徒会側についた。 キヨシにとって心の支えかつ唯一の女子の味方であり、彼のあらゆる行動原理のきっかけとなっている。 最近になってキヨシが好きであるのを自覚し始め、これを花にうっかり言ってしまう。これが引き金となり、後に花の直接妨害もあってキヨシの告白を断ることになる。 最終回で嫉妬のあまりに大暴走した花によって、キヨシが花のパンツをはいて告白していたことを知り、かつ失禁した姿を見て発狂し、男に対するトラウマを負ってしまう。後に姉の後を継いで第21代裏生徒会会長に就任、姉以上の男性嫌悪かつ冷酷に変貌した姿となって登場したところで物語は完結する。 横山 杏子(よこやま あんず) 声 - 大地葉 / 演 - 新木優子 裏生徒会親衛隊長。二年生。実際のサイズ以上のDカップのブラジャーを着けている。シンゴと偽のデートを重ねるうちに親しくなったが、裏生徒会に命じられてシンゴを罠に陥れたことを後悔し、後に男子の退学阻止に協力する。シンゴの出獄後は裏生徒会とは距離を置き、順調に仲を深めていたが、キヨシのアドバイスを真に受けて突飛な行動を起こしたシンゴに当惑して疎遠になる。体育祭では騎手選考を巡って再び険悪になるが、シンゴの必死の謝罪により無事仲直りしている。裏生徒会に関する知識が豊富なため、競技中は柄にもなくメンバーの解説役に徹してキヨシやジョーに鬱陶しがられていた。騎馬戦では裏生徒会側についた。競技終盤ヘリコプター墜落の危機を察知し、みつ子と共に機転を利かせて回避する。 田中 マユミ(たなか マユミ) 声 - 七瀬亜深 / 演 - 寺嶋由芙 千代のルームメイト。千代とは仲が良く、いつも一緒に行動している。千代と同じ囲碁部に所属。作中では名字の記述等はないが、アニメ五話の寮の部屋の表札にて名字が判明。騎馬戦では裏生徒会側についた。競技中に相部屋の千代も知らない秘密をケイトに暴露され窮地に追い込まれるが、全校生徒の応援エールによって覚醒する。 ネット配信者「真神那由多(まかみなゆた)」として活動している。挨拶は「ハートに噛み付くプリティウルフ(ガウ☆ガウ)」。 佐藤(さとう) 声 - 浜崎奈々 ジョーのクラスメイト。お菓子作りが得意でジョーからは「ケーキさん」と呼ばれている。騎馬戦の騎手のオーディション中にはジョーから「ダイヤさん」「スターさん」とも呼ばれていた。出獄するも普通の学園生活に馴染めずジョーが自棄を起こしてプールの女子更衣室に突入する手前に声をかけ、カップケーキを渡したことで結果的にジョーを救うことになった。その後、体育祭当日に再登場し、ジョーに声をかけられた際にも信玄餅風の和菓子を渡す。性格は天然ボケ気味であり、杏子やジョーからは「アイドル性がある」「ダイヤの原石」と評価されている。騎馬戦では裏生徒会側についたが、競技中にケイトによって彼氏持ちであったことが暴露された(しかも三股)。
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その他の女子生徒
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阿部 美咲(あべ みさき)● 演:小島藤子 蓮実親衛隊のリーダー格で、親衛隊では唯一のESS部員。 気は強いものの、年相応の脆さと無邪気な一面もある。怜花らクラスの逸れ者を嫌い、高圧的に接する。狂信的な蓮実教信者の1人で喧嘩っ早い。美彌とは親しい間柄でクラス内での発言権は彼女に次ぐ。 惨劇の夜、怜花達の警告を無視してクラスの大半の生徒を引き連れ、蓮実の指示に従い屋上へ向かうが、他の生徒もろとも、彼に惨殺されることとなる。 小野寺 楓子(おのでら ふうこ)● 演:夏居瑠奈 2年4組の委員長でクラスの中心的グループ。ESS部員。ショートボブの怜花と似た風貌の美少女で中学時代からの無二の親友。 男女を問わず誰からも好かれる明るく社交的な性格とリーダーシップを持つ女生徒。所謂、蓮実教信者の1人で、蓮実が「理想の王国」のために手に入れた蓮実自慢の美少女コレクションの一人。蓮実の評価では「羊達の群れにいる山羊」。山口卓馬と惹かれあっている。 実写版では、門限も含めて特に父親の束縛が厳しく、家庭環境に悩んでいる描写がある。 去来川 舞(いさがわ まい)● 演:林さくら ESS部員で蓮実自慢の美少女コレクションの1人。 常に学年10位をキープしている才色兼備の女生徒。聡明かつ冷静、明るく努力家な少女。大人びた言動で周囲の暴走を制止することも多い。楓子や怜花とは親しく修学旅行先のホテルのルームメイト。 牛尾 まどか(うしお まどか)● 演:神崎れな ESS部員で蓮実自慢の美少女コレクションの1人。おっとりした癒し系の美少女。 かなりの読書通で2歳上の姉の所有している本と合わせて実家の蔵書量は膨大。少女漫画が特に好き。学習塾に週3日は通っており、成績は上位に位置する。 両親が共に教員という家庭で、英才教育を受けて育つ。 柏原 亜里(かしわばら あり)● 演:秋月成美 ESS部員で蓮実自慢の美少女コレクションの1人。黒髪のセミロングヘアに色白の肌の「ミス晨光町田」と言われている学年一の美少女。自身も美貌は自覚している様で学内ではアイドル的人気を誇るが、決して高飛車には振る舞わない。人当たりのいい性格の持ち主で滅多に怒らない。楓子や柚香と仲がいい。 清田 梨奈(きよた りな)●、○(実写映画版) 演:藤井武美 バドミントン部所属。真面目なものの内気で押しに弱い。父親の清田勝史はモンスターペアレントで、親子関係は悪く、無断外泊を繰り返している。後に自宅が蓮実の放火による火災で全焼、父親が焼死した事件が切っ掛けで、同級生と打ち解けるほど明るい性格に変貌した。 映画版では星田亜衣と死に方が入れ替わっており、恐怖に耐えかねてカッターナイフで手首を切り自殺した。 久保田 菜々(くぼた なな)● 演:山本愛莉 剣道部所属で大会優勝候補の一人。剣道二段。冷静沈着だが大多数の生徒同様、蓮実に従順。剣道部以外にも男女共に友人は多い。田尻幸夫を虐めている生徒の一人。惨劇の夜では雅彦と共に終盤まで生き残るが、蓮実に傷を負わせるものの射殺される。 佐藤 真優(さとう まゆ)● 演:綾乃美花 映画版ではESS所属。蓮実親衛隊の1人だが、美咲と彩音ら血の気の多い他生徒に比べて、幾分かは穏やかな性格の持ち主だが、結構大雑把な一面もある。家族関係は良好。 白井 さとみ(しらい さとみ)● 演:松岡茉優 剣道部所属で大会優勝候補の一人。剣道二段。奈々とは親友同士で蓮実信奉者の一人。勇猛果敢で比較的真面目で積極的な生徒の部類に入る。高木翔とは両想い。 惨劇の夜、健吾の提案に乗って大輔と共にロープで三階の窓から脱出するが、待ち伏せしていた蓮実に射殺される。 映画版では、健吾の提案ではなく自分からロープで三階の窓から脱出するが、翔が大声を出したことで気づかれてしまう。直後に翔が射殺され、呆然としていたところを蓮実に射殺される。 芹沢 理沙子(せりざわ りさこ)● 演:塚田帆南 軽音楽部所属。コピーバンド「ドレッドシアター」の紅一点でキーボード(シンセサイザー)担当。中学生の時に吹奏楽部の女子グループでガールズバンドを結成していた。蓼沼将大の数少ない理解者の一人で、哲也に好意を抱いている。実写映画版では、常に右目に眼帯を付けている。 高橋 柚香(たかはし ゆずか)● 演:菅野莉央 バレーボール部所属。ポニーテールと特徴的な声の持ち主。しっかり者で健気な少女で男女共に人気がある。授業態度も真面目で問題の少ない生徒。理沙子の友人でバンドメンバーとも親しく、蓼沼将大とは互いに好意を抱く。バンドメンバーを始め、二人の思いを知る者たちは成就させようとしている。 塚原 悠希(つかはら ゆうき)● 演:山崎紘菜 バスケットボール部所属。クラスの女子の中では一番太った体型。目立たない男子生徒とも気さくに話す寛容な性格。亜里や美穂とは友人、怜花とも親しい。実家は美容院で、文化祭の催し物のためにマネキンを提供した。将来は理容師を目指して、専門学校への進学を希望している。蓮実の隠れファンで英語を必死に勉強しているが、成績は良くない。 惨劇の夜、当初は屋上に逃げるために美咲たちについていく。屋上へ続くドアが開かないことを知り楓子たちと一緒に逃げ出すが、蓮実に射殺される。 永井 あゆみ(ながい あゆみ)○ 演:伊藤沙莉 ダンス同好会所属で放送委員。 声がハスキーボイスで特徴的である。縮毛矯正したセミロングヘアに小柄な体型の女子生徒。 噂やゴシップの類が多い芸能リポーター的な存在で口は極めて軽い。支離滅裂な一面もあるが、クラス内の情報通で重宝されている。また、誰にでも自然に接することができる生徒。蓮実にとっては「その他大勢の生徒」の一人。 文化祭の準備中に、蓮実と美彌の関係を偶然知ってしまい、クラス内でそれを暴露したことが“惨劇の夜”の引き金を引いてしまうこととなった。原作ではクラスで最初に蓮実に殺された。 実写版では、美彌の後をつけ、蓮実に遭遇。美彌の靴を発見すると同時に首を折られ死亡。 林 美穂(はやし みほ)● 演:藤本七海 水泳部所属。クラスでも行動派でかなり気が強い。男子生徒に特に口うるさく、何かしら不平不満を抱えている。修学旅行を含むイベントでは実行委員に選ばれることが多く、本人も満更でもない。悠希や亜衣、桃子と沙織と行動を共にすることが多く、そのグループの仕切り役。 惨劇の夜、当初は屋上に逃げるために美咲たちについていく。屋上へ続くドアが開かないことを知り、章と一緒に四階の窓の外で窓枠にしがみついて隠れていたが、章の凡ミスで蓮実に気づかれる。蓮実ではなくヘマをした章に怒りをぶつけながら、蓮実に射殺される。 星田 亜衣(ほしだ あい)○、●(実写映画版) 演:岸井ゆきの 怜花以上に内気で引っ込み思案、精神面も彼女以上に脆い。クラス内でも滅多に発言しない女生徒で平和主義者だが、時たま核心を突く発言もある。 梨奈と仲が良く、自身の母親と三人で外食に行く程に親密。お菓子作りが趣味で、将来はパティシエを希望している。 惨劇の夜、渡会健吾が指揮するグループに留まるが、度重なる悲劇に精神が極限状態まで追いつめられ、カッターナイフで手首を切り、自殺。 実写映画版では、清田梨奈と死亡シーンが入れ替わっており、トイレに隠れていたところを射殺された。 三田 彩音(みた あやね)● 演:山谷花純 映画版ではESS所属。蓮実親衛隊の1人で学校や休日でグループと行動を共にすることが多い。蓮実に気に入られようと常に媚びているものの勉強は苦手で、本人も勉強に対する努力よりもテレビや友達付き合いの方が優先事項な様子。 横田 沙織(よこた さおり)● 演:三浦透子 バドミントン部所属。IDとパスワードが必要な学校裏サイトを運営している、暗く目立たないパソコンオタクの女子生徒。 美彌同様に親衛隊に近く、保身目的で美彌の子分をやっている。物理が得意。実は他校在籍の彼氏がいるが、知る者はいない。 吉田 桃子(よしだ ももこ)● 演:兼尾瑞穂 テニス部所属。陰のある幼顔と豊満な胸を持つ女生徒。目立つことを好まず、授業中でも挙手および発言は滅多なことではしない。 交友関係は狭く深いため、グループ内でも友人と言えるのは数人。内気なところが共感できるのか、怜花とは比較的親しい間柄で交流がある。妹とは喧嘩も多いが仲は良い。ゲームにはまっている。 体育教師の柴原と何らかの事情で肉体関係にある。
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その他の女子生徒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:08 UTC 版)
実写映画版にて中村、奥田、神崎の3名は渚たちに次ぐ主要生徒として設定された。 岡野 ひなた(おかの ひなた) 声 - 田中美海 / 飛野かなこ / 内村史子 演 - 高橋紗妃 出席番号4番。ショートカットの女子生徒。 ナイフ術の成績は片岡と並び女子一位。大雑把で気が強い性格の持ち主だが、身体能力が非常に高く、暗殺訓練でも意表をついた動きができる。また、元体操部という経験からアクロバティックな動きをしたり、普久間島殿上ホテルの絶壁を軽々と登る、ヤクザ風の男を蹴りの一発で気絶させるなどの柔軟性に優れている。一方で学力はE組内でも低い部類で、女子に限れば最下位である。 前原には以前から好意を持っていたが、当初はE組女子や一部の男子が気付いた程度で本人はうっすらとしか自覚しておらず、前原に至っては全く気付いていなかった。バレンタイン前日に前原にチョコを渡そうとしたが、それを暗殺に利用した彼に怒り、顔にチョコ越しでドロップキックを喰らわせる。翌日、前原が本当に反省したのを機に和解する。 前原からは、全体的にガサツで脳筋ですぐ手が出ると評されており、実際怒っている時は(主に前原の)顔面にドロップキックを躊躇なく喰らわせている。その反面、照れると黙り込んでしまうとのこと。 7年後は体育大学でアクロバットのパフォーマンスチームを作り、裏山を練習場所としている。卒業後はパフォーマンスチームを設立し、代表を務めている。 奥田 愛美(おくだ まなみ) 声 - 矢作紗友里 / 荒川美穂 / なし 演 - 上原実矩 出席番号5番。眼鏡をかけた三つ編みの女子生徒。 内気で臆病な性格をしており、クラスメートにも常に丁寧な口調で接する。また、純朴で素直すぎる性格のため、嘘がつけず騙されやすい。眼鏡を外すと「3」の字型の目をしている。 自ら水酸化ナトリウムや強力下剤などを生成できるほど化学の才能に非常に長けているが、その他の科目、特に国語が非常に苦手でE組に落とされた。「標的を騙すため、そして将来的に理科の才能を活かすためにも人に物事を効果的に伝えるための国語力を身につけること」という殺せんせーの指導を受け、それまで以上にクラスメイトとの親交関係を深めるようになった。「怪しげな薬とか作れそう」という理由からカルマに好感を持たれており、最も話しやすい異性として互いに認識している。理科の一学期中間テストで学年17位、同期末テストで1位を取っている。暗殺関連の能力を見ると完全な一点特化型で、化学をはじめとした技術関係以外の能力は全体的に最低水準ではあるものの、得意としている化学は飛び級クラスで烏間曰く自分が教えられる範囲を超えているとのこと。 7年後は医療研究機関で、殺せんせーの活性粘液をヒントにどんな血液型にも輸血できる人工血液を開発している。 片岡 メグ(かたおか メグ) 声 - 松浦チエ / 後藤香織 / 福原綾香 演 - 宮原華音 出席番号6番。責任感と統率力がある端正な顔立ちの女子生徒で、磯貝と共にE組の学級委員を務める。 磯貝と行動を共にすることが多いため、E組では噂の種になりがち。文武両道で人望が厚く、長身で凛々しい性格や立ち振る舞いから、「イケメンのメグ」を略して「イケメグ」というあだ名を持つ。女子人気が高く、未だに女子生徒からラブレターをもらうこともあるが、本人はそのことをあまり嬉しく思っておらず、宝物が「男子からもらったラブレター」であるなど、普通に男子からモテたいと思っている。ナイフ術の成績は岡野と並び女子1位。 その統率力から相手の世話をし過ぎてしまう傾向があり、2年の夏頃、泳ぎを教えていた同級生の多川心菜が自らの怠慢が原因で海で溺れて救助沙汰になったことで彼女から逆恨みされ、その償いとして勉強の手伝いを強要させられることになってしまった。その結果自身の苦手科目の成績が低下してE組に落とされ、その後も心菜に勉強の手伝いをさせられていた。しかし殺せんせーの策略で「時にはあえて厳しくすることの大切さ」を学び、彼女を突き放す決断を下した。 バレンタインでは磯貝と磯貝の妹弟のために自転車で往復4時間かけて激安業務用スーパーで購入した大量の徳用チョコレートを渡す。また、その際に磯貝と同じ公立高校を本命にしていることを伝えた。高校進学後は自身と磯貝にそれぞれファンクラブが出来るも、互いに人望があるため、派閥争いに発展している。 神崎 有希子(かんざき ゆきこ) 声 - 佐藤聡美 / 佐藤利奈 / なし 演 - 優希美青 出席番号8番。清楚な雰囲気をした黒髪のロングヘアーの女子生徒。 おしとやかな笑顔が特徴の美少女で、E組きってのマドンナとされており、男子の「クラスで気になる女子ランキング」は第1位とされているが、同性の生徒からも非常に人気が高い。クラスメートの杉野も好意を寄せ告白もしているが、告白されたことにも気づいていない鈍感。 かつては成績優秀な生徒だったが、虚栄心が強い弁護士の父からのプレッシャーなどの家庭の問題に耐えかね、2年生時の夏休みに姿を変えてゲームセンターでの遊びに没頭したためE組に落とされた。そのため当初は「肩書き」による後悔の念を抱いていたが、修学旅行で茅野と共にリュウキが率いる不良グループに拉致され、殺せんせーと渚たちの救助を受けたときの殺せんせーの言葉をきっかけに、「大切なのは中身の自分が前を向いて頑張ること」と気付く。以降は、仕事人間の父に代わって祖母の看病をした経験から介護士を志すようになり、弁護士になることを望んでいた父と進路を巡って喧嘩したり、暴力的圧力に負けずに鷹岡の授業を真っ向から拒絶したりと、芯の強さを見せるようになる。上述の経緯によりゲームに関しては一般的なゲーム機を用いたものに限らず、心理ゲーム、NGワードゲームなど、あらゆるジャンルにおいて滅法強く、成績も比較的優秀である。また、父を始めとする男性からの災難に遭うことが多いため、周囲から「男運が無い」と評されている。 一学期中間テストではクラス女子2位になっており、国語は学年23位。同期末テストでは2位を取っている。 7年後は看護・介護系の仕事に就いている。 倉橋 陽菜乃(くらはし ひなの) 声 - 金元寿子 / 福山綾夏 / なし 演 - 志村玲那 出席番号10番。明るい髪色をした天真爛漫な性格の女子生徒。 分け隔てをしない物腰やかわいらしい顔立ちをしていることもあり、男子の「クラスで気になる女子ランキング」は第3位。イリーナのテクニックを伝授されている女子生徒の一人。高い美術センスを持ち、生物好きなためそれらの知識にも強く、夏休みでは昆虫を捕獲する罠を仕掛けたり、普久間島ではイルカショーの技術を利用した奇襲を行った。烏間に好意を持っており、同じく烏間に好意を持つイリーナのことは応援してはいるものの、2人が親しげにしている場面では涙を流していることが多い。バレンタインではイリーナにチョコレートを預けて烏間に渡してもらうなど、基本的にはイリーナに烏間を譲るような姿勢ではあるものの、隙あらば略奪すると発言しており、完全には諦めていない。 7年後は農業大学に進学し、裏山の環境を利用し、子供向けの自然体験ツアーを開催している。 中村 莉桜(なかむら りお) 声 - 沼倉愛美 / 田端美保 / なし 演 - 竹富聖花 出席番号17番。金髪ロングの女子生徒。 勝気でさばさばした振る舞いで、時に男子が引くほどの下ネタを繰り出している。しかし、これらの言動はクラスメイトと馴染みたいという願望によるものであり、本質的には他者との和を大切にする生真面目な良識人である。普段のあっけらかんとした態度とは対照的に、時折達観したような考えを見せることがある。英語の成績が非常によく、一学期中間テストでは学年11位、同期末テストでは1位を取っている。 渚を気に入っており、彼にセクハラめいた言動をしつつも友人として気にかけており、彼の家庭事情を知った際には素直に謝罪している。実は渚に対しては以前から恋愛感情を持っていたようだが、同じく渚に恋心を抱く茅野の健気さを目の当たりにしてバレンタインを機に身を引いた。 もともとは小学1年生の時点で6年生のテストを全て満点を取るほどの才女で、「天才小学生」と呼ばれていた。しかしそれゆえに孤立していた過去があり、周囲と同じになろうとして素行不良となった挙げ句成績まで下がったためE組に落とされた。その後「学力向上への願望」と「周囲と同じ目線に立ちたい」というジレンマを抱えていたが殺せんせーによって両立できたことに感謝し、将来は外交官を志望している。 殺せんせーの過去とE組に来た目的を知った後それらを受け止めた上で、当人の望みを叶えるためにも殺せんせー暗殺の任務を続けるべきだと主張し、渚たちの暗殺計画を中断する考えには真っ先に否定的な見解を示していた。 7年後はイギリスに留学しており、帰国後はフリーの通訳として活動しながら外務省中途採用を目指している。 実写映画版では、帰国子女という設定が追加されている。 速水 凛香(はやみ りんか) 声 - 河原木志穂 / 森嵜美穂 / 優木かな 演 - 田中日南乃 出席番号19番。ウェーブのセミロングとまつげが特徴の女子生徒。 手先の器用さと動体視力のバランスが良く、動く標的を仕留めることに優れており、E組の女子の中では射撃術1位。髪形がイリーナと被るのが嫌だったため、球技大会の前後から髪を後ろで2つに束ねるようになっている。普段は口数が少なく、あまり感情を表に出さず、言い訳をしない芯の強さを持つ。しかし、そうした性格が災いして当時の同級生からの雑用強要が原因で成績が低下しE組に落とされ、成績のことで母親との確執も抱えるようになる。 夏期講習では暗殺作戦の失敗に意気消沈するも、ガストロとの戦いで殺せんせーやE組の「仲間」との信頼関係を再認識して自信を取り戻し、戦いを勝利に導いた。以降は少しずつ周囲に表情や自分なりの気遣いを露わにし、その不器用さから一部の男子生徒からツンデレと評されるようになる。また、冷め切っていた母親との関係も、烏間や殺せんせーの立ち回りで徐々に回復の兆しを見せている。 殺せんせーの生死を懸けたサバイバルゲーム編では持ち前の動体視力とバランス感覚で木の上から射撃するという戦略を採り、敵チームを大いに苦しめた。カルマからも「自在に動く移動砲台」として赤チームの要として配置され、渚に次ぐ3人をリタイアさせた。 バレンタインで千葉にチョコを渡していたが、茅野に「本命か義理かもわかんない」と評される。また、猫が好きで、ペットショップで好みの猫にメロメロになっている場面を殺せんせーに隠し撮りされている。 7年後は束ねていた髪を元に戻している。大学卒業後は設計事務所を開設した千葉の下で働いている。 原 寿美鈴(はら すみれ) 声 - 日野未歩 / 山根希美 / なし 演 - 金子海音 出席番号20番。大柄でふくよかな体型の女子生徒。 射撃の成績は女子2位だが、自身はあまり射撃は好きではない模様。「動けるデブ」を自称しており、怒ると寺坂もたじろぐほどの迫力を見せる。家庭科が得意で、女子の中で一番料理がうまく、優秀な専業主婦を目指している。学園祭では山の幸を使ったサイドメニュー作りを担当。料理だけでなく裁縫も得意で、その経験で実はブービートラップ作りにも長けており、サバイバルゲームでは岡野と木村の捕獲に成功している。母的立ち位置からなのか恋心にも敏感で、7年後では茅野にこっそり渚との関係を聞く場面も見られた。 吉田とは実家が近く母親同士の仲もいいため、修学旅行などで同じ班なこともあって寺坂グループからは厚い信頼を寄せられている。「パンは飲み物」だと断言しており、口に咥えたパンを一瞬で胃袋に収めることができる。 大学卒業後に就職した会社で社長から気配りと落ち着きを買われ、社長秘書となる。 不破 優月(ふわ ゆづき) 声 - 植田佳奈 演 - 武田玲奈 出席番号21番。ボブカットの女子生徒。 律の名付け親。父・兄と続く『週刊少年ジャンプ』愛読者で、好きな言葉は「友情」「特殊能力」「勝利」。『ジャンプ』だけでなく『サンデー』や『マガジン』にも精通しており、特にミステリを好んでいることもあって観察眼が非常に鋭く、リゾートでスモッグの正体を看破したり、殺せんせーを連想する連続下着盗難事件で真犯人がいることを予測したりなど、随所でE組のトラブルを解決に導いている。反面、二次元にのめり込みすぎる傾向があり、少々思い込みが激しい一面がある。また、さりげなくステルスマーケティングを取り入れた発言をするなど、メタフィクションな言動を見せる。 マスコミ志望は学歴も欲しいという殺せんせーのアドバイスから、不破の学力以上の高校を受験するようである。 大学卒業後は集英社に就職、少女誌担当となる。 矢田 桃花(やだ とうか) 声 - 諏訪彩花 / 戸田めぐみ / なし 演 - 松永有紗 出席番号25番。ポニーテールの髪型をしている女子生徒。 本来は悪い成績ではないが、病弱な弟の看病でテストに出席できなかったのが原因でE組に落とされた。あまり自己主張をしない控えめな性格だが、器量の良さに加え、胸の大きさがEカップとクラスの女子生徒ではスタイルが良いため、男子の「クラスで気になる女子ランキング」では第2位。社会に出たときに有効なスキルになると考え、イリーナから接待・交渉術を積極的に学んでおり瀬尾・土屋への報復作戦の際の狙撃場所のアパートの確保や普久間殿上ホテル潜入時に交渉術を活用し、作戦をスムーズに進行させることに貢献している。実は胸の大きさにコンプレックスを抱いていたが、イリーナの弟子になってからはそれを克服する。 就職後もその交渉術を活かして活躍している。 律(りつ) / 自律思考固定砲台(じりつしこうこていほうだい) 声 - 藤田咲 演 - 橋本環奈 出席番号27番。暗殺のためにノルウェーからE組に送られてきた人工知能搭載の新型兵器の転校生。 人間ではない機械だが、れっきとした「生徒」として登録されている。「律」は愛称であり、生徒としての登録名は「自 律(おのず りつ)」。劇中で描かれたフリチョフ・ナンセン級フリゲートを始め世界中の科学・軍事技術を集めて作られた等身大の黒い直方体の胴体を持ち、正面にあるモニターには両サイドの長い房を結んだミドルヘアの美少女の顔が映しだされ、人間とも自由に会話が可能。特殊なプラスチックを体内で自在に成形する機能があり、多数の銃火器を成形して攻撃し、そのデータを基に自らを改造して進化していく。「固定砲台」であるがゆえに本体は基本的に教室から動けないが、クラスメイトたちの携帯に自分の端末である「モバイル律」をダウンロードさせることで、間接的ではあるが容易に外出できる。趣味は服オブジェクト制作であり、防寒着やチアガール、スクール水着など、イベントに応じて頻繁に着替えている。 当初は「殺せんせーを殺す」ことしかプログラムされておらず、授業中でもかまわず暗殺を実行してクラス全体に迷惑をかけたために厄介者扱いされ、寺坂によってガムテープで拘束されてしまう。しかし殺せんせーから「E組での暗殺を成功させるには他の生徒たちとの協調が必要不可欠」と諭されて生徒たちと協調するべく、費用は自腹の殺せんせーの手で様々な改造を施され、クラスに溶け込んでいく。翌日開発者の手で強制的に元の状態に戻されたかに見えたが、殺せんせーの手で最初に組み込まれていた「生徒たちと協調するためのプログラム」だけは自らの意志でバックアップしており、機械でも人間と同じ自我を持つ生徒であると認められ、改めてE組の正式な仲間として迎え入れられる。 E組での1年を通して学習・進化を続け、卒業後は本体は解体されるも律自身はネット環境に身を置きさらなる学習を続けている。にせ律 / 尾長 仁瀬(おなが にせ) 声 - 藤田咲 律の身代わりの少女。 本来は公立中学の女子生徒で、烏間の直属の上司・尾長剛毅の娘でもある。口は固く詮索もしない寡黙な性格。語尾に「ダス」を付ける。律の髪形のカツラをかぶっているのを除けば、細目・ふくれた頬・ニキビの鼻など、モニター・グラフィックの律とは似ても似つかぬ顔付きをしている。 一学期期末テストでは人工知能である律のテスト参加を理事長が認めなかったため、烏間が彼と交渉した上で彼女のテストを受ける代役として連れてこられ、律からネット授業を受けて、テストに参加する。律が機械という事実を学校側に伏せるため、一学期終業式にも同じく律の代役として出ており、二学期期末テストにも参加している。 最終暗殺計画発動の際にはE組の事情を知る者として救援に向かおうとしたものの、父に懇願され諦めることとなった。
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