出席番号21
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『ひとみデラックス』1986年11月25日号に掲載。 織田秋生(おだ あきお)は幼少より人との別れにたびたび遭遇し、夢から醒めるたびにその当時の悲しみを思い出し、声を立てずに慟哭してきた。母親は医師としていつも在宅しない父親に愛想を尽かして、彼が幼いころに家を出ていった。幼馴染みの少女とも引っ越しで離れ離れになった。2年前には溺れる女の子を助けようとした兄、夏樹を失っていた。父の病院の転勤の都合で、M市に越してきた彼は二人の少女に出会う。一人は生徒会長の四条涼子(しじょう りょうこ)で、兄譲りの秋生のオッドアイに興味を示していた。もう一人は同じクラスの村田まりあ(むらた まりあ)で、彼の顔を見て、はっとしたようであるが、秋生には何のことやら分からない。やがて四条涼子と付き合うようになった秋生は、父とまりあが結婚すると言い出したのに愕然とし、さらに涼子にまつわる意外な事実を知り、驚愕する。
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