裏生徒会
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栗原 万里(くりはら まり) 声 - 大原さやか / 演 - 山崎紘菜 裏生徒会第20代目会長。自称「カラス使いの万里」。理事長の娘であり、千代の姉。芽衣子とは小学校以来の仲。カラス・合気道を操り、学園を影から統べるカリスマ。ポーカーフェイスで、「男はクズ」であると見下している。父との確執と潔癖な性格から男そのものを嫌悪するあまり、DTO(男子退学オペレーション)を発動し、男子全員を退学させようと画策する。しかし、その全貌が囚人男子たちによって告発され、その罪を償うためプリズンへ入れられてしまう。入獄後は表生徒会からの理不尽な嫌がらせにも耐えていたが、ウロボロス事件が撮影されていたことをきっかけとして脱獄を決意。体育祭前日の夜、ブラフの脱獄計画で表生徒会に心理的動揺を誘い、手錠で自身と繋がったケイトを女子寮の自室へ戻すことで脱獄を成功させる。言葉巧みにケイトを誘惑し、その一部始終をスマートフォンから中継録画することで互いに一蓮托生となる。 以前は顔色一つ変えずに男子を軽蔑し見下していたが、脱獄計画や芽衣子の復活計画を進めていく中で徐々に軟化していく。幼少時代は父親である理事長に対しても敬愛するほど無邪気に慕っていた。 私服のセンスが個性的。お気に入りの服にはM(イニシャルのM)とクマのアップリケを付けるという拘りがある。 最近になって、ケイトに退学の意思を伝え、ケイトを困惑させる。 白木 芽衣子(しらき めいこ) 声 - 伊藤静、古川小百合(戦国大戦) / 演 - 護あさな 裏生徒会副会長。万里の右腕的存在で、彼女に心酔している。驚異的な身体能力と、全体的にはみ出し気味の悩ましげなダイナマイトボディの持ち主だが、幼いころはその体型が原因でイジメられた経験もあり巨乳にコンプレックスを持っていた。常に肌を大きく露出した服装でいるのは、新陳代謝が激しく極度の汗かきであるため。得意の指し棒で男子を厳しく指導する看守役であり、必要とあらば虫捕りや腕相撲にも全力を尽くす、職務熱心かつ生真面目な性格だが、熱心すぎるあまり目の前しか見えなくなることもある。 DTOの罪を償うために入獄直後は豪胆な態度で刑期を勤めていたが、リサの高圧的な指導、新たに看守となったアンドレの過激な制裁に加え、仕組まれたボヤ騒ぎをきっかけに幼児退行を起こし小学生のころの気弱な性格になってしまう。その後、万里の面会に来た千代が芽衣子の変わりようを見かねて理事長に告発し自室療養という形で出獄する。気弱な性格のまま体育祭当日を迎え、騎馬戦中に憤死するも自力で生還、覚醒して性格も蘇る。 現在のアップにした髪型は小学5年生のころに万里から勧められたもので、それ以来「美しいものはどんどん出すべき」という約束を忠実に守っている。 最終回では姉の後を継いで第21代裏生徒会会長に就任した千代に付き従う様子が描かれている。 緑川 花(みどりかわ はな) 声 - 花澤香菜 / 演 - 森川葵 裏生徒会書記。一見ファンシーな雰囲気を漂わせるゆるふわ系女子だが、実は空手でインターハイベスト4の実力を持ち、瞬殺の蹴りを繰り出す体育会系の暴力女子。それ故、芽衣子とは対照的に暴力的なお仕置きを繰り出すが、彼女のお仕置きを好きになれない男子達からは「暴君」などと呼ばれ恐れられているものの、平時は一般的な女子高にいる純真なお子様である。キヨシに放尿を目撃されてしまい、さらにオシッコをかけられるなどの屈辱を味わったため、キヨシに復讐する機会を狙っており、一進一退の攻防を繰り広げた末にキヨシのファーストキスを奪うと同時に奪われる。 DTOの罪を償うために入獄後、万里と芽衣子の過保護ともいえる関係に疎外感を感じ、模範囚として最短で出獄を果たす。その後は裏生徒会を離れ、表生徒会見習いやチア部部員として活動。万里の脱獄計画にも加担しており、万里とケイトによる濃厚なウロボロスの一部始終を目撃する。 キヨシに関してはあらゆる場面で空回りしすべて自分に降りかかってしまっている。しかし遂に復讐を成し遂げると、復讐にしか頭になかった彼女に変化が現れはじめ、キヨシに対する悪口雑言を口にしつつも、心の奥底では彼に恋愛感情を抱いてるような描写が目立ってきている。 最終回前後編では千代と晴れて恋仲となったキヨシから身を引いて二人の仲を祝福しようとするが、キヨシが自分以外の女子と結ばれることに耐えきれなかったあまり、キヨシに対する独占欲と千代に対する嫉妬心が一気に爆発してしまう。その大暴走の末、千代が姉の後を継いで第21代裏生徒会会長に就任すると同時に姉以上の男性嫌悪かつ冷酷な性格に豹変する元凶となった。 万里とは親衛隊時代からの付き合い。容姿端麗、成績優秀、お嬢様であることから一方的に気に入らない態度をとっていたが、彼女の私服姿に愕然とし「この人は私がいなきゃダメなんだ」という保護欲から慕うようになった。
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裏生徒会
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「20年前の事件」を機に学園の不純異性交遊を代々取り締まってきた中心組織。学園入学後、同組織の親衛隊を経て推薦等により次期役員(裏生徒会長、裏生徒副会長、書記)となる。本編において万里、芽衣子、花の3人それぞれのルックス、カリスマ性により女子生徒からの人気が非常に高い。プリズンにおける全ての権限を有しており学園においても大きな影響力を持つ。だが後述の「DTO」の失敗に伴い、ケイト率いる表生徒会によってプリズン行きにされ、学園内に裏生徒会の悪い噂を流されたため、その人気が低迷し始めている。
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