その他の奇行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 12:37 UTC 版)
山本唯三郎はその他にも巨万の富にあかせて様々な奇行を行ったとされる。 越中褌1万本を携え欧米を漫遊して「気を引き締めてもらうため」と称し、各地に在住の日本人に贈呈した。 ある料亭では座敷一面に豆腐を敷き詰め、大勢の芸妓に揃いの衣装を着せて、青く塗った箸を苗に見立てて豆腐に植えさせる田植え遊びをしたという。 貸切の特別列車に芸妓を大勢乗せて東京から京都に繰り出し、いくら金を出しているとは言ってもあんな事をさせては我が国の風教(風紀)を乱すと国会の貴族院で問題になり、鉄道省から叱られた。 箱根では芸妓を総揚げして裸の分列行進をさせた。 朝鮮の虎狩りから帰って間もなく、京都祇園の名妓「だん子」(16歳)を1万円の大金で落籍したが、後に山本を捨てて杵屋六左衛門の妻になってしまった。
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