村上春樹 作品一覧

村上春樹

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作品一覧

長編小説

作品名 出版社 出版年月日 各国語翻訳一覧 備考
風の歌を聴け 講談社 1979年7月23日 #翻訳」を参照 群像』1979年6月号掲載。
1973年のピンボール 講談社 1980年6月17日 #翻訳」を参照 『群像』1980年3月号掲載。
羊をめぐる冒険 講談社 1982年10月13日 #翻訳」を参照 『群像』1982年8月号掲載。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 新潮社 1985年6月15日 #翻訳」を参照
ノルウェイの森 講談社 1987年9月4日 #翻訳」を参照 上下二分冊で刊行された。
ダンス・ダンス・ダンス 講談社 1988年10月13日 #翻訳」を参照 上下二分冊で刊行された。
国境の南、太陽の西 講談社 1992年10月5日 #翻訳」を参照
ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編 新潮社 1994年4月12日 #翻訳」を参照 新潮』1992年10月号〜1993年8月号掲載。
第2部 予言する鳥編 新潮社 1994年4月12日
第3部 鳥刺し男編 新潮社 1995年8月25日
スプートニクの恋人 講談社 1999年4月20日 #翻訳」を参照
海辺のカフカ 新潮社 2002年9月10日 #翻訳」を参照 上下二分冊で刊行された。
アフターダーク 講談社 2004年9月7日 #翻訳」を参照
1Q84 BOOK 1 新潮社 2009年5月30日 翻訳」参照
BOOK 2 新潮社 2009年5月30日
BOOK 3 新潮社 2010年4月16日
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 文藝春秋 2013年4月12日 #翻訳」を参照
騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編 新潮社 2017年2月24日
第2部 遷ろうメタファー編 新潮社 2017年2月24日
街とその不確かな壁 新潮社 2023年4月13日

中編小説

作品名 初出 単行本
街と、その不確かな壁 文學界』1980年9月号 未収録

短編小説

短篇集
作品名 出版社 出版年月日 備考
中国行きのスロウ・ボート 中央公論社 1983年5月20日
カンガルー日和 平凡社 1983年9月9日 『トレフル』1981年4月号〜1983年3月号連載。
螢・納屋を焼く・その他の短編 新潮社 1984年7月5日
回転木馬のデッド・ヒート 講談社 1985年10月15日 IN★POCKET』1983年10月号〜1984年12月号掲載。なお2編は書き下ろし。
パン屋再襲撃 文藝春秋 1986年4月10日
TVピープル 文藝春秋 1990年1月25日
レキシントンの幽霊 文藝春秋 1996年11月30日
神の子どもたちはみな踊る 新潮社 2000年2月25日 『新潮』1999年8月号〜12月号連載。1編は書き下ろし。
東京奇譚集 新潮社 2005年9月18日 『新潮』2005年3月号〜6月号連載。1編は書き下ろし。
女のいない男たち 文藝春秋 2014年4月18日 文藝春秋』2013年12月号〜2014年3月号連載ほか。1編は書き下ろし。
一人称単数 文藝春秋 2020年7月18日 文學界』2018年7月号〜2020年2月号連載。1編は書き下ろし。
再編集されたもの
作品名 出版社 出版年月日 備考
象の消滅 短篇選集 1980-1991 新潮社 2005年3月30日 1993年3月にクノップフ社より刊行された短編集『The Elephant Vanishes』の日本語版である。
はじめての文学 村上春樹 文藝春秋 2006年12月10日 「はじめての文学」シリーズ全12巻のうちの一冊。
めくらやなぎと眠る女 新潮社 2009年11月27日 2006年7月にクノップフ社より刊行された短編集『Blind Willow, Sleeping Woman』の日本語版である。
雑誌・新聞等掲載
作品名 初出 収録書籍 備考
中国行きのスロウ・ボート 』1980年4月号 中国行きのスロウ・ボート
貧乏な叔母さんの話 新潮』1980年12月号 同上
ニューヨーク炭鉱の悲劇 BRUTUS』1981年3月15日号 同上
5月の海岸線 『トレフル』1981年4月号 カンガルー日和
スパゲティーの年に 『トレフル』1981年5月号 同上
鹿と神様と聖セシリア 早稲田文学』1981年6月号 未収録
4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて 『トレフル』1981年7月号 『カンガルー日和』
眠い 『トレフル』1981年8月号 同上
かいつぶり 『トレフル』1981年9月号 同上
パン屋襲撃 『早稲田文学』1981年10月号 『村上春樹全作品 1979〜1989』第8巻 その後改題・改稿されて『パン屋を襲う』に収録された。
カンガルー通信 『新潮』1981年10月号 『中国行きのスロウ・ボート』
あしか ビックリハウス』1981年10月号 『村上春樹全作品 1979〜1989』第5巻
カンガルー日和 『トレフル』1981年10月号 『カンガルー日和』
32歳のデイトリッパー 『トレフル』1981年11月号 同上
タクシーに乗った吸血鬼 『トレフル』1981年12月号 同上
彼女の町と、彼女の緬羊 『トレフル』1982年1月号 同上
サウスベイ・ストラット―ドゥービー・ブラザーズ「サウスベイ・ストラット」のためのBGM 『トレフル』1982年2月号 同上
あしか祭り 『トレフル』1982年3月号 同上
1963/1982年のイパネマ娘 『トレフル』1982年4月号 同上
バート・バカラックはお好き? 『トレフル』1982年5月号 同上 『村上春樹全作品 1979〜1989』第5巻収録の際、「窓」に改題。
図書館奇譚 『トレフル』1982年6月号〜11月号 同上 その後改稿されて『ふしぎな図書館』(講談社)と『図書館奇譚』(新潮社)の2冊の絵本が出版された。
書斎奇譚 『ブルータス』1982年6月1日号 『村上春樹全作品 1979〜1989』第5巻
月刊「あしか文芸」 糸井重里『ヘンタイよいこ新聞』1982年7月 同上
おだまき酒の夜 ショートショートランド』1982年夏号 同上
午後の最後の芝生 宝島』1982年8月号 『中国行きのスロウ・ボート』
土の中の彼女の小さな犬 すばる』1982年11月号 同上
シドニーのグリーン・ストリート 『海』臨時増刊「子どもの宇宙」1982年12月号 同上
駄目になった王国 『トレフル』1982年12月号 『カンガルー日和』
チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏 『トレフル』1983年1月号 同上
中央公論』1983年1月号 螢・納屋を焼く・その他の短編
納屋を焼く 『新潮』1983年1月号 同上
『トレフル』1983年2月号 『カンガルー日和』
とんがり焼の盛衰 『トレフル』1983年3月号 同上
プールサイド IN★POCKET』1983年10月号 回転木馬のデッド・ヒート 連載短編。副題は「街の眺め」。
雨やどり 『IN★POCKET』1983年12月号 同上 同上
めくらやなぎと眠る女 文學界』1983年12月号 『螢・納屋を焼く・その他の短編』
踊る小人 『新潮』1984年1月号 同上
タクシーに乗った男 『IN★POCKET』1984年2月号 『回転木馬のデッド・ヒート』 連載短編。副題は「街の眺め」。
今は亡き王女のための 『IN★POCKET』1984年4月号 同上 同上
三つのドイツ幻想 『BRUTUS』1984年4月15日号 『螢・納屋を焼く・その他の短編』
野球場 『IN★POCKET』1984年6月号 『回転木馬のデッド・ヒート』 連載短編。副題は「街の眺め」。
BMWの窓ガラスの形をした純粋な意味での消耗についての考察 『IN★POCKET』1984年8月号 未収録 同上
嘔吐1979 『IN★POCKET』1984年10月号 『回転木馬のデッド・ヒート』 同上
ハンティング・ナイフ 『IN★POCKET』1984年12月号 同上 同上
ハイネケン・ビールの空き缶を踏む象についての短文 『ショートショートランド』1985年5・6月特大号 『村上春樹全作品 1979〜1989』第8巻
パン屋再襲撃 マリ・クレール』1985年8月号 パン屋再襲撃 その後改題・改稿されて『パン屋を襲う』に収録された。
象の消滅 『文學界』1985年8月号 同上
はじめに・回転木馬のデッド・ヒート 書き下ろし 『回転木馬のデッド・ヒート』
レーダーホーゼン 同上 同上
ファミリー・アフェア LEE』1985年11月・12月号 『パン屋再襲撃』
双子と沈んだ大陸 『別冊 小説現代』1985年冬号 同上
ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界 月刊カドカワ』1986年1月号 同上
ねじまき鳥と火曜日の女たち 『新潮』1986年1月号 同上
中断されたスチーム・アイロンの把手 『別冊 小説現代』1986年春号 未収録 その後、安西水丸著『POST CARD』に収録された。
雨の日の女 ♯241・♯242 『L'E』(アド・プロラーズハウス)1987年1月号 『村上春樹全作品 1979〜1989』第3巻
TVピープル 『par AVION』(MAD出版)1989年6月号 TVピープル 雑誌掲載時のタイトルは「TVピープルの逆襲」。
飛行機―あるいは彼はいかにして詩を読むようにひとりごとを言ったか ユリイカ臨時増刊』1989年6月号 同上
我らの時代のフォークロア―高度資本主義前史 SWITCH』1989年10月号 同上
眠り 『文學界』1989年11月号 同上 その後改稿されて『ねむり』のタイトルで単独で出版された。
加納クレタ 書き下ろし 同上
ゾンビ 同上 同上
トニー滝谷 文藝春秋』1990年6月号 『村上春樹全作品 1979〜1989』第8巻 その後『レキシントンの幽霊』に収録された。
沈黙 書き下ろし 『村上春樹全作品 1979〜1989』第5巻 1993年、集団読書テキスト中高生用として単行本化された。1996年、『レキシントンの幽霊』に収録。
緑色の獣 『文學界』1991年4月臨時増刊「村上春樹ブック」 レキシントンの幽霊
氷男 同上 同上
人喰い猫 書き下ろし 『村上春樹全作品 1979〜1989』第8巻
青が消える (Losing Blue) ル・モンド』1992年 『村上春樹全作品 1990〜2000』第1巻
ふわふわ 『NUNO NUNO BOOKS : FUWA FUWA』1998年5月 ふわふわ
めくらやなぎと、眠る女 『文學界』1995年11月号 『レキシントンの幽霊』
七番目の男 『文藝春秋』1996年2月号 同上
レキシントンの幽霊 『群像』1996年10月号 同上
UFOが釧路に降りる 『新潮』1999年8月号 神の子どもたちはみな踊る 連作短編。副題は「地震のあとで」。
アイロンのある風景 『新潮』1999年9月号 同上 同上
神の子どもたちはみな踊る 『新潮』1999年10月号 同上 同上
タイランド 『新潮』1999年11月号 同上 同上
かえるくん、東京を救う 『新潮』1999年12月号 同上 同上
蜂蜜パイ 書き下ろし 同上
バースデイ・ガール 書き下ろし 『バースデイ・ストーリーズ』(2002年12月)
『Stories Magazine』2003年4月号 めくらやなぎと眠る女
偶然の旅人 『新潮』2005年3月号 東京奇譚集 連作短編。副題は「東京奇譚集」。
ハナレイ・ベイ 『新潮』2005年4月号 同上 同上
どこであれそれが見つかりそうな場所で 『新潮』2005年5月号 同上 同上
日々移動する腎臓のかたちをした石 『新潮』2005年6月号 同上 同上
品川猿 書き下ろし 同上
恋するザムザ 書き下ろし 『恋しくて』(2013年9月)
ドライブ・マイ・カー 『文藝春秋』2013年12月号 女のいない男たち 連作短編。副題は「女のいない男たち」。
イエスタデイ 『文藝春秋』2014年1月号 同上 同上
木野 『文藝春秋』2014年2月号 同上 同上
独立器官 『文藝春秋』2014年3月号 同上 同上
シェエラザード 『MONKEY』2014年2月15日発行・Vol.2 同上
女のいない男たち 書き下ろし 同上
石のまくらに 『文學界』2018年7月号 一人称単数
クリーム 同上 同上
チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ 同上 同上
ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles 『文學界』2019年8月号 同上
「ヤクルト・スワローズ詩集」 同上 同上
謝肉祭(Carnival) 『文學界』2019年12月号 同上
品川猿の告白 『文學界』2020年2月号 同上
一人称単数 書き下ろし 同上

掌編・ショートショートなど

作品名 出版社 出版年月日 備考
夢で会いましょう 冬樹社 1981年11月25日 共著:糸井重里
象工場のハッピーエンド CBS・ソニー出版 1983年12月5日 絵:安西水丸
夜のくもざる 平凡社 1995年6月10日 同上
またたび浴びたタマ 文藝春秋 2000年8月30日 絵:友沢ミミヨ回文の本。
村上かるた うさぎおいしーフランス人 文藝春秋 2007年3月29日 絵:安西水丸。かるたの本。

エッセイなど

書籍
作品名 出版社 出版年月日 備考
村上朝日堂 若林出版企画 1984年7月15日 日刊アルバイトニュース』1982年8月16日号〜1984年5月21日号連載、ほか。
映画をめぐる冒険 講談社 1985年12月24日 共著:川本三郎
村上朝日堂の逆襲 朝日新聞社 1986年6月25日 週刊朝日』1985年4月5日号〜1986年4月4日号、1995年11月10日号〜1996年12月27日号連載。
ランゲルハンス島の午後 光文社 1986年11月30日 CLASSY』1984年6月号〜1986年5月号連載。
THE SCRAP 懐かしの一九八〇年代 文藝春秋 1987年2月1日 Sports Graphic Number』1982年4月20日号〜1986年2月25日号連載ほか。
日出る国の工場 平凡社 1987年4月1日 共著:安西水丸
ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック TBSブリタニカ 1988年4月8日 村上のエッセイ8編、フィッツジェラルドの翻訳2編。
村上朝日堂はいほー! 文化出版局 1989年5月20日 ハイファッション』1983年8月号〜1988年12月号連載(ただし1987年を除く)ほか。
遠い太鼓 講談社 1990年6月25日
雨天炎天 新潮社 1990年8月28日 「ギリシャ編 アトス―神様のリアル・ワールド」と「トルコ編 チャイと兵隊と羊―21日間トルコ一周」の二分冊。
やがて哀しき外国語 講談社 1994年2月25日 『本』1992年8月号〜1993年11月号連載。
うずまき猫のみつけかた―村上朝日堂ジャーナル 新潮社 1996年5月24日 SINRA』7月号〜1995年10月号連載。
アンダーグラウンド 講談社 1997年3月20日
村上朝日堂はいかにして鍛えられたか 朝日新聞社 1997年6月1日 『週刊朝日』1995年11月10日号〜1996年12月27日号連載。
若い読者のための短編小説案内 文藝春秋 1997年10月10日 『本の話』1996年1月号〜1997年2月号連載。
ポートレイト・イン・ジャズ 新潮社 1997年12月20日 共著:和田誠
辺境・近境 新潮社 1998年4月23日
約束された場所で―underground 2 文藝春秋 1998年11月30日 『文藝春秋』1998年4月号〜11月号連載ほか。
もし僕らのことばがウィスキーであったなら 平凡社 1999年12月15日 『サントリークォータリー』1997年55号、56号掲載。
シドニー! 文藝春秋 2001年1月20日
ポートレイト・イン・ジャズ2 新潮社 2001年4月25日 同上
村上ラヂオ マガジンハウス 2001年6月8日 anan』2000年3月17日号〜2001年3月3日号連載。
東京するめクラブ 地球のはぐれ方 文藝春秋 2004年11月15日 『TITLE』2002年10月、11月号、2003年3月号〜5月号、7月号、10月号、11月号、2004年1月号掲載。
意味がなければスイングはない 文藝春秋 2005年11月25日 『ステレオサウンド』2003年春号〜2005年夏号連載。
走ることについて語るときに僕の語ること 文藝春秋 2007年10月15日
村上ソングズ 中央公論新社 2007年12月10日 エスクァイア日本版』2004年9月号〜2005年8月号連載。歌詞の翻訳と和田誠の挿絵が中心。
村上春樹 雑文集 新潮社 2011年1月31日
おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2 マガジンハウス 2011年7月7日 『anan』2009年10月21日号、2010年3月3日号、2010年3月24日号〜2011年3月23日号連載。
サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3 マガジンハウス 2012年7月9日 『anan』2011年3月30日号〜2012年4月4日号連載。『GINZA』2012年4月号。
職業としての小説家 スイッチ・パブリッシング 2015年9月10日 『MONKEY』2013年10月7日 Vol.1〜2015年6月15日 Vol.6連載。『考える人』2013年夏号。
ラオスにいったい何があるというんですか? 文藝春秋 2015年11月21日
村上春樹 翻訳 (ほとんど) 全仕事 中央公論新社 2017年3月18日 柴田元幸との対談を含む
猫を棄てる 父親について語るとき 文藝春秋 2020年4月23日 初出:『文藝春秋』2019年6月号
村上T 僕の愛したTシャツたち マガジンハウス 2020年6月4日
古くて素敵なクラシック・レコードたち 文藝春秋 2021年6月25日
単行本等未収録の随筆・評論
  • アメリカン・ホラーの代表選手――スティフン・キングを読む (1980年 『happy end通信』3月号 Vol.2 No.2)
  • 親子間のジェネレーション・ギャップは危険なテーマ - 『ヤング・ゼネレーション』特集3(1980年 『キネマ旬報』3月15日号)
  • 中年を迎えつつある作家の書き続けることへの宣言が、『ガープの世界』だ(1980年 『happy end通信』8月号 Vol.2 No.7)
  • 太陽の眼
    • 「やさしい」映画を作ろうとするほど映像はデモニッシュになる。『ツィゴイネルワイゼン』(『太陽』1980年7月号)
    • こんな立派な映画をお子様になんぞ観せておくのはもったいない。『少年の黒い馬』(同1980年8月号)
    • 歌舞伎町のゲームセンターで時折感じる〝リアリティー〟。『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』(同1980年9月号)
    • 完璧な「書き割り」の平面に、ポランスキーの才気がひかる。『テス』(同1980年10月号)
    • カーター→カントリー・ミュージック。人気歌手が唄いまくる。『忍冬の花のように』(同1980年11月号)
    • 中産階級的光輝に充ちた映画青年の「哲学」が脈打つ。『ヒポクラテスたち』(同1980年12月号)
    • くだらない男は撃ち殺せ! 八〇年代の女はタフにならねば。『ハンター』と『グロリア』(同1981年1月号)
    • 四千メートルの海底からひきずり出された四万六千トンの夢。『レイズ・ザ・タイタニック』(同1981年2月号)
    • キューブリックの『シャイニング』は「恐怖」だけが輝いていた。『シャイニング』(同1981年3月号)
    • 防衛庁の隣で、階級闘争的なにっかつポルノを観る。『OL縄奴隷』『ウディー・アレン/セックスのすべて』(同1981年4月号)
    • バルト海の底で僕を待ちうけていた鰻たちに関する「テーゼ」。『ブリキの太鼓』(同1981年5月号)
  • 八月の庵―僕の「方丈記」体験(1981年 『太陽』10月号)
  • 同時代としてのアメリカ
  • 日記から
    • 「力の論理」(朝日新聞夕刊 1982年3月29日)
    • 「まねき猫」(同1982年3月30日)
    • 「アイシテマース」(同1982年3月31日)
    • 「感性の思想」(同1982年4月1日)
    • 「不思議猫の存在」(同1982年4月2日)
    • 「表札とモラトリアム」(同1982年4月3日)
    • 「山羊座の宿命」(同1982年4月5日)
    • 「グンニーリク田島」(同1982年4月6日)
    • 「長距離型せっかち」(同1982年4月7日)
    • 「教師という存在」(同1982年4月8日)
    • 「図書館雑観」(同1982年4月9日)
    • 「モラル・マジョリティー」(同1982年4月10日)
  • 僕も今やmarried peopleの一員になった「いつも二人で」(1982年11月『私の一本の映画』 キネマ旬報社)映画『いつも2人で』についてのエッセイ
  • 佐々木マキ・ショック・1967(1984年2月『佐々木マキのナンセンサス世界』思索社)
  • ある編集者の生と死――安原顯氏のこと(2006年『文藝春秋』4月号)
  • The (Generally) Sweet Smell of Youth(2010年Natsume SosekiSanshiro』Penguin Classics所収のIntroduction)
  • 魂の行き来する道筋(2012年 朝日新聞朝刊 9月28日)
  • こんなに面白い話だったんだ!(2014年2月 新潮社HP「フラニーとズーイ」特設ページ)[197]
  • 描かれずに終わった一枚の絵―安西水丸さんのこと― (『週刊朝日』2014年4月18日号)
  • ふむふむ感(2015年1月 『杏のふむふむ』ちくま文庫所収の解説)
  • ジェイ・ルービンのこと(『』2015年8月号)
  • 東京ヤクルトスワローズ名誉会員・村上春樹さんメッセージ[198]
    • 第1回 球場に行って、ホーム・チームを応援しよう(2013年9月1日)
    • 第2回 「ヤクルト・スワローズ詩集」より
    • 第3回 怒濤の裏日本一打線
    • 第4回 東京音頭と猫の尻尾
    • 第5回 ちょっと近づきすぎたかな
    • 第6回 そろそろ起きたら
    • 第7回 村上、がんばれ!
  • 小澤征爾さんを失って(2024年 朝日新聞朝刊 2月11日)

対談集・インタビュー

書籍
作品名 出版社 出版年月日 備考
ウォーク・ドント・ラン 講談社 1981年7月20日 共著:村上龍
村上春樹、河合隼雄に会いにいく 岩波書店 1996年12月5日 共著:河合隼雄
翻訳夜話 文藝春秋 2000年10月20日 共著:柴田元幸
翻訳夜話2 サリンジャー戦記 文藝春秋 2003年7月20日 同上
夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 文藝春秋 2010年9月30日 インタビュー集
小澤征爾さんと、音楽について話をする 新潮社 2011年11月30日 共著:小澤征爾
みみずくは黄昏に飛びたつ 新潮社 2017年4月27日 共著:川上未映子
本当の翻訳の話をしよう スイッチ・パプリッシング 2019年5月9日 共著:柴田元幸
本当の翻訳の話をしよう 増補版 新潮社 2021年6月24日 同上
雑誌・書籍等掲載
  • 若者たちの神々(『朝日ジャーナル』1984年5月25日号)主著:筑紫哲也
  • 『五人十色』(1984年6月 フィクション・インク)主著:稲木紫織
  • 『One Author, One Book. 同時代文学の語り部たち』(2001年7月 本の雑誌社)主著:新元良一
  • インタビュー『海辺のカフカ』について(2002年 『波』9月号)
  • ナイン・インタビューズ 柴田元幸と9人の作家たち』(2004年3月 アルク)主著:柴田元幸
  • 『翻訳文学ブックカフェ』(2004年9月 本の雑誌社)主著:新元良一
  • 翻訳教室』(2006年2月 新書館)主著:柴田元幸
  • 代表質問 16のインタビュー』(2009年6月 新書館)主著:柴田元幸
  • 「成長」を目指して、成しつづけて - 村上春樹インタビュー(2009年『モンキービジネス』2009年spring号)
  • 独占インタビュー&受賞スピーチ 僕はなぜエルサレムに行ったのか(2009年 『文藝春秋』4月号)
  • 村上春樹ロングインタビュー(2010年 『考える人』2010年夏号)
  • 『するめ映画館』(2010年10月 文藝春秋)主著:吉本由美
  • 巻頭インタビュー 村上春樹「僕は走り続けてきた、ばかみたいに延々と」(2011年 『Sports Graphic Number Do』4月号)インタビューの他に読者との質疑応答のページもある。
  • 魂のいちばん深いところ 河合隼雄先生の思い出(『考える人』2013年夏号)公開インタビューに際してのスピーチ原稿が掲載された。
  • 村上春樹インタビュー 優れたパーカッショニストは、一番大事な音を叩かない(『MONKEY』2015年10月15日発行 Vol.7)聞き手:川上未映子

インターネット関連

作品名 出版社 出版年月日 備考
CD-ROM版村上朝日堂 夢のサーフシティー 朝日新聞社 1998年7月1日 CD-ROMと書籍。
「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? 朝日新聞社 2000年8月1日
CD-ROM版村上朝日堂 スメルジャコフ対織田信長家臣団 朝日新聞社 2001年4月1日 CD-ROMと書籍。
少年カフカ 新潮社 2003年6月10日
「これだけは、村上さんに言っておこう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける330の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? 朝日新聞社 2006年3月30日 台湾韓国の読者からの質問は本書のみに収録。
「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? 朝日新聞社 2006年11月30日
村上さんのところ 新潮社 2015年7月24日 書籍版。収録数は473問。
村上さんのところ コンプリート版 新潮社 2015年7月24日 電子書籍版。収録数は3716問。

絵本

作品名 出版社 出版年月日 備考
羊男のクリスマス 講談社 1985年11月25日 絵:佐々木マキ
ふわふわ 講談社 1998年6月 絵:安西水丸
ふしぎな図書館 講談社 2005年1月31日 絵:佐々木マキ
ねむり 新潮社 2010年11月30日 イラストレーション:カット・メンシック
パン屋を襲う 新潮社 2013年2月28日 同上
図書館奇譚 新潮社 2014年11月27日 同上

写真集

作品名 出版社 出版年月日 備考
波の絵、波の話 文藝春秋 1984年3月25日 写真:稲越功一
PAPARAZZI 作品社 1990年7月 編集:伴田良輔
使いみちのない風景 朝日出版社 1994年12月10日 写真:稲越功一
辺境・近境 写真篇 新潮社 1998年5月25日 写真:松村映三

翻訳

末尾に ※印がついた書目は「村上春樹翻訳ライブラリー」(和田誠装丁の新書判、中央公論新社[199]で新版刊行。
アンソロジー
その他







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