パン屋再襲撃とは? わかりやすく解説

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パン屋再襲撃

作者村上春樹

収載図書パン屋再襲撃
出版社文芸春秋
刊行年月1989.4
シリーズ名文春文庫

収載図書村上春樹全作品 19791989 8 短篇集 3
出版社講談社
刊行年月1991.7

収載図書象の消滅村上春樹短篇選集 1980-1991
出版社新潮社
刊行年月2005.3


パン屋再襲撃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 02:13 UTC 版)

パン屋再襲撃
The Second Bakery Attack
著者 村上春樹
イラスト 佐々木マキ
発行日 1986年4月10日
発行元 文藝春秋
ジャンル 小説
日本
言語 日本語
形態 上製本
ページ数 204
コード ISBN 4-16-308930-6
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パン屋再襲撃』(パンやさいしゅうげき)は、村上春樹の短編小説集。改稿をして『再びパン屋を襲う』に改題された。絵本『パン屋を襲う』に収録されている。

概要

1986年4月、文藝春秋より刊行された。表紙の絵と挿絵は佐々木マキ1989年4月、文春文庫として文庫化された。

収録された6つの作品のうち、「双子と沈んだ大陸」を除く5つの作品すべてが英訳されている。現在それらは1993年3月刊行の村上の短編集『The Elephant Vanishes』(クノップフ社)で読むことができる。

象の消滅」、「ファミリー・アフェア」、「双子と沈んだ大陸」、「ねじまき鳥と火曜日の女たち」の4編には共通して、「渡辺昇」あるいは「ワタナベ・ノボル」という名前が登場する[1]

収録作品

タイトル 初出 英訳
1 パン屋再襲撃 マリ・クレール』1985年8月号 The Second Bakery Attack
(Playboy. January, 1992)
2 象の消滅 文學界』1985年8月号 The Elephant Vanishes
(The New Yorker. November 18, 1991)[2]
3 ファミリー・アフェア LEE』1985年11月号、12月号 A Family Affair
(『The Elephant Vanishes』, 1993)
4 双子と沈んだ大陸 『別冊小説現代』1985年冬号
5 ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・
ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界
月刊カドカワ』1986年1月号 The Fall of the Roman Empire, The 1881 Indian Uprising,
Hitler's Invasion of Poland, And The Realm of Raging Winds
(The Magazine. March, 1988)
6 ねじまき鳥と火曜日の女たち 新潮』1986年1月号 The Wind-Up Bird and Tuesday's Women
(The New Yorker. November 26, 1990)[3]

脚注

  1. ^ イラストレーターの安西水丸の本名である渡辺昇は、短編小説「中断されたスチーム・アイロンの把手」と、『夜のくもざる』(1995年6月、平凡社)に収められたショートショート、「鉛筆削り (あるいは幸運としての渡辺昇①)」、「タイム・マシーン (あるいは幸運としての渡辺昇②)」、「タコ」の3編でも使われている。
  2. ^ FICTION THE ELEPHANT VANISHES BY HARUKI MURAKAMI. November 18, 1991The New Yorker
  3. ^ FICTION THE WIND-UP BIRD ANS TUESDAY'S WOMEN BY HARUKI MURAKAMI. November 26, 1990The New Yorker

関連項目



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