ノルウェイの森とは? わかりやすく解説

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ノルウェイのもり【ノルウェイの森】


ノルウェイの森

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 00:19 UTC 版)

ノルウェイの森』(ノルウェイのもり)は、村上春樹の5作目の長編小説


注釈

  1. ^ 『版画』について、村上はエッセイの中でこう述べている。「僕は高校生のときに スヴィアトスラフ・リヒテルというピアニストのレコードでこの曲をよく聴いていた。何度も何度も何度も、レコードがぼろぼろになるまで繰り返し聴いて、隅々まで記憶した」[12]
  2. ^ 現在のワタナベが文筆業を営んでいるのは以下の記述から分かる。「僕はある画家をインタヴューするためにニュー・メキシコ州サンタ・フェの町に来ていて、(中略)奇蹟のように美しい夕陽を眺めていた」[21]
  3. ^ 騎士団長殺し』の語り手は雨田政彦に言う。「私は普通の人間ですと自己申告するような人間を信用してはいけないと、スコット・フィッツジェラルドがどこかの小説に書いていた」[28]
  4. ^ 村上は2014年に「シェエラザード」というタイトルの短編小説を発表した。
  5. ^ 村上朝日堂ホームページで読者からの手紙に対し村上はこう答えている。「お気の毒ですが、失われた時は二度と戻りません。この世界にある美しいもののほとんどは、記憶の世界の中に存在しています。ブラームスの2番のピアノ協奏曲もためしてみてください。とくにチェロの独奏で始まる3楽章は素敵です。僕はあの部分を聴くと、いつも何十年も前の夏の夜を思い出します」[40]
  6. ^ ゲッツ/ジルベルト』は『海辺のカフカ』でカフカ少年が聴くレコードの一つとして登場する[42]
  7. ^ 柴田元幸のエッセイ集『愛の見切り発車』(新潮社、1997年7月)に収められた「特別付録 私のロックンロール・オールタイム・トップテン」において、村上はドアーズの「まぼろしの世界」を10曲のうちの1曲に選んでいる。
  8. ^ 2014年9月、村上はアンソロジー『セロニアス・モンクのいた風景』(新潮社)を翻訳出版した。
  9. ^ 早稲田大学の映画演劇科に入学した村上は、最初の講義の一つにテネシー・ウィリアムズの戯曲を英語で読む講座を選んだという。村上はエッセイの中で、「でもこの先生がいささか変わった人で、講義をしながらほとんど初めから終わりまでテネシー・ウィリアムズの悪口を並べ立てていた。」「おかげさまで僕は好きな作家を一人減らすことができた。どうもありがとうさん。」、「その遥か昔のテネシー・ウィリアムズの講義のことを思い出すたびに、『やはり人の悪口だけは書くまい』とつくづく思う」、「これは早稲田大学文学部が僕に与えてくれた数少ない生きた教訓のひとつである」と記述している[50]
  10. ^ 村上朝日堂ホームページで「コードネームをいただけないか」という読者に対し村上は次のように返信をした。「あなたのコードネームは『ストーンド・ソウル・ピクニック』にします。僕がいちばん好きなローラの歌です」[52]
  11. ^ イタリア語版の『ノルウェイの森』を読んだという読者からのメールに対し、村上は次のような返信をしている(1998年8月)。「当地では『ノルウェイの森』が『トーキョー・ブルース』という脳天気なタイトルで売られているので、この前契約更改の際に原題に戻してくれと申し入れたのですが、『いやだ』という返事が返ってきました。困ったもんです。もうなんでもいいや、という気がしなくもないですが」[55]
  12. ^ 2016年10月、韓国の朴槿恵大統領と実業家の崔順実(チェ・スンシル)の間の政治スキャンダルが表面化。ウォーターゲート事件にたとえて「崔順実ゲート事件」と呼ばれたこのスキャンダルは韓国社会を大きく揺るがすが、『ノルウェイの森』の韓国語版の書名の一つ「喪失(サンシル)の時代」にかけて、2016年を「順実(スンシル)の時代」と評する人もいたという[57]
  13. ^ ウイグル語版は、林少華訳の漢語版からの重訳。

出典

  1. ^ 『ノルウェイの森(上)』(村上春樹)|講談社BOOK倶楽部
  2. ^ 『ノルウェイの森(上)』(村上春樹):講談社文庫|講談社BOOK倶楽部
  3. ^ レキシントンの幽霊』「めくらやなぎと、眠る女」〈めくらやなぎのためのイントロダクション〉、文藝春秋、1996年
  4. ^ 『村上春樹全作品 1979〜1989』第6巻、付録「自作を語る」。
  5. ^ ジェイ・ルービン 『ハルキ・ムラカミと言葉の音楽』 新潮社畔柳和代訳、2006年9月30日、180-181頁。
  6. ^ 遠い太鼓講談社、1990年6月、28-30頁。
  7. ^ 『遠い太鼓』前掲書、67頁。
  8. ^ 『遠い太鼓』前掲書、141頁。
  9. ^ 職業としての小説家スイッチ・パブリッシング、2015年9月10日、164頁。
  10. ^ 『遠い太鼓』前掲書、162頁。
  11. ^ 『遠い太鼓』前掲書、209-210頁。
  12. ^ 村上ラヂオ新潮文庫、102頁。
  13. ^ 村上朝日堂ホームページ、読者&村上春樹フォーラム9(2006年3月24日〜25日)。
  14. ^ 村上春樹『「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?』朝日新聞社、2000年8月。
  15. ^ 「ノルウェイの森」映画化”. 2009年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年9月18日閲覧。 - 読売新聞(2008年7月31日)
  16. ^ “『ノルウェイの森』の発行部数1000万部突破”. オリコン. (2009年8月5日). http://life.oricon.co.jp/68198/full/ 
  17. ^ 中国的“村上春樹熱”「ノルウェイの森」100万部突破”. 2009年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年9月18日閲覧。 - 読売新聞(2004年11月22日)
  18. ^ 『遠い太鼓』前掲書、353頁。
  19. ^ “装丁にみる出版文化 時代を映す「鏡」として高まる役割/「装丁の勝利」と喧伝された『ノルウェイの森』”. http://www.yurindo.co.jp/static/yurin/back/391_4.html 
  20. ^ 夢のサーフシティー』朝日新聞社、1998年7月、読者&村上春樹フォーラム93(1997年10月27日〜10月30日)。
  21. ^ 本書、下巻、講談社文庫、旧版、119頁。
  22. ^ 本書、上巻、講談社文庫、旧版
  23. ^ 本書、上巻、講談社文庫、旧版、46頁。
  24. ^ 本書、上巻、講談社文庫、旧版、58頁。
  25. ^ 本書、上巻、講談社文庫、旧版、59頁。
  26. ^ 本書、上巻、講談社文庫、旧版、208頁。
  27. ^ 本書、上巻、講談社文庫、旧版、203-204頁。
  28. ^ 騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編』 新潮社、2017年2月24日、276頁。
  29. ^ 本書、上巻、講談社文庫、旧版、68-69頁。
  30. ^ 本書、下巻、講談社文庫、旧版、253頁。
  31. ^ 本書、上巻、講談社文庫、旧版、92頁。
  32. ^ 本書、上巻、講談社文庫、旧版、97頁。
  33. ^ 本書、上巻、講談社文庫、旧版、114頁。
  34. ^ 本書、上巻、講談社文庫、旧版、115頁。
  35. ^ 本書、上巻、講談社文庫、旧版、124-125頁。
  36. ^ 本書、上巻、講談社文庫、旧版、151頁。
  37. ^ 本書、上巻、講談社文庫、旧版、254頁。
  38. ^ 本書、上巻、講談社文庫、旧版、184頁。
  39. ^ 本書、上巻、講談社文庫、旧版、228頁。
  40. ^ スメルジャコフ対織田信長家臣団朝日新聞社、2001年4月、読者&村上春樹フォーラム252。
  41. ^ 本書、上巻、講談社文庫、旧版、269頁。
  42. ^ 海辺のカフカ』下巻、新潮文庫、48-49頁。
  43. ^ 本書、下巻、講談社文庫、旧版、32頁、238頁。
  44. ^ 本書、下巻、講談社文庫、旧版、42頁、135頁。
  45. ^ 本書、下巻、講談社文庫、旧版、44頁。
  46. ^ 本書、下巻、講談社文庫、旧版、47頁。
  47. ^ 本書、下巻、単行本131頁文庫
  48. ^ 本書、下巻、講談社文庫、旧版、196頁。
  49. ^ 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』上巻、新潮文庫、旧版、152頁。
  50. ^ 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』新潮文庫、83-87頁。
  51. ^ 本書、下巻、講談社文庫、旧版、194頁。
  52. ^ 『スメルジャコフ対織田信長家臣団』前掲書、読者&村上春樹フォーラム231(1999年2月1日)。
  53. ^ 本書、下巻、講談社文庫、旧版、255頁。
  54. ^ 『ノルウェイの森』(講談社) - 著者:村上 春樹 - 吉本隆明による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS (ALL REVIEWS)
  55. ^ 『スメルジャコフ対織田信長家臣団』前掲書、読者&村上春樹フォーラム126(1998年8月2日〜8月4日)。
  56. ^ 藤井省三「村上春樹と東アジア : 都市現代化のメルクマールとしての文学」『東京大学中国語中国文学研究室紀要』第5号、東京大学文学部中国語中国文学研究室、2002年4月、 67-77頁、 doi:10.15083/00035324ISSN 13440187NAID 120000873389}
  57. ^ “2016年は韓国人の心が折れた1年に、検索ホットワードに見る崔順実事件の傷―台湾メディア”. Record China. (2016年12月15日). https://www.recordchina.co.jp/b157669-s0-c10-d0042.html 2022年3月2日閲覧。 
  58. ^ ISBN 978-7-5469-3936-0


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