ねじまきどりクロニクル〔ねぢまきどり‐〕【ねじまき鳥クロニクル】
ねじまき鳥クロニクル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/18 01:18 UTC 版)
『ねじまき鳥クロニクル』(ねじまきどりクロニクル)は、村上春樹の8作目の長編小説。
注釈
- ^ 『ダンス・ダンス・ダンス』ではドルフィン・ホテルのフロアでかかる[9]。「女のいない男たち」では語り手が次のように述べる。「僕は彼女を抱きながら、いったい何度パーシー・フェイスの『夏の日の恋』を聴いたことだろう。こんなことを打ち明けるのは恥ずかしいが、今でも僕はその曲を聴くと、性的に昂揚する」[10]
- ^ 『ダンス・ダンス・ダンス』にもアンディ・ウィリアムスは登場する。「恐ろしいほどの完璧な暗闇」の中で主人公は思う。「なんでもいいから音楽が聴きたかった。あまりにも静かすぎるのだ。ミッチ・ミラー合唱団だって我慢する。アンディー・ウィリアムズとアル・マルティーノがデュエットで唄っても我慢する」[11]
出典
- ^ a b c 『新潮』1995年11月号。
- ^ 『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』新潮文庫、99-100頁。
- ^ ブルータス, カーサ (2017年2月28日). “村上春樹『騎士団長殺し』の装幀が生まれるまで。”. カーサ ブルータス Casa BRUTUS. 2021年7月29日閲覧。
- ^ 『村上春樹スタディーズ 05』若草書房、1999年10月、162頁。
- ^ 村上春樹『辺境・近境』新潮社、1998年4月。
- ^ 本書、第1部、新潮文庫、77頁。
- ^ 『TVピープル』文春文庫、122頁。
- ^ 本書、第1部、新潮文庫、105-106頁。
- ^ 『ダンス・ダンス・ダンス』上巻、講談社文庫、旧版、128頁。
- ^ 『女のいない男たち』文藝春秋、2014年4月、282頁。
- ^ 『ダンス・ダンス・ダンス』上巻、講談社文庫、旧版、144-145頁。
- ^ 本書、第1部、新潮文庫、152頁。
- ^ 本書、第1部、新潮文庫、156頁。
- ^ 本書、第2部、新潮文庫、27頁。
- ^ 本書、第2部、新潮文庫、343頁。
- ^ 本書、第1部、新潮文庫、177頁。
- ^ 本書、第1部、新潮文庫、207頁、209頁。
- ^ 本書、第2部、新潮文庫、199-200頁。
- ^ 本書、第2部、新潮文庫、317頁。
- ^ 本書、第3部、新潮文庫、44頁。
- ^ 本書、第3部、新潮文庫、162頁。
- ^ 本書、第3部、新潮文庫、461頁。
- ^ “成河&渡辺大知、村上春樹作品の美を表現「ねじまき鳥クロニクル」開幕”. ステージナタリー (2020年2月11日). 2021年1月26日閲覧。
- ^ nejimakistageの2020年2月28日のツイート、2021年1月27日閲覧。
[続きの解説]
「ねじまき鳥クロニクル」の続きの解説一覧
- 1 ねじまき鳥クロニクルとは
- 2 ねじまき鳥クロニクルの概要
- 3 概要
- 4 あらすじ
- 5 時代設定と時間軸
- 6 書誌
- 7 関連項目
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