ねじまき鳥クロニクルとは? わかりやすく解説

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ねじまきどりクロニクル〔ねぢまきどり‐〕【ねじまき鳥クロニクル】

読み方:ねじまきどりくろにくる

村上春樹長編小説。全3部からなる第1部は「新潮」誌に平成4年1992)から翌年にかけて連載されたのち、平成6年1994)に刊行書き下ろし第2部第3部それぞれ平成6年1994)と平成7年1995)の刊行第47回読売文学賞受賞


ねじまき鳥クロニクル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/18 01:18 UTC 版)

ねじまき鳥クロニクル』(ねじまきどりクロニクル)は、村上春樹の8作目の長編小説


注釈

  1. ^ ダンス・ダンス・ダンス』ではドルフィン・ホテルのフロアでかかる[9]。「女のいない男たち」では語り手が次のように述べる。「僕は彼女を抱きながら、いったい何度パーシー・フェイスの『夏の日の恋』を聴いたことだろう。こんなことを打ち明けるのは恥ずかしいが、今でも僕はその曲を聴くと、性的に昂揚する」[10]
  2. ^ 『ダンス・ダンス・ダンス』にもアンディ・ウィリアムスは登場する。「恐ろしいほどの完璧な暗闇」の中で主人公は思う。「なんでもいいから音楽が聴きたかった。あまりにも静かすぎるのだ。ミッチ・ミラー合唱団だって我慢する。アンディー・ウィリアムズとアル・マルティーノがデュエットで唄っても我慢する」[11]

出典

  1. ^ a b c 『新潮』1995年11月号。
  2. ^ 村上春樹、河合隼雄に会いにいく』新潮文庫、99-100頁。
  3. ^ ブルータス, カーサ (2017年2月28日). “村上春樹『騎士団長殺し』の装幀が生まれるまで。”. カーサ ブルータス Casa BRUTUS. 2021年7月29日閲覧。
  4. ^ 『村上春樹スタディーズ 05』若草書房、1999年10月、162頁。
  5. ^ 村上春樹『辺境・近境』新潮社、1998年4月。
  6. ^ 本書、第1部、新潮文庫、77頁。
  7. ^ TVピープル文春文庫、122頁。
  8. ^ 本書、第1部、新潮文庫、105-106頁。
  9. ^ 『ダンス・ダンス・ダンス』上巻、講談社文庫、旧版、128頁。
  10. ^ 女のいない男たち文藝春秋、2014年4月、282頁。
  11. ^ 『ダンス・ダンス・ダンス』上巻、講談社文庫、旧版、144-145頁。
  12. ^ 本書、第1部、新潮文庫、152頁。
  13. ^ 本書、第1部、新潮文庫、156頁。
  14. ^ 本書、第2部、新潮文庫、27頁。
  15. ^ 本書、第2部、新潮文庫、343頁。
  16. ^ 本書、第1部、新潮文庫、177頁。
  17. ^ 本書、第1部、新潮文庫、207頁、209頁。
  18. ^ 本書、第2部、新潮文庫、199-200頁。
  19. ^ 本書、第2部、新潮文庫、317頁。
  20. ^ 本書、第3部、新潮文庫、44頁。
  21. ^ 本書、第3部、新潮文庫、162頁。
  22. ^ 本書、第3部、新潮文庫、461頁。
  23. ^ 成河&渡辺大知、村上春樹作品の美を表現「ねじまき鳥クロニクル」開幕”. ステージナタリー (2020年2月11日). 2021年1月26日閲覧。
  24. ^ nejimakistageの2020年2月28日のツイート2021年1月27日閲覧。


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