ねじまき鳥クロニクル 書誌

ねじまき鳥クロニクル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 08:27 UTC 版)

書誌

翻訳

翻訳言語 翻訳者 発行日 発行元
英語 ジェイ・ルービン 1997年10月21日 Knopf(米国)
1998年5月 Harvill Press(英国)
フランス語 Corinne Atlan, Karine Chesneau 2001年5月4日 Seuil
ドイツ語 Giovanni Bandini, Ditte Bandini 1998年 DuMont
イタリア語 Antonietta Pastore 1999年 Baldini & Castoldi
スペイン語 Lourdes Porta, Junichi Matsuura 2001年 Tusquets Editores
ポルトガル語 Maria João Lourenço 2006年 Casa das Letras
オランダ語 ヤコバス・ウェスタホーヴェン 2000年 - 2003年 Atlas
スウェーデン語 Eiko Duke, デューク・雪子 2007年 Norstedts
デンマーク語 Mette Holm 2006年 Klim
ノルウェー語 Kari Risvik, Kjell Risvik 1999年 Pax forlag
ポーランド語 Anna Zielińska-Elliott 2004年 Wydawnictwo MUZA SA
スロバキア語 Dana Hoshimoto 2010年 - 2012年 Slovart
スロベニア語 Iztok Ilc 2014年 Mladinska knjiga
ハンガリー語 Erdős György 2009年 Geopen Könyvkiadó
ルーマニア語 Angela Hondru 2004年 Polirom
ロシア語 Иван Логачев, Сергей Логачев 2005年
ウクライナ語 Дзюб Іван Петрович 2009年
リトアニア語 Jūratė Nauronaitė 2007年 Baltos lankos
トルコ語 Nihal Önol 2005年 Doğan Kitap
ヘブライ語 2005年 Kinneret Zmora-Bitan Dvir
中国語 (繁体字) 頼明珠 1995年9月、1997年2月 時報文化
中国語 (簡体字) 林少華 1997年
韓国語 ユン・ソンウォン 1995年12月 文学思想社
ベトナム語 Trần Tiễn Cao Đăng 2007年 Nhà xuất bản Hội nhà văn

舞台

インバル・ピントの演出・振付・美術、アミール・クリガーの脚本・演出、藤田貴大の脚本・演出、大友良英の音楽による舞台が公演された[23][24]

日程・会場

2020年公演

同会場で3月1日まで、梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで2020年3月7日・8日、愛知県芸術劇場 大ホールで2020年3月14日・15日の公演も予定されていたが[23]新型コロナウィルス感染症の流行の影響で中止になり、27日で千穐楽となった[25]

2023年公演

キャスト

演じる・歌う・踊る
役名 2020年 2023年
岡田トオル 成河/渡辺大知
笠原メイ 門脇麦
綿谷ノボル 大貫勇輔 大貫勇輔/首藤康之[26]
加納クレタ/マルタ 徳永えり 音くり寿[26]
赤坂シナモン 松岡広大
岡田クミコ 成田亜佑美
牛河 さとうこうじ
間宮中尉 吹越満
赤坂ナツメグ 銀粉蝶
特に踊る
  • 大宮大奨、加賀谷一肇、川合ロン、笹本龍史、東海林靖志、鈴木美奈子、西山友貴、皆川まゆむ(2020年)
  • 加賀谷一肇、川合ロン、東海林靖志、鈴木美奈子、藤原港平、皆川まゆむ、渡辺はるか(2023年)
演奏

注釈

  1. ^ ダンス・ダンス・ダンス』ではドルフィン・ホテルのフロアでかかる[9]。「女のいない男たち」では語り手が次のように述べる。「僕は彼女を抱きながら、いったい何度パーシー・フェイスの『夏の日の恋』を聴いたことだろう。こんなことを打ち明けるのは恥ずかしいが、今でも僕はその曲を聴くと、性的に昂揚する」[10]
  2. ^ 『ダンス・ダンス・ダンス』にもアンディ・ウィリアムスは登場する。「恐ろしいほどの完璧な暗闇」の中で主人公は思う。「なんでもいいから音楽が聴きたかった。あまりにも静かすぎるのだ。ミッチ・ミラー合唱団だって我慢する。アンディー・ウィリアムズとアル・マルティーノがデュエットで唄っても我慢する」[11]

出典

  1. ^ a b c 『新潮』1995年11月号。
  2. ^ 村上春樹、河合隼雄に会いにいく』新潮文庫、99-100頁。
  3. ^ ブルータス, カーサ (2017年2月28日). “村上春樹『騎士団長殺し』の装幀が生まれるまで。”. カーサ ブルータス Casa BRUTUS. 2021年7月29日閲覧。
  4. ^ 『村上春樹スタディーズ 05』若草書房、1999年10月、162頁。
  5. ^ 村上春樹『辺境・近境』新潮社、1998年4月。
  6. ^ 本書、第1部、新潮文庫、77頁。
  7. ^ TVピープル文春文庫、122頁。
  8. ^ 本書、第1部、新潮文庫、105-106頁。
  9. ^ 『ダンス・ダンス・ダンス』上巻、講談社文庫、旧版、128頁。
  10. ^ 女のいない男たち文藝春秋、2014年4月、282頁。
  11. ^ 『ダンス・ダンス・ダンス』上巻、講談社文庫、旧版、144-145頁。
  12. ^ 本書、第1部、新潮文庫、152頁。
  13. ^ 本書、第1部、新潮文庫、156頁。
  14. ^ 本書、第2部、新潮文庫、27頁。
  15. ^ 本書、第2部、新潮文庫、343頁。
  16. ^ 本書、第1部、新潮文庫、177頁。
  17. ^ 本書、第1部、新潮文庫、207頁、209頁。
  18. ^ 本書、第2部、新潮文庫、199-200頁。
  19. ^ 本書、第2部、新潮文庫、317頁。
  20. ^ 本書、第3部、新潮文庫、44頁。
  21. ^ 本書、第3部、新潮文庫、162頁。
  22. ^ 本書、第3部、新潮文庫、461頁。
  23. ^ a b c 成河&渡辺大知、村上春樹作品の美を表現「ねじまき鳥クロニクル」開幕”. ステージナタリー (2020年2月11日). 2021年1月26日閲覧。
  24. ^ a b c d “複雑なものを複雑なまま”描く、成河・渡辺大知・門脇麦らの「ねじまき鳥クロニクル」開幕”. ステージナタリー (2023年11月6日). 2023年12月21日閲覧。
  25. ^ nejimakistageの2020年2月28日のツイート2021年1月27日閲覧。
  26. ^ a b 舞台『ねじまき鳥クロニクル』大貫勇輔、首藤康之、音くり寿ら全出演者発表”. ぴあ (2023年6月12日). 2023年12月21日閲覧。






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