日出る国の工場とは? わかりやすく解説

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日出る国の工場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/21 00:44 UTC 版)

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日出る国の工場
著者 村上春樹
イラスト 安西水丸
発行日 1987年4月1日
発行元 平凡社
ジャンル エッセイ
日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 256
コード ISBN 978-4582828245
ウィキポータル 文学
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日出る国の工場』(ひいずるくにのこうじょう)は村上春樹安西水丸共著のエッセイ集。

概要

1987年4月1日平凡社より書き下ろしエッセイ集として刊行された[1]。「あとがき」及び表紙挿絵を安西が担当している。装丁は新谷雅弘。1990年3月28日新潮社より新潮文庫として文庫化された[2]

1986年1月から8月にかけて取材を行った各工場に関する訪問記・エッセイで、訪問場所は結婚式場農場など全7箇所。村上はこれらについて「個人的興味で選んだもの」[3]としている。

目次

  • メタファー的人体標本
京都科学標本(旧島津製作所標本部) (1986年1月30日取材)。
  • 工場としての結婚式場
松戸・玉姫殿 (1986年3月31日取材)。
  • 消しゴム工場の秘密
ラビット (1986年4月取材)。
  • 経済動物たちの午後
小岩井農場 (1986年6月22日取材)。
  • 思想としての洋服をつくる人々
コム・デ・ギャルソン (1986年7月取材)。
  • ハイテク・ウォーズ
テクニクスCD工場 (1986年7月31日取材)。
  • とことん明るい福音製産工場
アデランス (1986年8月20日取材)。新宿の本社と新潟県中条町にあるかつら工場で取材は行われた。ここでの体験はのちに、長編小説『ねじまき鳥クロニクル』の設定に生かされることとなった。

脚注

関連項目




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