BABEL国際翻訳大賞とは? わかりやすく解説

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BABEL国際翻訳大賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 03:01 UTC 版)

BABEL国際翻訳大賞(バベルこくさいほんやくたいしょう)は、かつて株式会社バベル(バベルプレス)刊行の翻訳雑誌『翻訳の世界』が主催していた、翻訳本を対象とした文学賞。バベル翻訳奨励賞、日本翻訳大賞バベル翻訳大賞とも。

概要

1976年昭和51年)の『翻訳の世界』発刊とともに、日本と海外を結ぶ翻訳の普及と新人発掘を目指して「バベル翻訳奨励賞」が創設された。1991年平成3年)、同誌が実施していた「ベスト翻訳書アンケート」の集計結果により「バベル翻訳大賞」が創設され、ウンベルト・エーコ薔薇の名前』(河島英昭訳)が受賞した。1994年(平成4年)には賞全体を「バベル翻訳大賞」として再編・改称した。

2000年(平成12年)の『翻訳の世界』終刊でいったん休止、後進の『eとらんす』で2003年(平成15年)に再開したが、2005年(平成17年)の『eとらんす』の終刊により、賞も終了した。

  • バベル翻訳奨励賞:新人翻訳者登竜門としての賞。優秀賞受賞者が中心となって翻訳出版する権利が授与された。
  • 日本翻訳大賞:前年度の翻訳書の中で最優秀とされる作品を刊行した翻訳書・翻訳者に授与された。
  • BABEL新人賞:前年度の翻訳書の中で優秀とされる新人翻訳者に授与された。

主な受賞者・受賞作

日本翻訳大賞

第1回1991年翻訳の世界』2月号)

第2回1992年

第3回1993年『翻訳の世界』2月号)

第4回1994年『翻訳の世界』3月号)

第5回1995年『翻訳の世界』3月号)

第6回1996年『翻訳の世界』3月号、8月号)

第7回1997年『翻訳の世界』3月号)

第8回1998年『翻訳の世界』3月号)

第9回1999年『翻訳の世界』3月号)

賞を実施せず2000年『翻訳の世界』4月号)

賞を実施せず2001年『eとらんす』4月号)

賞を実施せず2002年『eとらんす』4月号)

第10回2003年『eとらんす』4月号)

第11回2004年『eとらんす』4月号、2005年1月号)

BABEL新人賞

BABEL国際翻訳大賞以前の『翻訳の世界』ベスト翻訳書

1990年『翻訳の世界』2月号

脚注

  1. ^ 日外アソシエーツ現代人物情報より

参考文献

外部リンク




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