上田公子とは? わかりやすく解説

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上田公子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/07 10:14 UTC 版)

上田 公子(うえだ きみこ、1930年3月8日 - 2011年7月22日)は、日本の翻訳家

生涯

兵庫県[1]神戸市生まれ。熊本県立女子専門学校英文科卒業。40代以後、英語の推理小説を翻訳した。

2011年膵臓癌のため81歳で死去[2]

親族

息子は宗教学者の上田紀行[1]、義理の娘は武内陶子[1]

翻訳

  • 贋作』(パトリシア・ハイスミス角川文庫) 1973、河出文庫、新版2016
  • 『メイムおばさん』(パトリック・デニス、角川文庫) 1974
  • 『アンナという名のもう一人の私』(フローレンス・フィッシャー、立風書房) 1975
  • 『旅立ちの朝』(スティーヴン&エリナー・カーフ、角川文庫) 1976
  • 『暴走族殺人事件』(ジョン・ブューアル、番町書房、イフ・ノベルズ) 1977.4
  • 『真夜中の女』(デイヴィッド・アンソニー、角川文庫) 1977.11
  • 『優雅な密猟者』(フランク・パリッシュ、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1979.2
  • 『友よ叫べ』(パット・フィーリー、講談社文庫) 1980.11
  • 『モーニング・アフター』(アイリーン・ロットマン、角川文庫) 1987.3
  • 『サンセットの爆弾男』(D・キンケイド、文春文庫) 1987.6
  • 推定無罪』(プリジュームド・イノセント,スコット・トゥロー文芸春秋) 1988.10、のち文春文庫
  • 『マイ・スイートハート、マイ・ハニー』(アンドルー・コバーン、角川文庫) 1989.1
  • 『俺には向かない職業』(ロス・H・スペンサー、角川文庫) 1989.5
  • 『ローズ家の戦争』(ウォーレン・アドラー、角川文庫) 1990.2
  • 『立証責任』(スコット・トゥロー、文芸春秋) 1993.9、のち文春文庫
  • 『有罪答弁』(スコット・トゥロー、文芸春秋) 1995.6、のち文春文庫
  • 『マイアミに死体はふえる』(ポール・リヴァイン、文春文庫) 1996.3
  • 『ポップコーン』(ベン・エルトン、早川書房) 1997.9 のちハヤカワ文庫

トニー・ケンリック作品

  • 『スカイジャック』(トニー・ケンリック、角川文庫) 1974
  • 『殺人はリビエラで』(トニー・ケンリック、角川文庫) 1976
  • 『リリアンと悪党ども』(トニー・ケンリック、角川文庫) 1980.2
  • 『マイ・フェア・レディーズ』(トニー・ケンリック、角川文庫) 1981.12
  • 『バーニーよ銃をとれ』(トニー・ケンリック、角川文庫) 1982.10
  • 『暗くなるまで待て』(トニー・ケンリック、角川文庫) 1984.4
  • 『俺たちには今日がある』(トニー・ケンリック、角川文庫) 1985.2
  • 『消えたV1発射基地』(トニー・ケンリック、角川文庫) 1986.3
  • 『上海サプライズ』(トニー・ケンリック、角川文庫) 1986.9
  • 『三人のイカれる男』(トニー・ケンリック、角川文庫) 1987.6
  • 『誰が為に爆弾は鳴る』(トニー・ケンリック、角川文庫) 1988.1
  • 『ネオン・タフ』(トニー・ケンリック、角川文庫) 1990.9

ネルソン・デミル作品

  • 『ゴールド・コースト』(ネルソン・デミル、文芸春秋) 1992.2、のち文春文庫
  • 『将軍の娘』(ネルソン・デミル、文芸春秋 1994.5) のち文春文庫
  • 『スペンサーヴィル』(ネルソン・デミル、文芸春秋) 1997.3 のち文春文庫
  • 『プラムアイランド』(ネルソン・デミル、、文藝春秋) 1999.10 のち文春文庫

脚注

  1. ^ a b c 「推定無罪」など翻訳の上田公子さん死去 - 芸能ニュース”. nikkansports.com. 2022年4月24日閲覧。
  2. ^ “翻訳家の上田公子さん死去”. 産經新聞. - ウェイバックマシン(2011年7月26日アーカイブ分)

参考




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