上田健次
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/03 04:45 UTC 版)
Kenji Ueda | |
---|---|
基本情報 | |
名前 | 上田 健次 |
生年月日 | 1943年12月29日(81歳) |
身長 | 170 cm (5 ft 7 in) |
体重 | 73 kg (161 lb) |
国籍 | ![]() |
出身地 | 大阪府 |
経歴 |
上田 健次(うえだ けんじ、1943年12月29日 - )は大阪府出身[1]のプロゴルファー。
来歴
1969年にプロ入りし[1]、1970年の美津濃プロ新人では2位[2]、九州オープンでは1974年には鈴木規夫の2位[3]、1977年には鈴木・上田鉄弘に次ぐ4位[4]、1978年には小池国夫と並んでの9位タイ[5]に入った。
1975年の中日クラウンズでは3日目に4番ホールで大会第1号ホールインワンを記録[6] [7]。
1976年の東北クラシックでは初日に10番でイーグルを出したほか4バーディー、1ボギーで、プロ入り後初めて5アンダー[8]67をマークし、内田繁・山本善隆に1打差付けて首位に立つ[9]。2日目には霧雨の降る悪コンディションで後半崩れてパープレーの72に終わり、 通算で宮本康弘、イレネオ・レガスピ(フィリピン)と並んでの4位タイに後退[10]。3日目には69でブライアン・ジョーンズ(オーストラリア)と並んでの2位タイ[11]に再び浮上し、最終日は尾崎将司・前田新作・呂良煥(中華民国)・ジョーンズと並んでの6位タイ[12]に終わった。
同年の関西プロでは内田と並んでの7位タイ[13]、1977年の関西プロでは山本・金本章生と並んでの5位タイ[14]に入った。
1977年のKBCオーガスタでは初日を首位タイの安田春雄・杉原輝雄・入江勉から1打差、長谷川勝治・菊地勝司・岩下吉久・許勝三(中華民国)と並んでの4位タイ[15]でスタートし、3日目には12番で自身2年ぶり2度目、大会2度目のホールインワンを記録[16]。6番アイアンを使用し、前に打った二人が7番アイアンでショートしたため、乗せるだけでいいと思って打ったところ、ワンバウンドで入り、賞金20万円を獲得[16]。
1981年の阿蘇ナショナルパークオープンでは2日目に松本紀彦・泉川ピート・冨田三十士・高橋五月と並んでの4位タイ[17]に着け、最終日には藤木三郎・横島由一・謝敏男(中華民国)・安田に次ぐと同時に羽川豊・高橋・泉川を抑えての5位[18]に入った。
1989年の関西オープン[19]を最後にレギュラーツアーから引退し、シニア転向後の1993年は関西プロシニア9位タイ[1]、1994年はとうきゅうシニアカップ6位タイ[1]に入ったが、1999年の日本プロシニア[1]を最後にシニアツアーから引退。
2004年の日本プログランドシニアでは石井裕士・杉原輝雄・松本・金井清一・新井規矩雄に次ぎ、天野勝・古市忠夫と並んでの7位タイに入った[20]。
2008年の関西プログランドシニアでは9ホール「10」、18ホール「24」と共に最小パット数を記録し[21]、中村忠夫・吉川一雄と並んでの9位タイに入った[22]。
福岡国際カントリークラブ所属時代は白石達哉が師事し[23]、後に八女上陽ゴルフ倶楽部[24]、阪急神崎川ゴルフ場[25]に所属。
脚注
- ^ a b c d e “上田 健史 ウエダ ケンジ KENJI UEDA”. 2023年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月25日閲覧。
- ^ “男子トーナメント年度別一覧表(1926年~1972年)”. www.golfdendou.jp. 2023年11月11日閲覧。
- ^ “1974年度連盟主催上位成績表”. www.guk.jp. 2023年10月17日閲覧。
- ^ “1977年度連盟主催上位成績表”. www.guk.jp. 2023年10月17日閲覧。
- ^ 毎日新聞縮刷版p496 昭和53年7月17日朝刊16面
- ^ “中日クラウンズ”. hicbc.com. 2023年10月17日閲覧。
- ^ “大会レコード”. hicbc.com. 2023年10月17日閲覧。
- ^ “上田健次(福岡国際) 男子プロゴルファー 東北クラシック 第1日”. photobank.mainichi.co.jp. 2023年10月17日閲覧。
- ^ 朝日新聞縮刷版p570 昭和51年6月18日朝刊16面「一打差で上田首位 東北クラシック第一日」
- ^ 朝日新聞縮刷版p607 昭和51年6月19日朝刊17面「内田ら三人首位に並ぶ 東北クラシック第二日」
- ^ 朝日新聞縮刷版p637 昭和51年6月20日朝刊15面「田中文が首位に浮上 東北クラシック・ゴルフ」
- ^ 朝日新聞縮刷版p665 昭和51年6月21日朝刊19面「安田が今季初優勝 プレーオフで田中破る 東北クラシック・ゴルフ」
- ^ 朝日新聞縮刷版p41 昭和51年8月2日朝刊17面「前田が逆転優勝 関西プロゴルフ」
- ^ 朝日新聞縮刷版p225 昭和52年8月8日朝刊7面「プレーオフで島田 関西プロゴルフ」
- ^ 朝日新聞縮刷版p770 昭和52年8月26日朝刊16面「安田ら三人首位に並ぶ KBCオーガスタ・ゴルフ」
- ^ a b 朝日新聞縮刷版p842 昭和52年8月28日朝刊18面「混戦、鈴木・青木が並ぶ 一打差で矢部ら三人も追う KBCオーガスタ・ゴルフ」
- ^ 朝日新聞縮刷版p178 昭和56年4月5日朝刊16面「藤井が首位に 阿蘇オープンゴルフ」
- ^ 朝日新聞縮刷版p213 昭和56年4月6日朝刊19面
- ^ “上田 健次選手 年度別大会成績 - 日本ゴルフツアー機構 - The Official Site”. www.jgto.org. 2023年10月17日閲覧。
- ^ “日本プロゴルフグランドシニア選手権大会”. 2023年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月10日閲覧。
- ^ “2008年”. www.pgatour.jp. 2023年10月17日閲覧。
- ^ “関西プロゴルフグランドシニア選手権大会”. pga.or.jp. 2023年10月17日閲覧。
- ^ “トピックス 18番で11メートルのバーディを沈めて単独2位浮上”. www.jgto.org. 2023年10月17日閲覧。
- ^ “上田 健史選手のプロフィール”. www.jga.or.jp. 2023年10月17日閲覧。
- ^ “上田健次(阪急神崎川ゴルフ場) 男子プロゴルファー”. photobank.mainichi.co.jp. 2023年10月17日閲覧。
外部リンク
- 上田健次のページへのリンク