上田健二とは? わかりやすく解説

上田健二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/29 10:20 UTC 版)

上田 健二(うえだ けんじ、1940年9月21日 - 2010年2月3日[1])は、日本法哲学者、刑法学者

京都市生まれ。同志社大学法学部教授。ドイツのミュンヘンに留学し、グスタフ・ラートブルフの弟子であるアルトゥール・カウフマンに影響を受けた。ドイツの法哲学について造詣が深く、アルトゥール・カウフマン『法哲学』を代表とした数多くの訳業がある。

経歴

  • 1963年 同志社大学法学部政治学科卒業
  • 2010年 急性肺炎のため死去[1]

著書

主要訳書

  • H.ロットロイトナー編(ナチス法理論研究会訳)『法、法哲学とナチズム』みすず書房。1987年。
  • アルトゥール・カウフマン(竹下賢監訳)『正義と平和』ミネルヴァ書房、1990年。
  • アルビン・エーザー(上田健二・浅田和茂編訳)『先端医療と刑法』成文堂、1990年。
  • アルトゥール・カウフマン(上田健二監訳)『転換期の刑法哲学』成文堂、第一版1993年、第二版1999年。
  • アルトゥール・カウフマン(上田健二・竹下賢・長尾孝雄・西野基継編訳)『法・人格・正義』昭和堂、1996年。
  • アルトゥール・カウフマン『法概念と法思考―附・法獲得手続きの合理的分析』昭和堂、2001年。
  • アルトゥール・カウフマン『法哲学 第2版』ミネルヴァ書房、2006年。
  • アルビン・エーザー(上田健二・浅田和茂 編訳)『医事刑法から統合的医事法へ』成文堂、2011年。

他にも『同志社法学』などに発表した訳業が数多く存在する[2]

脚注

  1. ^ a b 『現代物故者事典2009~2011』(日外アソシエーツ、2012年)p.86
  2. ^ 例えば、(カウフマン アルトゥール, 上田健二「アルトウール・カウフマン グスタフ・ラートブルフ:生涯と作品」『同志社法学』第60巻第1号、同志社法學會、2008年5月、424-339頁、doi:10.14988/pa.2017.0000011389ISSN 03877612NAID 110006865305 
    カウフマン アルトゥール, 上田健二「グスタフ・ラートブルフ:生涯と作品(続編)」『同志社法学』第60巻第2号、同志社法學會、2008年7月、898-826頁、doi:10.14988/pa.2017.0000011432ISSN 03877612NAID 110006871476 )やシュテファン・グローテ 「「第3の道」を求めて:アルトゥール・カウフマンの法哲学 1~3」第320号(59巻1号)、第322号(59巻3号)第323号(59巻4号)などが発表されている。

外部リンク



上田 健二(うえだ けんじ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 08:54 UTC 版)

カメレオン (漫画)」の記事における「上田 健二(うえだ けんじ)」の解説

通称ウエケンヤザワらの一年後輩で蜂屋同学年相沢椎名と同じ中学出身で、中学時代相沢タイマン張って惜敗した過去がある。狂犬爆弾上田などと呼ばれ恐れられていたが、蜂屋敗北して以降は、やられ役ギャグキャラクターとしての扱いがほとんど。チカから「女にも平気で手を上げると言われるなど評判悪く勝手にOZステッカー販売しようとしたり、他のメンバー揉め事起こしたり、相沢に対して因縁根に持っている部分があるなどやや協調性欠ける。また、ヤザワ権力及んでいる場合彼に忠実に従いもてはやすが、窮地の際は平気で見限ろうとするなど、日和見的な一面見受けられる

※この「上田 健二(うえだ けんじ)」の解説は、「カメレオン (漫画)」の解説の一部です。
「上田 健二(うえだ けんじ)」を含む「カメレオン (漫画)」の記事については、「カメレオン (漫画)」の概要を参照ください。

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