人属性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 14:50 UTC 版)
騎士 プレイヤーが操る主人公。性別は、かつて選択できるシステムであったが、現在は廃止されたため不明(シナリオ中、女性キャラクターからは愛情・男性キャラクターからは友情を示されることが多いため男性として扱われている事が多いが、ホワイトデーキャンペーンに登場する男性キャラクターからは女性として見られている節もある)。グラムガルズ国(騎士の出身国。クエスト新章にて名称判明)の王の君命を受け、大陸各地を冒険している。ゲーム内コンテンツの「4コマのバハムート」の主人公ファイター(後述)とは別人である。 「世界救う剣」、「救世の騎士」の異名を持ち、その勇名はミスタルシア中に知れ渡っており存在を知る者は多い。 知名度は非常に高く、一介の騎士ではあるが人知れず幾度もミスタルシアの危機を救った経緯から「断罪者」であるシルヴィアに「いずれミスタルシアを滅ぼす存在」として危険視されていた。 混沌の闇との戦いで手にした騎士だけの聖剣で闘う影響から天人の魂をその身に宿すことが出来るが、天人の魂を宿した時『人』としての騎士は消滅する運命にあった。 熾烈な戦いの中で天人の魂を宿しかけるが、自身を信じて闘い続けている仲間やミスタルシアの人々を思い起こし、天人の魂を宿すことなく『人』として混沌の闇を打倒す。その後、消滅していくシン(混沌の闇)から「騎士、ありがとう。そしてごめんね。ミスタルシアは大いなる災禍と戦うことになるけど、君たちなら乗り越えられる」「光に包まれて終われるだなんて…なんて幸せなんだ」と、混沌の闇さえも救う「救世主」となった。 4周年記念イベントで、別時空にいる騎士はレイナと出会うことはなく、旅に出ないまま魔物たちに襲われて命を落としていることが明らかにされた。 5周年記念イベントでは新世界から現れた「外界の理」を退けたものの「見覚えのある闇」を使った罠にかかってしまい、その力と魂を奪われ隔離された空間に封じられてしまったが、外界の理によって復活させられたシンとミスタルシア中の人々と「外界の理」の配下の敵との戦いの後、復活。再びミスタルシアをめぐる旅に出ることになった。 6周年記念イベントでは突如現れた「天人の生き残り」を名乗るレトラフィアと彼女が生んだホムンクルス達と世界を破壊し神々さえも滅ぼす力を持つ、バハムートの影であるシャドウバハムートとの激闘を仲間たちと制するも、消滅しかけていたシャドウバハムートの首に食われ、肉体・意識ともに影と一体化し完全消滅してしまった。しかし、一緒に旅をしてきた新世界で生まれたホムンクルス・エヴァミアがアーティファクトを使って「紡いだ」結果、復活し仲間やエヴァミア、ミスタルシアの世界に再会することができた 7周年記念イベント第一部・第二部では表立った出番はなく、偽神ロキが暗躍する異界の地『東京』にいる同一存在である主人公(東京)と同化し、崩壊する世界に立ち向かうための力を目覚めさせた。騎士と主人公(東京)の魂はほぼ同一のものとされており、ミスタルシアの主神の一人であるオーディンですら見紛うほど。 2016年年末から実装された「クエスト新章」では新たに傭兵ギルドに所属するフィリア・ロランド・長い間地下神殿で世界の事を学び、「騎士と共にミスタルシアを旅する」使命を持った神官のシエル達とバハムート復活の予兆とされる「漆黒の欠片」とかつてミスタルシアで起きた「三つ巴の戦い」で冥界に封じられた、自らを「人の始祖」とする漆黒の鎧の騎士アベル達との戦いに身を投じていく。 人知れずミスタルシアを救う戦いを続ける一方で苦労人であり、一時的に吸血鬼にされる(どうやって人間に戻れたかは不明)、ゾンビになりかける、殺人事件の捜査、騎士を我が物にせんと企むユリウス達に狙われる、龍殺しの冤罪で法廷に立たされる、海辺の野球でピンチヒッターとして打席に立つ、魔法少女を憎む悪魔バロンに目の敵にされる、「白銀の使徒」レイヴンから『白銀の女神に刃向かう存在』として「悪逆の騎士」扱いされる、たまたま路銀を稼ぐために働いていた海の家で起きた料理対決の助っ人、ファッションショーで美を競うべく戦う、偶然訪れたお菓子の国でヴァンピィと見習い魔女のエミルの2人の世話を焼く(その様子から「子守り」扱いされる)、猿人族のジャンがかつて所属していたアサシン集団「申殺会」の頭目シンハから「さらなる強さ・高みへ至るための敗北を与えてくれる好敵手」として狙われる等々、ミスタルシアの危機との関係の有無に関わらず、何かと騒動に巻き込まれている。 卓抜した剣技の他に魔法(詳細の描写はないがセラフ・マナリアによればアンにも匹敵する程の魔力)も行使ができ、術式の展開・詠唱を同時に行える稀有な存在(同じことができるのはアンのみ)。 また「流星マグロを剣術で捌き、本来の味を引き出す」、「カッツェの一族秘伝の盗賊走りをあっと言う間に身に着けてしまう」、「温泉宿で二千人近くの客の配膳を一人でやってのける」、社交ダンスに不慣れなシエルやフィリアをリードしながら踊れる、いつ停止してもおかしくない状態のツヴァイの心に同調し「心を救う」ことに成功するなど、戦闘以外でも抜群のセンスを持っている。初めて体験する競技や風習も、長年訓練を積んでいたかのようにやり遂げてしまうのも毎度のことである。 更には値切り交渉にてスマイルを向けただけで店の商品が全てタダになってしまった事、着こなしや立ち振る舞いのセンスをミラノリスの女王ネルシャに認められた事から、サフィラからは「人をたぶらかしてるだけで生きていける」、マリオンからは「その気になれば、すぐ国王になれる」と言われている。 レイナ ミスタルシア最古の種族「黄昏の民」の末裔。騎士の前に現れては色々と協力をする、ゲーム内のサポートキャラ。主に恒常化されている通常クエストに登場し、Lv上げの素材を目的としたカードとしての役を担う。また、登場するわけではないがすべてのイベントにも騎士のサポーターとして関わっている。ゲーム開始時点で彼女が騎士の「他者と絆を結び、それを力となす」能力を見出したため、騎士は自身の力に覚醒した。そのため、もし彼女と騎士が出会わないと、騎士は能力に目覚めずに死亡することとなる。エンジェルレイナ(神属性)やデビルレイナ(魔属性)という派生カードがある。 アーサー エウロパ大陸の大国ログレスの国王。「円卓の騎士」を従え、そのカリスマ性から民衆から圧倒的な支持を得ている。いち騎士としても高名で、「騎士王」の二つ名を持つ。 アン 声 - 日笠陽子 マナリア王国の王女。類稀な魔術師の素質を持ち、その向学心から王宮を飛び出してマナリア魔法学院に入学。瞬く間に頭角を現し、その愛らしい容姿と性格が相俟って「学園の華」と呼ばれるようになる。学園生活の中でグレアと知り合い、親友になった。 魔術師としての才能は唯一無二と言われ、それまで数多の大魔術師が到達し得なかった「英霊召喚(英雄や賢者の魂を召喚し使役する)」を発現させるほど。 自分の特に気に入った人物を必要以上に愛でる傾向があり、特にグレアやリディは度々翼や尻尾を撫でられている。 『グランブルーファンタジー』イベントにも登場。マナリア学園の危機に留学先からオーウェンと急遽戻り、異界から召還してしまった魔物たちを封じるための異界の門を閉じる呪文を、門を開いた呪文を総当り式に組み替えることで探し当てる、という力技により開発。事件の解決に大きく貢献する。 『プリンセスコネクト!』とのコラボレーションでは、身長:156cm、誕生日:12月1日、血液型:AB型、趣味:読書、体重:55kg、年齢:17歳 という設定がついた。 リーシャ 声 - 川澄綾子 ヴァーレリア国空挺騎士団所属。空挺騎士団創設者で名将と名高い「狼帝」キャプテン・ヴァルフリートの一人娘で、父のような立派な人物になろうと騎士団に入団、やがて大空への憧れから父と同じ空挺騎士団に志願し、偉大な父親の名と周囲の期待にコンプレックスを抱きながらも持ち前の明るさで頑張っている。 実戦演習中にフォルテ率いるダークドラクーンの襲撃を受け、さらに暗獄界に引き込まれた上、指揮官で憧れであったセリアが「混沌の闇」に意識を支配され、敵対したことに戸惑いを隠せずにいたが、仲間たちの励ましもあり敵を跳ね除け暗獄界を脱出し、いち騎士としても大きく成長した。 『グランブルーファンタジー』にもキャラクターとして出演。 ヴァルフリート 声 - 池田秀一 リーシャの父。 ヴァーレリア国において「狼帝」の異名を取る軍人で、空挺騎士団のリーダー。歴戦の猛将であり、配下の騎士団院からの信頼は強い。 また軍人以外にも、もう1つの顔として、ラスティ、アマリアと同じように「混沌の闇」と戦うために結成された「煌閃の騎士団」の一員という肩書も有している。 モニカ 声 - 辻あゆみ ヴァーレリア国空挺騎士団を率いる船長。リーシャの上官。 風貌は幼く、初対面の人物からは子供と間違われやすいのだが、船長として高い指揮力と戦闘力を有している女傑である。武人肌で口調は中世的。 ミスタルシアのどこかにある魔法の国『マジカリア』の女王とちょっとした契約を交わしており、魔法少女ならぬ『魔法提督 ラブリー・モニカ』に変身する事が出来るらしい。 『プリンセスコネクト!』『グランブルーファンタジー』に出演しており、『プリンセスコネクト!』では味方キャラクターとして使用でき、ドイツ軍所属の17歳と設定された。フルネームはモニカ・ヴァイスヴィント。 セリア 声 - 早見沙織 ヴァーレリア国の士官で、冷静沈着で采配力に優れ、その優秀さから王からの信頼が厚い。 空挺騎士団に所属しヴァルフリートの師事を受けた時期もあり、後に空挺騎士団指揮官に配属されたが、実戦演習中での不慮の事態に一瞬の隙を突かれて「混沌の闇」に意識を支配されリーシャたちと敵対、闘いの果てに一時は行方不明となったが、その後は再会して再び行動を共にしている。 空挺騎士団時代は今の姿から想像できないほどおっちょこちょいな性格だったらしく、時折リーシャを自分の新米の頃と重ねることがある。 フェリル魔導院に妹が院記として働いている。 ユリウス 声 - 木内秀信 『天人の卵』を研究する若き学者。公爵位を継承していたが、その実国王の私生児であり、その血筋ゆえに受け継げない王座をひそかに狙っていた。その過程で天人の卵と融合し、天人の力を手に入れた(その際、大量の触手と融合してしまったため、ヴァンピィからは『ニュルニュルおじさん』と称されている)。表向きは美形の紳士を思わせるが、本性はこれでもかというほどのサディスティック。 かつてはアルベールの部下であり、友人でもあったが、天人の卵を巡る一件で対立。現在は騎士団を離れて気ままな一人旅を続けている。その後王座への執着はなくなったと発言しており、アルベールとその騎士団にも陰ながら力を貸すなどしている。 騎士に対して並々ならぬ執着心を抱いており、闇オークションで聖なるカカオを食べた悪影響も手伝い、騎士を同行していたガレット達から連れ去った際に「強者だけが上に立つ新世界を作り、その頂点に騎士を君臨させる」という目標を話し、エクストラストーリーで「更なる強さの高みを昇る」「新世界を作る」「騎士を手に入れる」ことを諦めないと語っている。 フィーナ 声 - 戸松遥 大陸各地を転戦する傭兵の少女。時々親友のティナとコンビを組むこともある。最近は知り合ったゴブリン族の少女(通称「ミニゴブ」)と組んで共に旅をしていたが、ミニゴブがゴブリンエンペラーと強引に結婚させられるために拉致され、彼女を助け出しながらも再び騎士達と共に戦うことになる。 『グランブルーファンタジー』にも登場している。 ティナ 声 - 堀江由衣 大陸各地を転戦する傭兵の少女。魔法を得意とする。ルシウスとは兄妹、フィーナとは親友の仲で、たびたびコンビを組んでいる。怖い話が苦手でゴーストなどの霊体のモンスターも怖がる。騎士に憧れており、強く成長するために共に度に出たいと思っている。イベント「虹花海岸と人魚の秘宝」以降は、ルゥやナイトメアとも交流を持つ。 『グランブルーファンタジー』にも登場している。 ルシウス 声 - 子安武人 大陸各地を転戦する歴戦の傭兵。剣技に優れ正義感もあり、「ゴプリンハンター」「ヴァンパイアハンター」など数々の呼び名を持ち、数々のモンスター退治をこなしてきたため人々から「勇者」「。、」とも呼ばれている。得意技は「白刃一閃」。傭兵であるためイベント終了と同時に失職することを、「4コマのバハムート」などでいじられている人気キャラで、3周年記念の柴田亜美版「4コマのバハムート」でも取り上げられた。妹のティナを大切に思っており、時々コンビを組んでいるが、重度のシスコンで過保護な言動に鬱陶しがられ、またその数々の呼び名で「転職ばかりのはっきりしない兄」と文句を言われることも。2014年4月1日(エイプリルフール)には「嘘ではないネタ」として1日だけ「アイドルマスター シンデレラガールズ」のゲームシステムを模したイベントが行われ、アイドルも経験した(後にエフェメラ、騎士と共に就職活動するイベントの際、履歴書には数々の肩書きの中に「アイドル」も記載されている)。ルゥら落ちこぼれ生徒を集めたマナリア学園V組の臨時教員や不良生徒に牛耳られたレルダ逢魔学園の臨時教員として雇われ、「落ちこぼれなどいない」との信念のもと、豊かな人生経験を生かして真摯な指導を行い、生徒たちからも慕われる(一部生徒には恋愛感情を持たれる)が、結局諸事情により惜しまれながらも学園を去っている。 『グランブルーファンタジー』にも登場している。復讐者としてのルシウスが復讐を果たすイベントも行われたことがある。 エミリア 声 - 沢城みゆき 王都騎士団の少女。前騎士団長・エリックの一人娘でもあり、父の背中を見て、いつの日か父と同じ騎士になろうと幼少の頃から剣の修行をしていたため剣技に優れている。しかし父が戦死し、悲しむ間もなく王都に進軍する魔族軍に交戦することとなり、父の形見である剣を手に魔族軍と交戦し無事魔族軍を撤退させ、その功績を評価され正式に聖騎士団に入団、父の意志を継ぐこととなった。 後に勃発した、同盟国ログレシアの聖騎士達による反乱では、救援に駆けつけるも捕らえられ、処刑の憂き目に遭っていたが、騎士と女王ナターシャによって助けられる。そして聖騎士団長メアリーと共に真の黒幕であるシルヴィアと対峙した。 7周年記念イベント第一部では、異界の地『東京』で暗躍するロキの思惑により『東京』へ飛ばされてしまう。その際にミスタルシアに関する記憶の一切を封じられ、ヴァイスと呼ばれる異形の化け物の影響で「就職エージェント」として働きながら父親と幸せに暮らす女性としてすごしていた。だが、ジャンヌや主人公(東京)と出会い交流をしていくうちにヴァイスに襲われるも、主人公(東京)から受け取った細身の剣を手にし戦うことでミスタルシアの記憶を取り戻した。その後はこれまで通り過ごしながらも、世界の異変をただすためにジャンヌや主人公〈東京〉に協力している。 リテュエル 声 - 下屋則子 かつての昔に黄金郷として栄えたゴルディナ王国のプリンセス。 当初は黄金の像として数百年の時を眠っていたが、とある偶然から再び人として覚醒。その後、騎士と幾度となく行動を共にすることになる。 大人しく物腰も穏やかであるが、それを打ち消してしまう程の極端な不幸体質を有しており(道を歩けば落石や地盤沈下、手にしたお菓子は呪いの品々、星に願えば隕石が落ちてくるほど)、慣れている人物でも命の危機すら感じる程凄まじいものがある。 普段は守り人の末裔であるソニアと一緒に旅をしているが、リテュエルの不幸体質に巻き込まれても平然としていられるのは現段階では彼女と騎士だけである。 ルゥ 声 - こやまきみこ マナリア魔法学院に通う少女。悪く言えば頭がゆるく能天気でマイペースな性格で天然トラブルメーカーだが、誰とでも打ち解ける性格から学院の人気者。妖精たちとも仲がよい。魔法の実力は上位レベルで、とある日に天空城から落ちてきたモンスター「ボールアイ」をペットとして飼い、時にはボールアイを武器(主に遠投武器)にして闘うことも。 魔力の実力は高いが、それに反比例して勉学の方は壊滅的であり、学園始まって以来の留年者になりかけた。そのうえ本人も勉強する姿勢に耐性が無く、長時間の座学の末に幻覚すら見えてしまうなど惨憺たるものであった。それでも友人となったティナとナイトメアとの特訓、そして奇跡的な覚醒により、留年は何とか免れる。 『プリンセスコネクト!』とのコラボレーションでは、身長:144cm、誕生日:2月4日、血液型:O型、趣味:食べること、眠ること、体重:45kg、年齢16歳 という設定がついた。 ドロシー 天才の名を欲しいままにする自由気ままな大魔女。神や魔王に匹敵する魔力を持ち、その力は結界・距離・次元ですら超えることができる。そのため「闖入者(全ての世界を行き来する者)」として恐れられている。しかしそれ以外のことは人並みにできず、知人たちの間では「家事ゼロのダメ魔女」と呼ばれている。 妖精郷を訪れた際に出くわした厄災を討ち滅ぼし、妖精女王・ティターニアと親友となり、友情の証として妖精女王に受け継がれる「神樹の杖」を授けられ、その力をもって別世界の扉を開けられるようになり、「新世界」へ行き来できるようになった。 メディア ドロシーと対を成すと言われている大魔女。冥界の女王より魔導を学び、その膨大な知識と魔力は「生命の円環」をも越える魔を創造し従え、天魔の神々に匹敵する力から「天魔術師」と呼ばれ恐れられている。しかしその危険すぎる力故に悲劇に襲われることも少なくなく、常に孤独感を抱いている。 ステラ 大魔女のひとりで、生まれた時から「星見の丘」に住んでいる。生まれつき予知能力があり、幼少の頃より星を見ては未来を予測しており、魔導を学ぶにつれその才能を開花させた。星々より力を授かったその力で悪しき者たちから故郷を守り、時には善なる心の素晴らしさを説いたことから「星護」と呼ばれている。 カグヤ 天月の女王。幼少の頃アシアの養父母や周囲の人々に大切に育てられたため歴代女王の中で一際アシアの故郷への思い入れが強く、極稀に王宮を抜け出して養父母の下に行くことがあり、その度に王宮を騒がせたりしている。 リーアム 声 - 鳥海浩輔 ツヴァイの創造主である人形師。ゴーレムマスターへの劣等感から、魔族と契約を交わして人間を人形にする力を手に入れ、かつて自分の弟子であったノアの恋人、ロザリアを人形に変えて襲わせるほどの非道ぶりを見せた。 騎士の前に何度も立ちはだかり、その度にしぶとく生き延びていたがあまりにも呆気無い最期を迎える事となる。 クラーク 声 - 柿原徹也 ホムンクルスの研究者で自らの手でホムンクルスを生み出すことを目指している。強い知識欲の持ち主であるが、根は良心的な性格で自分達を騙していたリーゼロッテを決して見捨てず面倒を見続けた。 とあるイベントで登場した際、「どこかの学院で教師であるクラークが生徒である騎士に恋い焦がれており、「教師と生徒でありながら恋人関係」という『禁忌』を踏み越えるか否かで悩む」という幻惑にとらわれたことがある。 ミリアム 声 - ゆかな クラークが発見した新種のホムンクルスで騎士から与えられたエレメントによって外見と性格が変化し、神属性のエレメントを多く与えると穏やかな性格に、魔属性のエレメントを多く与えると勝気な性格になる。 イベント期間中には育成でき、与えたエレメントでLvを上げたり技の書でスキル変更を行え、期間終了後は一定のLvに応じたランクのカードとなって配布され、デッキに組んで戦闘可能になる。 ラスティ 声 - 宮野真守 騎士と共に武器商人ベルガに奪われた王家の秘宝を奪還するために遣わされた青年。嘘をつくことが好きで「他人を信じるな」が口癖の胡散臭い人物だがその正体は「混沌の闇」と戦うために結成された「煌閃の騎士団」の一員である。 プリム 声 - 日高里菜 騎士の出身であるグラムガルズ国の第1王位継承者であり王女で、まだ幼い少女。純真無垢でのんびりした性格をしており、人を疑う事、憎む事を知らない。 アッタエル国の侵攻に際しては、(敵の策略により)不在であった軍隊長や高官の代わりに自ら兵を率いて戦う一面も見せた。 ミゲル 声 - 花江夏樹 かつてミスタルシアの巡りにおいて、当時熾天使だったルシフェルと邂逅した少年。生まれつき魔物を召喚できる体質であり、それが災いして父親や周囲の人間から激しく忌み嫌われていた。 そのため当時は魔物達以外に信頼できる友はおらず、天上から自分達を見ている神でさえも自分達を消そうとしていると知り、半ば絶望じみた想いすら抱いていた。 ルシフェルは絶対神アルビデルの命によって彼を討伐しようとするが、彼から真実を聞かされた結果、主君と天界に疑問を抱き始める。そして、それらが最終的に反旗を翻す引き金となってしまう。 本来の歴史ではこの時点で命を落としており、彼の名を受け継いだ魔獣達によってミスタルシアが蹂躙されるという流れが成立していた(騎士が最初に斃した敵が、「ミゲル」の名を受け継いでいた)。しかしパッセによって改変された流れでは、アルビデルに拘束され、ルシフェル共々数多の拷問に苛まれ続けた結果、全てに絶望して世界の滅亡を願う魔人「エターナルペイン」へと変貌してしまっている。 エリオ 声 - 山岡ゆり かつてレイジアの地にて破壊神ヴィズヤを封じたといわれる三将姫の子孫の1人。神器の1つである剣『エリンディア』の使い手。 肉体派タイプであり、考える事は得意ではなくマリサからは「脳筋女」と呼ばれる事も。レイジアにやってきた騎士の強さを認め、自分の物になれと再三勧誘してきている。 また、対ヴィズヤ用の奥の手である自爆魔法・エンデを行使する事が出来る。 シン 声 - 立花慎之介 混沌の闇と戦う煌閃の騎士団と騎士の前に現れた謎の少年。自らを「聖剣に相応しい担い手である」と語り騎士たちから聖剣を奪おうとしたがアマリア達に反対されたことから騎士とどちらが担い手に相応しいか聖剣に選んでもらうため、聖剣の中の世界で騎士と導き手のスイ・ペネと共に大量のジャスパーに追われながら聖剣の間に向かう。そして聖剣が騎士ではなく自身を選んだことを機に正体を明かす。 その正体は混沌の闇を封じた先代の聖剣の担い手であると同時に、混沌の闇に加担した第3の預言者の手によってその体を奪った混沌の闇であるという衝撃の事実であった。正体を明かす前は「僕が君(騎士)と世界を救う」正体を明かした後も「死を持って君を救ってあげるよ」と言い、騎士を特別視しているような発言をしている。 聖剣によりかつての力を完全に取戻し、『人』としての騎士でなくなった体に天人の魂を宿らせ、ミスタルシアを覆う光として闘わせようと自身の分身である混沌獣を差向ける。熾烈な戦いの中で更なる真実を騎士に明かした。それは、かつてミスタルシアの人々と共に外部から来た敵と戦い、散って行った天人達の意識の集合体であるという。騎士たちと天空城で戦い、自身を天人だと思い込んでいたホムンクルス・ヴェラが『秘法』を発動し、混沌の闇に触れなければ『シン』という存在は生まれなかった。そして無数の天人たちの意識の集合体であるため、自身の意識に残された極わずかな時間、『シン』でいる間に騎士に倒されることを望んでいた。しかし騎士が天人の魂を宿すことを拒み続け、『人』として幾度も挑んでくる騎士との戦い続けている内に『シン』の意識は消滅。天人達の怒り・悲しみ・絶望・憎しみに支配され、暗獄の闇の化身と成果てるが騎士が最期に放った光により戦いに終止符が打たれ、消え行く最中に『シン』を取り戻す。「大いなる災禍」との戦いが起きても乗り越えられること、騎士が自身にとっても救世主であること、光に包まれて最期を迎えることに幸せを噛みしめながら消滅した。 5周年記念イベントにてミスタルシアを掌握せんとする新世界の神「外界の理」によって復活させられ、騎士とミスタルシアの存亡にかかわる壮大な物語を紡ぐことになった。特別エンディングにて、騎士に最後のあいさつを交わした後に再度消滅した。エンディングイラストで夜明けの大地に佇み、かつて愛用していた聖剣をつきたてている。 6周年イベントでは新世界で生まれたホムンクルスとの戦いで傷つき、暗闇の中で倒れていたジャスパーの前に現れ「これからは自分のために生きてほしい」と告げて消えていったが、本人なのかジャスパーの記憶から生まれた幻なのかは不明。 レヴィ 声 - 茶風林(老年期) / 井上和彦(青年期) "愚者の森"に住むという偉大なる魔法使い。姿はサンタクロースをややほっそりさせたような印象である。 ミスタルシアで唯一の蘇生魔法の使い手であり、ルシフェルによって命を落とした騎士を蘇生させるために騎士の仲間たちが訪ねた。飄々としたスケベジジィで出会った当初は蘇生魔法の使用を断るが、最終的には蘇生魔法で騎士を蘇らせ、その代償として命を落とした。後に騎士とルシフェル、モニカ、および時の精霊であるパッセ達を巻き込んだイベント『終焉に抗いし時越えの精霊』でも、過去の時間において若かりし時の容姿で登場している。 7周年記念イベント第二部報酬カードの一つとして再度登場。若かりし頃の物語の一端とおぼしきテキストフレーバーが展開されている。 アスカ/シオリ 声 - 諏訪彩花 7周年記念イベントで登場。異界の地「東京」で繰り広げられる物語のキーキャラクターとなる双子の姉妹。両親はおらず主人公(東京)と3人で暮らしている。 とある休日。かねてから予定されていた主人公(東京)と買い物を楽しんでいる最中に異形の化け物ヴァイスに現れとり憑かれた人々が暴動を起こす現場に遭遇。襲われそうになったところを一人闘っていた女性-ジャンヌダルクと出会う。戦いで負傷した彼女を自分たちの家に泊め自分たちが住む「東京」の地で起きている事態に「信じられない部分があれど事実として受け入れる」器量の大きさをもつ。その後、「東京」の地に流れついたルシフェルも受け入れ共に食事をしたり主人公(東京)とルシフェルの稽古をジャンヌと共にバレない様に見守るなど(ルシフェルには最初からばれていた)家族同然に接している。アスカは夕飯のメニューに主人公(東京)が苦手なメニューを入れたりするしっかり者。シオリはジャンヌやルシフェルと共にミスタルシアの者を探しに行く主人公を携帯のGPSで追跡するなどやや心配症。 「東京」とミスタルシアの境界の崩壊が進み、濃度の高い魔力が流れ込んだ影響でたっていいられなくなるほどのひどい頭痛と耳鳴りを患いながら、ジャンヌを追いかけようとする主人公(東京)を引きとめようとするが、自身たちもひどい頭痛に耐えかねて倒れてしまう。身を案じ、探し出した主人公(東京)達に襲いかかろうとするヴァイスを謎の魔法を使い窮地を脱したが、ヴァイスの魔力に酷似した力であるため「予想にしなかったイレギュラーな存在」として偽神ロキに目をつけられ攫われてしまった。 白い服に明るい茶色のボブがアスカ、黒い服でストレートヘアがシオリであり、アスカは料理や洗濯、シオリは裁縫が得意であり二人で家事を分担してこなしている。クエスト開始時に性別が選択できる仕様から主人公の性別が女性ならば「お姉ちゃん/姉さん」男性なら「お兄ちゃん/兄さん」と呼んでくる(ただし、クエストメモリーに収録される際は男性固定となる) 主人公(東京) 7周年記念イベントで登場。異界の地「東京」で繰り広げられる物語の主人公でプレイヤー自身。両親はおらず、年の離れた双子の妹であるアスカとシオリと3人で暮らしている。 とある休日にかねてから予定されていた買い物をアスカとシオリと共に楽しんでいる最中に白いフードを目深にかぶった少年から布に包まれた剣を受け渡され困惑している最中に、異形の化け物ヴァイスにとり付かれた人々が暴動を起こす現場に遭遇。ヴァイスにとり付かれた人々が妹達を襲うのを庇うさい、自らを異世界ーミスタルシアから神の啓示を受け東京へやってきたと話す女性ジャンヌダルクと出会う。戦いで負傷したジャンヌを家に泊め、「東京」の地で起きている事態を受け入れる。ジャンヌとともにミスタルシアから流れ着いた人々を見つけ、歪められた記憶を治し助ける中で記憶を失い己が何者か分からなっていたルシフェルと出会う。闘う力がないにも関わらずジャンヌと協力して立ち向かう姿を見て記憶と力を取り戻したルシフェルの助力もありヴァイスを倒すことができた。その後、ジャンヌとともにルシフェルも自宅へ招き、食事や「最低限、己の身を守れるように」と戦いの手ほどきを受けるなど絆を深めていく。 ジャンヌ・ルシフェルとともにミスタルシアの人々を見つけていく中で、騒動の黒幕である偽神ロキと夜の街中で飄々とした雰囲気の青年ミカドと出会い、互いの事を話している最中にヴァイスにとり付かれた酔っぱらいに襲われるがミカドと協力し撃退に成功。ミカドから「闘いなれたやつの動きをしている」と怪しまれかけるが深く追及されることなく自宅周辺まで送り届けられた。 「東京」とミスタルシアの境界の崩壊が進み、濃度の高い魔力が流れ込んだ影響で立っていられなくなるほどの頭痛や耳鳴りに苦しめられるが事態の解決のために一人出て言ったジャンヌを追いかける。偽神ロキと再遭遇した際に、ジャンヌに啓示を与えた神ーミスタルシアの主神の一人オーディンがミスタルシアを救うために「東京」を滅ぼそうとしている事実を知る。世界の命運をかけ、オーディンが科した3つの試練にどれほどの傷を負おうとも挫けることなく闘い、ミスタルシアの英雄である「救世の騎士」と同化しジャンヌの体を支配している神気を切り裂き、オーディンを認めさせた。 満身創痍の中、突如あふれ出てきたヴァイスを相手に手を焼いて言える最中に自身の身を案じ探してきたアスカとシオリが闘いの場に出てきてしまう。二人がとっさにはなった謎の魔法によって窮地を逃れるものの、ロキに「予想にしないイレギュラーな存在」としてさらわれるだけでなく、ロキの協力者として敵として現れたミカドの攻撃に耐えきれず、なすすべなく倒れ意識を失ってしまった 主人公が持つ魂は「救世の騎士」とほぼ同一のものとされ、オーディンですら見紛うほど。
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