不幸体質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 14:08 UTC 版)
「不幸だ」が口癖で大小様々なトラブルに巻き込まれる自他共に認める不幸体質。非常に運が悪く、高い頻度で揉め事や厄介事に巻き込まれたり、不運な事態に見舞われるのは日常茶飯事。福引きでもことごとく外れクジ。後述のように「幻想殺し」が神の加護を打ち消しているからだとインデックスは推測している。幼少期にはかなり深刻で、陰湿ないじめに遭い大人達からも疫病神と忌避され、命に関わるような出来事や見世物扱いされることなどもあった。それを危惧した父・刀夜により、「迷信を信じない科学の街」である学園都市に送られた。現在でも不幸であることは変わりないが、級友達からむしろ「不幸の避雷針」として重宝されたり、「不幸だからこそ、事件に巻き込まれてそこで苦しむ人を助ける機会に恵まれる」として自分の誇りとしている。 作中で様々な不幸な目に遭いつつもどうにか状況を打開して生還するので、オティヌスは「外的要因から来る危機的状況を奇妙に切り抜けていく性質を持つ」と評した。また、入念な準備の後で発動した「プロジェクト・ベツレヘム」を台無しにされたフィアンマは、幸運や不幸といった「曖昧なもの」を全部踏破する力があるとしている。なお、不幸により計画通りに事態が進行することが皆無であるため、想定外の状況におけるアドリブに非常に強い。 その不幸の反面、女性絡みのトラブルでは入浴や着替え・パンチラなどに遭遇したりといった強運(通称「カミジョー属性」)を発揮するが、直後に制裁を食らうので本人はこれも「毎度の不幸」の一つと認識している。「出会いが欲しい」など無自覚な言動で周囲の反感を買うこともあり、劇中では御坂美琴や五和などから好意を抱かれるようになるが、彼女たちからの好意には全く気付いていない。また、デリカシーにも乏しく女性へのフォローがたびたび裏目に出る。好みのタイプは寮の管理人のお姉さん(代理でも可)。(少なくとも記憶喪失以降は)明確な恋愛経験はなく、正しいだけでも優しいだけでも先に進めない恋愛は自分には難しすぎるとも考えている。
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