嘘をつくこと
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 17:49 UTC 版)
コンラート・ローレンツは高等なほ乳類は嘘をつくことがあることを述べている。イヌは、例えば飼い主の帰宅した際に間違えて吠えてしまい、それがわかったとたんに隣家の犬に向かって吠えて見せ、「主人ではなくあのイヌに吠えていたのだ」というふりをしてみせるなど、明らかに嘘をつくことがあるという。それに対してネコはそのような嘘をつくことがないといい、これはネコが正直である、というのでなく、むしろネコよりイヌの方が遙かに知能が高いことの証拠だと言っている。 彼はさらに霊長類における嘘について実例を挙げ、彼らの場合、それが嘘であるという意味を知っているのだと述べている。
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