魔導院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 09:58 UTC 版)
カーヴィン・ナーシュ・ミケル 黒の塔・第2席の地位にある黒魔導師。自身は魔導院千塔山に留まりながら、北辺へ自身の魔造人形を複数体送り込んで暗躍している。防御魔法に加えて熱線や雷撃などの攻撃魔法、最上位隷属魔法、混沌派神官が使う死霊術といった禁忌も含む多彩な魔法を操る。回復魔法は本職ではないと語り、彼に癒された箇所は異形と化してしまう。 内一体は魔導院(タワー)所属の従軍魔術師としてゴルドーの街へ派遣されていた。人馬族の集落に攻め込むゴルドー騎士団に隼爆矢(ファルコンアロー)などの魔術兵器を供給する。プルチノフとジェラリエの交渉が決裂した際にプルチノフの銃弾とマルセロスの弓で斃れるが、ゴルドー騎士団に加勢していたのは本人の魔造人形(ホムンクルス)であったため、ホムンクルスの死でその魔力的繋がりが途切れたことで事態を察知しカーヴィンの本体がジェラリエを追跡し、捕らえてキモードに引き渡した。実は混沌陣営にも通じており、魔族によるゴルドー襲撃を裏で手引きしていた。 また、別の一体が魔境に潜入しており、死の谷からプルチノフ御一行を追って聖王都へ侵入。キャルマーを尾行してダイアの地下研究施設を発見すると、魔導院への攻撃を画策していたとして、対魔族用聖笛でリィナとヨシュアスを無力化し、最上位隷属魔法で操った複数の最終進化魔獣を使って聖王都で破壊工作を行う。だが、プルチノフの常識外の行動に翻弄されて切り札のドラグリフォンと聖笛を失い、強力な結界の指輪で持久戦をしてから撤退しようとするが、笛の音から解放されたリィナによって結界ごと細切れにされて死亡する。
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