真妹大殲 シスカリプス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/25 19:16 UTC 版)
「俺の妹がこんなに可愛いわけがないの作中作」の記事における「真妹大殲 シスカリプス」の解説
「ありす+」製作のアダルトゲーム。タイトルの漢字部分の読みは「しんいもうとたいせん」で、愛称は「シスカリ」。アドベンチャーゲームの呈は残しているが育成パートでヒロインを育て、バトルパートで対戦をするという異色のゲーム。PC版では対戦で勝利すると、敗北したキャラクターの衣服が破け散る脱衣KO方式となっている。バトルは3Dで線画され、コンボや直前ガードが重要なゲーム内容となっており、オンラインに繋げて全国のユーザーと対戦できるようになっている。格闘パートは後に新要素を追加してアーケード版として出荷されており、アーケード版でもコスチュームや必殺技をある程度選択できる要素が取り入れられている。後にはアーケード版の追加要素に広範囲のキャラクターエディット機能を搭載したアペンド版『真妹大殲 シスカリプスα』も発売されている。 桐乃、京介、沙織、黒猫にとって共通の話題となっており、特にアーケード版の世界大会で上位入賞したことがある黒猫は、弱キャラであるアリシア・ブラックキャットを持ちキャラとしていることから、「松戸ブラックキャット」の異名で知られている。また夏コミのイベントで黒猫は、アーケード版で中ボスからプレイヤーキャラクターへと変更された魔導院レイカ(通称「触手妹」、声 - 西明日香)を使用し、スタッフとの同キャラ戦を行っている。他には京介や桐乃が初心者向けの天上ミコト(通称「電撃妹」、声 - 佐倉綾音)というキャラクターを使用する場面などがある。 本編作中では人気ゲームとなっている半面、一時期ある殺人未遂事件の容疑者がこのゲームを所持しており、またこのゲームの真似をしたという一時的な供述が世間で話題になっている。このため桐乃が所持していた同人誌にこのゲームの名を見つけた新垣あやせを激しく動揺させることになる。 本編アニメ版での劇中キャラクターデザインは原田たけひと。ミコトとレイカは原作小説第2巻の裏表紙に登場したデザインをベースとしているが、ミコトは原作と異なりセーラー服のコスチュームで登場している。 設定には元ネタが存在しており、作品名は明言はされていないものの「電撃文庫でも作品を書いている作家」による作品の翻案であるとされ、具体的には古橋秀之の『超妹大戦シスマゲドン』(ファミ通文庫刊)であることがほのめかされている。
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