ルールブック・サプリメントで設定された世界(非中核的世界)
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「ユグドラシル宇宙」の記事における「ルールブック・サプリメントで設定された世界(非中核的世界)」の解説
ミッドガルド 枝世界の一つ。『アルシャードff』の舞台であるメカファンタジー風の異世界。宇宙樹ユグドラシルの中心に存在する「中の国」。詳細はミッドガルドの節を参照。ミッドガルドは以下に示すような複数の葉世界を持つ。エイリアスワールド ミッドガルドに属する葉世界。ミッドガルドの平行世界の一つ。機械神の力により作られた人工世界でありミッドガルドそのものをコピーした世界である。ミッドガルドとは別の歴史をたどっており、真帝国がクエスターにより打倒された影響で、今度はクエスターたちが世界の覇権をめぐって争っているという闘争の世界となっている。 ミストルティン ミッドガルドに属する葉世界。ミッドガルドの神バルドルを殺したヤドリギの枝「ミストルティン」が自我を持ち、己の行いを恥じて閉じこもる為にできた世界。ミストルティンしか存在しない世界。イデアは神殺しの木剣【ミストルティン】。つまりミストルティンそのものである。 シャルメル ミッドガルドに属する葉世界。妖精郷と呼ばれる小世界の一つ。常春の世界である。妖精姫プリティにより治められており、人間に対してもっとも友好的な妖精郷である。 オーベロン ミッドガルドに属する葉世界。妖精郷と呼ばれる小世界の一つ。妖精王オーベロンと妖精女王ティターニアにより治められており、人間に対しては閉鎖的な世界である。 マグ・メル ミッドガルドに属する葉世界。妖精郷と呼ばれる小世界の一つ。かつては平和な世界だったが現在は奈落の妖精クル・ボロムによって支配される闇と恐怖の世界と化している。 ブルースフィア 枝世界の一つ。『アルシャードガイア』の舞台となる現代の地球が存在する次元のこと。宇宙樹ユグドラシルの上方に存在する「青の星」。詳細はブルースフィアの節を参照。ブルースフィアは以下に示すような複数の葉世界を持つ。サンク・クリムゾン ブルースフィアに属する葉世界。ブルースフィアの平行世界の一つ。地球の代わりに火星で人類が文明を成した世界であり、科学技術と呪術が融合して発達したファンタジー風味の世界で、『火星のプリンセス』のオマージュともいえる世界観を持つ。現在は女王が奈落に魅入られたために、枝世界であるブルースフィアの奈落化をもくろみ侵略を開始している。『アルシャードガイア』リプレイ「紅き世界より来たる者」で取り上げられている。 アナザースフィア ブルースフィアに属する葉世界。ブルースフィアの平行世界の一つ。魔法や奈落の存在が広く世間に認知された世界であり、魔法が科学と同時に日常生活に普及している。そのため、マナの浪費により奈落が侵食している。そのため、マナの浪費により奈落が侵食しているが、住民はそのように考えていない。魔術は国際的に資格制で、クエスターは一級魔術師として奈落と戦う義務を負う。 ゾル ブルースフィアに属する葉世界。ブルースフィアの平行世界の一つ。世界の八割が広大な砂漠に覆われた灼熱地獄の世界。人間と砂漠の住人である大型昆虫インセクトが住まう。イデアは名も残されていない神の遺体【神の骨】。 バベル ブルースフィアに属する葉世界。ブルースフィアの平行世界の一つ。人工頭脳の発達した世界。ロボットしか住んでいない世界だがあらゆる情報が集まるので稀にクエスターが訪れる。イデアは情報記録構造体【バベルターミナル】。 レキシコン ブルースフィアに属する葉世界。ブルースフィアの平行世界の一つ。万物全てに真名をつけるべく創造された実験世界。真名を把握されるということは絶対的な支配権、自らの生殺与奪を明け渡してしまう事である。この世界の創造理由は奈落や神々に真名を与える事で管理しやすくするための実験場だったが多世界で真名システムが機能しなかったため実験は失敗に終わった。現在はアルフに名を奪われた神「ネームレス」が管理している。イデアは「ネームレス」以外のすべての真名が刻まれた書物【真名の書】。 サウザンドファゾム ブルースフィアに属する葉世界。ブルースフィアの平行世界の一つ。千尋の渓谷で構成された世界で谷の底には神すらも喰らう凶暴な獣やそれらを捕食する獰猛な食肉植物がひしめいている。イデアは食物連鎖の頂点に立つ生物から抽出される生体強化剤【霊血の加護】。 ルビースフィア ブルースフィアに属する葉世界。ブルースフィアの平行世界の一つ。西暦1000年代から分岐した空や海が紅い世界。科学の代わりに魔法文明が発達しており、その基礎となるのはトランプである。アナザースフィア同様魔法が日常生活に普及しているためマナの浪費が激しく、それにより奈落が侵食している。イデアはトランプ【起源(オリジン)】。バラバラに散らばった54枚のカードを保有すべく列強が争う為にマナの枯渇が激しくなっている。 クローバースフィア ブルースフィアに属する葉世界。ブルースフィアの平行世界の一つ。米ソ冷戦自体より分岐した滅びた世界。ブルースフィアより半世紀前にマシンヘッドが発見、実用化され兵器となり、第三次世界大戦が勃発。南日本軍が未知の合金【G合金】を用いて開発した人型搭乗G兵器【ヤマトタケル】の暴走により滅びた。イデアは【ヤマトタケル】。現在、【ヤマトタケル】は次元の壁を破ってブルースフィアにパイロットとともに渡り、サジッタ社が保有。 ヒーローズスフィア ブルースフィアに属する葉世界。ブルースフィアの平行世界の一つ。アナザースフィア、ルビースフィアとは逆に、マナの正確な知識が失われたまま科学技術だけ発展した世界である。クエスターや奈落の勢力の正体について真実を知るものは少ないということは、パニックを恐れて隠蔽しようとする組織もないということを示す。近年になって突如奈落の襲撃が活発化し、マスメディアは諸説紛々の報道を何の規制も受けないまま行い、世界はパニックに陥った。 この世界のスペクターやクエスターは、自身が持つ力(シャードや奈落)の由来を知らないことが多い。しかし、自身の欲望に溺れるものがスペクターになり、スペクターに立ち向かおうと思ったものがクエスターと覚醒することが多く、いつしかクエスターを「正義のヒーロー」として扱う世間の風潮が生まれた。この世界ではクエスターの互助組織は弱いため、クエスターの多くが一人、もしくは近しい数人の仲間のみと戦う「孤独なヒーロー」である。しかし、クエスターはメディアの注目を集める存在であるため、スポンサーの広告塔としてヒーロー活動をすることで資金を得ている者もいる。イデアは変身ブレスレット【ファーストチェンジャー】。 狐の幽界 ブルースフィアに属する葉世界。稲荷の眷属であるフォックステイルたちが住まう世界。森に囲まれた社を中心にしたこぢんまりした世界。ブルースフィアにある50年以上の歴史を持つ稲荷を祭った社はどこでも狐の幽界と通じるゲートになっており、フォックステイルなら誰でも両世界を行き来できる。 アヴァロン ブルースフィアに属する葉世界。妖精郷と呼ばれる小世界の一つ。伝説の大魔術師であるマーリンの住家で、異世界を内包した樽。内装はそのときのマーリンの気分によって異なる。 ダークストーン ブルースフィアに属する葉世界。この世界の奈落は「世界の外からやってきた、涜神的な姿を持つ"闇の怪物"たち」という形態で現れ、人々に恐怖と嫌悪感を与えている。文化レベルはブルースフィアでの20世紀初頭の雰囲気を持っており、いわばコズミック・ホラーのような世界観となっている。 奈落の研究がすすんでおり、奈落の世界とこの世界をつなぐ不可視の「門」(カオスゲート)を閉塞させることができる黒い小石「ブラックストーン」を作り出す技術を有している。この世界の奈落退治人たちは奈落の怪物を倒すだけでなくブラックストーンを使って奈落の門を塞ぐ仕事も行っている。しかし、彼らがいくら門を塞いでも新たな門がいつのまにか開くため、奈落との戦いはいたちごっこの様相を見せているのが現状である。なお、ダークストーンはこの世界のイデアを模倣したものでもある。 10TH-TERRA 「天羅WAR#世界設定」を参照 『アルシャード』においては枝世界の一つとされるが、ブルースフィアの葉世界(未来のブルースフィア)ではないかという説もある。時間管理局はブルースフィアと10TH-TERRAとの関係について沈黙している。 神を持たず、マナを持たず、シャードが存在せず、しかし奈落も存在しないという、ユグドラシル宇宙においてありえない様相を見せている世界である。マナなくしてなぜ世界が存在しうるかには答えは出ていないが、この世界に充満する「紗」もしくは「エーテル」と呼ばれるナノマシン状の因子がマナと似た機能を持つのではないかとされる。 近年になってこの世界を侵略する「天使」と呼ばれる謎の存在は、10TH-TERRAの他の存在と異なり、常識では考えられない量のマナを体内に有している。その量は肉体そのものをシャードと同質のものとするまでであり、天使たちはシャードの加護と同等の奇跡を使いこなせる。 上述したように現在は奈落の気配はないが、奈落が近々到来するとの予測が先住種族(天羅大陸では「オニ」または「オウガ」、テラ大陸では「ル=ティラエ」と呼ばれる)の予知夢、霊子計算機の演算結果、陰陽道の卦などの形で天羅、テラ両大陸でなされており、ごく一部の人間たちがその対策のために異世界へと赴いている。その際に異世界でシャードと出会い、クエスターに覚醒する者もいる。 ウートガルド 枝世界の一つ。神話時代に超古代文明を作り出した巨人族アルフが眠りについている世界。その実体は、大陸ほどもの大きさがある巨大な次元間航行戦艦であり、アルフ達の安らかな眠りを守るために奈落の侵攻から逃げ続けている。イデアはレリクス【ミーミルの雫】。 タルタロス 枝世界の一つ。ユグドラシル宇宙の最下層、宇宙樹の根の奥深くにある。奈落そのものが具現化した世界であり、またこの世界そのものが神として存在する。現在ユグドラシル宇宙に蔓延する奈落はタルタロスから漏れ出してきたものとも言われている。奈落に侵された神であるティターン神族が封じられている世界でもある。 ムスペルヘイム 枝世界の一つ。優れた科学技術を持っていた世界だったが最終戦争で文明が崩壊し、僅かな人間が生き残っている。ミッドガルドとは次元的に近い位置にあり、ムスペルヘイムからミッドガルドに移住してきた炎を拝める「ジャーヘッド」と呼ばれる蛮族たちが存在する。彼らは火の力によって動く機械類を「ムスペルの炎」という神秘的な存在から与えられており、それを用いてミッドガルドの過酷な砂漠で独特の宗教文化を築いている。イデアは結晶体【ムスペルの火】。 スヴァルトアールヴヘイム 枝世界の一つ。魔法の鍛冶技術に優れた小人族「ドヴェルグ」の故郷。はるか古代に滅びてしまったらしく、ドヴェルグは現在はミッドガルドに移住している。 冥府ハデス 枝世界の一つ。宇宙樹ユグドラシルの根にある黄泉の国であり、死者の魂がいきつく先の世界である。タルタロスとは「青銅門」と呼ばれる門を介してつながっており、この門を巡ってアインヘリアルと奈落が緊張状態にある。『アルシャードガイア』サプリメント『リーフワールド』において、青銅門は奈落に突破されたことが明示されている。八大地獄、インフェルノ、ジャハンナム、黄泉 死の世界にかかる葉世界。それぞれ異なった文化圏で死後の世界として伝わっており、ユグドラシル宇宙の住人は自分の信じる死生観に応じた死後の世界に行くことになる。 ヘルヘイム 枝世界の一つ。宇宙樹ユグドラシルの根にある。かつてはその名の通り女神ヘルが住まう世界だったが、小ラグナロクでヘルが滅びたことでデーモンの支配下に落ちた。ヘルヘイムのデーモンの眷属はタルタロスの奈落神の眷属とは別の勢力だが、全宇宙を奈落に沈めようとするその目的は変わらない。 トワイライトワールド 枝世界の一つ。中世ヨーロッパ風のスタンダードなヒロイックファンタジーの世界。光の神々の眷属である人間たちと闇の神々の眷属である奈落の勢力が太古から争い続けている世界である。現在は奈落の勢力が放った魔物や災害が常に人類の生存圏を襲っており人々の生活は苦しい状況となっている。また、奈落が放った闇により太陽の力が弱くなり、薄暗がりが空を覆っている。イデアはこの世界を治めるべき姫君【薄暮の君】。 ノーフューチャー 枝世界の一つ。太古にアルフから与えられた高度な科学文明を持つ世界であるが、奈落の侵食により自然災害が多発しており、人類は科学技術に依存して、過酷な環境に適応するために肉体や精神を改造することで辛うじて生き延びている。経済力が権力に直結する世界でもあり、一種の格差社会ないしは階級社会と言える。イデアは巨大錨【ビッグアンカー】。 スクール・エンパイア 小規模ながら枝世界の一つ。様々な学校が社会のあらゆる活動の単位となる世界で、各学校はこの世界をかつて支配していた天空神アンとその眷属の転生者や代理人が理事として支配している。各学校はその神々の意向にそった特色ある校風をもっており、バックにいる神々の派閥ごとに他校と常に闘争を繰り広げている。すべての学校を支配できたあかつきには、その神の派閥の意向にそった新世界が創成されるという。イデアは【天命の書版(ルール・オブ・スクール)】。分割されている為複数存在し、形状は学校ごとに異なっており、正門の学校名プレートや時計台の鐘、生徒手帳などがある。 スピードスター 荒野の中をヴィークルが爆音轟かせて疾走するスピード狂の世界。「速さ」こそアスガルドへ至るべき資質として、異世界からも多くのクエスターが渡ってきて、レースを競っている。マシンヘッドが日常に溶け込んだ世界でもある。イデアは瞬速の概念【ヴィクトリーロード】。 エターナルコロッセオ メシーカという古代ローマないしアステカ風の巨大帝国が支配する世界で、闘技場で戦いを捧げることにより滅びた神々の力を取り戻そうとしている。帝国の信奉する創造神オメテオトルのほか、アレス、トール、タケミカヅチなどの戦神が信仰される。イデアはチャンピオンベルト【キング・オブ・キングス】。 異世界連合 ユグドラシル宇宙に属する世界の中で、複数の比較的高レベルな文明を持つ異世界による同盟。 デーヴァローカと呼ばれる文化圏に属する世界群が有力な地位に就き、インドラを王とするデーヴァ神族を中心とした神々が実際の支配層にある。しかしその一方、連合議会を頂点として徹底した合議制が貫かれており、明確なリーダー役を持たない。これは、同盟に参加するどの世界も結局は自国の利権を優先するという疑心から生み出されたものであり、この同盟に参加しているものたちが自らのことを「異世界連合」という名前で呼ぶのも、「どの世界がリーダーであってもならない」という強い意識からである。だが、大ラグナロクという非常事態においてはそれが却って枷となってしまい、複数の次元から結集された叡智や生産力を活かし切れていない。イデアは記録媒体【リグ・ヴェーダ賛歌】。プロヴィンググラウンド 異世界連合の管理世界。デーヴァ親族による兵器実験場。奈落に対する兵器を開発・実験するための試験場だが一切の奈落・実験動物の持ち込みを禁止している。イデアは魔導兵器【魔人の杖】。 ガンナロー 異世界連合に属する葉世界。学問のすすんだ世界であり商業の世界。異世界連合は所属世界間を結ぶ為に大規模な次元航行船団を保有しており、設計や造船はここで行われている。また貿易が盛んでその中心となっている。大ラグナロク発生後は避難民の輸送を主に行っている。イデアは宝石【賢神の眼】で、現在はガンナローの灯台に組み込まれている。 ハンマースフィア 異世界連合に属する葉世界。荒れ果てた高山地帯で地下には無数の鉱物資源のある世界。川も海も高山から流れ出る毒で死の水となっているので輸入のほとんどは食料と水。代わりに輸出されているのがここで精製された数々の魔器である。イデアは大小の槌【創造の槌】。 リメインズワールド[要出典] 異世界連合に属する葉世界。魔器の故郷世界の一つ。ここで生産される全ての魔器は長い時間をかけて自然に生み出されるもので製作者や鍛冶師はひとりもいない。魔器作成のインスピレーションを求めて異世界人が来訪することが多い。 グレート愛ランド 背中に小さな羽を持つ住民が、愛を育むことで維持し続けている世界。ラブコメ的なお約束の恋愛イベントが起こりやすいという性質を持つ。この性質は滅んだ愛の神カーマが不可視のシャードとしてもたらすもので、カーマの妻だったラティとプリーティという2柱の女神によって支えられている。 イデアは結晶体【愛の輝き】。このイデアは手にした者の眼には、その者の「愛」に対する考え方を反映した形態に見える特性を持つ。そのため、『アルシャードガイア』リプレイ「爆誕! ゴッドウォリアーズ!!」でラティとプリーティから受け取ったエリザ・ベスの眼には【愛の輝き】は母子手帳に見えていた。 ブレードワールド 枝世界の一つ。巨大な剣の形をした世界。多数の葉世界が存在しており、それぞれがレイピアや短剣、曲刀や長剣の形状をしている。「剣」という武具の発祥した世界であると同時に「断ち切る」「切り裂く」など「刃」の概念の発祥の地でもある。イデアはすべての「剣」のオリジナルである【始祖剣(アルケアブレード)】。 ウルバン 枝世界の一つ。かつては数多のクエスターを生み出し、異世界へと送り込んでいたが、奈落の王ダスターリュの奸計により支配されてしまった世界。イデアは3丁の魔法銃【神銃】。銃騎士(リボルバーナイト)のみが所持できる銃で5つの試練を達成し、神銃の試しの儀式を受け、初めて継承できるが銃騎士は終身制の為今代の銃騎士を倒さないと継承できない。なお、今代の銃騎士は奈落に汚染されている。 アルゴス ごく小規模な枝世界の一つ。巨人キュクロプスの作った巨大な天球の中から無数の鎖が大地を繋ぎ釣り上げている世界。奈落に侵攻されかけたが無知な羊飼いのアイデアで移動世界として存在するようになった。イデアは世界を縛る鎖【天の鎖】。 ホットウォット 枝世界の一つ。太陽神の勢力が強く湿地帯とジャングルに囲まれた世界。石造りの建物であっても10年もすれば蔦に覆われて崩されるため、都市の全てが高度3千mより上に建造されている。この世界では植物を育てる太陽神は悪神とされ、暗黒神こそが人間の守護神とされている。イデアはペンダント【太陽の首飾り】。 コールドガルド[要出典] 枝世界の一つ。ホットウォットとは逆に暗黒神の勢力が強く、日がほとんどささず、空は闇に、陸は凍土に覆われている世界。イデアはペンダント【月夜の首飾り】。 ディッシュワールド 枝世界の一つ。亀の甲羅のような六角形の紋様が入った土台の上に、皿のような大地が乗り、その周囲を小型の太陽が巡る世界(イメージとしては世界平面説の亀の上の世界)。皿状の世界は7本の柱に支えられておりいずれもマナの塊である。イデアは7本の柱であり、その柱から剥離した【世界のかけら】。 ハイボリア 枝世界の一つ。大ラグナロク直後に【神竜】に飲み込まれてしまい現在は存在しない。キンメリア ハイボリアに属する葉世界。ハイボリアが消滅したために滅びに直面しているが、新たな枝世界を手中にすべく、世界を股にかけた征服戦争を始めた世界。クエスターだけでなく一般人もまとめて異世界へ侵略戦争を仕掛けるのはほかに例を見ない。現在、ハイボリアに属する葉世界の過半はキンメリアによって征服されている。イデアは軍旗【覇王の旗】。このイデアの力でシャードを所有していない一般人も葉世界へ進軍ができるようになっている。次の目標はブルースフィアだが枝世界に渡るのは【覇王の旗】をもってしても不可能に近い。渡るにはキンメリアを含むハイボリア諸世界すべてをマナに還元する必要があるからである。失敗したら、覇王軍に戻る故郷はない。 アーティシズム 枝世界の一つ。ありとあらゆる芸術が存在する世界。エターナルコロッセオが戦神を祭り闘技場で神に試合を奉納する事でマナを得るように、アーティシズムでは劇場で歌舞音曲を演じる事で芸術の神に奉納しマナを得ている。イデアはハープ【神の竪琴】。 暗黒星雲連盟 ユグドラシル宇宙の中でも、マナがとりわけ複雑な流れをして大小の世界が入り乱れた澱みのような場所に生まれた複数の世界にまたがる国家。連盟と名がついてはいるが実際にはひとつの世界、それもごく小さなルートワールドが周辺世界を侵略して作り上げた独裁国家。代々の支配者が所持していた剣【神喰い】こそがこの国の真の支配者で持ち手は剣の奴隷だった。あらゆる世界の神やイデアを喰らい続けたが現在はハイアルフのレリクス兵器により連盟は滅び、【神喰い】は封印された。イデアは魔剣【魔剣神喰い】。大ラグナロクにより封印が解けてはいるがその労力の大半を失っている。しかし神を喰らうという欲求は失っておらず、理想郷アスガルドを喰らうが為、そこを目指しているらしい レイライン 枝世界の一つ。神仙族が創った平穏な歴史を刻んでいる世界(ブルースフィアでいう10世紀前後)。魔術も科学も発達しておらず農業や畜産が盛んな世界。ありとあらゆる芸術が存在する世界。イデアは【竜脈】でありそれを管理するアバター【竜脈の巫女】。 カナン 枝世界の一つ。ウガリット親族が創った3つの太陽に照らされた小さいがマナが豊富な世界。世界の大半が砂漠で海はなく、塩辛い湖が点在している。イデアは冠【王権の冠】。 ゴーラ 枝世界の一つ。法の神に管理された世界。イデアは指輪【支配の指輪】。所有者の考えたあらゆる法を律法順守させるが、指輪が生み出した法は絶対である為、わずかなミスも許されず、結果として役人は賄賂や無能を裁く法で消滅、商人は公正さを求める法によって利益を追求できず破産。物流は止り飢えが戦争を引き起こし多くの死者を出すこととなった。絶望した所有者は最後に法を無効にする法を流したがその結果無法地帯となり、滅びたという珍しい世界。 エモーシス 枝世界を失った葉世界の一つ。遥か太古に奈落によって失われた枝世界の生存者と創造神アドラサオラによって発見された葉世界。しかし枝世界が無い為滅びに直面する。神と初期植民者は協議の結果「10人に一人生贄として神に差出す」という苦渋の決断をする。これにより神は生贄をマナに還元。さらに心優しき神はそれだけで良しとせず自らの体もマナに還元、精神体として存在することで世界障壁を強固にした。しかし、神が世界の守護に己の力と時間を費やした結果、人々は神と日常に交流することがなくなり、人々の前に神が現れるのは生贄を求める時だけなので、生贄を貪る悪魔と思われるようになり、戦争が勃発。神は絶望と呪いを残して死に、呪いを受けた住人は異形に変化、世界は地獄と化した。イデアは神が今際の際に残した【神の呪い】。 ジーリー 枝世界のひとつ。唯一リーフワールドの存在していない世界。メビウスリングの形をしたループ世界で有名であり、絶えず同じ時間を繰り返す。イデアは砂時計【逆巻く砂時計】。砂が下から上に流れる砂時計で砂が昇り切った瞬間に自動的に上下が逆転、時間が巻き戻される。 夢幻郷 枝世界の一つでエネルギー世界。人が夢を見るときは必ずこの夢幻郷を訪れているのだという。夢幻郷にはすべての人間の夢が小部屋のように並んで存在している。夢幻郷を自由に来訪できるものをドリームバスターと言われる。彼らは夢幻郷を旅しながら、誰かの夢の小部屋を訪れることでその人物の夢に干渉することができると言われている。 未来世界 ユグドラシル宇宙では、枝世界の「未来の姿」も葉世界として可能性の数だけ無限に存在している。ブルースフィアの未来世界の中には時間遡行技術を使って「現在」である枝世界に干渉している世界もある。 弁当世界 一軒の弁当屋だけが存在する世界。“冷蔵庫”と呼ばれるダンジョンを弁当箱たちが探索し、究極にして至高の弁当となるべく切磋琢磨。いつか来る客に食される日を待ち続けている。イデアは【ファイナル弁当】。弁当たち曰く「おいしかったという気持ち」こそがイデアの本質。 読み手知らずの図書館 ユグドラシル宇宙に存在するさまざまな書物が集められている図書館世界。これらの書物は一つ一つがリーフワールドで、書物を開くことでその中の世界に行くことができる。この世界は大ラグナロクによって奈落に沈んでしまった。イデアは【読み人知らず】。世界中のあらゆる物語が記されるはずの本だが、現在はその物語がごくわずかに欠けている。欠けている物語を完成させてくれる英雄を求めて宇宙をさまよっている。 願望神社 ユグドラシル宇宙のさまざまな種族の「願い」の思いが凝りかたまって誕生したルートワールド。無数の神社が集まった外観をしている。この世界に住む住人たちは、ここに集まった「願い」を出来る限り叶えてあげることを存在目的にしており、例えばサンタクロースはこの世界からやってきたオーヴァーランダーである。人々が何かを願う気持ちが失われるとこの世界は滅亡する。イデアは【願いの絵馬】。 ララバイ ユグドラシル宇宙を放浪する次元船団。この船団はクリーチャーにとってのネクサスというべき世界で、あらゆる世界のクリーチャーが存在する。船団を率いるのはサイレンという名前のヴァルキリーで、船団全てのクリーチャーに安らぎと平穏を与える歌を奏でている。イデアはサイレンのコアパーツである【サイレンハート】。
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ルールブック・サプリメントで設定された世界(中核的世界)
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精霊界 枝世界の一つでエネルギー世界。ユグドラシルという大樹全体を覆っている泡のような世界である。この世界に住む精霊たちは奈落に対する抗体のような存在であり、どこかの世界に奈落が発生するとその世界に飛来し、その世界の住人に憑依して奈落と戦う。 ヴァルハラ 枝世界の一つ。神の戦士アインヘリアルのみが居住を許される場所。数多くの神々の遺産と古代の秘密が眠っているといわれる。それゆえに常に奈落の軍勢に狙われており、アインヘリアルたちは常に奈落の軍勢と戦うことが宿命づけられている。また、アインヘリアルたちはヴァルハラから様々な世界へ旅立ち英雄的な冒険を行い、再びヴァルハラへと帰っていく。 ネクサス ユグドラシルの幹に浮かぶ巨大なターミナル。次元の旅人たちが集う休憩地であり、次元渡航可能なあらゆる移動機関を停泊できる巨大な港(もしくは駅)の機能も持つ。絶対的中立を名乗りあらゆる旅人を受け入れる。それゆえに様々な人と情報が集う地でもある。様々な交通機関がこのターミナルを利用するために次元の旅の中継地点として認識されているが、中立性を保つためにネクサス自体は一切の交通機関を運営していない。 住民は駅員や店員のみだが、数十名のクエスターがネクサスの女神に任命されて守護を務めており、この地の中立を守っている。この女神はネクサスのイデアでもある ノルンの泉 宇宙樹ユグドラシルの根元にあり、アスガルドへ至るための世界と言われる。至る所にユグドラシルの根が張られ、清浄な水が流れている。 この場所に立つ大樹はユグドラシル宇宙の全貌を表した実体を持つ視覚イメージである。その大樹は人間から見れば超巨大ではあるものの、多次元宇宙そのものの大きさを示しているわけではない。そこに生える枝や葉は現実の樹木と同じようなサイズのものも多数存在する。さらにこの視覚イメージは実体をもち、オリジナルそのものとつながっている。つまり、ここに生えている枝や葉は世界そのもの、この地を流れる水は世界を循環するマナそのものである。それゆえ、この地では葉の一枚もちぎってはならず、水も一滴たりとも汚してはならないとされる。イデアは【神竜】もしくは【神竜の欠片】。 アスガルド 宇宙樹ユグドラシルのどこかにあるという究極の理想郷。そこに行けばあらゆる願いが叶い、宇宙の全てを自分の望む通りに作り直す力が与えられるとも言われている。しかし、それがどこにあるのかは誰も知らず、まだたどり着けた者もいないとされる。 『アルシャード』シリーズにおいては、アスガルドへの到達はプレイヤーキャラクター含む全てのクエスターの究極目的とされている。全てのシャードは自分のクエスターをアスガルドへたどり着かせるように導きを与え続ける。
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