ミストルティンとは? わかりやすく解説

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ミスティルテイン

(ミストルティン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/16 04:40 UTC 版)

ヤドリギの枝

ミスティルテイン古ノルド語アイスランド語: Mistilteinnスウェーデン語デンマーク語: Misteltenノルウェー語: Misteltein)は、ヤドリギを意味する。ミストルティンとも呼ばれる。北欧の伝承には、その名で呼ばれるアイテムが2つ登場する。

バルドルの死

北欧神話では、バルドルを死に至らしめたアイテムとして登場する。

バルドルはある日、死を予言する夢を見た。それを聞いた母フリッグは、万物に対し、決してバルドルに危害を加えないという誓いを立てさせた。

ただし、ヴァルハラの西に生えていたヤドリギ(ミスティルテイン)の新芽だけは、あまりに非力でその必要がないと思い、誓いを立てさせなかった。さらにフリッグはそのことをロキに漏らしてしまった。

ロキはバルドルの盲目の弟ヘズを騙して、ヤドリギをバルドルに向かって投げさせた。矢となったヤドリギがバルドルを貫き、バルドルは絶命した[1]

フロームンド・グリプスソンのサガ

フロームンド・グリプスソンのサガ』 (Hromundar saga Gripssonar) では、デンマークの英雄フロームンドが、墓所の中で亡霊の王と戦って、剣「ミスティルテイン」を手に入れた。彼はこの剣をふるって、フンディング殺しのヘルギの生まれ変わりであるハッディンギャルの勇士ヘルギとの戦いに勝利した。

また、敵の姦策によって一度氷海の底に沈められたが、のちに漁師が吊り上げた大魚の腹から発見され、再びフロームンドの手に渡ったという。

脚注

  1. ^ 『聖剣伝説』1997年、146-149頁

参考文献


ミストルティン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/07 00:43 UTC 版)

ユグドラシル宇宙」の記事における「ミストルティン」の解説

ミッドガルド属す世界ミッドガルドの神バルドル殺したヤドリギの枝「ミストルティン」が自我持ち、己の行い恥じて閉じこもる為にできた世界。ミストルティンしか存在しない世界イデア神殺し木剣【ミストルティン】。つまりミストルティンそのものである。

※この「ミストルティン」の解説は、「ユグドラシル宇宙」の解説の一部です。
「ミストルティン」を含む「ユグドラシル宇宙」の記事については、「ユグドラシル宇宙」の概要を参照ください。

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