pHとは?

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 情報 > 記号 > 記号 > pHの意味・解説 

ピー エッチ [3] 【pH】 〔ドイツ Potenz H〕


ペー ハー [3]ドイツ pH】


PH

pinch hitter
野球で,代打

pH

ドイツ Potenz H
水素(すいそ)イオン指数(しすう)

Φ,φ(フィー,ファイ)

〖phī〗
(φ)空集合を表す記号

pH

溶液中の水素イオン濃度をいいます。溶液1L中の水素イオングラム当量数で表し,一般にはpH=-log[H+]として定義されます。pH=7で中性,pH<7で酸性,pH>7でアルカリ性であり,特殊な例(温泉など)を除いて河川水等の表流水中性付近pH値示します。水道用水として望ましい水質はpH6.5~8.5の範囲です。

pH

 水素イオン濃度のことで、溶液中の水素イオン濃度をいう。溶液1l中の水素イオングラム当量数で表す。pHは0から14まであり、pH=7で中性、pH<7で酸性、pH>7でアルカリ性を示す。

pH…水素イオン濃度

酸性アルカリ性強さを示す指標です。pH7が中性、7以下は酸性で、数字小さくなるほど 酸性強くなります。7以上はアルカリ性で、数字大きくなるほどアルカリ性強くなります。 浄化槽放流水は、水質基準でpH5.8~8.6と決められています。

pH

英語 potential of hydrogen

水素イオン指数ぺーハーと呼ぶ水溶液酸性アルカリ性酸性度程度を表す。中性のときがpH=7で、酸性のときは7より小さくアルカリ性では大きくなるが、0以下、14以上になることはない。簡易的酸性度判定するリトマス試験紙は、赤色試験紙アルカリ性液に触れると青く変色し、青色試験紙酸性液に触れると赤く変色する。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

ペーハー PH

 #水素イオン濃度PH値をみよ!

pH

別名:ぴーえいち,ぺーぱー
【英】:hydrogen exponent

水素イオンイオン指数でふつうpHの記号で表される。水素イオンモル濃度逆数常用対数である。pH値が7のときは中性、7を超えるならばアルカリ性、7未満ならば酸性である。

pH


pH


pH(水素イオン濃度)

水溶液中に含まれる水素イオン濃度を表す指数のことで、酸性アルカリ性程度を表す値。中性は7。7以下が酸性、7以上がアルカリ性。0から14まである。

pH

読み方ぴーえいち
別名 :ぺーハー
【英】 pH

pHとは水素イオン指数すいそイオンしすう)の記号であり、その値は物質酸性アルカリ性度合いを示す数値である。
pHは通常 0 ~ 14 の値る。
中性を境にpH < 7 の場合を酸性、pH > 7 の場合アルカリ性という。
酸性場合水素イオン濃度水酸化物イオン濃度より大きくなり、アルカリ性場合水素イオン濃度より水酸化物イオン濃度大きくなる

PH.jpg
pH測定簡易状況


pH(ペーハー)

 水素イオン濃度指数のこと。溶液)の酸性アルカリ性強さを示すもので、pH7付近中性、これより小さいものを酸性大きいものをアルカリ性という。

 雨水空気中の二酸化炭素吸収するため、大気酸性物質汚染されていなくてもpH5.6程度の弱い酸性を示すことがある。従って、pH5.6以下になった雨水などを酸性雨という。


水素イオン指数

同義/類義語:pH, ピーエイチ, ペーハー
英訳・(英)同義/類義語:hydrogen ion exponent

溶液水素イオン濃度逆対数。7を中性とし、これ以上アルカリ性、これ以下を酸性という。

水素イオン濃度

英訳・(英)同義/類義語:Hydrogen ion concentration, pH

溶液中の水素イオン濃度通常は、酸性度目安として逆対数のpHを使う。
「生物学用語辞典」の他の用語
実験方法装置単位など:  正逆交配  残気量  水素イオン指数  水素イオン濃度  水銀柱ミリメートル  水銀温度計  沈降係数

水素イオン濃度(pH)

pHは、水の酸性アルカリ性度合いを表す指標で、水素イオン濃度の逆数常用対数となります。pHが7の時中性でそれより大きいときはアルカリ性小さいとき酸性になります。河川水では通常7付近ですが、海水混入温泉水混入流域地質石灰岩地帯など)、人為汚染工場排水など)、植物プランクトン光合成(特に夏期)などにより酸性あるいはアルカリ性になることがあります河川でのpHの環境基準値は類型別に定められており、「6.5(あるいは6.0)~8.5」となっています。

pH ( pH )

水素イオン濃度H+]を表す数値のこと。ヒトの正常な体液のpHは7.4内外弱アルカリ性に保たれていますが、病気ときにはしばしばこの値が変動するため、体液中の電解質の値を知る指標輸液点滴)の指標としてよく用いられます。一般に電解質濃度単位は、mEq/L(メック・バー・リットル)という単位が用いられますが、体液中のH濃度は非常に低く、また変動幅大きいため、その正常値をmEq/L単位で示すと0.0000446~0.0000355mEq/Lとなります。そこで、煩雑さを避けるため体液変動基礎となる水素イオン濃度だけはpHで代用しているわけです。なお、pHが7.4以下になった状態をアシドーシス体液病的酸性に傾いた状態)といい、逆に7.4以上になった状態をアルカローシス体液病的アルカリ性に傾いた状態)といいます。

PH(ぺーはー)

水素イオン指数数値小さいほど酸性であることを示す。食べ物を口にすると、口の中の細菌ミュータンス菌)が食品含まれる糖質分解し、副産物として作られる酸によって、口の中のPHが低下する。歯が長時間わたってひんぱんにこの酸にさらされる虫歯になりやすい。

PH

株高花茎を除く、その全体の高さ。 Plant Heightの略。

.ph

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/06/14 04:22 UTC 版)

.ph
フィリピンの旗
施行 1990年
TLDの種類 国別コードトップレベルドメイン
現在の状態 利用可
管理団体 dotPH Domains Inc.
後援組織 PH Domain Foundation
利用地域 フィリピンに関係する団体・個人
使用状況 フィリピンの個人、企業、団体に使われている他に、.i.phとしてブログ用にも使われている。また、電話(phone)を表すドメインとして、国外にも販売されている。
登録の制限 一般にはないが、特定のサブドメインは制限がある。
階層構造 登録はセカンドレベルかセカンドレベルドメインの下のサードレベルに行われる。
方針 UDRP
ウェブサイト www.domains.ph
  

.ph国別コードトップレベルドメインccTLD)の1つで、フィリピンに割り当てられている。

目次

導入

.phドメインの公式登録機関はdotPH Domains Inc.である[1]。dotPHはPHドメイン名の中で特に.ph、.com.ph、.net.ph、.org.ph、.mil.ph、.ngo.ph、.i.phのデータベースを作成し、維持している[2][3][4]。登録は、フィリピン国内の個人、企業、団体だけではなく、世界に開かれている.[1]

PHドメインは現在はdotPHの最高経営責任者でもある[5][6]Jose Emmanuel "Joel" Disiniによって運営されている[7]。Disiniは、ジョン・ポステルから1990年にドメインの管理を任されて以来、ドメインの管理を行っている[8][9]。1999年8月にDisiniがITの専門家グループと設立した[10]dotPHの社会奉仕部門であるPH Domain Foundationによって支援されている[7]

1994年、gov.phドメインの管理がフィリピン政府に一部委任された[11]。同様に、edu.phの管理もPhilippine Network Foundation, Inc. (PHNET)に一部委任された[12]

dotPHはドメインの管理を行うだけではなく、ウェブホスティングやウェブデザイン等のウェブ関連サービスも手掛けている[13]。また、.i.phドメインで無料のブログサービスも提供している[3][4]

セカンドレベルドメイン

dotPHが管理

  • .com.ph — 商業
  • .net.ph — インターネット関連組織
  • .org.ph — 非営利組織
  • .mil.ph — 軍事
  • .ngo.ph — フィリピンの非政府機関
  • .i.ph — 個人用

DOSTが管理

  • .gov.ph — 政府機関

PHNETが管理

  • .edu.ph — 教育機関

出典

  1. ^ a b "About dotPH", dotPH Website. Retrieved on May 30, 2008.
  2. ^ "Domain Name Service Agreement", dotPH Policies.Retrieved on May 30, 2008.
  3. ^ a b "dotPH releases world's first anonymous domain", dotPH News. Retrieved on May 30,2008.
  4. ^ a b i.ph Website. Retrieved on May 30, 2008.
  5. ^ Disini, Joel. "About Me", jed.i.ph. Retrieved on May 30,2008.
  6. ^ "Gov't. ICT Services Criticized", dotPH News. Retrieved on May 30, 2008.
  7. ^ a b ".ph Whois information", Internet Assigned Numbers Authority. Retrieved on May 30, 2008.
  8. ^ The PH Domain and the Need for Policy Reforms. Retrieved on May 30, 2008.
  9. ^ Disini, Joel (June 8, 2005)."My Reply To Winthrop Yu On His PICS Letter", jed.i.ph. Retrieved on May 30, 2008.
  10. ^ "PH Domain Foundation Profile/Background", PH Domain Foundation website. Retrieved on May 30, 2008.
  11. ^ http://www.ph.net/phildac/whitepaper.html
  12. ^ http://www.ph.net/
  13. ^ dotPH homepage. Retrieved on May 30, 2008.

外部リンク


水素イオン指数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/12 16:15 UTC 版)

(pH から転送)

水素イオン指数(すいそイオンしすう)、水素イオン濃度指数(すいそイオンのうどしすう)またはpH(ピーエイチ、ピーエッチ、ペーハー)は、水素イオン濃度を表す物理量である。pHは物理量の名称としても、物理量の記号としても用いられる[1]。pHの値が小さいほど水素イオン濃度が高いことを示し、pHの値が1変化することは水素イオン濃度が10倍または10分の1異なることを意味する(定義の節で後述)。

概説

pHの値と、よく知られている溶液の関係の例(イラスト。ただし文字は英語表記)。 下部がpHが0、上部がpH = 14前後に相当。

簡単には、水素イオン指数は、水素イオン濃度対数によって表す物理量と考えることができる。すなわち、水素イオンのモル濃度を mol/Lまたはmol/dm3単位で表した数値の逆数常用対数で示したものである。

通常水溶液中での値を指し、1 atm25 °C の状態においては pH = 7 が中性[注釈 1]、pHの値が中性よりも小さくなればなるほど酸性が強く、逆にpHの値が中性よりも大きくなればなるほどアルカリ性が強い[2]。一般的な水溶液では25 ℃でのpHの値はおおむね0~14程度の範囲にある、と考えてよい(ただし、高濃度の溶液の場合、若干例外的なことが起きうる)。

歴史的には、物質の酸性アルカリ性の度合いを示すための指標として考案されたものである。1909年デンマークの生化学者セレン・セーレンセンにより提唱された。その後、1924年に定義が改訂され、現在ではモル濃度のかわりに活量(活動度)を用いて定義されているが[1][3]、モル濃度による値と活量による値の差は通常0.1以下[2]なので、実用上はほぼ同一視してよい。

主な溶液とpHの関係

主な溶液とpHの関係
pH 溶液 酸と塩基
0 鉛蓄電池内の溶液。 非常に強い酸性(うっかり衣服にこぼすとそれが溶け、皮膚にかかれば"やけど"を起こしてめくれ、眼にかかれば失明するほどの酸性)。
1 塩酸 強い酸性。
2 レモンの果汁。 強い酸性(味覚的には非常に「酸っぱい」)。
5 コーヒーブラック(砂糖、ミルク抜き)。 やや酸性。
7 中性
7.4 人間の血液 ほぼ中性。
8 海水 ややアルカリ性。
12 消石灰 アルカリ性。
13.5 ブリーチ(家庭用塩素系漂白剤、除菌剤)は(ものにもよるが)。 pHが13.5前後で強いアルカリ性(色素を分解してしまい、細菌類を殺す)という関係になっている。

定義

pHは水素イオン(H+)の活量 を用いて次式により定義される[1][3]

例外的な記号であるpHのpは、演算子 と解釈される[4][5]

希薄水溶液中においては、水素イオン活量はmol/Lまたはmol/dm3単位で表した水素イオン濃度 [H+] の数値にほぼ等しいと近似される。よって以下の式で水素イオン濃度指数を求めることが出来る。

ただし、上の式はあくまで水素イオンの濃度に関する式であり、酸の濃度を直接代入してよい式ではないことに注意が必要である(例: 濃度 1×108 mol/dm3塩化水素水溶液の pH は8ではない)。この理由は、水溶液の場合水の自己解離が起こっており、酸の濃度と水素イオンの濃度は一般には一致せず、水と水素イオン・水酸化物イオンとの間の化学平衡を考慮する必要が生じるためである。また、溶質が強酸ではなく弱酸の場合は酸解離平衡も考慮する必要がある(後述)。

水素イオン指数 pH と同様にして、水酸化物イオン指数 pOH は以下の式で定義される。

希薄水溶液中においては、水酸化物イオン活量もmol/Lまたはmol/dm3単位で表した水酸化物イオン濃度 [OH] の数値にほぼ等しいと近似できる。よって水酸化物イオン指数は以下の式で近似することが出来る。

この式も、pH の式と同じ理由で水酸化ナトリウムなどの塩基の濃度を直接代入してよい式ではないことに注意が必要である。

化学平衡論から、水素イオン濃度 [H+] と水酸化物イオン濃度 [OH] の積(イオン積)は 1 atm25 °C でほぼ 1×10−14 (mol dm−3)2 (実際の測定値は 1.008×10−14 (mol dm−3)2)で一定あることが言えるので、対数をとると次の関係式が成り立つ。

25 °C純水の場合ほぼpH = 7(中性)となる。中性を境に、25 °CではpH < 7の場合を酸性、pH > 7の場合を塩基性アルカリ性)と呼ぶ。

変域

上の概説および定義で述べてきたように、pHの値は、まず同一の圧力および温度において評価すべき、通常 1 atm25 °C での値を比較すべきものであることが前提となる。それを前提として、pHの変域が特に存在するわけではない。

一方で、日本の高等学校の教科書などでは 1 atm25 °C でのpHの値が0~14の範囲で図表が掲げられ、水溶液のpHはほぼその範囲で変化すると記述されている[6]

また水溶液のガラス電極によるpH測定において、信頼性の高い値が得られるのはおよそpH = 1~12の範囲内、イオン強度は0.1以下である。まず濃厚な酸の水溶液をガラス電極により測定する場合、ガラス電極表面の膨潤および陰イオン吸着などが影響し、酸誤差が生じる。次に濃厚な塩基水溶液の場合はガラス電極表面への陽イオンの吸着などの影響によりアルカリ誤差を生じ、これは陽イオンのイオン半径が小さいほど大きい傾向がある[7]

しかし、濃厚な強酸強塩基水溶液あるいは超酸超塩基ではpHの値が負の値となる場合や、14を超える場合が存在する[8]。この場合、pHやpOHではあまり意味をなさないため酸度関数によって表現するのが一般的である。

応用

pHを求める応用例として、弱酸溶液のpHを酸解離定数を使って求めることができる。弱酸は、溶液中では一部しか電離しておらず、平衡状態にある。いま弱酸が

で電離している時、酸解離定数Kaは、

と表すことができる。ここで、酸の初期濃度をc、電離度をαとすると、平衡時には表のような濃度になる。

HA H+ A-
初期濃度(mol/L) c 0 0
平衡後の存在比 1-α α α
平衡後の濃度(mol/L) c(1-α)

従って、酸解離定数Kaは、

ここで、α≒0であるため、1-α≒1とすると、Ka=cα2となるため、水素イオン濃度[H+]は、

したがって、溶液のpHは、

測定法

以下の方法よりpHを測定できる。

リトマス紙

リトマス紙

単に酸性、中性またはアルカリ性かのみを確認する場合、リトマス紙を用いる。

pH指示薬(pHインジケーター)

pHインジケーター。普及しているテープ状の紙のタイプ。テープを引き出し、ちぎり、調べたい溶液にひたして変化後の色と、ケース上の環の各色を見比べ、一致する色をみつけ、その色の中に書かれている数値をpHとして読み取る。

液タイプとテープ(紙帯)タイプがある。

液タイプ
必要に応じ、試験管などに分取した液に指示薬を加え、判定する。通常、指示薬の一覧にあるような色素が用いられ、市販されており、それぞれ色が異なる。複数試すことで、液のpHがおおむねいくつかを判断することができる。
pH試験紙
一般的には指示薬を紙(紙の帯)に染み込ませ乾燥させたものが販売されている。調べたい液にインジケーターの紙を浸す。すると液のpHに応じて色が変化し、変化後の色と参照表上の様々な色を見比べてほぼ一致する色をみつけ、その色に対応する数値を読み取る。一般的には一種類の紙で済ますが、なかには複数(2 - 4種類程度)の小さな試験紙によるものもあり、このタイプではそれぞれの色の組み合わせによりpHを読み取ることができる仕組みになっている。

水素電極

水素電極(白金黒水素電極など)は白金板の表面が微粒子の白金黒で覆われたもので、105 Paの純粋な水素ガスを通じながら使用する。

その電極反応は以下の通りで、ネルンストの式によりpHと電極電位との間には以下の関係が成立し、水素イオン活量と電極電位には直線関係がある。

2H+ (aq) + 2e = H2 (g),  E°= 0 V

参照電極(照合電極、reference electrode)としては-塩化銀電極あるいはカロメル電極などが用いられ、それらと水素電極との電位差をpHに換算する。

pH計

pH電極(ガラス電極など)を接続したpH計を使用し、電気的に測定することができる(pHメーター)。

電極内部にpH一定の緩衝溶液が封入され、ガラス膜の内部および測定溶液に接触する外部にそれぞれ水素イオンが吸着し電位差を生ずる。ガラス電極と参照電極との電位差をpHに換算する。

内部電極 | 内部液 | ガラス膜 | 試料溶液 | 外部照合電極

操作的定義

水素イオン指数は前述したように水素イオンの活量で定義されるが、電気化学的に測定されるものは陽イオンおよび陰イオンの活量の積であり、単独イオンの活量を直接測定することは不可能である。このため単独イオンの活量で定義される厳密な意味でのpHは測定が不可能であることになる。

そこで実験的にpHを測定するためには、デバイ-ヒュッケルの式などから推定される活量に基いて仮定される操作的な定義が必要となる。そこでJIS規格では15 ℃における0.05 mol/Lのフタル酸水素カリウム水溶液のpHを4と定義している[7]

また米国アメリカ国立標準技術研究所 (NBS) では以下のように一次標準溶液を定義している[7][9][10]。一次標準物質には緩衝溶液としての作用が強く、再結晶などにより純品が得やすいものが選定されている。

温度(℃) 酒石酸塩 フタル酸塩 リン酸塩(1) リン酸塩(2) ホウ酸塩
0 4.003 6.984 7.534 9.464
5 3.999 6.951 7.500 9.395
10 3.998 6.923 7.472 9.332
15 3.999 6.900 7.448 9.276
20 4.002 6.881 7.429 9.225
25 3.557 4.008 6.865 7.418 9.180
30 3.552 4.015 6.853 7.400 9.139
35 3.549 4.024 6.844 7.389 9.102
38 3.548 4.030 6.840 7.384 9.081
40 3.547 4.035 6.838 7.380 9.068
45 3.547 4.047 6.834 7.373 9.038
50 3.549 4.060 6.833 7.367 9.011
55 3.554 4.075 6.834 8.985
60 3.560 4.091 6.836 8.962
65 4.108 6.840 8.942
70 3.580 4.126 6.845 8.921
75 4.145 6.852 8.903
80 3.609 4.164 6.859 8.885
85 4.184 6.868 8.867
90 3.650 4.205 6.877 8.850
95 3.674 4.227 6.886 8.833


試料測定前にこれらの一次標準溶液を用いて pHメーター校正を行う。校正は中性付近のリン酸塩標準溶液および酸性側のフタル酸塩標準溶液または塩基性側のホウ酸塩標準溶液を用いて2点、あるいは3点で行う。

読み方

pHの読みは「ピーエイチ」(英語読み)、または「ペーハー」(ドイツ語読み)である。1957年のJISではpHのを制定する際に読みが「ピーエイチ」とされ、現在の日本の法令[11]およびJIS[12]では「ピーエッチ」と定められている。

由来

pHの由来には次のように諸説ある。

言語名 語源とされる語句 出典
英語 potential of hydrogen 『新和英中辞典』[13]、『ジーニアス英和辞典[14]
フランス語 pouvoir Hydrogène 『新英和中辞典』[15]
フランス語 potentiel d'Hydrogène 『ディコ仏語辞典』[16]
ドイツ語 Potenz H オックスフォード英英辞典[17]
ラテン語 pondus hydrogenii

脚注

注釈

[ヘルプ]
  1. ^ 中性の水のpHが7.00になるのは、圧力が1 atm、温度が25 ℃のときに限られる。特に、温度変化によって中性の水のpHは変化する。これは水のイオン積の温度依存性に伴って変化するためであって、例えば、温度が0 ℃のときの中性の水ではpH = 7.47、10 ℃のとき7.27、20 ℃のとき7.08、30 ℃のとき6.92、60 ℃のとき6.51となる。大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎「第20章 酸・塩基の強さ」

出典

[ヘルプ]
  1. ^ a b c J.G.Frey, H.L.Strauss著、独立行政法人 産業技術総合研究所 計量標準センター訳、『物理化学で用いられる量・単位・記号 第3版』、講談社サイエンティフィク、2009年 [ISBN 978-4-06-154359-1]またはオンライン、p.84。
  2. ^ a b 『広辞苑』【pH】。
  3. ^ a b Covington, A. K.; Bates, R. G.; Durst, R. A. (1985). “Definitions of pH scales, standard reference values, measurement of pH, and related terminology”. Pure Appl. Chem. 57 (3): 531–542. doi:10.1351/pac198557030531. http://www.iupac.org/publications/pac/1985/pdf/5703x0531.pdf. 
  4. ^ Buck, R. P.; Rondinini, S; Covington, A. K.; Baucke, F. G. K.; Brett, C. M. A.; Camoes, M. F.; Milton, M. J. T.; Mussini, T.; Naumann, R.; Pratt, K. W.; Spitzer, P.; and Wilson, G. S.; "Measurement of pH. Definition, Standards, and Procedures." Pure and Appl. Chem., 74:2169-2200, 2002.
  5. ^ Bates, R. G.; Guggenheim, E. A.; "Report of Standardization of pH and Related Terminology." Pure and Appl. Chem., 1:163-168, 1960.
  6. ^ 渡辺 正ほか『新版 化学I』大日本図書
  7. ^ a b c 吉村壽人, 松下寛, 森本武利 共著 『pHの理論と測定法』 丸善、1968年
  8. ^ Lim, Kieran F. (2006-10). “Negative pH Does Exist”. Journal of Chemical Education 83 (10): 1465. http://pubs.acs.org/doi/pdf/10.1021/ed083p1465. 
  9. ^ 日本化学会編 『改訂4版 化学便覧 基礎編』丸善
  10. ^ 田村英雄・松田好晴 共著『現代電気化学』培風館、1978年
  11. ^ 計量法および計量単位令
  12. ^ 日本工業規格 JIS Z 8802 pH測定方法(1984年改正)
  13. ^ Martin Dollick, David P. Dutcher, 田辺宗一, 金子稔 『新和英中辞典』 研究社、2002年9月、第5版、1524頁。ISBN 9784767420585
  14. ^ 小西友七・南出康世 『ジーニアス英和辞典 第4版』 大修館書店2006年12月20日、第4版、1447頁。ISBN 9784469041705
  15. ^ 竹林滋東信行・諏訪部仁・市川泰男 編 『新英和中辞典』 研究社2010年12月、第7版、1349頁。ISBN 9784767410784
  16. ^ 山田𣝣・宮原信 監修 『ディコ仏語辞典』 白水社2003年3月10日、第1版、1154頁。ISBN 9784560000380
  17. ^ pH”. Oxford Dictionaries. オックスフォード大学出版局. 2016年2月2日閲覧。

関連項目

外部リンク






pHと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

カテゴリ一覧

全て

ビジネス

業界用語

コンピュータ

電車

自動車・バイク

工学

建築・不動産

学問

文化

生活

ヘルスケア

趣味

スポーツ

生物

食品

人名

方言

辞書・百科事典

すべての辞書の索引

「pH」の関連用語

pHのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング

画像から探す

デュエット

一面せん断試験

Aアーム

プラント

スパ・フランコルシャン

柱状改良

新井敏弘

柱状改良





pHのページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
三省堂三省堂
Copyright (C) 2001-2017 Sanseido Co.,Ltd. All rights reserved.
株式会社 三省堂三省堂 Web Dictionary
九州環境管理協会九州環境管理協会
財団法人 九州環境管理協会(以下、「当協会」とします)ホームページに記載されている全ての文章、写真その他の画像等の著作権は、すべて当協会に帰属します。これらを無断で転載・複製することは、私的使用または引用として使用する場合を除き、著作権法で禁止されています。
環境省環境省
Copyright © 2017 Kankyosho All rights reserved.
ダイキアクシスダイキアクシス
Copyright (C) DAIKI AXIS Co., LTD Allrights reserved.
三栄書房三栄書房
Copyright c San-eishobo Publishing Co.,Ltd.All Rights Reserved.
ダイキン工業ダイキン工業
Copyright (C) 2017 DAIKIN INDUSTRIES, ltd. All Rights Reserved.
鐵鋼スラグ協会鐵鋼スラグ協会
Copyright (C) 2017 Nippon Slag Association All Rights Reserved.
接着剤ツールファースト接着剤ツールファースト
© 2017 TOOLFIRST. All Rights Reserved.
兼松日産農林株式会社兼松日産農林株式会社
Copyright ©2017 Kanematsu-NKK Corporation All rights reserved.
建機プロ建機プロ
Copyright (c) 2017 SHIN CATERPILLAR MITSUBISHI LTD.All rights reserved.
キャタピラージャパン建機プロ -次世代の砕石業研究会-
JabionJabion
Copyright (C) 2017 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
京浜河川事務所京浜河川事務所
Copyright (C) 2017 京浜河川事務所 All rights reserved.
e-血液.come-血液.com
Copyright 2017(c) Medical Science Publications,. Inc. All rights reserved
歯イタッ!でどっとこむ歯イタッ!でどっとこむ
Copyright (C) 2017 haitade.com All Rights Rserved,
歯イタッ!でどっとこむ教えて歯科用語
Park TownPark Town
(C)ParkTown H&M
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの.ph (改訂履歴)、水素イオン指数 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2017 Weblio RSS