本編の主人公および主要人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 06:29 UTC 版)
「バイオハザードシリーズの登場人物」の記事における「本編の主人公および主要人物」の解説
クリス・レッドフィールド (Chris Redfield) 年齢:25歳『1』&『CV』(1998年7月 - 12月当時)→30歳『UC』(2003年当時)→31歳『RV』(2005年当時)→32歳『5』(2006年当時)→35歳『5』(2009年3月当時)→36歳『ザ・ステージ』(2010年当時)38歳『MD』(2012年当時)→39歳 - 40歳『6』(2012年12月 - 2013年7月当時)→44歳『7』(2017年7月当時) 声:Scott McCulloch(『1』オリジナル版)、井上和彦(『1』DC DS ver.コンプリートディスク日本語吹き替え版)、ジョー・ホワイト(『1』リメイク版)、マイケル・フィリポウィッチ(『CV』)、ケビン・ドーマン(『UC』『VD』)、ロジャー・クレイグ・スミス(『5』『DC』『MVC3』『UMVC3』『RV』『6』)、デビッド・ボーン(『7』)、ジェフ・シーン(『VILLAGE』) 映画版俳優:ウェントワース・ミラー(『IV』)、ロビー・アメル(『WTRC』) 『1(HDリマスター版』『RV』『6』『7』『VILLAGE』『MVC3』『UMVC3』『PXZ』および映画版日本語吹き替え:東地宏樹 『1』『CV』『5』『6』『7』『VILLAGE』『UC』『DC』『RV』『VD』『IV』に登場するラクーンシティ警察署(以降、「R.P.D.」)の特殊戦術および救助部隊(以降、「S.T.A.R.S.」)アルファチーム所属のポジションはポイントマン (PM) で、1998年にアークレイ山地にて洋館事件に遭遇し、以降はロックフォート島や南極でのバイオハザード等の数々に遭遇し戦いを切り抜けて解決してきた。アンブレラが倒れた2003年以降は対バイオテロ組織「BSAA」に所属、BSAAが国連直轄の機関に成長した2006年以降は北アメリカ支部に所属し、創設メンバー「オリジナル・イレブン」の1人として活動している。 シリーズ全体における主人公的存在。詳細はリンク先を参照。 ジル・バレンタイン (Jill Valentine) 年齢:23歳『1』&『3』(1998年当時)→28歳『UC』(2003年当時)→30歳『RV』(2005年当時)→31歳『5』(2006年当時)→33歳『5』(2009年当時) 声:Una Kavanagh(『1』オリジナル版)、鶴ひろみ(『1』DC DS ver.コンプリートディスク日本語吹き替え版)、宮村優子(『1』ドラマCD)、Heidi Anderson(『1』リメイク版)、キャサリン・ディッシャー(『3』『MVC2』、パトリシア・ジャ・リー(『UC』『5』)、Tara Platt(『パチスロ』)、カリ・ウォールグレン(『MVC3』『UMVC3』)、ミシェル・ラフ(『RV』『OR』)、Nicole Tompkins(『RE:3』) 映画版俳優:シエンナ・ギロリー(『II』『IV』『V』)、ハナ・ジョン=カーメン(『WTRC』) 『1(HDリマスター版』『RV』『OR』『MVC3』『UMVC3』『PXZ』『RE:3』および映画版日本語吹き替え:湯屋敦子(VHS/DVD版)、岡本麻弥(『II』『IV』『V』 地上波放送) 『1』『3』『5』『UC』『RV』『OR』『RE:3』『II』『IV』『V』に登場するS.T.A.R.S.アルファチーム所属のポジションはリア・セキュリティ (RS) で、クリス・レッドフィールドと共に1998年の洋館事件に遭遇して以降は数々のバイオハザード事件や、アンブレラと戦い続けてきた。2003年以降からは対バイオハザード及び、バイオテロ組織「BSAA」に所属、BSAAが国連直属の公的機関に成長した2006年以降も、BSAAの「オリジナル・イレブン」の1人としてクリスと共に活動していた。とある事件がきっかけで消息を絶ち、2009年にクリスの前にウェスカーによって操られ、敵として立ちはだかるも、クリスによって正気を取り戻し、無事にBSAAに復帰した。詳細はリンク先を参照。 アルバート・ウェスカー (Albert Wesker) 年齢:38歳『0』、『1』&『CV』(1998年当時)→42歳『DC』(2002年当時)→43歳『UC』(2003年当時)→44歳『4』(2004年当時)→45歳『5』(2006年当時)→48歳『5』(2009年当時) 声:Sergio Jones(『1』オリジナル版)、リチャード・ウォー (Richard Waugh) (『CV』『0』『4』)、Peter Jessop(『1』リメイク版)、D.C.ダグラス(『UC』『DC』『5』『MVC3』『UMVC3』)、中田譲治(『1(HDリマスター版)』『0(HDリマスター版)』『MVC3』『UMVC3』日本語吹き替え) 映画版俳優:ジェイソン・オマラ(『III』)、ショーン・ロバーツ(『IV』『V』『FINAL』)、トム・ホッパー(『WTRC』) ドラマ版俳優:ランス・レディック(『Netflix』) 映画版日本語吹き替え:立木文彦(VHS/DVD版)、中博史(『III』地上波放送)、大塚明夫(『IV』『V』地上波放送) 本シリーズの黒幕的人物で、かつてはS.T.A.R.S.の隊長だった。洋館事件以前はアンブレラの研究員を勤めていたが、洋館事件以降からはアンブレラから離反、数々のバイオハザードに関与しつつ、数々のウィルスや生物兵器を手に入れ、それらを使ってバイオテロを引き起こそうとしていたが、2009年にクリスによって阻止され、打倒された。死後も大きな影響力を及ぼす存在となっている。詳細はリンク先を参照。 バリー・バートン (Barry Burton) 年齢:38歳『1』&『3』(1998年当時)→51歳『RV2』(2011年当時)→53歳『RV2』(2013年当時) 声:Barry Gjerde(『1』オリジナル版)、佐藤正治(『1』DC DS ver.コンプリートディスク日本語吹き替え版)、Ed Smaron(『1』リメイク版)、?(『3』)、Jamieson Price(『5』)、屋良有作(『1(HDリマスター版)』、『RV2』日本語吹き替え) 映画版俳優:ケヴィン・デュランド 『1』『3』『5』『GAIDEN』『RV2』『V』に登場、『UC』では小説版のみに登場する。S.T.A.R.S.アルファチーム所属。ポジションはバックアップマン (BUM) で、SWATに所属していた経験があり、クリス・レッドフィールドとは彼が空軍に所属していた頃からの親友。自他共に認める銃マニアで、愛銃はコルト・パイソンや44マグナム(コルト・アナコンダ)のほか、S.T.A.R.S.オフィスの自分の机にショルダーストックを置いていたことから、H&K VP70も所有していることがうかがえる。火炎放射器やロケットランチャーなどの重火器も所持している模様で、それら愛銃たちの整備には余念が無い。 ケンド銃砲店のオーナーであるロバート・ケンドとは懇意にしており、非番の日には2人で釣りに出かけるほどの仲だった。そのためもあり、愛銃の1つ「サムライエッジ バリーモデル」はロバートが大口径を好むバリーの要望を請け、彼専用に制作した一点物である。また、妻のケニーや娘のモイラとポリーとは深い家族愛で結ばれているが、事件の黒幕のアルバート・ウェスカーに付け入れられる要因となってしまったこともある。 洋館事件では、アルファチームの面々と共に洋館へ逃げ込み、主にジル・バレンタインのパートナーとして活動する。その裏ではジルを殺害するようウェスカーに脅迫されていたが、最終的には背いてクリスやジルと共に洋館を脱出した。その後は妻子を亡命先であるカナダ某所へ送るためにラクーンシティを離れていたが、ラクーンシティでのバイオハザード発生を知ると、洋館事件の贖罪のためにも残された仲間を救おうと決意し、ラクーンシティへの核ミサイル攻撃寸前にヘリコプターで単身駆け付け、ジルとカルロス・オリヴェイラを救出した。ラクーンシティ脱出後の消息はしばらく語られなかったが、『RV2』では対バイオテロ部隊BSAAのアドバイザーを務めていることが明らかとなっている。それと同時に初代サムライエッジが寿命を迎え、バリーも老齢を迎えたことをきっかけに、M9ベースで作成された2代目サムライエッジを新たに装備したことも明らかとなった。『RV2』では突如消息を絶った娘のモイラを救出するため、単身で孤島へ探索に向かう。島で出会った少女ナタリアから「モイラは死んだ」と聞かされるも「そんなはずはない」と娘の生存を信じ続ける。その後に遭遇したアレックス・ウェスカーから「恐怖の名の下に葬ってやった」と聞かされ、一度は絶望するが、実は生存していたモイラが自身の窮地に駆け付けてきた際には彼女の生存と成長を喜ぶと、ヘリで迎えに来たクレア・レッドフィールドと共にアレックス・ウェスカーとの決着をつけ、モイラやナタリアと共に島から脱出する。その後はナタリアを引き取り、モイラやポリーと共に家族として暮らしている。『RV2』では、災難に遇うと口癖のように「サイアクだ」という言葉を発することが多い。 身体的特徴については、『1』のオリジナル版では明確に肥満とわかる体形だったが、GC版ではそれよりやや細身の体形へ変更された。口周りの髭の濃さも変更されており、『1』のオリジナル版よりGC版の方が薄くなっている。 『5』では物語に一切関わらないが、『5』のオルタナティブエディションに収録されている『THE MERCENARIES REUNION』にはプレイヤーキャラクターとしてゲスト出演している。体術はプロレス技主体で、こちらでは初代サムライエッジおよびマグナムも健在である。 実写映画版『V』ではレオン・S・ケネディ率いるレジスタンスの一員として登場し、終盤では巨大リッカーに襲われて重傷を負いながらもジルたちを単独で足止めしてクローン・ワンらと銃撃戦を繰り広げ、人質に取られたエイダ・ウォンを助けようと瀕死になりながらも最後の切り札であるマグナム銃でクローン・ワンを射殺する。しかし、一矢報いた直後にクローン・カルロスたちの斉射を浴びて死亡する。 レベッカ・チェンバース (Rebecca Chembers) 年齢:18歳『0』&『1』(1998年当時)→30歳『BIOHAZARD THE STAGE』(2010年8月当時) 声:Lynn Harris(『1』オリジナル版)、Hope Levy(『1』リメイク版)、ステファニー・シェー(『UC』『5』)、Riva Di Paola(『0』)、エリン・カーヒル(『VD』)、小清水亜美(『1(HDリマスター版)』、『0(HDリマスター版)』『VD』日本語吹き替え) 『0』『VD』の主人公であり、『1』『5』『UC』の操作キャラクターのS.T.A.R.S.ブラヴォーチームに所属する、ポジションはリア・セキュリティ (RS)。黄道特急でのバイオハザードや洋館事件を潜り抜けて以降はいくつかのバイオハザード事件でもクリスに協力している。詳細はリンク先を参照。 レオン・S・ケネディ (Leon Scott Kennedy) 年齢:21歳『2』(1998年当時)→25歳『DC』(2002年当時)→27歳『4』(2004年当時)→28歳『DG』(2005年当時)→34歳『DM』(2011年当時)→36歳『6』(2013年当時) 実写俳優:ブラッド・レンフロ(『2』のテレビCM)、ヨハン・アーブ(『V』)、アヴァン・ジョーギア(『WTRC』) 声:ポール・ハダド(『2』)、前田剛(『2』ドラマCD)、ポール・メルスィエ(『4』『DG』『DC』)、Christian Lanz(『OR』)、Matthew mercer(『6』『DM』『VD』)、Nick Apostolides(『RE:2』)、山野井仁(『DG』日本語吹き替え)、森川智之(『OR』『6』『DM』『V』『VD』『RE:2』日本語吹き替え)、宮内敦士(『V』BD/DVD日本語吹き替え) モーションキャプチャー:小川輝晃(『4』) 『2』『4』『6』『GAIDEN』『DC』『OR』『DG』『DM』『V』『VD』『RE:2』の登場人物で、『UC』ではエイダ・ウォンの回想シーンと小説版にのみ登場するラクーンシティの猟奇事件に興味を持ち、警察学校卒業後に自らR.P.D.への配属を志願した若き警官で、1998年にラクーンシティでのバイオハザードに遭遇し切り抜けて以降は数々のバイオハザード事件を解決させてきており、2005年以降はホワイトハウス直属のエージェントになっており、2011年以降からは、合衆国直轄のエージェント組織『DSO』のメンバーとなっている。 クリス・レッドフィールドと双璧を成す、シリーズ全体における主人公的存在。詳細はリンク先を参照。 クレア・レッドフィールド (Claire Redfield) 年齢:19歳『2』&『CV』(1998年当時)→26歳『DG』(2005年当時)→32歳『RV2』(2011年当時) 声:アリソン・コート(『2』『CV』『GS2』『DG』『DC』『OR』)、James Baker(『RV2』)、Stephanie Panisello(『RE:2』)、甲斐田裕子(『DG』『OR』『RV2』『RE:2』日本語吹き替え) 映画版俳優:アリ・ラーター(『III』『IV』)、カヤ・スコデラリオ(『WTRC』) 映画版日本語吹き替え:岡寛恵(VHS/DVD版)、林真里花(地上波放送) 『2』『CV』『GS2』『OR』『DG』『DC』『RV2』『RE:2』『III』『IV』の登場人物で、クリス・レッドフィールドの妹で、レオン・S・ケネディと共に1998年に発生したラクーンシティでのバイオハザードに遭遇、レオンと共に切り抜け、2005年以降はNGO団体「テラセイブ」に所属し、クリスやレオンとは違う方法でバイオテロと戦っている。詳細はリンク先を参照。 シェリー・バーキン (Sherry Birkin) 年齢:12歳『2』(1998年当時)→26歳 - 27歳『6』(2012年および2013年当時) 声:Lisa Yamanaka(『2』)、飯塚雅弓(『2』ドラマCD)、ローラ・ベイリー(『DC』)、Eden Riegel(『OR』『6』)、Eliza Pryor(『RE:2』)、金元寿子(『OR』日本語吹き替え)、坂本真綾(『6』日本語吹き替え)、佐々木りお(『RE:2』日本語吹き替え) 映画版俳優:ホリー・デ・バロス(『WTRC』) 『2』『6』『DC』『OR』『RE:2』に登場するG-ウイルス開発者のウィリアム・バーキンと彼の妻のアネット・バーキンとの間に生まれた一人娘。1998年に発生したラクーンシティ事件に巻き込まれてしまうが、レオンとクレアに救出される。以降は長らく政府の監視下に置かれ、軟禁生活が続いたが、2009年にアルバート・ウェスカーの死亡がきっかけで軟禁生活から解放され、合衆国のエージェントとなる。詳細はリンク先を参照。 エイダ・ウォン (Ada Wong) 年齢:24歳(推定)『2』(1998年当時)→30歳(推定)『4』(2004年当時)→37歳(推定)『DM』(2011年当時)→38 - 39歳(推定)『6』(2013年当時) 声:サリー・カヒル (Sally Cahill) (『2』『4』『DC』)、水谷優子(『2』ドラマCD)、Courtenay Taylor(『OR』『6』『DM』)、Megan Hollingshead(『UC』)、Jolene Andersen(『RE:2』)、皆川純子(『OR』『6』『DM』『V』『RE:2』日本語吹き替え)、岡本麻弥(『V』BD/DVD日本語吹き替え) 映画版俳優 : リー・ビンビン、リリー・ガオ(英語版)(『WTRC』) 『2』『4』『6』『UC』『DC』『OR』『DM』『V』『RE:2』に登場する東洋系の風貌を持つ美女。詳細はリンク先を参照。 ハンク (Hunk) 年齢:不明 声:キース・シルバーシュタイン(『UC』以降の作品)、てらそままさき(『OR』『RV』『RE:2』日本語吹き替え) 『2』『RE:2』『4』『UC』『DC』『OR』『RV』『RV2』に登場するアンブレラ特殊工作部隊(以降、「U.S.S.」)アルファチームに所属する特殊工作員。詳細はリンク先を参照。 カルロス・オリヴェイラ (Carlos Oliveira) 年齢:21歳『3』(1998年当時) 声:ヴィンス・コラッザ(『3』)、キム・ストラウス(『UC』)、ギデオン・エメリー(『OR』)、ジェフ・シーン(『RE:3』)、安元洋貴(『OR』『RE:3』日本語吹き替え) 映画版俳優:オデッド・フェール 映画版日本語吹き替え:寺杣昌紀(VHS/DVD版)、江原正士(『II』『III』『V』地上波放送) 『3』『UC』『OR』『RE:3』『II』『III』『V』に登場するアンブレラバイオハザード対策部隊(以降、「U.B.C.S.」)D小隊A分隊所属。詳細はリンク先を参照。 ビリー・コーエン (Billy Coen) 年齢:26歳『0』(1998年当時) 声:David Webster(『0』)、スティーブ・ヴァン・ワーマー(『UC』)、小西克幸(『0(HDリマスター版)』日本語吹き替え) 『0』『UC』の操作キャラクターで、元は海兵隊少尉だったが、濡れ衣によって死刑囚とされてしまった。無口で凄みのある男だが、その罪状とは裏腹に言動から残虐性は感じられず、本来自分を捕える立場のレベッカを何度も助けるなど義理堅く正義感が強い。事件後、レベッカの独断で逃がされ、死亡したと報告される。以後の消息は不明。 スティーブ・バーンサイド (Steve Burnside) 年齢:17歳(1998年当時)、血液型:AB型 声:ビル・ホウストン(『CV』『GS2』)、サム・リーゲル(『DC』) 『CV』『GS2』『DC』に登場するロックフォート島へ投獄されていた少年。 特別な訓練を受けていない一般人でありながらも、身体能力とサバイバル能力は著しく高く、銃の扱いに長け、クリーチャーに動じない精神力をもっている。 アンブレラ社員であった父親の裏切りが原因で母親を殺され、自分は父親共々投獄されてしまったため、やや人間不信に陥っており、家族の絆という物に嫌悪感を示す。そのためか、力の象徴である銃に対し、並々ならぬこだわりを持つが、心の底から父親を憎んでいたわけではなく、ゾンビと化した父親と対峙した際には攻撃を躊躇していた。クレアと行動するうち、段々と心を開き、信頼を寄せるようになる。オリジナル版と完全版では髪型が異なり、オリジナル版ではレオンに似た髪形である。 後に南極のアンブレラの施設内で捕らえられ、アレクシアにT-Veronicaを投与されてモンスター化させられ、そのままクレアに襲いかかり、それでも一時的に理性を取り戻してクレアを助けるが、アレクシアの操る触手により致命傷を負わされ、最後はクレアに愛を告げて静かに息を引き取った。彼の遺体は体内に残留していたT-Veronicaに目を付けたアルバート・ウェスカーによって持ち去られる。 アシュリー・グラハム (Ashley Graham) 年齢:20歳『4』(2004年当時) 声:キャロリン・ローレンス 『4』に登場するアメリカ合衆国の大統領であるグラハムの娘で、マサチューセッツ州にある大学へ通う大学生。明るくも我が儘で、勝気なところがあるが、レオンの指示でゴミ箱に隠れることも辞さないことから柔軟性はあるようで、かなり活動的であるが故に危機に直面しても自力で突破口を探してレオンの危機を救ったこともあり、またショベルカーを操縦できるなど意外な一面を見せていた。また、童顔にルイス・セラから「巨乳」と評されるほどの抜群のプロポーションを持っている。ある日の帰宅途中にジャック・クラウザー率いるロス・イルミナドス教の集団によって拉致されてしまい、ロス・イルミナドス教によってプラーガに寄生させられて村落の教会に拉致されていたが、レオンに救助される。その後、ロス・イルミナドス教からも重要視されているために再び拉致されてはレオンに救助されることが繰り返されてしまい、更にはレオンより先にプラーガに寄生されたことから症状の進行は彼よりも早いために一時はサドラーに操られてしまうほどに悪化したが、最後にはレオンと共に体内のプラーガを除去し、ようやく脱出に成功した。 シェバ・アローマ (Sheva Alomar) 年齢:23歳『5』(2009年当時) 声:カレン・ダイヤー 『5』に登場する左利きのアフリカ出身の黒人女性で、『5』においてクリスのパートナーとなるBSAA西部アフリカ支部に所属するエージェント。厳しい訓練に耐えてきただけあって射撃の腕前はクリスに劣らず、彼には真似できない動きも軽々とこなし、体術はバネのような肢体を活かした足技を得意とする。 クリスにも劣らない強い正義感と、明朗で優しい性格の持ち主。さらに仲間や相棒を思う想いは人一倍強く、その想いがジルを失って仲間を求めなくなったクリスの心情を徐々に変化させていく。 8歳の頃、アンブレラが生物兵器の実験を隠蔽するために引き起こした事故に巻き込まれ、両親と弟を失って以来、バイオテロに対して憤りを抱いてきた。その後、補助金目当ての遠縁の叔父夫婦に無理矢理引き取られるが、補助金が出ないと知った彼らに虐待されて逃げ出し、行き倒れていたところを反政府のゲリラ組織に救われた。その後はアンブレラと癒着している政府への反感に共感し、しばらくはゲリラ組織での活動に参加していた。しかし、15歳の頃、突如アメリカ政府の職員と名乗る男からの接触を受け、ゲリラがアンブレラと組んでバイオテロによる政府転覆を目論み始めていた事を知り、ゲリラ仲間をテロ容疑の罪に問わない事を条件に取引の情報をリークし、バイオテロを未然に防ぎ、これを機にゲリラとの決別をし、アメリカ政府の支援下での万全の教育を受ける事になる。元々、聡明だったようで半年で英語をマスターした後に2年後には大学へ進学、卒業、その後は政府職員の男からの勧めもあって、BSAAへの入隊を果たした。 キジュジュでクリスと対面して以降は行動を共にし、途中で自分の身を案じて帰らされる事もありながらも、彼を説得してそれでも同行、クリスに仲間の大切さを気付かせていく事になる。その後は様々なB.O.W.を退け、遂にクリスの因縁の相手であるウェスカーを彼と共に倒すと、ジョッシュ、ジルに救助されて無事に帰還した。 『6』ではファイルの追記にて本人のコメントがあり、行方不明になったクリスの安否についてピアーズに連絡を行っている。西部アフリカ支部と共にクリスに恩を感じており、捜索の協力は惜しまないと述べていた。 ヘレナ・ハーパー (Helena Harper) 年齢:24歳『6』(2013年当時) 声:ローラ・ベイリー、佐古真弓(日本語吹き替え) 『6』に登場するアメリカ合衆国エージェントで、『6』においてレオンのパートナーとなる。感情に流されて冷静さを失いやすいところもあり、組織内では鼻つまみ者のように扱われているが、実力と正義感は本物であり、バイオテロに動じない行動力の源となった。本編開始直前には妹のデボラの恋人が、別れ話の縺れから彼女を傷つけた事に激昂し、銃を発砲して報復(幸いにもデボラの恋人は一命を取り留めた)するという不祥事を起こし、その咎でUSSSに出向という形で左遷させられていた。 トールオークスにて行われる合衆国大統領による講演会の際、大統領警護の一端を任されていたものの、講演当日にバイオテロが発生し、ゾンビ化した大統領に襲われかけるが、レオンによって助けられた。しかし、事態を把握しようとする彼に対し、この事件は自分が起こしたのだと告白するが(実際は良心の呵責に耐えられず、レオンに告白する以前にUSSSの同僚に告白していたが、取り乱した語り口や彼女の悪評によって真剣に耳を傾ける者は皆無だった)、実際には妹のデボラを人質に取られ、シモンズに言われるがままにバイオテロに加担しただけで、彼女自身に悪意などはなく、その加担行為もUSSSの警護体勢に若干の隙を生じさせるという補助的な行為であり、バイオテロ自体には直接加担したわけではない。 その後、デボラ救出をレオンに手伝ってもらおうと、真実はトールオークス教会にあると告げて共に行動、教会到着後はシモンズの地下研究室でデボラを発見したが、彼女は既に投与されていたC-ウィルスによって脱出する道中で変異してしまい、悲しみつつ、戸惑いながらもレオン、エイダの共闘の末、自身の手で彼女を倒すこととなる。その後はシモンズからレオンと共にバイオテロの容疑を掛けられてしまい、仇を取ることを決意すると同時にシモンズを止めることを決意、レオンの一計によって自分たちを死亡したことにしてシモンズを追って中国へ向かう途中で自分たちの生存と追跡を知ったシモンズからの妨害や、中国で発生していたバイオテロに巻き込まれながらも、どうにかシモンズの元にたどり着き、強化型C-ウィルスで変異した彼を一度は打倒するも、達芝に放たれたガスによるバイオハザードに巻き込まれてしまう。 BSAAの協力を受けてレオンと共にゾンビの大群を潜り抜けた末にたどり着いたタワーではシモンズと再び戦闘となり、レオンやエイダとの共闘の末にシモンズを倒してデボラの仇を討つと中国を脱出する。帰国後はエイダが残してくれたデータでシモンズの犯行とレオンの無罪を証明し、自らは逮捕される覚悟でいたが、レオンやハニガンたちの口添えで彼女のバイオテロ加担に関しても不問という形となり、レオンと共にエージェントへ復帰した。 当初は能天気に見えるレオンを疎んでいる様子を見せていたが、次第にレオンが強い正義感と信念の持ち主だと理解して好感を抱くようになる。また、パートナーとして、レオンをしきりに心配したりする一面も見せている。 ピアーズ・ニヴァンス (Piers Nivans) 年齢:24歳『ザ・ステージ』→(2010年当時)26歳 - 27歳『MD』&『6』(2012年および2013年当時) 声:クリストファー・エマーソン、阪口周平(日本語吹き替え) 『6』に登場するBSAA北米支部に所属する若き隊員で、『6』においてクリスのパートナーとなる。左利き。優れた動体視力と集中力から標的は確実に外さないと言われる天性の狙撃手でクリスからも「将来はBSAAを背負って立つ存在になる」とも言われている。 クリスを尊敬してはいるが、気が高ぶると呼び捨てするなど感情の起伏が激しい性格(吹き替え版では、声は荒らげているものの、理性的な物の言い方になっている)であり、また敵対する立場で実際に侮蔑的な態度をとってきたジェイクに語気を荒らげ(吹き替え版では、少し落ち着いた言葉遣いで言い寄っている)、痛いところを突いたフィンに皮肉な言い方で新人扱いするなど、喧嘩っぱやく、気性の荒い一面がある(ジェイクに対しては性格の不一致という理由もある)。 記憶を失い、治療中だったにも関わらず姿を消したクリスを捜索、東欧の酒場で発見して連れ戻し、国連長官を救出するため共に中国へと向かうが、記憶を取り戻したクリスがエイダ(カーラ)への敵討ちに固執する余り周りが見えず、半ば暴走気味になっている姿に振り回され、一時期に対立する。だが、最後まで使命を投げ出すことなくクリスをサポート、レオンの言葉を受けて正気を取り戻したクリスと和解を果たした後は、共に協力し合いながら敵やB.O.W.を退け、エイダ(カーラ)を追跡し続けた。その後は外海にてエイダ(カーラ)の仕掛けたミサイルを阻止し(そのうちの一発は、中国の達芝へ発射された)、クリスと共に、ジェイクたちを救出しにネオアンブレラの本拠地である海底プラントに向かうが、その途中でクリスからこの任務を終えた後に引退する意向を聞かされ、この先のBSAAの事を託される。 その後、ジェイクたちとの共闘を経てネオアンブレラの最終兵器であるB.O.W.「ハオス」と対峙するが、クリスを庇った事で右腕を失い、大きな深手を負ってしまう。しかし、窮地に立たされたクリスを救うために欠損した右腕に強化型C-ウィルスを投与する事でモンスターピアーズと化し、知能と意識を保ちながらもクリスと共に奮闘、遂にハオスを倒した。しかし、一時的にクリスの危機が去ったことから、爆発的にウィルスの侵食が進み、肉体がさらに異形化してしまう。 クリスは彼を見捨てず助けようとしたが、ピアーズ自身は自分がもう普通の人間には戻れないと判断し、クリス一人を脱出ポッドに乗せて脱出させ、なおも襲いかかるハオスから最後の攻撃でクリスを助け、自身は海底プラント諸共爆発に飲まれていった。 『RV2』では、クレア・レッドフィールドの会話の中で名前が出ており、シークレットファイルでは彼がクレアへ宛てた手紙が存在するなど、クリスの妹であるクレアとも関わりがあったことが明らかになった。 ジェイク・ミューラー (Jake Muller) 年齢:20歳 - 21歳『6』(2012年および2013年当時) 声:トロイ・ベイカー、浪川大輔(日本語吹き替え) 『6』に登場する東欧の紛争地域であるイドニア共和国で反政府軍の傭兵として生きる青年で、当初は本人も認知していなかったが、アルバート・ウェスカーの実の息子である。そのため、クリスが顔立ちに違和感を覚えるほどに父の面影があり、劇中ではシェリーが一度だけジェイク・ウェスカーと呼称している。 波乱に満ちた人生を送って来たが故に少々捻くれた性格の持ち主で、常に憎まれ口を叩くが、内面では愛情に飢えている。冷酷非情な父と違い、感情的で根は善人でもある。また、父親譲りの体術の持ち主で、格闘技はもちろん常人ができないようなアクロバットで移動をしたり、B.O.W.を相手に素手で渡り合うなどもできる他、知性と精神力も非常に高く、情報を集めるために半年もの間あえて囚われの身でいたり、その間に広東語をマスターしたりした。シェリーも弾けないピアノを華麗に弾くなどの腕前を見せるほどに芸達者でもある。ただし、素手での戦闘に関しては父親から受け継いだ才能だけでなく、イドニア紛争の3年前(2009年頃)、かつて傭兵として南米へ赴いた際に部隊が自分を除いて全滅し、弾薬も底をついたという状況下で素手による死に物狂いの反撃を行い、満身創痍になりながらも味方の増援が到着するまで戦い続けたという壮絶な経験による部分も大きい。 食糧を手に入れる事すらままならず、頼れるモノもいないという傭兵としての死と隣り合わせの日々が、彼を精神的に荒ませていき、「信じられるのは己の力と金だけ」という信条を作り上げていった。また、かつて入隊した傭兵部隊の上官から、厳しくも部下の人命を第一にした方針の指導を受けた事で、上官を母親以外で唯一心から信頼できる存在と見なしていたが、実は敵側のスパイだった上官の裏切りで部隊は壊滅、更に人間不信に陥るきっかけとなった。 そして作中、イドニアの戦場でシェリーと出会い、高額な報酬と引き換えにC-ウィルスに抗体を持つ自身の血液を提供する事になる。その後はBSAAの協力を受けてイドニアからの脱出を目指すが、後一歩というところでエイダ(カーラ)に捕まり、そのままシェリーと共に中国にあるネオアンブレラ研究施設に半年間収容され、その間に自身がアルバート・ウェスカーという男の"呪われた血"を引き継いでいるという現実に向き合うことになる。一度はそんな自分を悲観するも、同じくバイオハザードを引き起こす原因となった父親を持つシェリーに叱咤激励される。その後、警備の隙を付いてシェリーを救出しつつ施設を脱出し、時にはクリスたちとエイダからの援護を受けながら様々なB.O.W.を退けていく中で、次第に自らの意思でバイオテロから救おうと考えるようになり、シェリーと共に奔走する、レオンたちと共にシモンズと対峙するも、再度監禁される形で達芝沖の海上プラントに偽装されたネオアンブレラ海底研究所に収容されてしまう。 その後はシモンズに騙されていた事にショックを隠せなかったシェリーを今度は逆に激励し、共に再び研究所からの脱出を目指して行動を開始する。その途中でクリスと再会、彼から自分が父親の仇であることを打ち明けられ、クリスに銃を向ける。結果的にわだかまりを残しつつ和解を果たせなかったものの、一時的に共闘する形で脱出に向かい、脱出途中に襲撃してきたウスタナクにシェリーと共に決着をつけると、自分に優しく接し助けてくれた事をシェリーに礼を言いながら見事に脱出に成功した。 脱出後はBSAA上層部やシェリーの取り計らいにより、ジェイクに関する情報は機密とされ、シェリーとも別れを告げて父・アルバートを思わせる黒いサングラスをかけ、再び傭兵として各地の戦場へとバイクで旅立って行った。また、物語を通してのシェリーとの行動が彼の心境を変えたようであり、当初、自らのウィルス抗体と引き換えに5000万ドルを要求していたが、エンディング後のシェリーとのメールのやり取りで「50ドルにまけといてやった」というメールを送信している。 エイダ編のエンディング後ではジェイク自身のその後が描かれており、とある戦場にて傭兵としてB.O.W.と戦う姿が見られ、その際に報酬としてリンゴを要求し、受け取っている。 モイラ・バートン (Moira Burton) 声 - 藤村歩 年齢:7歳(『1』『3』〈1998年当時〉)→20歳→22歳(『RV2』〈2011年当時 - 2013年当時〉) 『RV2』の主人公の1人。バリー・バートンの娘。『1』では「バリーの写真」で姿を確認できるが、バリーのもう一人の娘ポリーも写っているためどちらがモイラかは不明だった。『3』には設定のみ登場。成長後の『RV2』ではNGO団体「テラセイブ」の新人職員となり、先輩に当たるクレアとも知人になっていたが、謎の特殊部隊によって彼女とともに孤島の収容所へ収監されてしまう。父親であるバリーからは、殉職率の高いテラセイブの一員であることは快く思われておらず、それゆえにあまり仲は良くない。 過去に妹であるポリーと本物の銃を使って遊んでいたところ、暴発してポリーを撃ってしまう事故が起きて以来、銃を使えずにいた。グッドエンディングルートの場合は、B.O.W.との戦いの中クレアがピンチに陥っていたところを銃を使って救出し、トラウマを克服した。その後、孤島にある塔からの脱出中にクレアを庇って瓦礫に挟まれたまま塔が爆発したため、死亡したと思われていたが、古くから孤島に暮らすエフゲニー・レビックによって救出されており生存していた。島で再会した自身の父バリーとナタリアと共にクレアのヘリで脱出するまでの間、半年間孤島でエフゲニーと共に彼の隠れ家で暮らし、自足自給のサバイバル生活を送っていた。彼との出会いで父親への考えが改まったこともあり、バリーが自分のために島へ救出に来てくれた事を知ってバリーとの仲は回復したようである。バッドエンディングルートではクレアを庇い瓦礫の下敷きになり、そのまま息絶えたかのようなシーンが追加される。父親のバリーと同じく、災難に遇うと口癖のように「サイアク」という言葉を発することが多い。 ナタリア・コルダ (Natalia Korda) 声 - 悠木碧 年齢:10歳→12歳(『RV2』〈2011年当時 - 2013年当時〉) 『RV2』に登場する主要人物の一人。強い感受能力を持つ小さな少女。テラグリジアパニックの被害者で、事件当時目の前で両親をなくしており、その時のショックで恐怖というものを感じなくなった。彼女自身は自分の命に対する不安こそ感じるものの、恐怖というものは全く感じず、テラグリジアの惨状を「きれいだった」と述べている。その点をアレックスに目をつけられ、自身の新たな器と選定される。一方で、スチュアート(アレックスの助手)はナタリアの強靭過ぎる精神力を危惧(逆にアレックスの精神が取り込まれてしまう可能性)していたようである。 アレックスの研究所から脱走後、一時はクレアとモイラと行動を共にするが、ニールに保護され再度アレックスの元に送られる。半年後に再度黒ナタリアの導きで脱走に成功し、やがて埠頭に到着し、バリーと行動を共にする。バッドエンディングの場合は、アレックスに完全に乗っ取られてしまいバリーの前から消える。グッドエンディングの場合は、家族としてバリーらバートン一家とともに住んでいるようだが、最後に不気味な笑みを浮かべて終わる。これがアレックスの覚醒なのか、ナタリア自身の覚醒を意味するのかは不明。彼女が所有するクマのぬいぐるみのロッティはニールが贈ったものである。ニールに対しては優しいおじさんと評し、慕っていたようである。 イーサン・ウィンターズ (Ethan Winters) 声 - トッド・ソリー、木内秀信(日本語吹き替え) 『7』『VILLAGE』の主人公。作中では顔が明かされていない部分が多く、説明書等でも黒くぼかされており、ムービーやミアの視点からでも顔が隠れている。3年前に謎の失踪を遂げた妻のミアからのメッセージを見て単身でベイカー邸へ向かい、そこで一度はジャック・ベイカーの襲撃により死亡するが、一家を支配していた元凶のエヴリンの特異菌の力によって転生し、同時に姿や自我や人間の血を保ったまま再生を繰り返したり、腕や足を切断されても簡単な処置だけで再接合できる力や液状の治療薬をかけただけで完全に回復するなどの異常な再生能力を手に入れた。その後、ジャックの手でベイカー邸に拉致されるが、ベイカー一家との死闘や困難を乗り越えた末に全ての真相を知り、遂にはエヴリンを倒して脱出に成功し、最終的にはクリス・レッドフィールド及び彼の特殊部隊に救出されてミア(彼女に血清を使用した場合のエンディング)と共に生還を果たした。 『VILLAGE』では対バイオテロ国際組織「BSAA」の保護の下で妻のミアや愛娘のローズマリーと共にヨーロッパへ移住し、平穏な日々を過ごしていたが、ある日クリスの襲撃によって安寧の時を奪われ、ローズ共々謎の村に拉致されてしまう。その後はローズを取り戻すため、村を統べるマザー・ミランダと彼女に仕える四貴族に挑んでいく。その後、四貴族のハイゼンベルクを倒した後は現れたミランダにより一度は殺されてしまうが、意識の中で再会したエヴリンから上記の真相を知らされ、それでもローズを取り戻したい執念から蘇生を果たし、ミランダと対峙する。その後は戦いの末になんとかミランダを倒すが、度重なる負傷で特異菌による再生能力が追いつかなくなったことで右手が崩れてしまい、遂に自身の命の限界を悟ったことでクリスにローズを託して脱出させ、最後は自分を犠牲に菌根に仕掛けられた爆弾を爆破して菌根もろとも最期を遂げた。 ミア・ウィンターズ (Mia Winters) 声 - ケイティ・オハガン、樋口あかり(日本語吹き替え) 『7』『VILLAGE』に登場するイーサンの妻だが、正体はエヴリンを開発した組織に所属する工作員である。工作員であるが故に銃や武器の扱いに長けており、劇中でも様々な場面で使いこなしている。また、自分が工作員であることをイーサンに隠しており、仕事自体も秘密にしていた。3年前に生物兵器であるエヴリンの護送のために船に乗り込んでおり、彼女が引き起こしたバイオハザードから唯一生き残ってエヴリンと共にベイカー一家に保護されたが、その際に記憶の一部を失った上にエヴリンの支配を止められずにベイカー一家共々彼女の特異菌に感染してしまう。その後、イーサンに謎のメッセージを送るが、既に症状が進行しているために血清を使わないと脱出ができないほどに悪化し、後にイーサンと再会した時にはエヴリンの影響も受けているために彼女に唆されるという形で彼に襲いかかる。その後はベイカー一家の長男であるルーカスに捕らえられるが、イーサンに救助されて同時に血清を打たれたことで回復を遂げた。その後、エヴリンの幻覚に囚われ、過去の記憶を垣間見た末に完全に記憶を取り戻すが、イーサンを巻き込んでしまったという罪悪感から彼に対して一人だけ脱出するように促し、自らはその場に残った。その後はイーサンがエヴリンを倒したことで彼共々幻覚や支配から解放され、最終的にはクリス及び彼の特殊部隊によって救助される。 『VILLAGE』では愛娘のローズを出産し、イーサンと共にヨーロッパに移住して平穏な生活を送るが、本編開始前にローズを狙うミランダに拉致され、ミランダの研究所に囚われる。その後、ミランダに実験体とさせられたが、終盤でクリスによって救出された。その後はローズを連れて来たクリスと共にヘリで村を脱出するが、イーサンが菌根を破壊するために身を犠牲にしたとクリスから聞かされ、夫の死に悲しみの涙を流す。 ローズマリー・ウィンターズ (Rosemary Winters) 声 - ジーニー・ティラド、イブ優里安(成年)(日本語吹き替え) 『VILLAGE』に登場するイーサンとミアの一人娘。愛称として「ローズ」と呼ばれている。イーサンとミアを介してエヴリンの能力を凌駕する形で受け継いでおり、それ故に特殊な能力を持っていたために娘の蘇生の宿主としてマザー・ミランダに狙われ、その途中でクリスの手によって保護されるが、ミランダの襲撃によりイーサンと共に連れ去られた。その後、一度は体を4つのフラスクに分割されるもイーサンに救われ、イーサンが自己犠牲で残った後はクリスの手でミア共々救助された。その後のエピローグでは成長した姿で登場し、イーサンの墓参りをしている様子が描かれた。また、車で迎えに来た黒服のエージェントに「エヴリン」と呼ばれた際は「二度とその名前で呼ばないで!」と激昂し、「クリスすら知らない力、使ってもいいのよ」と詰め寄りつつも「まだコントロール出来ない」と呟く。
※この「本編の主人公および主要人物」の解説は、「バイオハザードシリーズの登場人物」の解説の一部です。
「本編の主人公および主要人物」を含む「バイオハザードシリーズの登場人物」の記事については、「バイオハザードシリーズの登場人物」の概要を参照ください。
- 本編の主人公および主要人物のページへのリンク