ベイカー一家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 13:38 UTC 版)
「バイオハザード7 レジデント イービル」の記事における「ベイカー一家」の解説
ゾイ・ベイカー 声 - ジゼル・ギルバート / 小林ゆう ベイカー邸を訪れたイーサンを電話でサポートする謎の女性。正体は「ベイカー一家」の長女。 また、ジャックに拉致されたイーサンの手当てを行い、コデックスを取り付けたのも彼女である。 他の家族とともに特異菌に感染してしまうが、ミアの残したメモ書きで血清の事を知り、イーサンがやって来るまで3年間1人孤独に戦っていた。一家から脱出するためイーサンに助力し血清の精製に必要な「D型被験体」の頭部を回収していたが、その途中で兄のルーカスにボートハウスへと連れ去られてしまう。 後にイーサンに救出され血清を2つ精製するが、片方はジャックを止める為に使用してしまったため、もう一つの血清を彼女とミアのどちらに使用するかでエンディングが分岐する。 正史となるのは血清をミアに使用するルートで、この場合本編では後にジャックと共にイーサンの精神世界に現れるため、死亡したかに思われたが、後日談を描いたDLC『End of Zoe』で生存していることが判明する。イーサン達と別れた後、エヴリンによって石灰化させられてしまうが、全身には及ばず、気を失っていたところをアンブレラ職員と伯父のジョーによって発見され、一時保護される。その後、彼女を狙ったスワンプマンによって連れ去られてしまうが、ベイカー邸にて死闘の末にスワンプマンが倒され、ジョーによって治療薬を投与されたことで目を覚ました。直後に駆け付けたクリス達によって保護と治療を受け、体内から特異菌を排除したことでエヴリンの呪縛から解かれることになった。直後にクリスを介したイーサンから生還を喜ぶ電話を受け、自分を決して忘れなかったことを感謝した。 続編の『8』では新聞記者となっている。ベイカー邸の事件ファイルを作っており、隠蔽されて愕然とした事や2年後にミアからお礼の手紙がBSAA経由で送られて喜ぶも、クリスがミランダを調査していた事を知り「事件はまだ終わっていない」ことを知る。イーサンとミアに会ってお礼を言うのが夢。 初回購入及び早期DL特典でのみ入手出来る「サプライボックス」は彼女からのメッセージ付き支援物資である。 ジャック・ベイカー 声 - ジャック・ブランド / 山路和弘 「ベイカー一家」の主。 「家族」という概念に歪で執拗な思想を持っており、拉致したイーサンを「家族になる」と称して監禁し猟奇的な暴行を繰り返す。 ごく普通の初老の男性に見えるが驚異的な怪力と不死身の再生能力を持ち、スコップや棘付きのローラー、果ては大斧やチェーンソーに片刃を取り付けた巨大鋏を手にし、ベイカー邸からの脱出を目指すイーサンを執拗に追跡する。 元海兵隊員の農場主で、3年前に家族共々失踪したとされていた。しかし実際は、難破した船から流れ着いたエヴリンを保護したがために特異菌に感染し、家族共々エヴリンに精神を支配されていた。エヴリンに支配されて以降は暴力的かつ猟奇的な面が目立つようになり、一家の周辺を訪れる旅行者や浮浪者を拉致・監禁していた。本来は家族思いの温厚な性格で、正気だった頃は民宿を開くことが夢だった。 『Welcome to the Family』のコメントによると、「タイラント」や「追跡者」、「ウスタナク」といったシリーズを代表する「タフな生命力でプレイヤーを追い回すクリーチャー」という役回りを踏襲しつつも、「喋る」という人間性も併せ持つ新たな恐怖を持たせる敵キャラとして描かれている。「狂人と化した父親」というキャラクター性と名前は、ジャック・ニコルソンが演じた『ジャック・トランス』からインスパイアを受けたもの。 ベイカー邸からの脱出を目指す過程で幾度となくイーサンの前に立ちはだかった末、最後はボートハウスで完全にクリーチャー化した状態で襲いかかり、ゾイが完成させた血清を打たれた事で遂に倒された。その後、イーサンの精神世界内に正気を取り戻した状態で現れ、イーサンにエヴリンの正体とベイカー一家が豹変した経緯を打ち明けた後、エヴリンを止め家族を解放してほしいと懇願した。 兄のジョーが主人公を務めるDLC『End of Zoe』にてクリーチャー・スワンプマンとして再登場。言葉を発することはできるが聞き取りにくい。ゾイを連れ去ろうと幾度にもわたってジョーを襲撃する。ジョーからゾイを連れ去り、途中で出会ったアンブレラの隊員達を殺しながらベイカー邸へと帰宅し、追ってきたジョーと戦うも激しい肉弾戦の末殴り倒された。このクリーチャー化したジャックの誕生経緯や本人なのかどうかは、作中で断片的にしか語られず不明な点が多い(新生アンブレラの報告書の内容から、本人ではなく損傷を受けた際に切り離されたジャックの一部が、肉体を再構成し行動原理を模倣した分離体の可能性もあるとされる)。しかし、ゾイに対しては決して危害を加えず、共にベイカー邸へ戻ろうとした。 マーガレット・ベイカー 声 - サラ・コーツ / 伊沢磨紀 ジャックの妻。 「家族」として招かれた者に甲斐甲斐しく食事を振る舞うなど世話を焼こうとするが、ヒステリックな性格で些細なことで気性が荒くなり、苛立つと常に暴言を吐く。特に、自分の手料理を蔑ろに扱う者に対しては激しく激昂する。 ジャックと同じく凄まじい怪力と再生能力を持ち、旧館でイーサンを追跡する。特殊なランタンを用いて食人虫や食人蜘蛛を操り、遠距離から襲わせることで攻撃してくる。戦闘になると手足が少し長くなり、蜘蛛っぽい雰囲気になる。 ジャックと同じくエヴリンに精神を支配されており、彼女からもらった物を祭壇で祀ったり自らの操る虫を我が子のように可愛がるなど、過剰なまでの家族愛を抱いている。だが、本来はジャックと同様に温厚で心優しい人物であり、ジャックが難破船から保護してきたエヴリンを快く受け入れ、彼女に着替えや温かいスープを用意しようとした。変貌後もジャックへの夫婦愛は僅かながら残っており、『ベッドルーム』である手順を行うと、プレイヤーのクランシーを尻目に仲睦まじい夫婦の姿を見ることができる。 ルーカス・ベイカー 声 - ジェシー・ピメンテル / 佐藤せつじ 「ベイカー一家」の長男で、ゾイの兄。 素行の悪い不良で、過去のVTRに登場するテレビ局のクルーたちも彼の悪評を語っていた。 幼少時から発明大会で幾度も賞を取る程に機械工作などの才能に優れ、天才的な技術力を持つが、その才能を悪用する形で軍事関係者顔負けの巧妙なブービートラップや拷問具・武器・からくりを製作。それらを用いて、ベイカー一家に拉致されてきた「家族」をゲーム感覚で甚振ったり殺害する事を楽しむ、非常に悪辣且つサディスティックな性格や嗜癖の持ち主。また、軽薄かつ挑発的な態度とは裏腹に勘が鋭く、アンブレラの隊員達や、コネクション、遂にはエヴリンをも出し抜くなど、演技力や奸計にも長けた策略家でもある。その反面、自身の嗜癖や慢心が仇となって、詰めの甘さを見せてしまう事もある。 幼少期には少し普通ではないと気づいた母親のマーガレットにより病院で検査を受けており、それを小馬鹿にした友人を自室に仕掛けたトラップによって閉じ込めて餓死するまで監禁するなど、特異菌に感染した事で人格が豹変した両親とは違い、彼自身の猟奇的な性格は生まれ持ってのものでありサイコパスだった。そのため、精神を支配されていたことに嫌悪を抱きつつもエヴリンに与えられた力を受け入れており、普通の人間に戻ろうとするゾイを侮蔑していた。 ジャックが「家族」として招きながら、ベイカー邸からの脱出を図ろうとするイーサンを標的に定め、作中中盤でミアとゾイを拉致すると、イーサンに対し狂気的なほどに軽薄な態度で挑発を繰り返しながら自作の実験場へと誘い出すも、最終的に全ての罠を突破されてしまい、ビデオメッセージで捨て台詞を残しながらベイカー邸から脱出した。 本編中ではそれ以降、イーサンの前に立ちはだかる事はないが、後に手に入るファイルから、エヴリンが一家を支配した際に彼も家族同様感染し操られていたが、後にある組織によって血清を打たれたことで、異様な再生能力は残しつつも精神支配から自我を取り戻していたことや、エヴリンに支配されているように装いつつ彼女の観察を行うなど組織に協力しており、廃屋の地下に隠された研究室の一室で秘密裏に組織とやり取りしていたことが判明している。 本編のエピローグストーリーであるDLC『Not a Hero』において、ベイカー邸から逃げ出した後は、パーナビー廃鉱最深部にあるコネクションの研究所に逃げ込んでおり、先行したアンブレラの隊員数名を人質にとり、クリスを罠に誘い込み始末しようとした。また組織から派遣された職員達を皆殺しにした上で組織すらも裏切り、特異菌を他の組織へ売り込もうと画策していたが、罠を全て突破したクリスについに追い詰められ企みも阻止されてしまう。クリスの銃弾によって致命傷を負ったことで体内に残っていた特異菌が臨界に達し、巨大な人型クリーチャーとなってクリスに襲いかかるも無力化され、最後は頭部を撃ち抜かれて倒された。特異菌のデータは、組織に送信中にクリスによってサーバー本体が破壊され、阻止された。 謎の老婆 声 - パトリシア・マクニーリー / 田畑ゆり 「ベイカー一家」の“祖母”とされている車椅子の老婆。 一見すると事切れた遺体のようだが、しっかりと生きている。老化により体力が殆ど残っていないのか、眼球運動のみでコミュニケーションを取ることが多い。本館の各所に神出鬼没に現れるが、ただこちらを見つめるだけで害はない。プレイヤーから攻撃を与えることも不可能で、銃器の照準を合わせようとしても強制的に構えを解除してしまう。 その正体は、過去にベイカー家に存在した本物の祖母ではなく、能力の副作用により急速に老化したエヴリン本人。エヴリンは、その強力な能力の副作用として細胞の劣化速度が非常に速く、何もしないと通常の人間の25倍の速度で老化してしまい、精神にも問題を来たしてしまう(どちらの副作用もエヴリンが胚〈胎児〉の時に菌に感染させられた事による遺伝子の変異によるもの)。そのため、劣化を抑え込む薬品を定期的に投与する必要があった。しかし、ベイカー邸へ逃れて以降は薬の投与が出来なくなって劣化が抑えられなくなり、3年(正確には劣化現象が始まって僅か1年ほど)という短い月日で現在の老婆のような姿へと変わってしまった。作中で所々に現れる少女の姿は、彼女が感染者に見せている幻覚である。 作中で家族写真を見ることが出来るが、そこに「祖母」の姿は写っていない。また、序盤の廃屋で発見する老婆だけが写った写真の裏に識別番号と思われる数字が書かれているなど、序盤からその正体に関しての伏線が張られている。 E-001エヴリン 声 - ポーラ・ローズ / 諸星すみれ 本作の事件における中心的存在。見た目は10歳前後の少女だが、その正体は、人間の胚に特異菌を組み込んで培養して生み出された「B.O.W.(生物兵器)」。 「敵を殺すことなく支配下に置く兵器」というコンセプトで複数開発された被験体の中で、唯一全ての課題をクリアした被験体であり、「E型被験体」とも呼ばれていた。カビに酷似した性質の特異菌を体内で生成し自在に操る能力を持ち、それを周囲の人間に感染させることで、最終的には精神と肉体を完全に支配し思いのままに操ることができる。 生物兵器でありながら明確な自我を持ち、性格は歳相応に無邪気。しかし、その精神的な幼さと研究施設で孤独に過ごした経験から、「家族」という関係への歪んだ執着を抱くようになる。支配した人間に対しては擬似的な家族関係を築く行動を取る一方、自傷行為や他者への攻撃を迫るなど残酷な面も見られる。 開発された研究施設に隔離されていたが、敵対組織による強奪情報が入ったため他の支部へと移送されることとなった。両親を装ったアランとミアによってタンカー船で移送されていたが、研究施設での生活に嫌気が差していたことから途中で脱走し、船内でバイオハザードを引き起こし壊滅させた。その後、船が流れ着いた沼地でミアと共にジャックに保護され、以降は自分を保護したベイカー一家を特異菌に感染させて支配した。その後も家族に対する執着は変わらず、ベイカー一家を利用して周辺を訪れる旅行者や浮浪者を拉致、監禁させていた。
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ベイカー一家
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「バイオハザードシリーズの登場人物」の記事における「ベイカー一家」の解説
ジャック・ベイカー (Jack Baker) 声 - ジャック・ブランド、山路和弘(日本語吹き替え) 『7』に登場する「ベイカー一家」の主で、海兵隊の従軍経験を持つ初老の大男。温厚な性格をしており、家族思いである。また、農場を経営しており、民宿を開く夢を持っていた。『7』本編の3年前に難破した船から流れ着いたエヴリンを保護したがために彼女の能力によって支配されてしまい、以降は「家族」という概念に歪で執拗な思想を持ち始め、また暴力的且つ猟奇的な面が目立つようになり、一家の周辺を訪れる旅行者や浮浪者を拉致しては監禁するようになる。その後、イーサンを拉致して「家族になる」と称しながら監禁することで猟奇的な暴行を繰り返し、イーサンを執拗に追跡し始めるが、ベイカー邸からの脱出を目指す過程で幾度となくイーサンの前に立ちはだかった末にボートハウスで完全にクリーチャー化した状態で襲いかかり、ゾイが完成させた血清を打たれたことで特異菌の活動が停止して石灰化した。その後、イーサンの精神世界内に正気を取り戻した状態で現れ、イーサンにエヴリンの正体とベイカー一家が豹変した経緯を打ち明けた後はエヴリンを止めて家族を開放してほしいと懇願した。その後はクリーチャー「スワンプマン」となって再登場し、親としての意識を本能的に持っていたためにゾイをベイカー邸へ連れ去ろうとしており、ゾイを助けようとする兄のジョーに何度となく立ちはだかる。その後はジョーからゾイを連れ去り、途中で出会ったアンブレラの隊員たちを殺しながらベイカー邸へ帰宅するが、AMG-78を装備したジョーとの勝負の末に最大出力のパンチを受けて頭部を破壊され、最後は特異菌の活動が停止したことで石灰化した。 マーガレット・ベイカー (Marguerite Baker) 声 - サラ・コーツ、伊沢磨紀(日本語吹き替え) 『7』に登場するジャックの妻の初老の女性。家族として招かれた者に甲斐甲斐しく「手料理」を振る舞うなど、一見温厚であるかの様に振る舞うが、その実はヒステリックな性格で、ふとしたきっかけで気性が荒くなり、苛立つと常に暴言を吐き、特に自分の手料理を蔑ろに扱う者に対しては激しく激昂する。ジャックと同様に本来は温厚な性格だったが、エヴリンによって完全に支配された後は彼女からもらった物を祭壇で祀ったり、自らの操る虫を我が子のように可愛がるなど、過剰なまでの家族愛を抱くようになる。その後、旧館でイーサンを追跡するが、最後は特異菌の活動が停止したことで石灰化して崩れ落ちた。 ルーカス・ベイカー (Lucas Baker) 声 - ジェシー・ピメンテル、佐藤せつじ(日本語吹き替え) 『7』に登場するジャックとマーガレットの長男。軽薄な態度が目立ち、また素行が悪いが、発明大会で入賞するなど幼少時から機械工作などの才能に恵まれており、現在も自分の家にあらゆる仕掛けを施している一方で、幼少時に友人を自室に仕掛けたトラップで殺害するなどエヴリンに精神支配される前から残虐な一面を持っており、それでも家族には常人を演じていた。また、エヴリンに精神を支配されていたことに嫌悪を抱きつつも同時に与えられた力を受け入れており、普通の人間に戻ろうとするゾイを侮蔑していた。最初こそはエヴリンに支配されていたが、後にある組織によって血清を打たれたことで異様な再生能力は残しつつも精神支配から自我を取り戻しており、エヴリンに支配されているように装いつつも彼女の観察を行うなど組織に協力し、ベイカー邸の地下に隠された研究室の一室で秘密裏に組織とやり取りをするようになる。その後は父であるジャックに拉致されてきた人間を幾人も自作のトラップで嬲り殺しにしており、イーサンもその餌食にしようとしたが、全ての罠を突破されてしまい、そこから逃げ出した。その後、ベイカー邸から逃げ出した後はパーナビー廃鉱最深部にあるコネクションの研究所に逃げ込み、先行したアンブレラの隊員数名を人質に取ってクリスを罠に誘い込んで始末しようと画策する。その後は組織から派遣された職員たちを皆殺しにした上で組織すらも裏切って特異菌を他の組織へ売り込もうと計画するが、そこを罠を全て突破したクリスに遂に追い詰められ、企みも阻止されて致命傷を負わされる。その後、体内に残っていた特異菌が臨界に達したことで巨大な人型クリーチャーとなってクリスに襲いかかるも無力化され、最後は頭部を撃ち抜かれて倒された。 ゾイ・ベイカー (Zoe Baker) 声 - ジゼル・ギルバート、小林ゆう(日本語吹き替え) 『7』に登場するベイカー一家の長女で、ルーカスの妹。他の一家と同様にエヴリンの特異菌に感染しているが、完全なる精神支配を受けておらず、ミアの残した手紙から3年もの間は一家から脱出するために血清を求めて探し回っており、そこへ妻のミアを探してやってきたイーサンに目を付け、彼に助力してもらおうとベイカー一家に拉致された際にイーサンの切り落とされた左手に応急処置をすると同時にコデックスを取り付けた。その後、電話などでイーサンを援護しつつも血清を作るために「D型被験体」の頭部を回収したが、その途中でルーカスにボートハウスへと連れ去られ、後にイーサンに救出される。その後は血清を2つ精製し、それでも片方はジャックを止めるために使用してしまったため、ミアに血清を使用したルートで絶望しつつも後で助けを呼ぶと告げたイーサンたちを見送った。その後、エヴリンによってほぼ全身が石灰化させられてしまうが、ジョーに投与された治療薬とイーサンの要請で助けに来たクリスたちに保護されて治療を受けたことで体内から特異菌が排除され、ようやくエヴリンの呪縛から解かれることとなった。 『ヴィレッジ』では新聞記者としてベイカー邸事件のファイルを作っており、隠蔽されて愕然としたことや2年後にミアからお礼の手紙がBSAA経由で送られて喜ぶもクリスがミランダを調査していたことを知り、事件がまだ終わっていないことを知る。 ジョー・ベイカー (Joe Baker) 声 - ゲイジ・マーベリック、廣田行生(日本語吹き替え) 『7』に登場するジャックの兄で、ゾイの伯父。頑固且つ融通の利かない性格の悪さと世間から離れて近況に疎い面があり、ゾイを救出に来た隊員の説明を信用せず結果的に見殺しにしてしまったり、近隣に住みながら3年以上もベイカー邸の異変に気付かずにいたが、反面では弟のジャックに負けず劣らずの家族愛があり、姪であるゾイのことを大切に想っている。ベイカー邸近く湖畔の小屋で孤独に自給自足生活を送っているため、秀でたサバイバルスキルを持っており、拳だけでモールデッドを退けてしまうほど腕っぷしが強い。また、野生の百足や芋虫、ザリガニといった生物を捕まえては生で食すなどワイルドな一面を持つ。ゾイを救うために治療薬を求めて奔走し、治療薬を手に入れたところでスワンプマンによってゾイを連れ去られてしまった上にゾイを連れ去ったスワンプマンがジャックであることを知って動揺するが、ゾイを救うためにジャックとの対決を決意し、逃げ込んだ先のベイカー邸で激しい肉弾戦の末にジャックを倒す。その後、ゾイに治療薬を使用して目を覚まさせることに成功し、助けに来た新アンブレラ社の治療を受けたゾイに「ジャックは最後までお前を愛していた」と告げた。
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