本編に関わりのない登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 16:52 UTC 版)
「ファイナルファンタジータクティクスの登場人物」の記事における「本編に関わりのない登場人物」の解説
ファイナルファンタジータクティクス本編に全く関わらない人物や、時間軸に全く存在しない人物。当然、サブイベントを含めたストーリー中には登場せず、ブレイブストーリーでもその存在を確認することはできない。 怪盗ゼロ 「儲け話」に登場する不正を働く貴族のみを標的にしている義賊で、別名「闇の貴公子」とも呼ばれている。予告状を送りつけ、得意の変装で屋敷に潜り込み、華麗に財宝を盗み出す。財宝の他に貧しい人々に分け与えるために現金と絵画も同時に盗むが、財宝に関しては目的の品でないとわかると嘲笑うかのようなメッセージと共にその場に残して立ち去る(彼が残した財宝が「儲け話」の報酬となる)。彼の真の目的は畏国に伝わるマシュマー金貨であり、その金貨を作り出した人物の孫であるシェイラ嬢の「他界した祖父の元に金貨を返してあげたい」との思いを叶えるための行動であることが後に判明する。最後に「この世に混乱ある限り、人の希望がある限り、ゼロは再び現れる!」との言葉を残し、姿を消した。 ミニマム伯爵 「儲け話」に登場する貿易都市ドーターに住む富豪貴族。 彼からの依頼は主に開けられなくなった屋敷や金庫の扉を開けてほしいという内容である(原因は硬貨や財宝の詰め過ぎや装飾品の重量オーバーによるもの)。社会奉仕を生きがいとしており毎年レッドウィング募金に多額の寄付をしている。そのため、この時代の貴族にしては珍しく民衆から絶大な支持を受けており「伯爵ならば腐敗した貴族社会を立て直すことができる。」と期待されていた。しかしながら伯爵の最後の依頼の際、開けた扉の先の地下室から伯爵が不正に蓄えてきた大量の硬貨と裏帳簿の存在が発覚、長年隠されて来た伯爵の悪事が暴露される結果となり、民衆からの信頼は失われ出馬を予定していたドーター市長選挙での当選は絶望的となった。 ウイユヴェール ある財宝を見つけることで読むことができるサウンドノベル「ウイユヴェール」の主人公。パブロという男を暗殺するためにシモーヌという偽名で接近している。このサウンドノベルは「おまけ」ではあるが、複雑な設定に膨大な分岐と多くのエンディングを有する作品である。サウンドノベルはこれの他に3編存在する。 森のクマさん サウンドテスト(ゲームを始めから開始する際にラムザの名前を「BGMききたい」にすると突入する)の曲目のヘルプメッセージで描かれる小話の主役的存在。実は『FFT』は彼を主人公とした心温まるファミリーアドベンチャーであったという(当然、嘘である)。普段は心優しいらしいのだが、キレると闘争本能を剥き出しにし、周りの人間を皆殺しにしてしまう。人間の彼女がいるが、毎回クマさんの暴走に巻き込まれて殺害される。後に野生に帰って人間を見境なく襲う(その際、アウトオブ眼中と死語を発する)ようになったところで第一部が終了する(第二部には続かない)。 本編の殺伐とした雰囲気に反して、あまりにも壊れた物語が展開される。
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