強化型C-ウィルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:35 UTC 版)
「バイオハザードシリーズ」の記事における「強化型C-ウィルス」の解説
『6』本編終盤にて登場。色は赤色。 C-ウィルスにジェイク・ミューラーの血を混合させ、強化させたもの。作中の文書ファイルでは、「強化C-ウィルス」と表記されている。 こちらは通常のC-ウィルスと違い、サナギ化の過程を経ることなく肉体を変異させる作用を有し、更に驚異的な不死性を備え、なおかつ知能の低下が見られないなどの特徴が存在する。また、強靭な精神力があればウィルスを制御することも可能で、投与された個体によって変異した後の姿は異なる。事実、投与されたシモンズはレオンたちへの復讐に燃え上がり、獣や爬虫類を模した姿などに何度も変異を繰り返しながら復活し、自我や知能の喪失が見受けられず、カーラは不定形の泥のような姿に変異、エイダに成り代わろうとする意思と、シモンズに対する激しい憎悪によって辛うじて自我を保った状態となっており、ピアーズ・ニヴァンスは右腕が電撃を放つ異形の腕に変異、窮地に立たされたクリス・レッドフィールドを助け出すという強い使命感を持っていたため、肉体が侵食されながらも最期まで理性を保っていた。なお、強化型C-ウィルスは生成方法自体が難しい上、それを知るのはカーラのみであり、その彼女もこのウィルスで変異を遂げた後に本物のエイダに打倒されて死亡したため、今後世にこのウィルスが出回る可能性は非常に低いとされている。
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