八人将とは? わかりやすく解説

八人将

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 21:17 UTC 版)

マギの登場人物」の記事における「八人将」の解説

シンドリア王国内で最強八人戦士で、その内七人シンドバッド眷族有事には先頭立って戦い、シンドリアの守護神として国民人気が高い。その下には八人将に次ぐ強さ特殊な戦闘能力を持つ直属戦闘部隊がいる。八人将の内、ヤムライハ・シャルルカン・ピスティ・スパルトスは同盟国からの食客である。また、ドラコーンヒナホホジャーファルの3名は既に半分眷族同化している。 最終章では食客達は自国戻って国家元首就任している。 ジャーファル 声 - 櫻井孝宏 八人将の一人シンドリア王国政務官シンドリア商会会長室長。元暗殺者。 年の割に童顔であり、白い肌とそばかす特徴普段から袖余り官服着ているため、私服14歳時にシンドバッドから貰った一着(もう小さくて着られないだけしか持っていない。暗殺組織出身で、出会った当初シンドバッド差し向けられ刺客であったが、今ではシンドバッド対し高い忠誠心持ち、彼を侮辱した人間には我を忘れて殺意を向けるほど。だが、一方でシンドバッド奔放ともいえる行動頭を抱えたり、時には卒倒しそうになったりと気苦労が絶えない。王であるシンドバッド例えどんな道を進もう付き従うことを明言しているが、一方でシンドバッド目的のための手段として利用されている者(紅玉など)に対して少なからず心を痛めているような節も窺える普段穏やかな性格だが、怒りっぽい所がある。また、子供に対して甘やか傾向にある。25歳26歳27歳30歳身長172cmで体重65kg。趣味仕事で、仕事が切れると蕁麻疹が出る。好きな食べ物コーヒー嫌いな食べ物は酒。好きなタイプはシンドリアに貢献してくれる女性嫌いなタイプ忠誠心のない従者特殊な暗殺術名手で、眷属器である2本の縄鏢武器使い相手縛って捕まえることもできる。それを基本スタイルとして明晰な頭脳巧み戦術で戦う。また、わずかなの色や匂いにも気付くなど、研ぎ澄まされた非常に敏感な感覚の持ち主外伝では食用に捌いたりとサバイバルに強い一面覗かせている他、特殊な孔を突き自分意思一時的に仮死状態となる技も使っている。 バルバッド赴くシンドバッドマスルールと共に同行している。アラジン達をシンドリアに招いた際には、友人失った彼らを励まそう御馳走してアラジン・アリババの2人激太りさせた。夏黄文上述嫌いなタイプ当てはまるため、彼が紅玉利用してシンドバッドを陥れようとした計画露呈した後に夏黄文に唾を吐くほど敵意露わにしていた。 最終章では八人将で唯一シンドバッド元に残りシンドリア商会会長室長務めている。本社に来たアリババ生きていたことに驚きながらもシンドバッドスケジュール調節して彼への面会通した煌帝国鬼倭王国国際同盟から離脱表明した後、シンドバッドにそれを阻止するよう進言するが、遠い未来までも守るために聖宮行こうとするシンドバッド対し築いたものを後の世代に任せることに怯える弱い男だと指摘した上で暗殺者時代口調戻って「王の器としての自分限界から目を背けるな」と叱責した。一連の事件後も聖宮と共に消滅したシンドバッド帰還信じて待ち続けている。 外伝にも登場11歳12歳13歳当時11歳の子供ながらにパルテビアの暗殺集団シャム=ラシュ筆頭務める。シャム=ラシュ風習で同じ組織属していた両親殺しており、それが原因で「堕転」が進行していた。口汚く部下にもかなり高圧的で、礼儀正しい青年となっている現在からは想像つかない性格をしている他、食事をよく噛まずに食べていたせいか成長遅く、キキリクやマスルールといった年下面々身長抜かれストレス感じることもあった。ドラコーン率いシンドバッド追跡部隊加えられイムチャックシンドバッド寝込みを襲う敗走するその後ドラコーン部下達と共に「ブァレフォール」に挑む。ブァレフォールの最後の試練の後、ファーラン魔法道具により部下のヴィッテル・マハド共々魔獣にされるが、シンドバッド達によって救われる同時に「堕転」からも解放されシンドバッド仲間になったシンドバッド部下となってからはルルムを師に読み書き計算礼節を学ぶ。慣れない勉強四苦八苦しながらもルルム厳しく愛情満ちた教育を受け、次第心を開いていく。後にルルム産んだキキリクの子守りをすることになり、当初邪険に扱っていたものの、レーム帝国ナーポリア近郊で剣闘場から逃げ出したマウレニアヒヒから「キキリクを守りたい」という気持ちによりシンドバッド2番目の眷族として目覚めたシンドバッド奴隷としてマリアデル商会に捕えられた際には、ルルム助言を受けラシッド力を借りるためにレマーノ向かい、そこでシンドバッドを救うための一つヒントを得、ルルムと共にマーデルを自分達が嵌められたのと同様の罠に嵌め無事にシンドバッド身柄取り戻したシンドバッド起こした暴動の後、皮肉にもマーデルと同じやり方奴隷達を操り犠牲者出したことで半ば自暴自棄陥ったシンドバッド対しかつての口調戻って叱責した。旧シンドリア王国建国時には八人将として認定される式典失敗後の撤退戦では国民避難助けていたが、元上司シャカ襲撃され右腕失い苦肉の策で敵を押さえつけたヴィッテルマハドごと眷属器魔力倒そうとする。止め刺しきれず部下2人落命するも、眷族同化果たし失った右腕再生させ、その力でシャカの首を切断して勝利する名前の由来アッバース朝宰相ヤフヤー・イブン=ハーリド次男ジャアファルから。双蛇鏢(バララーク・セイ) バアル眷属器。2本の縄鏢それぞれの形をした電撃を纏わせて攻撃する。鏢全体電流流れ触れたもの全ての動き封じ電撃によるダメージ与える。 技 鏢操術(ひょうそうじゅつ) シャム=ラシュ暗殺術技。外伝使用魔力操作で2本の縄鏢自在に操り相手を貫く。 マスルール 声 - 細谷佳正 八人将の一人モルジアナと同じファナリス赤髪短髪の男性。普段からあまり話さず、無表情かつ無愛想シンドバッド先輩に対して語尾に「〜っスね」と付けるなどの敬語を使う。小さい頃はレーム流行っている格闘競技戦士である剣闘士剣奴)だった。私室与えられているが、頻繁にそこから抜け出す。よく先輩であるシャルルカンに絡まれるが、尊敬する人物の言うことしか聞かない(現在言うことを聞く確定している人物シンドバッドジャーファル)。一方でシンドバッド一人全て背負い込んで事を決めるのには疑問抱いている。20歳21歳22歳25歳身長195cmで体重105kg。趣味昼寝好きな食べ物は肉全般嫌いな食べ物はなし。好きなタイプは胸がでかい女性嫌いなタイプはうるさい人。子供弱点ファナリス故に魔力量は少ないが、桁外れ身体能力生かした肉弾戦を得意とするまた、剣闘士だった名残りで腰に大剣外伝ではより巨大な大剣武器にしていた)を差しているが、奴隷時代思い出すので特別な時しか使わず、腕も当時より鈍っている。 バルバッドから自国帰還した後はモルジアナ武術師匠として彼女の指導行っており、モルジアナが「ザガン攻略後にアラジン達を襲ってきたアル・サーメンズルムッド殺されそうになった時には本気で怒り、彼を撃破したモルジアナとはよく兄妹間違われ、彼女か直接言われたことこそないものの本当の兄のように慕われており、後にモルジアナアリババ眷族として思い悩んでいた時には眷族役目は「どんなことになっても主の精神的な敵にならずに居られるか」と諭していた。 最終章ではシンドリア商会では自分仕事がないと判断したこと、白瑛(アルバ)が側近となったことなどからシンドバッドの元を離れレーム帝国ファナリス兵団身を寄せている。2人の妻を娶り、4児の父となっている。レーム帝国訪れたアリババ再会し、ティトスの元へ連れて行った外伝にも登場7歳8歳当時7歳の幼い子供にしてマリアデル商会奴隷だったが、ファナリスとしての誇り持っていたことから心底からマーデルの「子供」にはなりきれておらず、他の奴隷とは違い重り付いた足枷嵌められ剣闘士として働いていた。リア・ヴェニス島100人以上の剣闘士倒しており、特別試合シンドバッド戦い彼を一撃沈めた自身の姿を見て誇り取り戻したシンドバッドから自分生きる世界選択するように告げられ、他の奴隷達を率いて反乱を起こす奴隷から解放されてからは自身異質であるという自覚から単独行動していたが、ヒナホホ体を張った説得心を開く自身故郷見たい願い持ち暗黒大陸への旅に同行する。そこで辿り着いたトラン村長から暗黒大陸ファナリスはもういないことを告げられ、シャルルカンと共にトランの民奴隷にしようとする奴隷商人捕まえた後もう故郷戻らないことを決意しシンドリア商会戻った旧シンドリア王国建国時にはジャーファルやシャルルカンよりも背が伸び、八人将として認定される建国式典失敗後はルルムと共に避難民のために行動し、彼女の戦死後その場シャム=ラシュ戦い続けた名前の由来アッバース朝5代目カリフハールーン・アッ=ラシード仕えた首切り役・マスルールから。金剛鎧甲(バララーク・カウーザ) バアル眷属器電流によって筋収縮リミッターを外す金色の鎧。ファナリスとしての力を最大限発揮することができるが、筋肉への負担大きく使用後には動くこともままならない。よって使用はその発動が必要とされる時かマスルール激情駆られた時のみである。 ヤムライハ 声 - 堀江由衣 八人将の一人ムスタシム王国出身。新マグノシュタット学院学長。 黒い三角帽子被り水色ロングヘアを胸の前で結んでおさげにした巨乳美女魔法には強い思い入れプライドがあり、剣士であるシャルルカンとはしょっちゅう喧嘩をしている。魔導士としての腕はまさに天才だが、教え方が大雑把教え子適性より自分好み優先するなど、指導者としての腕前微妙な所。意中相手の前では魔法話し出来ない緊張するため、ピスティからは「魔法使い男の人付き合えばいい」と提案されていた。寝起きに弱い。23歳24歳25歳28歳身長160cmで体重49kg。趣味魔法アイテム収集好きな食べ物は酒で嫌いな食べ物コーヒー好きなタイプヒゲ年上男性嫌いなタイプ魔法バカにする人。 珊瑚真珠出来た持ち、主に水の魔法使用する。耳と胸着け貝殻の形をした装身具全て自身発明した世界で唯一の魔力蓄蔵装置となっており、普段から身につけておくことで魔力蓄え組み合わせ次第では大魔法発動するともできるまた、シンドバッドと共にシンドリア上空を覆う「防御結界」と「転送魔法陣」を発明している。 魔導士だったがために両親から捨てられ処分されそうになっていた所をマグノシュタットの学長・モガメットに保護され育てられた。かつてはマグノシュタット学院創始以来天才といわれていたが、自身はムスタシム王家忠誠誓っており、10年前反乱の際にはシンドバッドらが手を尽くしシンドリアに保護したアラジンのシンドリア滞在以降彼の魔法師匠となり、アラジンからは「ヤム(おねえ)さん」と呼ばれている。「ザガン攻略後にアラジン達を襲ってきたアル・サーメンとの戦いでアポロニウス撃破した。「黒の神」との戦いでシンドバッドドラコーン七海連合と共に参戦しアラジンソロモンの知恵依り代となっていたモガメットと再会、彼が王宮から自身を攫って育てたことを謝罪されるが、「私は幸せだった」と返しモガメットが依り代と共に消える際には涙を流したその後、モガメットの意思受け継いだアラジンにモガメットの託した最終章ではマグノシュタットの学長就任未だ良縁には恵まれず周囲にばかり幸せ訪れることに忸怩たる思い抱いており、とうとう独り身寂しさ負けて子犬飼い始める。復活したアリババ商談持ちかけられ転送魔法陣魔法道具化という物流革命起こしうる研究興味示し共同研究申し出る外伝にも登場当時まだ子供で、バルバロッサ呼び出されたモガメットに同行してパルテビアに訪れており、その帰りシンドバッド達を見かけている。それから2年後自分魔法自分自身誰か利用されることを恐れ学院から脱走その際ヤンバラの元で魔力操作修行をしていたシンドバッド出会い、彼と共にシンドリア商会身を寄せることになる。 イメージ人魚姫魔法 隠者膜(シャラール・マグド) 水蒸気による光の屈折操り他者視界から姿を消す魔法。「集める」「水蒸気変換する」「光の屈折操作する」という3つの命令式をルフ与えることで使うことができる。 真実の水人形劇(シャラール・ラケーサ) 透視魔法一種。血を混ぜ込んだ魔法をかけて人形作り、あらかじめ作っておいた建物模型の中でルフ語りかけ見えないもの離れた場所や昔のことを教えてもらう。 ルフの瞳ルフのひとみ) マグノシュタット学院在学中考案した魔法道具遠隔透視魔法込められており、2人が同じものを持てば大気中のルフを介して情報伝達できる。持つ者の魔力に応じて交信できる距離が変わる。 シャルルカン・アメン・ラー 声 - 森久保祥太郎 八人将の一人。元エリオハプト王国王子エリオハプト王国37代国王。エリオハプト第35代国王・アテンクメン正妻パトラ息子で、第36代国王アールマカンは異母兄浅黒い肌をした銀髪剣士尊敬するシンドバッド真似た服装で、砲丸付いた鎖 を身につけている。楽観的かつ目立ちたがり屋性格だが、剣術修行になると激烈な性格に変わる。勤務時間外は仕事をしない主義終業後にはよく飲みに行く。剣術には並々ならぬ思い入れがあり、ヤムライハとよく衝突しているが、実際に少年時代パルテビアで一目見たヤムライハ一目惚れしている。彼女がシンドバッドに手を出されたと聞いた時は動揺したり、17巻オマケヤムライハ好みタイプ聞き自分の髭を伸ばそうとするなど、彼女を想うようなシーンもある。現在の性格は、ヤムライハ興味シンドバッド向いていることを知り彼の女性対す接し方を見てマネした結果である。一方ヤムライハには心から剣術バカ」と呼ばれており、弟のようにしか思われていない幼い頃にはかっこいい所を見せたいあまり、好きな女の子を剣の鍛錬場連れて行く癖があった。先輩年上)が苦手。21歳22歳23歳26歳身長180cmで体重70kg。趣味宴会好きな食べ物は酒で嫌いな食べ物は肉全般好きなタイプ玄人女性嫌いなタイプ剣術バカにする人。 エリオハプトの王宮剣術達人で、その腕前巨大な南海生物一瞬解体して盛り付けるほど。蛇行しながら隙をついて翻弄する柔軟な捌き使って相手攻撃を外へ受け流すのを得意とする体内魔力の量は少ないため、眷属器一日につき数分しか発動できない。 かつてエリオハプト王国追われ家名継承剥奪された。シンドバッド煌帝国滞在した際、共に付いて行った人物の一人アリババのシンドリア滞在以降彼の新たな剣術師匠となり彼を厳しく指導する(後にオルバ達の師匠にもなる)。「ザガン攻略後にアラジン達を襲ってきたアル・サーメンとの戦いでビョルン撃破したレーム武者修行へいったアリババ自分以外に2人師匠ムーとシャンバル)ができたことを知った時には嫉妬し憤慨していた。 最終章では世界に平和が訪れエリオハプトの内輪揉め安定したことから八人将を辞めて自国戻ってエリオハプト国王となっており、巨大なを体に巻いている。帰国の夢を叶えてくれたシンドバッドには非常に感謝しているが、煌帝国内乱直後に彼が言った「国という、小さなことに囚われずに生きなさい」という言葉には納得しておらず、国王としてその責務を果たす覚悟をしている。「世界ルフ還す魔法」の発動後、エリオハプトに現れ天使達と戦うアリババ前に国王軍率いて現れるルフ還ることが正しいと思いながらも、自分の国を守った先に何があるのかと不安を感じつつ、自分上の剣士成長した弟子との勝負敗北正しいかは分からずともアリババのことを信じると決め、エリオハプトを守るよう頼んで意識失った外伝にも登場当時9歳の子供で、父である第35代国王・アテンクメン死に伴い第一王妃により傀儡として祭り上げられており、現在と比べ物静かな性格だった。幼少故に母親に従っていたが本心では兄との対立望んでおらず、兄弟仲悪くなることに心を痛めながらも兄を王位着かせるためあえて挑発的な言動取っていた。自国訪問したシンドバッド達に母の目を盗んで接触し政情不安を解決するために迷宮攻略頼んだ迷宮攻略後、先王派が失脚したことで国内での立場危うくなり、兄が混乱収めるまでシンドリア商会食客として身柄を預かることになった暗黒大陸への旅では、事情に詳しいトランへの案内役申し出るが、自分より年下マスルール上から目線見られていることに釈然としない気持ち抱いており、奴隷商人捕縛後互いの力を認めた上で自分のこと先輩と呼ぶようにして現在のような関係と性格になったシンドリア王国建国時にはまだ眷属器秀でた能力も無いため仮の八人将として認定される旧シンドリア王国建国式典直前に母が心労体調不良になっている聞かされ一時帰国しており、パルテビアとの戦争の時は仲間の元を離れていた。 名前の由来はオマル・ビン・アル・ヌウマン王と二人の息子シャルルカンとザウ・アル・マカンの物語登場するネマーン王の息子・シャルルカンから。流閃剣(フォラーズ・サイカ) フォカロル眷属器一度放った斬撃を数秒間空間留めることができる細身で黒い刀身の曲刀。さらにその軌道を鞭状にコントロールして長くならせることも可能。 ピスティ・ディアノス・アルテミーナ 声 - 大久保瑠美 八人将の一人。新アルテミュラ王国女王。アルテミュラ女王ミラ末娘見た目アラジン変わらぬ小柄幼児体型少女だが、実はアリババより年上足元には一番好きなの羽を飾っている。その容姿からか、セクシーな女性へ複雑な感情があり、胸の大きさ意義についてモルジアナ語っていた。王宮内には多く恋人がおり、手玉に取っている状態のオオカミ少女嘘つきの意)で、宮中問題の種となっている(一方で女友達ヤムライハのみである)。嘘泣き得意だが、ジャーファルにはもう通用しない18歳19歳20歳23歳身長140cmで体重35kg。趣味は歌。好きな食べ物は甘い物で嫌いな食べ物牛乳好きなタイプこだわり無し嫌いなタイプは特に無し笛を吹くことで動物ルフ波長合わせて懐柔する能力を持つ。が一番懐柔しやすいが、逆に海洋生物は苦手。 アラジン達が第61迷宮「ザガン」に行く時、途中まで同行している。マグノシュタット編後、ついにアラジン身長並んでしまったことにショックを受ける。最終章では八人将を辞めて自国戻り、アルテミュラ女王となっている。 外伝にも登場当時はまだ5歳で、精神的にも幼い子供だったにも拘わらず現在とほとんど変らない姿をしており、巨大操れる力を持っていた。また、この頃から好奇心旺盛積極的な性格だったらしく、シンドバッド一目見て気に入り彼に幸運羽根プレゼントしている。 スパルトス・レオクセス 声 - 羽多野渉 八人将の一人。新ササン王国騎士王ターバンと鎧、白いマントで身を包み、左目を前髪隠している。冷静沈着かつ真面目な性格祖国教義の関係で人付き合いの幅が狭くなりがちで、家族許嫁以外の女性目を合わせるべきではないとされている ため、女性が苦手(唯一自分と対照的な性格であるピスティとは仲が良い)。後述家族以外にも弟がいる。22歳23歳24歳27歳身長179cmで体重68kg。趣味お祈り好きな食べ物精進料理嫌いな食べ物教義禁止されているもの。好きなタイプ明るい人で嫌いなタイプ下品な人。 ランス円形武器持ち槍術を得意とする任務では主にリーチ活かせ商船警護に就いている。 兄・ミストラス死後彼の後任として八人将の地位引き継ぎシンドバッド仕えている。シンドバッド煌帝国滞在した際、共に付いて行った人物の一人最終章では八人将を辞めて自国戻りササン騎士王となっている。 外伝にも登場当時8歳の子供でササン騎士王ダリオス第二子外の世界憧れそのための努力を惜しまないミストラスのことを尊敬し慕っており、彼がシンドバッドと共に旅立つ際には悲しんでいたが、ミストラスから大きくなって立派な騎士になった時に一緒に旅をしようと約束されたドラコーン 声 - 杉田智和 八人将の一人。シンドリア国軍大将軍シンドリア王国第二代国王。元パルテビア帝国軍人。 元々は特徴的な形に整えた緑色長髪 を持つ普通の人間だったが、眷族同化したことで現在は緑色皮膚を持つ竜人のような姿をしている。シンドバッド曰く誠実な男。26歳時に結婚した美人の妻・サヘルがいるが弱点でもある。軍務特技29歳30歳31歳身長226cmで体重202kg。趣味部下教育で、「後進育成」という言葉に弱い。好きな食べ物は嫁・サヘルの手料理嫌いな食べ物アバレオトシゴ好きなタイプサヘル(言わされた)で嫌いなタイプ若い女(言わされた)。 バアル眷族眷属器は左耳のピアス巨大化して口から光線を吐くことができ、同化影響定期的に脱皮する体質になってしまっている。外伝では剣術も得意としている。 最終章ではシンドバッドから国王地位引き継ぎ、シンドリア国王就任している。年に一度シンドリア王国古株達が集まるシンドリア建国英霊達への墓参りでは、八人将の労をねぎらうシンドバッドに対してシンドバッドこそが国と世界のために力を尽くした人間」だとし、他の仲間と共に自分達の誇りだと評した一連の事件後は金属器消滅に伴い同化解けシンドバッド頼りすぎていたことを反省して国の再建目指し頑張っている。 外伝にも登場本名はドラグル・ノル・ヘンリウス・ゴビアス・メヌディアス・パルテヌボノミアス・ドゥミド・オウス・コルタノーン。シンドバッドとは同い年14歳15歳16歳17歳当時身長は158cm。パルテビア将軍家・ドラグル家の末子で、年少ながら西方辺境部隊小隊長務める。秘かに慕っていた皇女・セレンディーネを助けるべく力を求め総勢100名の部隊率いてバアル攻略に臨むが、半数とは迷宮到着時にはぐれてしまい、残り半数迷宮生物攻撃によって全滅したため、シンドバッドと共に行動することになる。バアルとの契約賭けたシンドバッドとの決闘敗れ帰還してからは、失態責任のためジャーファルら3人を率いて海に出たシンドバッド捜索臨み、「ブァレフォール」攻略挑む魔獣となったジャーファル達との戦いでは、ファーラン通して兄・バルバロッサ自身切り捨てられたことを知り、彼からセレンディーネを救うために復讐誓いシンドバッド仲間になったが、迷宮から帰還後に彼女を助け出すべくシンドバッド達と別れ単身パルテビアへ向かう。なお、この時には既にシンドバッド及び世界で最初眷族目覚めており、四天将軍一人ロッターとの戦いで眷属器発動させサヘルと共に彼を撃破するも、半身魔装状態のバルバロッサには敵わず瀕死の重傷を負わされる。しかし、セレンディーネを守るためのさらなる力を求めたことで眷族同化現在の竜人の姿となり、セレンディーネ達を連れてパルテビアから逃亡するその後シャム=ラシュ追われる逃亡生活送っていたが、その異形の姿から周りの者に「化け物」と恐れられ精神的に追い詰められていき、レーム入国して港を目指す中でセレンディーネ達とは別行動取り町の郊外身を潜めていた。しかし、逃亡資金も底をついてしまい、食糧を得るため襲ったキャラバンシンドバッドの冒険書を見つけ、シンドバッド助力を得るためサヘル相談してシンドリア商会辿り着く。そこでセレンディーネを守ってほしいとシンドバッド懇願するが、「お前自身最期まで守るべきだ」と言われる同時にこのような姿になって人間であり仲間認められていたことに涙を流したその後シンドリア商会一員として身を置き、シンドバッド奴隷としてマリアデル商会に捕えられた際にはルルム頼み商会仕事補佐務める。セレンディーネ達が去った後も商会残り旧シンドリア王国建国時には八人将として認定される旧シンドリア王国建国式典直前初代八人将の1人任命され式典失敗によるパルテビア帝国軍との戦いの中で防衛戦から撤退戦移行する戦況対応するべく指揮執り沈みゆく島からの脱出船を守るため、眷族の力で敵戦艦轟沈させる。拳銃型の魔法道具 正式名称不明外伝で「バアル帰還から眷属器発動までの間使用していた。の力を瞬時収束した矢を発射する銃で、収束切り替えることでより力を収束させた貫通力のある雷矢収束弱めた拡散する矢を放てる。前者人体使用すれば神経激痛走り、しばらく動けなくなる。 剛神鱗甲(バララーク・バラシーフ) バアル眷属器外伝発動し、左耳のピアス宿る肉体(主に両腕)を竜の鱗覆い受けた衝撃防いで攻撃転化するまた、電流により神経活性化され筋組織常人ならざる肉体強化ドラコーン与える。 ヒナホホ 声 - 藤原啓治 八人将の一人。新イムチャック首長極北秘境イムチャック戦士青色長髪を持つ見上げるほどの巨漢で、左頬から肩にかけて傷がある。濃い藍色バンダナ状のターバンを頭に巻き生まれた時に親から授かった一族固有の頭飾りの角を付けている。パルテビアとの戦争で妻のルルム亡くし、4人の子供を持つ男やもめ。絵が上手い35歳36歳37歳身長240cmで体重155kg。趣味子供世話好きな食べ物ステーキ嫌いな食べ物は腹にたまらない食べ物好きなタイプは嫁・ルルム故人)で嫌いなタイプ家族大切にしない人。 イムチャック族の伝統的な武器である、アバレイッカクの角から削り出された独特の形状の赤い棍棒武器に持つ。イムチャック人として泳ぎ狩りが得意で、外伝では水中戦において無類強さ発揮し強靭な身体地面抉るほどの怪力持ち主でもある。一方で出身地の関係からか暑さに非常に弱く、アルテミュラのような高温多湿な環境ではすぐに疲れ果てる砂漠高温乾燥気候熱帯気候ほどではないが苦手)。 最終章では八人将を辞めて自国戻りイムチャック首長となっており孫も産まれている。自分シンドバッド比べて国民をまとめる王であることに力不足痛感している。 外伝にも登場当時21歳青年イムチャック族長息子21歳22歳23歳。現在とは違ってかなり気弱な性格で、成人の儀であるアバレイッカク討ち取ることができず、一人前戦士になって幼馴染であるルルムプロポーズすることを望んでいた。シンドバッド協力によって儀式成功させ、「大海のごとく清らかな」という意味の「ヒナホホ」の名を授かる。しかし、止め刺したのがシンドバッドであったために戦士としての自信を欠くことになり、それを知らない周囲から向けられる賛美から生じ重圧に耐えかね、本当戦士になる力を手にするべく単身「ブァレフォール」攻略に臨む。ブァレフォールの元に辿り着いた時はバアル金属器所持しているにも拘わらずさらに力を得ようとするシンドバッド不信感を抱くも、魔獣になったジャーファル達を救おうとする彼を王の器と認めてシンドバッド仲間になり、同時に荒々しく強気な性格変わった帰還後閉鎖予定迷宮勝手に侵入した責任負ってイムチャック去ろうとしていたが、ルルム想いを受けシンドバッドと共にラメトトを説得しルルム結婚する。後に彼女との間に長男のキキリクと双子の女の子儲ける。マリアデル商会崩壊後周囲馴染めずにいたマスルールをかつての自分と重ね彼のわだかまり解いた。「ゼパル攻略ではゼパル試練としてミストラスとの試合言い渡されシンドバッドの「最強の矛」を決め戦い最中シンドバッド眷族として目覚めたシンドリア王国建国時には八人将として認定される式典失敗に伴うパルテビア帝国軍との戦争では、四天将軍ザイザフォン撃破するという戦果上げるも、魔力消耗していた自分助けたミストラス戦死、さらに国民避難誘導行っていた最愛の妻まで喪い眷族の力を暴走させかける。ドラコーン説得落ち着き取り戻し息子達を守るために戦うことを決意し眷族同化した力を振るいパルテビアの艦隊全滅させた。技 一番銛(いちばんもり) 漁の栄誉とされるイムチャック人最大最強攻撃外伝使用。「気」や魔力操作に近い技で、全てのパワー棍棒込めて相手投げつける。後に発動早い分、コントロール難しいとされる素手による「一番銛」も放てるようになる氷海一坤(ガルフォル・ロロムス) ブァレフォールの眷属器外伝発動棍棒穂先大気中の水分凍らせるほどの冷気を纏った巨大な氷の出現させ、一直線に敵を飲み込む。 ミストラス・レオクセス スパルトスの兄で彼の前任の八人将。外伝登場故人詳細ササン王国参照ヴィッテル 元八人将。外伝登場詳細パルテビア帝国参照マハド 元八人将。外伝登場詳細パルテビア帝国参照

※この「八人将」の解説は、「マギの登場人物」の解説の一部です。
「八人将」を含む「マギの登場人物」の記事については、「マギの登場人物」の概要を参照ください。

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