ファナリス兵団
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団長のムーが「アレキウス」の名の下に探し出して各地で奴隷から解放したファナリスで構成されたレーム帝国軍の兵団。総勢22名で、団員には純血種と不純血種がいる。規模としては小隊程度だが、レーム帝国における「人の力」の象徴とも言える部隊であり、全軍が歩兵でありながら魔道士による航空戦力とも渡り合える。また団員は全員、鋼鉄製である金色の鎧を上下に脛に当てている。
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ファナリス兵団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 21:17 UTC 版)
ムー・アレキウス 声 - 宮野真守 ファナリス兵団団長。迷宮攻略者。 長い赤髪が特徴のファナリスの男性。シェヘラザードに心服しており、彼女の剣となることを厭わない。一方でティトスに対してはこの世界のものとは違うファナリスと同じ境遇ゆえかマグノシュタットでの戦いでは辛く当たっていたが、彼がマギになった後はティトスを認め支えている。性格は気さくで、社交界などでは完璧なレーム貴公子ぶりを発揮しているが、友達は少ない。仲の悪いミュロンとロゥロゥには手を焼いている。また、ミュロンによると「ザル」とのことだが、政治的な駆け引きからシンドバッドには下戸だと語っている。家族はミュロン以外にも父と母がいる。29歳→30歳→33歳。身長192cmで体重91kg。趣味は剣舞。好きな食べ物は肉全般で嫌いな食べ物は甘い物。好きなタイプは年上で嫌いなタイプはユナン。 自他共に認める「レーム最高の剣士」。剣闘が特技で高い身体能力を持つが、純血のファナリスではないため腕力的には他のファナリス兵団のほとんどの団員に劣る。また、ファナリス故に魔力量も少なく魔装は一分が限度で、極大魔法を使えば一歩も動けないほどに消耗するため、持久戦を弱点とする。 モルジアナと同じ年の頃には、彼女と同じくファナリスを探すために大峡谷を訪れている。そこでユナンの魔法により「谷のあちら側」の近くに連れてかれファナリスの故郷を目にしたが、同時に自身の「本当の姿」を知り、「谷のこちら側」に残ることを選んだ。 マグノシュタットとの戦争では他の団員と共にマグノシュタットの魔導士達を窮地に追い込むが、マギとしての力を発揮したアラジンに国の端まで押し戻される。本来なら最後までとっておくはずだった魔装を使用してアラジンを追いつめるも、アリババに阻止される。戦争終結後、シンドリアと煌帝国の会談を前にバルバッドに訪れ、そこでモルジアナに自身が経験した「大峡谷の向こう側の真実」とシンドバッドは簡単に他人と対等な関係(同盟)を築くような男ではないことを話した。 最終章ではティトスの側近として彼を護ると宣言するなど以前よりも良好な関係になっており、ネルヴァの反乱抑止で金属器の所持が許されている。バルバトス 第8迷宮の主。狩猟と高潔の精霊。 額に2本の小さな翼を生やし、髪を一筋前にたらした青年の姿をしている。ムーと契約している。アガレスやレラージュと同じく力魔法を操り、生じさせた衝撃を遠くへ飛ばすことができる。金属器はムーの愛用の剣。 魔装では、剣は柄が伸びて三叉戟状になり、髪の色が赤から銀色に変わり褐色肌になって車輪・翼のようなものが足首付近に生えた人馬のような銀色の装甲で下半身が覆われた姿になる。超常の堅さと速度を得ることが出来る。バルバトスの槍剣(バルド・ロムフ) 全身魔装の状態で、武器化魔装による三叉戟を携え、目にも止まらぬスピードで相手に突進する。 バルドロンギネウス 極大魔法。武器化魔装による三叉戟を上空に掲げ、極限まで高められた力魔法を巨大な剣の形にして相手に振り下ろす。 ミュロン・アレキウス 声 - 高垣彩陽 ファナリス兵団団員。ムーの妹であり眷族。 長い赤髪を後に短く結んだ女性。一人称は「僕」で、語尾に「〜なのだ」と付ける。兄の面子を守るために普段は上品な振る舞いを心掛けているが、戦闘中には残虐な姿を見せる。それ故に社交界は苦手。また、ロゥロゥを「脳筋」とバカにする割に、自分もかなり強烈な筋肉思考の持ち主。20歳。身長171cmで体重60kg。 ロゥロゥとは犬猿の仲で、彼からは「インテリファナリス」と揶揄されている。しかし、魔力切れにも拘らずムーと共に戦う彼を止めようとするなど、心底嫌っている訳でもない様子。同じファナリスであるモルジアナと会った時は一目見て気に入り、レームに連れ帰ろうとした。飛衝手甲(バルド・カウーザ) バルバトスの眷属器。拳による衝撃を飛ばし、遠くの相手を攻撃することができる手甲。右手に装着している。 ロゥロゥ 声 - 谷山紀章 ファナリス兵団団員。ムーの眷族。 特徴的な顎鬚を生やし、口の左側が大きく裂けている大柄な男。かつて家族を人質に取られて薬漬けにされ、奴隷として使役されていたため、自身を奴隷身分から解放したムーに忠誠を誓っている。妹がいる。29歳。身長202cmで体重105kg。 レームからカタルゴ間の海峡を泳いで渡ることができるほどの体力の持ち主で、ミュロンからは「脳筋ファナリス」と揶揄される。ミュロン同様、戦闘では残虐な戦い方をする。飛衝手甲(バルド・カウーザ) ミュロンの物と同じ眷属器だが、こちらは左手に装着している。 ヤクート 声 - 松川央樹 ファナリス兵団団員。 前髪で右目を隠した青年。貴族との逆玉の輿を夢見ている。熟女趣味。ロゥロゥ達に次ぐ実力の持ち主。 ラゾル 声 - 諏訪彩花 ファナリス兵団団員。 おさげ髪で顔と胸に傷のある小柄な女性。ファナリス兵団の中でも高い実力を持つ。 マスルール 元シンドリアの八人将の一人。詳細はシンドリア王国を参照。
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